最近、朝の気温は、ノヴァーラ県の中でも低く、北のワイン産地ゲンメよりも低い日々が続いています。

氷点下7℃の明け方、カフェの準備をしていると
ねこのみーちゃんがキッチンのドアを押して、隙間から覗いて、私を呼んでいました。
おなか空いたのかなと急いで行ってみると、何事もなかったかのように、お皿の上に残っていた食事の続きのカリカリを無心に食べていました。
みーちゃんは、ただ私を呼んでみただけだったようです。

私は、2杯目のカフェを飲んで温まると出発。
日中は、晴れて暖かくなるので、雪は、ほぼ解けてなくなりましたが
日陰の駐車場には、ほんの少し残り、朝は固く凍って黒く光っていました。
無数の星が輝いている朝で、きっと今日も晴れてアルプスの山々がくっきりと見えることでしょう。

通勤中の短い更新です。
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2015年は、雪が降ったものの昨年のように穏やかな冬です。
写真は、雪の降った先週末に送られてきました。
ピエモンテ州ロエロ地方のワイナリーDEMARIEの所有するヘーゼルナッツ畑の様子です。

ヘーゼルナッツ畑

イタリアの仕事の方で、今週イベントを控えていて、どうしてもいつものように、
仕事の帰りにワイナリーまで行くことができず
ピエモンテの人々との日々の様子が少なくて申し訳ありません。

今週末までは電話で生産者の方たちと食品分析結果などから考えて相談することで進めていて
ミラノから夕食前に帰る日々でも、ゆっくりワインの試飲の時間は、いつものようにあります。

週末から3日間に分けて試飲したのは、この2本の自然の味わいのある伝統的バローロ。
1本は、私が輸入しているバローロのシルヴィアさんの家族のワイナリー
Borgogno Francesco(ボルゴーニョ フランチェスコ)の
Barolo Brunate バローロ ブルナーテ 2010(左)

そして、老舗ワイナリー、Cavallotto(カヴァロット)社 の
Barolo Bricco Boschis バローロ ブリッコ・ボスキス 2010(右)
ともに2010年で比較して、違いを確かめながら確認して試飲。
wine

シルヴィアと今年には市場に出荷予定のBarolo Brunate 2011について電話で語る。
私は、同じくブルナーテ(Brunate)の畑からのLanghe Nebbiolo 2011が素晴らしかったので
バローロ2011もとても楽しみにしていることなど話し、シルヴィアとワインの話で夢中でした。

"RIEが2011のランゲ ネッビオーロの残りのワインが全部欲しいと言って倉庫で保管していたわね。"

"でも、もう全部、日本に送ってしまったから、一部のバローロだけで私のスペースはなくなったわ。
長い間、預かっていてくれてありがとう。"

"それが今、まだRIEのスペースのところに保管しておいているものが数百本ある。
きっと必要だと思ってとっておいてあるワインがある。実はね・・・"

それは、、家族や親戚、知人用に白ワインを造っている自然な味わいの白ワインで、オ−ストリアと
私が輸入する他は、すべて家族、親戚で消費していた
Langhe Favorita (ランゲ・ファボリータ)2013のことでした。

収穫年2014の試飲をした上で、まだボトル詰めされていない春以降の入荷は、
ランゲ・ネッビオーロなどと同様の高級なコルクにしたいとシルヴィアに相談中だったワインです。

2014年の夏、このランゲ フォボリータを栽培している、家族が昔から持っていた
ロエロ地方、ソンマリーヴァ ぺルノに0.8ヘクタールの畑は
雹の被害があり、収量が少ないと聞いていましたが、
結果的に2014年のランゲファボリータを販売できる状態にはならなかったと話していました。

シルヴィアとの電話を終わった時、キッチンの窓からの風景は、霧で暗い空が広がっていました。
もう、そろそろ雨戸を閉めようかと考えながら、バローロの2本のボトルを眺め
グラスに注いでみました。
美しい濃いガーネット色でバローロらしい輝きが綺麗で、こんな冬の夜の入り口の時間には
ぴったりだと、とても嬉しく華やかな気持ちになっていくのを感じていました。

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