気が付いたらもう1月の第1週が過ぎていこうとしています。
今月、そして2月の帰国日直前のそれぞれのワイン会で紹介するワインの構成を考えながら
ピエモンテでの日々の暮らしを思い浮かべました。

私の暮らす家は、確かにイタリア、ピエモンテ州北部のノヴァーラ県にあり
そして町の情景も、ワイナリーやブドウ畑、稲作地域の田園風景もすべてが
鮮やかに動きを持って生き生きと目の前に現れながらも
果たして私は、本当にそこに存在していたのだろうか、なんて考えてしまいます。

夜になれば窓から東京スカイツリーのライトアップが見え
東京駅丸の内口周辺を歩けば、通勤していたあのころの遠い過去の記憶が生き生きと蘇り
いつの間にか違和感なく日本での日々を送っています。

それがいつもイタリアに戻る機内で、特にロシア上空を過ぎたあたりで、
逆に東京での時間がまるで夢から覚めたように現実から離れていく感覚が訪れることでしょう。

飛行機の中で急に頭の中が切り替わっていく頃、機内でフランスワインを飲む。
それは、シャンパンであることも、白ワインであれば、アルザス地方のワインを選ぶことが多いのです。

私は、いつも日本のバーでシャンパンに出会う時、ほのかに暗い静かな機内の雰囲気を思い出します。
それは、イタリア、乗り継ぎのドイツ、ヨーロッパ大陸、ロシア上空、日本と
世界の空間を自由に行き来して、異国の空気を感じることのできる時間なのです。

写真は、今回の帰国で訪れた札幌のシャンパーニュ BARでSalon h サロン アッシュさん)

sapporo2

スペインの生ハム(Jamon serrano)も注文。

sapporo

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さて、まだ今日は、これから、まず3か所のワイン会(個人のお客様が主催している新年会を含む)の
ワインを決めなければなりません。
東京、大阪、名古屋といったシチュエーションでピエモンテの空気感や情景が皆さんに
生き生きと伝わるように。

そしてワイン会で皆さんとワインを飲みながら
ああ、やはり私は、ピエモンテで暮らしていたんだと確かな感覚を持つことができるでしょう。

写真は、一時帰国前に立ち寄ったピエモンテ州のワイナリ―で。

morra stefanino


barbera

バルベーラ ダルバ BARBERA D' ALBA DOC 2015 (Morra Stefanino)
ブドウ畑は、無農薬の2へクタ−ルのGranera(グラネーラ)、0.4へクタ−ルの
San Carlo(サンカルロ)の畑のブドウを合わせて使っているロエロ地方の
伝統的な醸造法のバルベーラのワイン。スラオヴォニア産の大樽で6か月熟成

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