今日からは、再びピエモンテの田舎での暮らしが始まりました。
明日からしばらくの間、ワインの生産者の方たちにお会いしたり、試飲会が続きます。
それは、このピエモンテの農業地域や生産者さんと自分のつながりを探し求める日々です。

ここでの暮らしやこのワインがどう素敵なのかと自分に説明をすることで
確かな自信と記憶になっていくことに気が付きました。

再び、東京に帰る日までは、今回過ごしてきた東京での日々とは、まったく違った時間を
ピエモンテで積み重ねていくことになります。
同時に自分の中には、別の東京時間が大きく存在していて常に意識せざるをえないのですが
それは、今回、ワインのセールスなど仕事だけの昨年と違い、日本で多くの方と
様々なシチュエーションで出会ったからでしょうか。
その時に、ご一緒した方たちと飲んだワイン、ときどき日本酒やクラフトビールやカクテル。
その時の光景や思っていたこと、そのすべてが一緒に心に刻み込まれ、覚えています。

知り合いの銀座のバーのカウンターで何かワインを頼もうと思ったら
”RIEさん、ワインでなくこんな日本酒は、どうですか。”と出してもらったのはこちら。
山田錦100% ワイン酵母で醸した日本酒。

ワイングラスで

スマートフォンには、たくさんの上空からの写真が残っています。
昨日の今頃は、次第に変わっていく空を眺めながら過ごしていました。

いつもは、スカイマップから北海道上空が過ぎると、すぐにヨーロッパの時間にセットして
気持ちが切り替わっていくのですが、昨日は、ずっと切り替わることなく機内で過ごしていました。
いろいろな余韻があって、あえて切り替えなかったのです。

ミュンヘン、そしてミラノ・マルペンサ空港へ。
アルプス山脈上空を通過後、機内アナウンスは、ミラノ・マルペンサ空港に向けて着陸態勢

lufthansa

マルペンサ空港が近づくころ、街の灯りが静かに輝いていました。

mxp

マルペンサ空港周辺エリアを離れて、一般道に入ると、ところどころ街灯のない道が続きます。
車窓からは、暗い夜の森と田園地帯が広がっていました。

迎えにきてくれた同じ町で暮らしている東欧出身の友人は、私が車に乗った瞬間から
最近、変更になったイタリアの法律のことで、移民に関わるところを夢中でずっと話してくれていました。
そう私もこの国では、この友人と同じように移民なのです。
やがて、ほんやりとしたオレンジ色でライトアップされた古城が現れ、住んでいる町が近づいてきました。

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