この日、私は、メールの仕事がなかなか終わらず、
朝からパソコンの前から離れることができないでいました。
窓からの風景は、いつの間にか夕暮れになろうとしています。

新しい1年が始まり、世の中が動き出したこの時期に、日本に滞在するのは、今年初めてであり
今まで、ワイン、そして仕事を通じて繋がりのある大切な人々にできる限り会っておきたいと思う。
デスクに座ってパソコンの前にずっといるだけでは、イタリアで暮らしている状態と同じになってしまう。
私は、パソコンの電源を切り、急いで駅に向かいました。

湘南新宿ライン、逗子行き。
鎌倉、葉山に行く時にはいつもこの電車で長い時間を過ごすのです。

電車が横浜駅にが近づく頃には、すっかり夜景に変わっていきました。
冬の夜の街がネオンや街の光に照らされて浮かび上がり、
昼間とは、まったく違った雰囲気に包まれています。

北鎌倉を過ぎ、次は、鎌倉。

以前、夜道にお店のある裏路地への入口で迷ってしまったこともあり、少し心配でしたが
すぐに暖かな明かりを見つけ、ほっと心がなごむ。

この明かりを見た瞬間、ヴェネツィアで暮らしていた頃に、運河沿いの道から離れて
路地に入ったところにあるお店のぼんやりとしたオレンジ色の明かりを思い出す。
当時、よく仕事が終わってリド島にある家に戻る前に、いつものところに立ち寄って
赤ワインで過ごす時間が好きでした。
それは、ヴァルポリチェッラ (Valpolicella) であることが多く、
ときどき、霧で寒い冬の夜には、美しく深いルビー色のアマローネ(Amarone)を選んでいました。

今日は、逗子のクラフトビールでなく、やっぱり赤ワインにしよう。

kamakura

赤ワインは、フランス、アルザス地方のワイン Pinot Noir100%
菜の花とアンチョビ炒め

kamakura2

祖餐 (そさん)
神奈川県鎌倉市御成町2-9
0467-39-6140


石井さん、美味しいワインとお料理ありがとう。
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