北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の農業地域での暮らし。 アルトピエモンテ地方ノヴァーラ県、ゲンメのワイナリーの他、ランゲ地方バローロ、モンフェラート地方、海沿いのトスカーナ州マッサ・カッラーラ県のワイナリー、稲作、養豚、果樹園などイタリアの農業調査の仕事のこと、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃんとみーちゃん。

ピエモンテの景色

秋のオルタ湖とノヴァーラ風リゾット

ブログの更新が遅れてしまいました。。。

現在、稲作、そしてブドウの収穫も終わりに近づいています。
アルトピエモンテ地方でノヴァーラ県のワイナリーでは、まだ品種ネッビオーロの収穫が待っていて
ロエロ地方のワイナリー の家族のルーカからは、最後、ネッビオーロとバルベ―ラの収穫があり
あと1週間で終わる予定だと連絡がありました。

イタリアで過ごす秋の日々は、とても素敵な時間が流れています。
収穫風景を眺めながら過ごす稲作地域で暮らし、夜明け前の田園地帯のウォ―キング、

そして地元で過ごす日々だけでなく、以前住んでいた懐かしいヴェネツィアを訪れました。
アドリア海の魚介類のお料理とヴェネト州のワイン。

ヴェネツィアからの帰りにヴェネト州のワイナリーを訪問しました。
このワイナリーのワインは、現在、輸入しているピエモンテ州のワイン、
トスカーナ州の海沿いのマッサ・カッラーラのワイナリーのワインに次いで
初めてヴェネト州のワインを入れるかもしれません。
そう、できたら早い時期に入れたいです。そう思うワインにも出会いました。

秋のオルタ湖とビエッラ県のワイナリーで過ごした日もあります。

地元の町で3日間だけ行われたビールと南米料理のお祭りで、
メキシコ料理のブリート(burrito)とノヴァーラ県のクラフトビールで
町の友達と過ごした夜の時間もありました。

今日は、それらのスマートフォンの残っていた秋の日々の画像からオルタ湖の風景を紹介。

オルタ湖6

水がとても綺麗で湖の底にある石がくっきり見えるほど澄んでいます。
オルタ湖に生息するスズキ科の大きな淡水魚(Persico )が泳ぐ姿も見かけます。

オルタ湖2

夏のバカンス時期が過ぎると、静かな湖畔の街に戻っていきます。

オルタ湖3

オルタ・サンジュリオの街の市役所。

オルタ湖3

湖畔の街オルタ・サンジュリオから湖に浮かぶ小さなサン・ジュリオ島へ。
島にあるのは、修道院、聖堂です。聖職者がひっそりと暮らす静かな小路

オルタ湖4


オルタ湖5

オルタ湖からの帰りは、自宅から近郊の街の小さな食堂のようなトラットリアで
ノヴァーラ風リゾットのパニッシャです。
ここのパニッシャは、野菜が多く入るリゾットです。
(その隣町は、トマトが使われることが多く赤い色合いのパニッシャです。)
リゾットに使われるブイヨンスープは、まるでミネストローネスープのように野菜が多く
ノヴァーラ地方の昔からの味わいです。

ノヴァーラ風リゾットのパニッシャ(Paniscia)
パニッシャ


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トリノ散策

日曜日の今日も雨。ここ何日間か雨が続いています。
こんな日は、いつまでもねこがワイン箱で作ったベットの中で眠っています。

先週、トリノに出張した時も雨が降ったり、止んだりしていました。
早めにトリノの街に到着して、カフェでプレゼンでセールスする訪日旅行プランの資料を
読み返していました。
いつもは、トリノのカフェで美味しそうなブリオッシュとカプチーノの朝食にするのですが
この日は、集中力が高まるように空腹のままにしておきました。
こんな時は、エスプレッソに少量の泡立てたミルクを注いだカフェ・マキアート(caffe macchiato)

20170322_084943

カフェの目の前は、トリノ・ポルタ・スーザ駅。
私が、初めてトリノを訪れた2005年は、まだ旧駅舎だった頃のことです。
当時は、オリンピックを翌年に控え、この周辺は地下鉄の工事もあり、工事現場だらけでした。

トリノ・ポルタ・スーザ駅で”Edicola→(ニューススタンド→)”と表示のある方向に行き、
バスと地下鉄の1日券(Giornaliero:ジョルナリエロ)5,00ユーロ を購入しました。
いつもは、目的地にタクシーやハイヤーに向かい、その周辺で次のアポイント先まで過ごしたり
ランチにしていたのですが、この日は、1日券を使ってバスや市電を乗り継いで、
アポイント時間の合間のランチよりも街の中心地を散策をする時間にしてみました。

バスの路線に詳しいわけでないですが、中心地方向に行くバスに乗って景色を眺めながら下車。
戻る時は、地図でトリノ・ポルタ・スーザに向かう方角にある近くの停留所の掲示を見て、
停車する地名にCorso Bolzano(駅の目の前の通り)が書かれていたら乗ってみました。
この日は、10番、72番、13番に乗ってみました。

この通りは、Via Giuseppe Luigi Lagrange
歩いて行くと途中に大きなカフェ・レストラン、イータリー(Eataly Incontra)があります。

20170322_120403

古代エジプト博物館のある通り Via Accademia delle Scienze方面。

20170322_120359

サンカルロ広場 (Piazza San Carlo)のすぐ横の通り、Via Maria Vittoria

20170322_120012 (2)


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いつものねこのコーナーです。
もう大きなねこたちなので1匹でもやっと眠るかどうかのワイン6本入り箱、
底には、大きなセーターが入っていてさらに小さな空間なのに、
同じ箱にわざわざ入ってしまったぴーちゃんとみーちゃん。
どうやって体をそんなに小さく丸めたの。。。

neko

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週末は、ピエモンテを旅していました。

ブログの更新が遅れてしまっていてすみません。
週末は、ピエモンテをドライブして農業生産者の方々、ワイナリーを訪れていました。
更新していなかった時期の写真いろいろと紹介します。
一部、Facebookぺ−ジにも掲載した写真もあります。www.facebook.com/WineArt.Piemonte/
霧の向こうはアルバの街。
この日は、へ―ゼルナッツの畑に向かっていました。

アルバを超えて

アルバを超えて2

ランチは、アルバ郊外でピエモンテのチーズのビュッフェ。

チ−ズ2

チーズと一緒に、ピエモンテ産パプリカ(黄色のパプリカと赤いパプリカの2種類)
ワイン用ブドウを潰して煮詰めたジャムCugna' 、そしてリンゴのジャム
 
チ−ズ

先週の日曜日はモンフェラートのオリーブ畑に行き、 モンフェラ−トの品種
グリニョリーノ・ダスティ(Grignolino d'Asti)のワインを買いに。

M2

M1

そして1週間、新しいピエモンテの輸入食材の件で日本に一時帰国していました。

短期間の帰国で、気が付いたら日本での写真がほとんどなく、スマ−トフォンの中には
広島に日帰りで出張していたため、新幹線からの富士山、
あごだしのボトルばかり売っている珍しい広島の自動販売機の写真、
雨の中、東京中央郵便局に行った時、
そして最後に帰国前にいつも食べている空港ラウンジの山菜そば、
ミュンヘンからミラノ・マルペンサ空港に向かう飛行機で、間もなく着陸しますという
アナウンスが流れた直後の上空の写真だけが残っていました。

TOKYO

MXP


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ねこは、今日も元気で、小さないびきをかいて眠っていました。
明日は、トリノに出張。
プレゼンの仕事後、自宅に帰る前に、トリノの街を散策してみます。

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ノヴァーラ県の小さな町でランチ

昨日は、滞在に関する書類に添付されている写真の改訂の手続きがあり、ノヴァーラの街にいました。
せっかくミラノのオフィスを休んでいたので、ノヴァーラで本屋さんに行ったり、
少しの時間、中心地に行こうかと朝から考えていました。

手続きが終わり、建物から出ると、気持ちのいい初夏の1日が広がっていたので、
自宅から近郊の町で、まだ行ったことのない小さなレストランでランチメニューを楽しんで、
午後は、その町に残る古城や田園を散策をしてみようと急に思いつきました。

静かで人の気配の少ない古城の残る町に到着しました。
青空が広がり素晴らしい1日で、時間がゆっくりと流れていました。
お昼の時間だったので、人の気配がまったくなかったのかもしれません。

私の町の近郊は、どこも古城が残っています。
中世の時代のピエモンテ対ロンバルディアの戦いなどがあり、
古城といっても領主の居住する華麗な空間というよりは、要塞で防衛を目的にした建造物です。

20160520_143538

人の気配がないですが、レストランの前には、小さな駐車場があり、数台の車が停まっていました。
中庭のテントの下のテーブルで、楽しそうに食事をするカップルがいたので
小さなレストランの木の扉を開けてみました。
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外の小さな中庭の空間。この横の大通りは、時々、ゲンメからの帰りに車で通過していたのですが
こんな空間が広がっていたことは知らなかったです。

本日のランチは、3種類のパスタから。リゾットがなかったので選んだのは、
野ウサギのミートソースのパスタ。
ミートソースは、トマト味でなく、赤ワインと野菜で煮込まれた野ウサギの味で美味しかった。

Tagliatelle al ragu di lepre
20160520_134756

写真にある茶色の紙袋の中は、パンです。

パスタでおなかいっぱいですが、メインもランチメニューに含まれています。
3種類のメインのうち、お魚のメニューが1種類含まれていたので、これを選びました。

タラのトマトとオリーブ煮込みと数種類、付け合わせの野菜は選べるのですが
キッチンからのローズマリーの香りがしきたので、ジャガイモのローズマリーのローストに。
Merluzzo in umido al pomodoro e olive
20160520_140041

郷土料理のノヴァーラ風リゾットは、ランチでなくディナーであるとのことで、また次の機会に。

この小さな町のトラットリアのノヴァーラ風リゾットのパ二ッシャ(Paniscia)は、どんな味わいでしょう。
同じリゾットでも2厠イ譴芯になると、もう違った味になるので、楽しみです。

レストランを出ると古城近くの木の下にねこ。

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そして帰ってから夕方、アルプスの山々を眺めながら近所の水田をサイクリング。

IMG_8654


水田は、まだ水が入って大きな湖のように広がっている区間もあれば、
すでに小さな稲が出始めたところもあります。

そして、水田の水を抜いてところでは、水が入り始めた頃と同様に水辺の鳥たちが集まります。
町の入り口にある自然保護の小さな森には、サギだけでなく、黒トキもとても多く棲んでいます。

Ibis sacro
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ノヴァーラ県の水田風景

今の季節のノヴァーラ県の水田風景の短い更新です。

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この季節は、夕方に帰宅後もまだ明るい青空が広がっています。

1

水のせせらぎとカエルの鳴き声、遠くに水力発電のモーターの音が聞こえてきています。
水田の中に並ぶ電柱、遠くは、中世ヨーロッパの騎士修道会であるテンプル騎士団の古い教会。

2

近くには、自然保護地域の湿地帯がある地域で、少し地面を掘るともう水が出てくるような土地です。
同じノヴァーラ県でもワイン産地では、地下2,3階と深い位置に
白い石に囲まれた試飲室と暖炉がある地域と異なります。

イタリアをはじめヨーロッパの多くの都市で電線類は地中に埋設されていますが
土壌の関係で、この地域には、電柱が存在します。
特に家から近い水田地域は、地上に架設された電線・ケーブル類を支えているには、木柱になっています。

4月7日のブログと同じ木です。
ついこの間まで新緑の若葉でしたが、もう水田の横の木々も初夏の風景に変わりました。

3


今日もどうか良い一日をお過ごしください。

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ノヴァーラ散策

久しぶりにノヴァーラの街に行く用事があり、のんびりと散策しました。
サン・ガウデンツィオ聖堂(Basilica di San Gaudenzio)の鐘楼に向かって歩いていました。

20160323_105751 (375x500) (2)

Basilica di San Gaudenzio クーポラの高さは121m
IMG_20160323_113136

街の中心地で時間があったので、通りすがりの美容院でカットしてみたり、
市役所でいろいろな情報を眺めたり、お菓子屋さんに立ち寄ったりと
自由でとてもワクワクするような時間が流れていきました。

20160323_164651  (2)

ランチは、グラスワインとノヴァーラ風リゾットのパニッシャ(Paniscia)にしました。
パニッシャは、お店によって、また住む地域によって様々です。

この日は、ノヴァーラの中心地の味を楽しみました。
リゾットがとても優しい味だったのは、おそらくここで使われている赤ワインのバルべーラが
木イチゴ、レッドベリーなどの果物の香りで丸みを帯びたワインだったから。

La paniscia novarese
20160323_121944  (1)


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朝靄

まだ夜明け前の暗い朝、窓の外からは、メルロー(黒歌鳥:クロウタドリ)をはじめ
野鳥の様々な囀りが聞こえてきています。

ねこのぴーちゃんは、私の椅子の下の箱の中でじっとしていて、気持ちよさそうに眠ったり、
毛づくろいしたりとぴーちゃんなりに忙しそう。

私も急いでランチタイムのお弁当を作って、ポットにカフェを入れて、あと30分で出勤です。

続きは、高速バスの中で。
春の朝の短い更新です。

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そして通勤中の高速バスの車窓から。幻想的な風景で思わず撮影しました。
日の出がさらに早くなりました。朝靄のノヴァーラ東出口付近。

ここでは、高速道路を出た停留所になり、バスが高速出口に向かう緩やかなカーブの坂を走行。

20160319_154206  (2)

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土日の夕方に近所を散策。
春の田園の様子です。

小さな用水路の横に菜の花が咲き始めました。
奥にいつも黒米を買う稲作農場。

20160319_154206  (1)

そして更に奥に進むとピエモンテ州の自然保護地域。
稲作農家の友人、ヴィクトリオの古い農場に向かう道。

20160319_155235  (2)

春になるとこの用水路のせせらぎが絶えず聞こえてくるようになります。
まだ少ないのは、アルプスの雪解け水がこないからというわけだけではなく、
この地方の水を管理する協会で水量をコントロールしているのです。

ヴィクトリオをはじめ、それぞれの農場では、水田に必要な水を購入するわけで、
とてもこの料金がかかると話していました。

20160319_155418

ここは、昔、この地方の水田を持つ領主の館でした。
近くにローマ時代のものだと言われているレンガが水田の中に残っています。

今は、この敷地内にヴィクトリオが大切にしている11匹のねこが暮らしています。
ねずみを取ってくれるとのことだけれど、いつもねこの食事を車で運んでいるから、
本当にねずみを取ってくれているのでしょうか。

20160319_155235  (1)

そして夕方、家の大きな門の前で待っていた教会前のぴーちゃん。
いつも元気でいてくれて楽しい時間をありがとう。

ぴ−ちゃん

今日は、少し早めにオフィスを出て、ワインのセミナー、そして試飲会です。
有意義な時間を過ごせるようにと、昨日、ワインの品種の本を読み直していました。

それでは、どうか今日も良い1日をお過ごしください。

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バルバレスコのブドウ畑から

今朝は、暖かく感じましたが、駐車場の車は、どれも真っ白でドアまでも凍っていました。

大通りには、まだクリスマスのイルミネーションが取り付けられたままですが
点灯することなく、真っ暗な夜明け前に深い霧が立ち込めていました。
左右に大きな一軒家が続き、それぞれの家にあった鮮やかなイルミネーションは片づけられ
やがて大通りを過ぎて隣町に向かう街灯のない道が続きました。

クリスマスに向かう冬の時期と違い、1月は、静寂で霧の日は、目に映る色彩がモノトーンになり
農閑期で眠る田園風景が広がっています。

バスの運転手さんも毛糸の帽子をすっぽりと被り、手をこすって温めながら出発を待っていました。
手を上に伸ばして真っ暗な車内の読書灯を点けて、スマートフォンを取り出す。
高速バスの車内がとても暖かくてこのまま眠ってしまいそうです。。。

通勤中の短い更新です。

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冬のブドウ畑の風景です。
(バルバレスコのワイナリー GIUSEPPE CORTESEのテラスから Rabajaの畑)
朝は霧で覆われていましたがお昼になると気温が上がり、霧が晴れて
目の前に冬のブドウ畑が現れました。

2 (2)


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ランチは、ピエモンテ料理の1皿。茹でたちりめんキャベツに具をつつみ、巻いて、
オリーブオイルとバターでこんがりと黄金色に焼いたカプネット
そして赤ワイン ドルチェット・ダルバ(Dolcetto d'Alba)のグラスワイン。

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この日は、ランゲ地方のワイン産地のオステリアでのカプネット。
中の具は、アーモンドや豆類、挽肉などが入っていました。
地元ノヴァーラ県のアグリツーリズモのレストランでは、ここにノヴァーラ地方のサラミ、
お米をゆでたもの、玉ねぎ、セロリなどで、同じピエモンテでも地域によって、またレストランによって中は様々です。
日本のロールキャベツに似ています。

バルバレスコで出会ったねこ。

3



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帰国前に

今、フランクフルトの空港で、東京羽田空港行きのANAの搭乗待ちです。

帰国直前まで、車でピエモンテを走り回っていました。

霧で、視界がまったくなくなってしまうような日もありました。
以前、私がヴェチェッリの教習所に通い、まだ運転を始めたばかりの頃
地元のバスの運転手さんから、
”霧を怖がってはいけない。じっと目を凝らして、その正体をつきとめるようにすることだ。”
と言っていたことを何度か思い出しました。

真っ暗な夕方に、前方からライトに照らされドライアイスのようにまとわりついてきた霧の正体を
私は、はっきりと見たような気がしました。

霧でどこか暖かいそんな冬の日々です。

暖かい冬で、このままでは、小麦が心配です。
本来なら寒い季節にじっと待ち、3月中旬になってぐっと成長するのですが
暖かい冬で大地が凍らないため、早くに成長してしまい穂がとても小さいものになる可能性もあります。

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帰国前に訪れたモンフェラート地方の午後遅くから夕方にかけての風景

ワイナリーのアランは、酪農家でもあり、そんな彼の造るヤギのミルクのチーズを買いにいきました。
そして来年のワインの輸入の相談。
その後、オリーブ農家へ。すでに日本に向けて出発するオリーブオイルが揃っていました。
オリーブ農家に行く途中、ヤギと羊の群れに出会いました。

20151222_144818

チーズの販売所の前には、ロバ。

20151222_151927

車で丘をゆっくり下っていると、今度は、遠くに移動した羊とヤギの群れに出会いました。
ベルの音、メェーと鳴き声が丘にこだましていました。
”素晴らしい。。。”と思わず声に出していました。

後方から車が来ないことを確認すると車の窓を開け
モンフェラートの夕暮れの風景をしばらく眺めていました。
今日も生きていて幸せだったと心から思った夕方。

モンフェラート


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そしてノヴァーラ県。稲作農家の友人グイードとマリアのアグリツーリズモのレストランに立ち寄りました。
この日は、グイードの親戚の家族の92歳のおばあちゃんのお誕生日の食事会でした。

20151223_150432

本来は、アグリツーリズモのレストランでは、お魚料理はないですが
家族の特別のメニューでおばあちゃんが好きなお魚のお料理のコース。

私は、立ち寄っただけでしたが、ひきとめられて、魚介類のサラダをいただきました。

20151223_135459 (1)

日本は、もう25日。ヨーロッパでは、まだ24日。
クリスマスは、機内です。
あと15分で搭乗開始。それでは、どうか素敵な年末をお過ごしください。
行ってきます。

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宇都宮でワイン会のお知らせ

再び、日本に帰国の日が近づきました。
冬のピエモンテの風景をお届けします。

ランゲ地方ラ・モッラの丘から。
この丘からバローロの友達のシルヴィアの家族のワイナリーも眺めることができるのです。

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丘を下ってバローロとラ・モッラの境界にあるワイナリー ボルゴーニョ・フランチェスコで。
白トリュフ犬と背景に冬のブルナーテの丘のブドウ畑。
奥に見えるワイン倉庫の一角に、日本に輸入を待っているワインの一部を予約、保管してもらっています。

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こちらは、バローロ、そしてモンフェラートからノヴァーラ県の稲作地域に戻った時の写真です。
この地方の冬の長い夜の時間の日々がやってきました。
冬の夕暮れの田園地帯は、静寂で、何かが無限に広がっていくように感じられます。

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自宅前の教会のクリスマスのイルミネーション。
町の大通りと教会前に、この白と青の星がペンダントのように飾られています。
3

17時半を過ぎると、町のバールには、高校生の男の子たちが集まってきました。
この日は、高校生の中に小さなモリスくんも混じっていました。

2

モリスくんが、" 君のために作ったんだ。あげる。"といって渡されたものは、
国籍不明の女の子のシールが公園の絵をバックに貼ってあるものでした。
モリスくんにとって、この女の子が私に似ているらしいのです。

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バールには、いつも夕方から夕食前までの時間に多くの人々が集まり、
やがて夕食の時間になるとそれぞれが家に帰っていきます。
冬になり19時から20時にはもう閉店で、バールの明かりが消えると
静かな霧の夜の時間となり、まるで町全体が眠ったように人通りもなくなるのです。

一時帰国をして東京で過ごしている時間に、この町の空気と光景を思い浮かべると
それは、いつも夢の中の出来事かのようにはるか遠くに感じられます。
本当にこの町に自宅があるということさえ実感できなくなってしまうのです。

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日本滞在中の想い出。
いつも素敵なメニューでいっぱいです。

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シェフとマダム

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GUSTO グストさん
栃木県宇都宮市千波町17-11 SOCO1F Tel.028-348-2088
(休) 日曜日、第1、3月曜日


【お知らせ】
GUSTO グストさんで12月29日(火)の【ピエモンテワインを楽しむ夜】を開催します。
時間は17時〜20時まで開催します。ご入店は17時〜20時の間でしたら何時でも大丈夫とのこと。
参加費 / 5000円 ご予約 / 028-348-2088
6種類のワインにチーズにヘーゼルナッツ、シェフのピアディーナで
年末の楽しい夜の時間を過ごしていただけるように、私も準備しておきます!
私は20時過ぎの新幹線で東京に帰りますが、お店は21時まで開いています。
日帰り可能な場所なので宇都宮周辺だけでなく、東京からの方もお待ちしています。


年末年始に美味しいワインをお届けできるように
明日の夕方に日本に向けて出発します。
約1週間の滞在ですが、お会いできる方楽しみにしています。

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ゲンメの丘のブドウ畑の向こうに広がる風景

今は、夜明け前の真っ暗な朝です。
ねことハリネズミの様子を見ようと、ドアを開けると
自宅前の教会が見えないくらいに深い霧に覆われ、湿った冷たい空気に包まれています。
土曜日の静かな霧の早朝に写真と動画ばかりの短い更新です。

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ゲンメのワイナリーのアントネッロと約束をしていた秋の午後、ワイナリーに行くと
”RIEは、ゲンメの旧市街側に広がるブドウ畑だけでなく、
反対側の斜面とその奥に広がる渓谷で冷涼な土地を見たことがあるかい。行ってみよう。”

午後のゲンメのブドウ畑の広がる丘で、アルプスを見ながらアントネッロは、
"朝早くなら、くっきりと美しいモンテローザが見えるのだか、
この時間は、かすんでしまって残念だ。モンテローザがいつも背景にあるのが
ゲンメの丘のブドウ畑であって、アルプスがくっきりと見える朝は、
それは、もう神秘的なブドウ畑の風景だ。"

この時、アントネッロの家族のワイナリーの畑の隣にあった他のワイナリーのブドウ畑がなくなり
雑草が生い茂っていることに気が付きました。

IMG_20151113_095831 (502x502)

そしてブドウ畑からさらに4WDの大きな車で進んでいきながら、整備中の丘を案内してくれました。
新しくブドウ畑になるところもあれば、牧草地にする部分も多いようで
掘り返された土壌は、モンテローザの火砕堆積物が酸化した赤い土に覆われていました。
それは、この周辺のレンガ造りの建物の色と同じです。

そしてブドウ畑の反対側の斜面に行くと、その下は、深い渓谷になっていて
その向こうに森が広がていました。
アントネッロがまだ子供だった頃、この下に小さなとても綺麗な川があり
よくザリガニを取ったなど懐かしそうに話していました。

IMG_20151112

”見てごらん。この今、森が続いているこの丘は、中世の頃、ゲンメ市に300ものワイナリーが
あった時代には、森の部分にもブドウ畑が広がていた。
今は、ゲンメを生産しているのがゲンメ市では、たった10の生産者、
その他の市、例えば、フランチェスコのところもそうだが、ゲンメ市以外で6の生産者。”

私は、ひとつ足りないことに気づき、そしてアントネッロの隣のブドウ畑がなくなって
雑草が生い茂っていたので、聞いてみると、そのワイナリーは最近、破産してしまったという。

アントネッロの4WDの大きな車で旧市街にあるワイナリーに戻ってきました。
1300年代にゲンメ市民が戦いから身を守りために建てた避難所(農民のお城)は
ゲンメの丘の赤い土からできたレンガとセージア川の石で造られています。

IMG_20151112

この日、アントネッロと一緒に試飲したのは
COLLINE NOVARESI NEBBIOLO "VALPLAZZA" 2011
(コッリーネ ノヴァレーゼ ネッビオーロ “ヴァルプラッツァ” )
GHEMME " CHIOSO DEI POMI"2007(ゲンメ "キオーゾ デイ ポーミ" )
IMG_20151112


アントネッロにゲンメ2007について語ってもらって動画にしてみました。



イタリア語だけの動画ですが、約5分間の動画の内容は、下記のようになっています。
2007年は、ゲンメにとってとてもいい年で偉大な収穫年のひとつ。
熟成しとても優雅な味わいです。ゲンメなので、まだ20年は、美味しく飲めるワインです。
最初の10年は、熟成していくことで少しずつその変化がありそれが頂点に達すると
その後、しばらくその状態が維持され、さらに年数が経っていくことで次第に
ゆっくりとしたペースで風味が落ちていく。
その年数、ワインが少しずつ呼吸することができるように
良質で長さを持ったコルクを使用しています。

他の収穫年のワインと比較すると、デキャンタージュすることなく
ボトルからそのまますぐに注いでも、十分に華やかな香りが開いてきます。
ワインの色彩は、ネッビオーロ特有の輝きを持ったガーネット色で
熟したラズベリーの実のジャムなど煮詰まった赤い森のフルーツの香りや甘草、アニス。
まだ8年なので、ゲンメの中では、若いワインと言える。
味わいは、エレガントで大樽で長い熟成期間があるのを感じ、タンニンが丸みを帯び
まろやかで長く続く余韻が心地よい。
牛肉の他、鴨・鹿などの野鳥獣(ジビエ)熟成したチーズなど。
偉大なワインなのでワインだけで楽しむこともできます。

********************
【お知らせ】
11月末から12月7日まで日本に帰国します。
12月5日(土)のお昼頃から名古屋でお食事とワインを楽しむ気軽なパーティー形式を
ソムリエさんが企画してくれているので、また詳細が決まったらご連絡します。



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ランゲ・ロエロ地方のワイン産地で。

ブログの下書きは、通勤の朝の車内ですが、ブログの送信中にバッテリーがなくなってしまい、
充電の完了した仕事の帰り道、出発を待つトリノ行き高速バスの中から再送信します。

朝の記事を読み直してみると、気温がお昼過ぎの今(約20℃)と、大きく違っています。
日中の寒暖差が大きいので、ご旅行やご視察、研修にピエモンテにいらっしゃる方は、
調節しやすい服装がいいです。

それでは、下記は、朝に書いた下書きです。

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今朝の出発時の気温は7℃でしたが、日中は気温が上がり、おそらく帰宅時は
長い秋のコ−トのジャケットが暑くて手に持って歩くようになるかもしれません。

高速バスの中は、暖房が入っていました。
夜明け前の車窓は、神秘的です。

次第に地平線から横に淡い桃色のラインが現れると
それまで真っ暗であった景色が東の方角(バスの進行方向でミラノ方面)から
木々、田園、レンガの農場の建物、ノヴァーラなどの都市部の住宅の建物
そして北東方面のアルプスの山々の輪郭がくっきりと黒く見え始めてきて

やがてロンバルディア州に入り、日の出の時間になると、建物、木々、田園の景色が
それぞれの色彩を持ち、朝の美しい風景となっていくのです。

始発バスの中では、小さく寝息も聞こえてきたり、スマートフォンの液晶の光、読書灯で本を読む大学生と
それぞれの朝の時間を過ごしているようです。

私は、これを書き終えたら、日本で帰国時に購入した本を読む時間にしましょうか。
通勤中の短い更新です。

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(Torre di Barbaresco)の上から眺めるランゲ地方バルバレスコの街の風景。

1

*塔は、入場料5ユーロ 12歳未満は無料 (12月25,26日を除く毎日)
入場できる時間は、10時から13時、14時から19時

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ロエロ地方のワイナリー DEMARIEのワインの収穫風景

3

そしてこちらは、ランゲ地方バローロのワイナリー BORGOGNO FRANCESCO
ブログで時々、登場するシルヴィアさんの家族のワイナリーの畑です。

ブルナーテのすぐ隣の無農薬のフォンタナッツァの畑のドルチェット

5

Dolcetto d'Alba 2014
6

バローロのワインは、アメリカ、ドイツ、オーストリアをはじめ、日本、香港などのアジアと多くの国々に輸出され
輸出が大半を占めるのですが、同じワイナリーのドルチェットは、地元で消費するものがほとんどです。
遠くても私の暮らすノヴァーラ県の町の夏祭りで使用されたくらいで
あとは、気に入った私が日本に輸入しただけでした。
海外で飲まれることも、遠くに販売されることもなかったこともあり
ワインのラベルがバルべーラとほぼ同じ色で、ラベルをよりシンプルな白の紙を使っていました。

バルべーラのワインのラベルと差がほとんどなく、わかりにくかったことと
ドルチェットの持つ可憐でフレッシュなイメージの色彩にしたくてずっとシルヴィアさんと相談してました。

新しくしたオリジナルラベルは、ワイナリーの持つデザインを崩すことなく、
白ワインのランゲ・ファボリータと色違いにしました。

ワインのラベルのデザイン、色彩を私が決めて、グラフィックの人に依頼して印刷したワインは今までで3つで
それだけに、私にとっては、どれも愛着があり、毎日の食事や食前酒などで大切に飲みたいと思えるようなワイン。

日本でシルヴィアの家族が造るワインを、お食事と一緒に楽しく過ごしてもらえたらという願いと
無農薬の畑で造る自然で素朴な味わいのドルチェットの持つイメージを表現したかったのです。

秋、そして次第に晩秋へとワイン、お料理が美味しく、大好きな美しいピエモンテの季節が巡ってこようとしています。
それは、月日の経過を意味していて、ピエモンテの小さな町で暮らしてから
11回目の秋を迎えていることに気が付きました。

これからの日々は、大切に思っていることに集中して過ごしていきたい。
それは、ひとりでも多くの方に、体に優しく美味しく楽しい時間、
夢を遠くピエモンテから届けること。
そして、今までと違った新しい農業を始めてチャンスを得ていきたい方々、若い人たちに
ここの研究者の新しい取り組みなどをシェアして、世界が広がっていくこと。
家族、友達との時間。ワインと猫。
書いていたら、人生の時間が少し足りないような気がしてきました。
とにかく、今日の時間をひたすら走っていく。

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夏の風景【モンフェラートからオルタ湖へ。】

とても暑い日々が続き(昨年と比べると暑すぎますが・・・)
夏らしいピエモンテの風景が目の前に広がり、素晴らしいです。

写真だけの短い更新です。
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モンフェラート地方の朝。
この丘の向こうに、オリーブ畑、そして時々、丘の上に白いピエモンテの牛たちが
放牧されているのを見ることができます。

1

へーゼルナッツ畑で。

この季節は、冷たい白ワインとヘーゼルナッツを楽しみながら、
ピエモンテの丘陵地帯の風景を眺めながら過ごす午後のひとときが、とても素晴らしいです。

IMG_20150705_102523 (2)

そして昨日は、ピエモンテのカトリックの聖地へ。巡礼者が訪れていた数々の礼拝堂。

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宗教施設の中庭の小さな空間。

20150706_140017 (2)


今日も夏の空が広がっています。
どうか素敵な1日をお過ごし下さい。

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春の田園風景とミラノ万博の会場付近の写真

パスクアの翌日(月曜日)でPasquetta(パスクエッタ)の祝日は、
青空で春のまぶしい太陽の光でいっぱいです。

なのはな

昨日の復活祭(パスクワ)の1日は、近所のバールも閉まり、祝日の特別ランチの予約客だけを
受け入れるレストランだけがオープンしていて、人通りも少なく静かな1日でした。

日曜日も開いているアウトレットも年に3日だけ、1月1日、パスクワの日、12月25日だけが閉まります。
キリスト教で最も重要な祝日がこの復活祭の日。

そして翌日のパスクエッタでは、ピクニックをする人が多く春の空気を楽しむ人が多いです。
今日は、近所のバールも時間帯が短いですが開いています。

復活祭は、年によって日付が変動する移動祝祭日です。
この復活祭の休日を使って休暇を取って旅行する人も多く
最近では、日本に旅行に行くイタリア人がとても増えています。
今年の復活祭休暇では、ちょうど桜を見ることができるので良かったなと思うのです。

これから午後にサイクリングする田園では、すでに水田になっている区画もあります。
これは、農家によってそれぞれ方法が異なるからです。

この地域は、アルプスの雪解け水のモンテローザを水源とする運河からで、水が豊富ですが
すべて、この水の料金は、農家にとっても大きなものです。

水をできるだけ少なく使用して、収量も多くできるようにと
稲作の研究所では、いろいろな方法で実験をしています。

ミラノ万博では、イタリアの稲作のパビリオンもある予定であることを
稲作研究所の先生から聞いています。

そのミラノ万博ですが、工事の遅れが心配されている日本の記事を見ました。

トリノオリンピックに関係する仕事を受けていた時、会場予定地で、工事現場の人に
私もヘルメットを着用するように言われて、ヘルメット姿でオリンピック会場の工事現場を見学。
あとわずかな期間なのに、こんなに出来ていませんという内容を、
当時の仕事の記者さんにメールに写真を送っていました。

直前には、幕が張られてプレスの入場できる部分も限られ
もう開会式に間に合わないと思うような感じでしたが
実際には、華麗なる開会式であったのが印象的でした。

周囲のイタリア人も、最後、なぜか帳尻を合わせて、しかも華麗に見せるのが上手なので
大丈夫でないかなと私は、思っていますが、今回は、どうでしょうか。

実は、毎日の通勤で私は、この会場前を高速バスで通過しています。
写真は、3月31日の様子。スポンサーのマクドナルドが目立ちますが、
2月の段階とかなり変わり、約1ヶ月で急速に工事が進んで、作業する人数も多くなりました。

20150331_171004 (2)

朝の通勤の高速バス利用者用の大きな駐車場が始発前からほぼいっぱいになり
工事に関わる人たちが移動するために利用しているようです。

高速バスの停留所を利用して、ミニバスが作業する人をピックアップして
ミラノ方面に向かうのを何度か見ています。

広大なエリアでバスからの動画もあるのですが、3月5日の動画なのでミラノの名誉のためにも
通勤中に最新の動画を撮影してから、またここに掲載します。

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朝早くに、窓からこっそりのぞかれてしまいました。

nozokineko


農業の記事のブログもストップしてしまったので、こちらも春になり再開していきます。
主に稲作などの農業、ワイン、そして時々ねこ。

*お知らせ
先日、お知らせしたモンフェラートのワイン、オリーブオイル、
リグーリアのオリーブオイル、オリーブの実が
昨日、すでに日本に到着し通関手続き中です。
販売できるようになったらお知らせします


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春の風景いろいろ。

いつの間にか、朝の通勤風景が明るい朝の景色になってきました。
ノヴァーラの高速東口を通過する頃には、日の出の時間となります。

下の写真は、twitterに掲載したもので、満月だった日の時のもの。少し前の写真なのですが
写真の左側の低い位置に丸く大きく見えるのが月。

そしてアルプスのモンテローザが写っていますが、この段階ではまだ日の出でなく
白い山頂付近が少しずつピンク色に見えているだけです。
この後、東(ミラノ方面)から太陽が見えるのですが、日の出直前に
この山頂の白い部分が濃いローズ色に変化してきました。

ちょうど月と太陽がすれ違う時間でした。

1425621616182

穏やかな春の気候になり、ねこたちの家の中での越冬が終わり
家の外のダンボールで造った丸い入り口のねこのハウスで過ごしています。

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春の景色が続きます。
下の写真は、ノヴァーラ県のフランチェスコが送ってくれた剪定が終わったブドウ畑。
(今回は、剪定中の自撮りでなくて畑の写真でした。)
ブドウ畑の中の廃墟は、第二次世界大戦中、イタリアのファシスト政権に対抗して戦っていた
イタリアパルチザンの隠れ家だった廃墟の一部です。

potatuta mot

少し日が長くなり、夕方、帰宅するとまだ明るい空です。
ゲンメの隣の町、ロマニャーノ・セージアの大型スーパーの駐車場から見えるモンテローザ。

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春になって農業関係でいろいろと書きたいことがたくさんあります。

バローロのワイナリーの品種ドルチェットのワインのラベルの
新しいデザインを作っていたのですが、昨日、見本が出来ました。
2013年完売後、2014年収穫のドルチェットから日本輸出分は、新しいラベルにすることにしました。

それでは、楽しい週末をお過ごし下さい。

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剪定で葡萄の樹が新しく蘇る。

冬に行う剪定は、ワイナリーにとって最も重要な仕事で
ブドウの実を育てるための枝を残し、それ以外を枝を切り落とします。

剪定の終わったバローロ周辺のブドウ畑の風景だけの短い更新です。

ラ・モッラの丘陵地帯からバローロを眺める。

lamorra

剪定の終わったブドウ畑。

lamorra2

バローロのワイナリーで。静かに眠る偉大なバローロのワイン。

20150310_095953

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剪定の終わったブドウ畑を見て、ノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコの言葉を思い出しました。
すべての畑の剪定の作業をひとりで行い、その時間が、ワイン造りの中で一番楽しいと言っていました。

"剪定で葡萄の樹が新しく蘇っていく。春は、生まれ変わる季節でもあるんだよ。
今年、収穫までどのような気候、そしてそれに伴い病気の発生もあるかもれない。
それも考えながら、秋の収穫までのことを思い浮かべて、ブドウの果実をつける枝を選んでいく。
モンテローザを眺め、ノロジカがいたり、その環境の畑で過ごす時間がとても好きなんだ。"

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昨日、ちょうど東日本大震災の発生から4年の月日が経過して
あまり知ることができない被災地の様子などを
ワインを通じて知り合った東北地方のレストランのシェフが被災地での活動を通じて
まだ復興が進んでいない現実を教えてくれていました。

震災で多くの尊い命が犠牲になったという記憶、
そして復興に向けた東北への想いを風化させないようにどうすればいいのか考えてみた1日でした。

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夕暮れに間に合って

無数の小さな星が輝く朝です。
教会前の駐車場の車は、すべて白く凍っていました。
車の窓の氷が固く、出発まで時間がかかってしまいましたが無事に始発バスに間に合いました。

日本と比べると朝、この地域は、明るくなる時間が遅く
車窓は、真っ暗で木々の黒いシルエットがやっとわかるくらいの明るさです。

今、多くの方が感じていらっしゃるように、暗く大きな影に覆われ心配でどこか落ち着かない気持ちです。
どうにか人質になった方が無事に解放されて、未来のためにこれからも活躍できるように願っています。

通勤中の短い更新です。
*******************
日本から戻ってきてから、ミラノでの仕事が残業の日々になり、いつも帰宅のバスから降りる頃は
すでに真っ暗な夜の景色になってしまい、なかなかピエモンテの風景の写真を
皆さんにお届けすることができませんでした。

昨日は、いつもよりも1時間早いバスで帰宅。ちょうど夕暮れに間に合いました。
これは、ノヴァーラの中心近くを通過して、稲作地域が左右に広がる付近の風景です。

カブール運河からの大きな用水路に沿って、ポプラ並木が見えてくると
本やスマートフォンをリュックのカバンにしまい、車の鍵を取り出したりと
少しずつ下車の準備を進めます。

20150122_170529

澄んだ寒空の田園風景を見て、時間を大切に精一杯過ごしていこうと思うのです。

これは、20代の頃からずっと好きだった風景で、あれは、日本で暮らしていた頃
確か仕事で滞在したフランスのアルザス地方から、東京行き(当時成田行き)ANA直行便のある
ドイツのフランクフルトまで車で移動した時のことでした。
その時に眺めた冬のヨーロッパの風景がずっと心に残り
いつかこの空気を毎日感じて、日々暮らしていきたいと憧れたことがあったように記憶しています。

ドイツ最古のハイデルベルク大学の近くの哲学者の道というのは、
凍ったような冷たい空気の中で感覚が研ぎ澄まされていき、思索に耽ることができるのだと思い
私は、冷涼な季節のヨーロッパの風景に憧れを持ったのかもしれません。

バスを降りて、空を見上げて今、生きていることが幸せで大切な時間を過ごしたいと実感しました。

明日のブログは、再び日本のレストランさんの紹介。東京、福岡、まだまだ札幌などあります。
多くの方が充実して楽しく幸せに暮らせるように。
皆さんもどうか良い1日をお過ごし下さい。
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Tagliata di Fassone Piemontese

昨夜、深夜過ぎにドアを開けると、真っ白な霧の世界でした。
今週は、雨が続いていました。
今朝は、雨は、やんでいましたが、ライトアップされた教会前の湿った石畳が黒く光っています。
あまりにも明るく輝く大きな月が照らし、まだ夜明け前の真っ暗な空ではあるけれど
アルプスのモンテローザの雪の白い部分がうっすらと見えています。
今日は、もしかしたら晴れるのかもしれません。

通勤中の短い更新です。
********************
晩秋のトリノの風景。
ちょうどこの日は、晴れていたけれど遠くが霞んでアルプスの山々が見えませんでしたが
晴れ渡った日には、背景にアルプス連峰が眺められます。

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ここから眺めるトリノの風景がとても好きで、初めてトリノを訪れた日のことを思い出します。

その時、サヴォイア家が残した邸宅が残っている水田の町で暮らしている 私にとって
トリノがピエモンテ州の州都であることを実感しました。
サヴォイア家の本拠地で、その栄華をな時代を想像しながら歴史的中心地を散策し
その後、トリノの街が一望できるこのモンテ・デイ・カップチーニ教会のある丘に来たのです。

晩秋のピエモンテのレストランで。
オレンジの光に包まれた暖かい室内で、
夕食は、ネッビオーロの赤ワインとピエモンテ牛(Fassone)のグリル
Tagliata di Fassone Piemontese

1

*日本に一時帰国の時期が近づき、皆さんに美味しいワインが紹介できるように
今日も1日、張り切って行って来ます。
どうか良い1日をお過ごし下さい。

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ワインのある秋の風景とお知らせ

晴天が続いていた先週と変わって、今週は雨で湿った空気でいっぱいです。

グレーの空であるけれど、朝の気温も10℃近くもあり温かく、
深夜から明け方にかけての強い雨で遮断された静かな室内でパソコンの前にいたら
いつの間にか深夜3時過ぎとなってしまいました。

ブログの更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。
ピエモンテの秋の風景を皆さんに。

通勤中の短い更新です。
********************
先月は、何度もバローロでシルヴィアの家族のワイナリー、
Borgogno Francesco (ボルゴーニョ フランチェスコ)や周辺のワイナリーを訪問し、
輸入ワインの計画や相談。
そして秋のピエモンテ州ランゲ・ロエロ地方のブドウ畑の風景を眺めて、
ノヴァーラ県に夜に帰るという日々が続きました。

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2 (1)

ノヴァーラ県の秋の水田風景。
収穫が遅れているところも多く、晴天だった先週の土曜日、真っ暗な夜も
ライトを点けたコンバインの音が田園に響いていました。

2 (2)

晴れた先週は、朝の気温がとても冷たく1℃近くのこともありましたが
日中、陽だまりは温かく、こんな風に外で白ワインと冷たいお水を飲みながら
パソコンをしていました。ここは、近郊の町の古い領主の館の中庭。
目の前の椅子に、子猫が座っていました。

hitotoki

昨夜、ピエモンテのオリーブ農家のヴァレンティーノさんと話していました。

オリーブの搾油で深夜までかかり、農業の情熱のため生活を支えている
路線バスの運転手の仕事をバカンス休暇にしてオリーブ農家の仕事に専念。
明るい声で、冷夏であったけれど、分析した結果を見てもとてもいいオリーブオイルだと
嬉しそうに話していました。

まだまだ、たくさん伝えことたくさんあるので少しずつ更新していきます。

******************
お知らせ
11月30日(日)のランチタイムに名古屋でワイン会を開催する予定です。
ヴィネリア カッシーニ (Vineria Cassini)さん
愛知県名古屋市中区伊勢山1-9-13 伊勢山ハイツ 1F
現在、詳細は、シェフとソムリエさんと相談中です。
満席になりました。どうもありがとうございました。
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窓からランゲ地方のブドウ畑

今、窓からの風景です。
しばらく輸入ワイン関係の仕事が続き、通常は車で帰宅することが多いランゲ地方ですが
仕事の時間帯の関係で、この日は、知り合いのアグリツーリズモで宿泊しました。

今の季節のこの風景を。とっても短い更新です。

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昨日、バローロのシルヴィアのワイナリーからアグリツーリズモに向かう途中、
車を降りてブログの写真を撮っていた時に、偶然にちょうど近くで収穫中でした。

20141016_181146

この日、知り合ったマルコさん。素敵な出会いでした。
今度、彼らのワインを試飲する約束をしました。
マルコさんのネッビオーロのワイン楽しみです。

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トリノ散策

車窓からは、朝の光が作った淡い色彩のグラデーションと雲が
まるで中性ルネサンスの絵画の中の空のようです。
幸せな朝の時間が流れていて、1日が始まるのが楽しみになります。
通勤中の短い更新です。
*******************
昨日は、トリノで過ごしました。
いつもと逆の方向のトリノ行きの始発の高速道路バスに乗り、トリノ、ポルタ・スーザ駅に到着。
アポイントメントの時間までの約3時間弱 トリノの街をあるいてみたかったのです。

トリノは、ミラノの持つ空気とは違い、まるでイタリア統一の歴史を感じる独特な雰囲気に包まれ
アール・ヌーヴォーのせいか、歴史ある有名なカフェに入るとイタリアよりも
パリやウィーンのカフェで過ごした時間を思い出すのです。

ポルタ・スーザ駅から私は、王宮のあるカステッロ広場に向かって歩きました。
王宮、マダマ宮殿、エジプト博物館、モーレ・アントネッリアーナ、カステッロ広場、
サンカルロ広場などトリノの主な見所は、徒歩で散策できるのです。

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私は、再びポルタ・スーザ駅に戻り駅から近くのカフェに立ち寄りました。

駅前のカフェで


トリノでオリンピックが開催された2006年の冬、その約1年前から私は、何度かこのカフェに来ていて
落ち着く空間でした。地下鉄の工事が始まり、やがてオリンピック前に一部、開通した地下鉄の取材
ヘルメットを被って、見学した工事中の競技施設など当時の空気と風景を思い出すと
その後、トリノの街が観光地としての受け入れが整い、とても変わっていったことに気づきます。

初めてトリノに行った2005年、オリンピック競技場の位置を確認するために
市役所を訪れてもらった地図は、最初、一部手書きで白黒でコピーのものもありました。
ガイドブックなどの資料も少なくまだ観光地としてトリノが知られていなかったのです。

昨日、カステッロ広場を通過した時、観光インフォメーションセンターの前には、
Gran tour というカタログを手にした人々が開館前に人が並んでいました。

観光局の主催するツアーや催しの問い合わせだったようです。
このツアーは、トリノだけでなく、トリノ近郊のピエモンテの自然の溢れる地域、
そしてヴェルチェッリの芸術やオルタ湖といったトリノ県以外の地域もあり
ピエモンテの様々な魅力を紹介しているのです。

観光局の主催しているツアーのサイトです。
観光客が手にしていた赤いパンフレットのPDFは、こちらです。
イタリア語のものしか見つからなかったのですが、トリノのインフォメーションセンターでは、
英語やフランス語などでも対応していました。

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会社のfacebookページと画像が重なってしまいますが、昨日、トリノでランチの前菜は
ピエモンテ料理のいろいろなのでこちらでも紹介します。
バニェット・ヴェルデ(Bagnetto verde)がかかった牛タン、そしてアンチョビもあります。
capunet(カプネット:茹でた縮緬キャベツに詰め物がしてある)

Misto tipico caldo e freddo

antipasto


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ノヴァーラ県で過ごす日々の風景。

今日は、ピエモンテ北部ノヴァーラ県の湖水地帯の風景を。

ノヴァーラ県は、ビアモンテ州ではトリノについで 2 番目の都市 ノヴァーラ市もあれば
人口がわずか1000人弱の私が暮らしている稲作と酪農地域の静かな小さな町もあり
この町から車で約10分で養豚農家でサラミが有名、更に西に向かうと
ワイン産地になり、平野から小さな丘陵地帯へと変わっていきます。

ワイン産地の北部は、湖水地帯が広がり、 オルタ湖の途中で北は、
ノヴァーラ県からピエモンテ州のヴェルバーノ・クジオ・オッソラ県と変わります。
この辺りは、自宅から車で湖畔にある街のスーパーなどにお買い物に行くこともある地域です。

その北はアルプス山脈の麓になり
スイス (マッターホルンを望む町、ツェルマットなどがあるヴァレー州)と国境を接しています。

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オルタ湖に浮かぶサン・ジュリオ島を歩く。島の周囲は、わずか650mで
女子修道院(Abbazia Mater Ecclesiae)があり、静かで聖なる島。

Isola San Giulio

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ここを訪れた日も、午後、雨となりました。
この1週間は、雨が降ることも多かったです。
早朝、ノヴァーラ県ゲンメ近郊は、気温がとても低い日もありました。

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IMG_7328 (2)


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こちらの写真は、雨上がりに快晴になった時に、自宅の窓から。
パソコンをしていて、ふと気がつくと窓から、真っ青な空と光で輝く雲が目に入りました。
上空高い位置に見えるこの鳥の羽のような雲は、いつもすぐに消えてしまいます。

その後、雲ひとつない青空に変わっていきました。

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7月になりましたが、朝は、冷たい空気なので、今日もカーディガンを着て出勤しています。

金曜日なので帰宅後、近所のカフェで町の友達に会って過ごしましょうか。
ねこのぴーちゃんが待っていたら、自宅のキッチンで窓越しにねことアペリティーボかもしれません。

素敵な1日になりそうです。
それでは、良い週末をお過ごし下さい。

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ランゲ、ロエロ、モンフェラート地方のブドウ畑

日曜日の朝、外に出てみると
今日もまた雨が降るかもしれないと思うような空の色で
冷たい湿った空気でいっぱいでした。
スマートフォンの表示を見ると今は、14℃。今日は、最高気温も20℃の予定です。
こんな日曜日は、自宅でゆっくりとメールなどの仕事をして過ごす一日になりそうです。

日曜日の朝、自宅からの短い更新です。
*********************************************
今日は、ユネスコ世界遺産に登録されたランゲ、ロエロ、モンフェラート地方のブドウ畑
(The Vineyard Landscape of Piedmont: Langhe-Roero and Monferrato)の風景の写真。

シルヴィアの家族のワイナリーを訪問後、ラ・モッラに向かって丘を登っていきました。

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ラ・モッラの丘の上の展望台で。

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ここからバローロの友達 シルヴィアの家族のワイナリーとブルナーテの丘と
ここから、反対の斜面に広がる南西向きのブルナーテのブドウ畑の見下ろすことができます。

お母さんのジュゼッピーナさんが生まれ育ったのは、この畑の中でした。
畑に農家の廃墟(現在、トラクターなどの農機具を保管して使用しています。)が残っています。

そして平行にバローロの有名な畑があるカヌッビの丘が見えています。

アスティ県カネッリの丘、ここは、スプマンテを手作業で造っているパオロの家の周囲に
ブドウ畑が広がっています。
ここでは、スプマンテ用のネッビオーロ、シャルドネ、ピノ・ネロ
そしてデザートワインになるモスカートが栽培されています。

ランゲ地方とロエロ地方だけでなく、カネッリ、ニッツァ・モンフェラートなどの
モンフェラート地方のブドウ畑もユネスコ世界遺産の地域にあたります。

IMG_7351

ロエロ地方のパオロの家族のワイナリーで過ごした日の写真。
こちらは、そのブドウ畑の土壌の石

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そしてロエロのブドウ畑の前でワイン、チーズ、サラミの試飲。
ここで食べるトーマチーズは、フランス国境付近 モンヴィーゾの近くの酪農家のもの。

IMG_7482

バローロのシルヴィアの家族、バルバレスコのティツィアーナの家族、
そしてロエロのパオロ、カネッリでスプマンテで美味しいスプマンテを造っているパオロ、
モンフェラートで美味しいグリニョリーノ・ダスティを造っているアランのワイナリーは、
すべてこの世界遺産の地域に含まれています。
*********************************************

ノヴァーラ県のフランチェスコとゲンメのアントネッロのアルトピエモンテ(ピエモンテ北部)のブドウ畑は、
世界遺産の地域に含まれていないのだけれど、

どこか懐かしく、どこに行っていても、例えば、日本を出発する前の羽田空港から、
そして普段の通勤のミラノから、そして同じピエモンテのバローロからも
そろそろ家に帰ろうと思う時、心の中に広がってくる風景です。

それは、ノロジカの群れが毎朝、フランチェスコの前に訪れて
パルティジャーノ(partigiano:パルチザン軍)の隠れ家の廃墟が残るブドウ畑であったり
古代ローマ時代から有名なワイン産地として歴史書に記されていたゲンメの丘。

1400年代から(これ以上、家系図などは、残っていないのでわからないということですが、おそらくずっと前から)アントネッロの祖先たちがワインを造っていたゲンメの旧市街。

モンテローザを背景にノヴァーラ県のワイン産地からサラミなどの養豚農家から酪農、
そして稲作地帯と農業が切り替わっていく夕暮れの風景。

毎日、午後ミラノから帰ってきて、自宅が近づきやがて広大な水田地帯が見えてくると
気持ちがゆっくり切り替わり、朝からとは、また違った1日が始まっていきます。

ミラノのオフィスで書類関係の仕事が終わったら、
ゆっくり稲作関係の本や書類、ワインの本など、とてもたくさん勉強したい気分になっていきます。

もちろん、その前にカフェでアペリティーボとねことの時間。
特に今の季節は、夜遅くまで明るいので、町でずっとこんな時間がゆっくり流れていて
本当に幸せなひとときで、生きていることがとても幸せに思う日々。

自宅前の砂利の中庭で。

IMG_7439

どうか素敵な日曜日の時間をお過ごしください。

やはり雨が降ってきました。
こんな天気の日は、仕事や本に集中できるのでとても充実した日曜日になりそうで楽しみです。
それでは、また。

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好きな湖畔の街で過ごす。ワインのある風景。

日本からイタリアに帰ってからの2日間。

翌朝、ミラノに出勤、車窓から見える田園は、水の風景に変わっていました。
昨日は、オルタ湖、そしてゲンメのワイン祭りへ、日曜日の今日は、稲作農家、ワイナリーと
私の好きなノヴァーラ県での時間、そしてワインのある風景が続きます。

***********************
オルタ湖に浮かぶ修道院、教会の小さな聖なる静かな島を歩く。

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イタリア到着前にフランクフルトの空港で飲んだドイツワインの後、
イタリアに戻って初めて飲んだワインでした。

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ワイン会にいらしてくれた方などと、ここでワインを飲んだことが何度かあるので
ブログを読んでいらしたら、あっ、ここだと懐かしくなるかもしれないです。

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標高の高い地域にあるブドウ畑のアオスタのワイン
Vino Blanc de Morgex et de la Salle 2011

20140503_114546

4月の末に数日間緊急に帰国したのは、4月からの消費税の値上げだけでなく
あらゆる環境が変わっていくので、今後どうすべきか考えてのことでした。
私は、いつも通りのこのノヴァーラ県の風景を見て
不思議と心地よい充実した気持ちでいっぱいになっていきます。

経費や価格を今まで通りにできるようにすることばかりを考えていましたが
現状維持でなく改善、そして新たな方法で挑戦しなければいけないのでしょう。
それは、ピエモンテのあらゆる分野の農業の人々が失敗や改善を繰り返しながら進んでいくように。

約束していたワイン会でたくさんの人に今まで以上に楽しい時間をもっと提供していくことと
次なる数々の交渉でやはり、私は、来月、日本に再び帰国することになります。

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夕方過ぎの湖畔の街

ブログを書いている今は、青空の日曜日で爽やかな風が吹く素敵な午後の時間です。
日曜日でお昼のミサが終わった後は、教会付近のこの家の周囲は、あまりにも静かで
様々な田園の鳥たちの鳴き声が聞こえてきています。

中庭に干していた朝のお洗濯ものが気持ちよくふんわりと乾いていて
そんなことがとても嬉しく、これからの季節が楽しみになります。

広場の方に行くと、いつものカフェに集まっている人たちがいることでしょう。

このブログの後に、少し水田を散策して、再び、仕事のメールなどを開始します。
その合間の短い更新です。

**********************
ミラノの風景に続き、今日は、ノヴァーラ県のリゾート地でもある湖水地帯の風景です。
少し華やかな地域が続きますが、今日の写真は、まだリゾートシーズンの前で
人のいないひっそりとした夕方、多くのお店が閉まった後の湖畔の街の風景です。

この地域を訪れる時は、寒い冬だったり、小雨だったすることも多いのですが
そういう日に、この街での暮らしが見えてくるようにも感じます。

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オルタ湖を北上してその先端にある街 オメーニャに買い物に行きました。
*Omegna:ヴェルバーノ・クジオ・オッソラ県(Verbano Cusio Ossola)

お店の外から水のせせらぎが静かに聞こえてきました。
この綺麗な水は、スイスの方から流れてきています。

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オメーニャの街。

目の前で買い物帰りの女性が、湖畔のベンチに座ってジェラートをのんびり食べていました。
ちょうど母と同じくらいの女性でしょうか。ジェラート店の隣のスーパーでお買いものしたようです。
私もこの後、ここで買い物。

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ノヴァーラで予約した夕食前に途中、ほんの少しの時間しかなかったですが、オメーニャから
ノヴァーラに戻る途中、通り道である湖畔の街オルタ・サンジュリオに立ち寄りました。
*オルタ・サンジュリオは、ノヴァーラ県になります。

これからのバカンス時期に人で賑わうリゾート地ですが
本格的なシーズンを前にした4月の夕方の風景です。

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それでは、ブログが書き終わったので水田を散策してきます。
明日は、朝の通勤中のバスから、イタリアの稲作についてです。

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田園の菜の花

朝の出発前の時間は、いつも慌ただしく、先週、ついに私は、時計を7分進めて
その時間を見ながら、朝の準備をすることにしました。

そんな朝の時間、出発まであと15分となった時、カフェを飲みながら、
キッチンで予定表を書き込みながら仕事してると
カチャッと音がして小さな手、そして顔を覗かせる三毛猫のみーちゃん。

呼んでいるので、もう食べてごはんがないのかなと思うと
まだ残っていて、私が見ているのを確認して、すました顔で食べていて、
キッチンに戻ると、また呼びに来るのです。どうやら食べているのを見ていてほしいだけ。。。

高速道路入り口に向かうまで、私の前方は、白い大きな牛を何頭も乗せた大型車で、時速50km弱。
しばらく4速、時々3速で向かう。
あっという間に7分の貯金は、消え去り、バスに乗れるかが厳しくなりました。

同じような状況に陥ったミラノ大学に通う若い男性、私と同じくらいの年齢で少年のような格好の男性、
そして私と3人でリュックを背負いながら高速道路の地下道を朝から全力疾走でした。

地平線が桃色になってくる気持ちの良い朝の時間。
今、やっと呼吸が落ち着き、朝霧の美しい田園の車窓を眺めています。

通勤中の短い更新です。
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ここは、牛舎の横にある酪農家の敷地で飼料用の田園です。
飼料用のお米を栽培する年とトウモロコシ畑になる年があります。

この酪農家からは、ゴルゴンゾーラチーズの産地、ノヴァーラ近郊のカーメリという街に
毎日、新鮮なミルクが運ばれていきます。

以前、近くの町の酪農家でフレッシュな絞りたての牛乳を、農家の自動販売機で
(別売りのペットボトルにその日のミルクを入れて購入する)買った時、
ほんのりとコーンと牧草の香りがしていました。
ミルクは、牛の主食となる飼料がとても重要だと実感しました。

今年は、ここに何を栽培するのでしょうか。
トラクターに取り付けられている作業機からは、今年はトウモロコシでしょうか。
町から近いこの田園は、比較的、水はけが良く、ここから奥の自然保護地域に近づくにつれて
次第に湿地帯になっていき、稲作だけになっていきます。

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菜の花も咲き始めました。

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教会のある町の敷地内。

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春の空。

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今日も良い一日を過ごしていきたいです。
春の午後の町での時間と空気を思い出しながら、ずっとここにいたいといつも思う。

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春のブドウ畑。

春のブドウ畑。ノヴァーラ県スーノ
ワイナリーのフランチェスコが、昔、ブドウ畑でそのままにされてしまった土地を少しずつ買い
新たに植樹しています。

フランチェスコは、まだ生まれたばかりの子供、そして幼稚園に通っている子供たちが
大人になった頃に美味しいワインが造れるブドウになると嬉しそうに話していました。

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春の初めの穏やかな日々が続いています。
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震災の日から3年が経ちました。
震災により犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

震災後にチャリティワインとしてピエモンテワインを使ってくださって
被災地に寄付してくださったワインバーの方
寄付した有機オリーブオイルを岩手県で炊き出しに使ってくれたレストランの方々が
いらっしゃったから少しでも何か動くきっかけになりました。
いろいろな人の協力や力があったことに感謝しています。
また今後も何か続けなければならないことも、いろいろな方たちと考えて協力していきたいです。

深刻な被害のあった土地は、まだ3年という短い月日なので
将来の展望も見えていない方々、心のダメージが大きい方もいらっしゃることと思います。
多くの人で協力しながらひとつひとつ解決しながら復興に向かっていけるように願っています。

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オフィスの観光促進の仕事でイタリア人の日本の旅行コースの調査に関わることもあり
京都、奈良、白川郷、宮島、広島、高野山、金沢、高山、日光、鎌倉、富士山、
箱根、東京という訪日旅行で最も多いルートに
震災後、東北観光復興のため、東北キャンペーンがあり、東北を組み入れたコースが
イタリアの旅行会社の旅行プロダクト部門でいくつか造成されていきました。
当時は、復興や支援のためと私は、思っていたかもしれません。

しかし多くの外国人旅行客は、応援のためだけでなく
東北の日本の素晴らしい自然、風景生活、伝統文化に触れたいという気持ちで
日本をそして東北を旅行しているのです。

日本政府観光局のビデオです。北海道から九州、沖縄まで。外国人から見た日本の魅力
JAPAN VIDEOS DISCOVER the SPIRIT of JAPAN

私は、これを見て、いつか奥入瀬に行ってみたいと思いました。

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朝の色彩(moon white)

出発時は、氷点下1℃。日中は、晴れて10℃位になる予報です。
いつもミラノ郊外の地下鉄の駅にあるバスターミナルに到着するまで真っ暗だったのが
ノヴァーラを通過する頃には、地平線が次第に明るい色になり日の出の時間が早くなりました。

今、通過中のロンバルディア州の街は、空の色が反射して淡い桃色の霧で覆われています。

通勤中の短い更新です。
*******************

ここは、ロエロにあるワイナリー DEMARIEのブドウ畑周辺の果樹園の朝。
ワインだけでなく様々な農業が行われ、森も残る、そんな賑やかな丘陵地帯。

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月のような美しい白色が春が近づいた冬の霧の朝の色だと思うようになったのは
ピエモンテの農業地域で暮らすようになってからのことです。

このピエモンテ料理は、まだ少し寒いこの時期が美味しいでしょうか。
ある日のランチは、牛肉を赤ワイン ネッビオーロでたっぷり漬け込んで煮た
ブラザート・アル・ネッビオーロ(Brasato al Nebbiolo)と野菜のグリル。

お料理

赤ワイン煮込みには、野菜や香草を入れて煮込みます。
美味しいピエモンテ牛が一番で、隣町にある専門のお肉屋さんに買って美味しく作りたいお料理。
写真は、ランチでレストランに入った時のものですが、これは家庭で簡単にできる
美味しいピエモンテ料理です。レシピは、その一例で、少しトマトソースが入っても美味しいです。

1kgの煮込み用のピエモンテ牛に対して野菜のみじん切り、香草を使って煮込みます。
人参 4本(イタリアの人参はやや小さいです。日本のサイズだったら2本でしょうか。)
玉ねぎ 1個
セロリ1本*できたら細くて香りが高いものがいいです。
ローズマリー2本
丁子、ローリエ1枚、タイム
塩、胡椒
オリーブオイル、赤ワイン(ネッビオーロ *ステンレスタンク、または大樽熟成のワイン。
フランス産小樽(バリック)は、樽の香りがお料理にも移ってしまうので。)


野菜のグリルは、素焼きにオリーブオイル、塩、胡椒

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もうミラノに到着です。
リュックの中には、昨日のブログのバールでオフィス用に買った小さなサイズの
ヘーゼルナッツ入りの板チョコ。りんごジュース。クッキー。お茶の水筒。
そしてカフェ用のデミタスカップ。
まるで毎日、遠足みたいな持ち物でしょうか。

それでは、行ってきます。
皆さんもどうか良い一日をお過ごしください。

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ロエロのブドウ畑とモンヴィーゾ

今日の高速道路バスには、次の停留所が表示されています。
当たり前のようだけれど、今までなかったので、初めてです。

景色と高速出口の看板を見ながら降りるところが近づくとバスの扉に近づいて、
次に降りるという意思表示を運転手さんにしていただけで、もちろん、アナウンスもないのです。

真っ暗で薄明かりの中、車内をよく見たら新車のバスでした。
きっとこのバスだけ特別で帰りのバスは いつも通りでしょう。

通勤中の短い更新です。
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一昨日、昨日とアルプスの山々がくっきり見える日が続いています。
ゲンメのワイナリーからの帰り道もそうでした。
夕暮れが近づき、桃色に染まったモンテローザが大きく目の前に見えていて

遠く、南西の方向に小さくピラミッドのような三角の山のシルエットがくっきりと見えていて、
素晴らしい風景でした。
モンヴィーゾ、そのすぐ隣に小さく尖って見えるVisolotto のシルエットもありました。
*Monviso:イタリア、フランス国境にそびえるは、標高3841mイタリア最長のポー川は、
モンヴィーゾが水源です。

昨日、ロエロのワイナリー DEMARIEのパオロからブドウ畑の写真が送られてきました。
ブドウ畑の背景の山がモンヴィーゾです。

roero


先日のブログのように、ゲンメでは、まだスプマンテが完成していないですが、
輸入しているもので同じくメトド・クラシコのスプマンテは、アスティのカネッリ
そして、このブドウ畑からも生まれています。

スプマンテ ロエロ アルネイス メトドクラシコ
(ROERO ARNEIS Metodo classico DOCG)
ミネラルが豊富な冷涼な土地、ピエモンテのエレガントな白ワインが人気の産地であり
スプマンテにふさわしいと思い、最初にワイナリーで造ってもらったワインです。
酸味も穏やかで最初の年は、リキュールの添加なして行いました。
(現在、残り1本なので、完売状態です)
次回の輸入分は、リキュールの添加を行ってみたスプマンテです。

もうミラノに到着してしまったので、ロエロのワイナリーのことは、また明日の朝のブログで。

今日も、張り切って行って来ます。
どうか皆さんにとって、素敵な1日になりますように。

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12月30日

夜明け前、静寂で真っ暗な中、触れば折れてしまいそうな三日月が浮かぶ。

12月30日、月曜日。クリスマス、聖ステファノの祝日後の金曜日、
週末と休暇が終わった人々が戻ってきたようです。始発の高速バスには、
ほぼいつもの通勤仲間が乗っています。
イタリアでは、おそらくクリスマスが1年の区切りなのでしょう。

私は、そんな区切りの日を大好きな空の上で過ごしていたことになります。
実際には、福岡でのワインのイベントが終わった21日前に
一緒に協力してくれている魅力的で素敵な日本の方々と2014年の計画をした瞬間から
私の中では、もう新しい年だったような気がします。

福岡から東京 羽田空港行きに乗る前に食べた空港での博多のラーメンが
私にとって年越しそばだったのかもしれません。

あの日、福岡からの全便は、激しい雷と雹で大幅な遅延だったので
福岡市の無料のwifiを使って搭乗待ちの時間にfacebookで、こんなことを書いていました。

" どげんなラーメン、70歳位のおば様も参戦。ラーメンをひっくり返して、こぼしてしまい、
店員さんが救援していました。搭乗開始時、フィギュア男子の点数発表まで動こうとしない人々。
大幅遅延の成田空港行きで搭乗しないで8名行方不明..."

その時、16時10分発が20時近くにやっと搭乗開始で、
私は、ビジネスマンのおじ様に混じって搭乗口付近でラーメンを満喫していました。

楽しく素敵な日本の思い出がいっぱいでした。
思いがけず、フィギュアスケートを搭乗ロビーで見ることも出来ました。

あの日、遅延でなければ私は、ラーメンを食べることなく、空港到着後、すぐに搭乗だったはずです。
博多ラーメンは、私にとって、日本でのワインイベントの打ち上げだったかもしれません。

通勤中の短い更新です。
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昨日、12月29日、年末というよりか、いつも通りの静かな冬の日曜日でした。
夕暮れと遠く霞んだアルプスの山。ノヴァーラ県は、水田もブドウ畑も、
いつも背景には、モンテローザの山が聳えています。

IMG_6650

クリスマス休暇中、小さな町を彩るイルミネーションは、星の形。
中世に農民の避難所だった大きな楕円形の形をしたレンガ造りの建物とイルミネーション。
(老朽化が進みレンガが崩れ落ちそうな区域が黄色の柵で囲まれ立ち入り禁止になっています。)

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ルイージから再び電話があり、みんなで昔のようにバールで会おうという。
昔と違うことは、ロミーナやアニーバレがカウンターの向こうでなく、
一緒にあれこれとワインを選ぶお客さんの立場であることでしょうか。

たったグラス1杯のワインで1時間以上、立ちながら、楽しくみんなで話して過ごす。

数年前のこの日の写真を見ると、私は、ゲンメのワイナリーにいました。
アントネッロがいつものようにワイナリーで仕事をしていて、ゲンメのワインについて語り合って
私は、霧の夜に運転してゲンメから帰ってきたようでした。

12月30日、今日は、仕事後、ワイナリー、
そしてねこの食事を買いにゲンメを超えてロマニャーノセージアへ。
ルイージやロミーナたちとバール。

年末なので、日本のように、華やかな気持ちで今日のワインは、ゲンメ2007を開けてみようか。
2014年2月28日に市場出荷開始になるため、自宅には、アントネッロから渡された
試飲用ののラベルのないGhemme Chioso dei Pomi ’07 Rovellotti。
*イタリアのグルメ専門出版社 ガンベロロッソ
(Gambero Rosso)で2014 最高点のトレビッキエーリ(3グラス)を受賞。
今日、このワインを開けると、ちょうど大晦日、元旦が美味しい頃でしょう。

そんな楽しい年末の1日になりそうです。

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お洗濯物を干していると、ぴーちゃんの友達が遊びに来た。

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冬の日々

バス停に向かうまで深い霧、そして凍結した路面でゆっくり走行して、
どうにか高速道路入り口の駐車場にたどり着きました。
車を降りると凍ったような空気だったのが、少しやわらいで感じられました。
あきらかに2,3℃違うようです。
わずか、数キロの距離の違いで、周辺の作り出す気候が異なるのはブドウ畑だけでないのです。

スマートフォンによると、ゲンメよりも、私が暮らす町の方が更に7℃も低く表示されていて驚きました。
北にある冷涼なゲンメが私の暮らす町よりもいつも気温が低いだろうと私は、思い込んでいたのです。

すべてにおいて先入観を持たずに、いろいろと考えながら日本で帰国時に仕事をしていこうと
ふとそんなことを思いながら、バスが来るのを待っていました。

そして、今は、暖かい車内です。
今日のバスは、普段、ミラノ市内の観光用バスで使われている車両でした。

柔らかな椅子で飛行機のようにテーブルまで付いていて乗り心地がとても良く
このままずっと座っていたくなります。

通勤中の短い更新です。
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いつもの田園。

田園2

ここは、教会前の小道を右折するのですが、季節によっては大型トラクター
そして牛舎のミルクを運ぶ大きなタンクを積んでトラックをはじめ、
いくつかの大きな稲作農場と町を結ぶので車が通ることもあるので
ねこが私についてこないように、ねこのいない間に急ぎ足で向かって撮影。

田園から自宅に向かうと、星の形をした電飾が輝いていました。
明日の夕方、再び日本に向けて出発します。
そして、私が日本から戻ってくると、イタリアはクリスマスです。

*福岡では、ワインの追加もあり、ワイン会と試飲会用のワインの発送の準備を進めています。
クリスマス前に楽しいワイン会にしたいです。
2日連続でご参加してくださる方もいらっしゃる関係で初日と2日目で
異なったワインの種類にするようにしました。ありがとうございます。
どうかよろしくお願いします。

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今朝、出発前にねこが、椅子の下からじっと見上げて私の顔を見つめていたので
"ぴーちゃん、どうしたの。寒くない。大丈夫?"と声をかけるとゆっくりと両目でウィンクしました。
彼なりに返事をしたのでしょう。どうやら寒くないらしい。

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ワインは、人生と同じようにいつか終わりを迎えるから

気持ちのいい日曜日の朝で、目の前の教会の鐘の音が響いています。

木曜日から品種エルバルーチェの収穫直前のノヴァーラ県のブドウ畑に行きますが、
今日から水曜日までは、稲作関係の施設や農家に通う日々が続くので
今日は、先日のブログの続きでゲンメの街並みとワインについての短い更新です。
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ゲンメと私の暮らす町の中間にある小さな町にも、中世の古城があり
その古城から続く邸宅が廃墟となって残っています。

廃墟

廃墟で暮らすのらねこが食事中。えさが置かれているのは、屋根瓦。

noraneko2

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ゲンメの旧市街の建物は、ちょうど以前のブログで私の暮らす町に残るピエモンテ州によって
保存管理されている農民の避難所と同じ時期の建物になります。

ピエモンテとロンバルディアの戦いがあった1300年代は、農民たちの避難所として
”農民たちの要塞であったお城”だった場所で、現在、居住している人もいて
綺麗にお花など飾られているところもあり、ワイナリーもその農民のお城の中です。

この写真の部分は、現在、扉がついていますが、かつての城壁部分であり
この道路の部分は、お城の周囲の土地を掘って水をたたえていたお堀でした。

各農民の家の地上階には、必ず避難生活の中でも必要な水を得るための井戸があり
セージア川も近いこの辺りは、地下を掘ると水があるのでしょう。

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その農民たちのお城の中にあるワインの大樽の並ぶ小さな一室の天井に近い部分に
古いボトルが置き去りになっています。

”ワインは、人生と同じようにいつか終わりを迎えなければならない”と話していた
ゲンメのワイナリーのアントネッロ。

人生と同じ、年数とともに少しずつ味が出てきて、必ずピークを迎える年齢があり、
そこから、少しずつ衰えていき、やがていつかは、死を迎えるように、
ワインは、いつか生命を終えなければならないと言って
祖父が保存していたというワインを取り出しました。

”水平に保存していないから、いい状態といえず、3本に1本は、ダメになってしまっていて
美味しくないが、必ず何かの機会で家族で飲むことにしている。”

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そう言われてみると、少しずつ棚にあった古いワインが少なくなっていました。
ラベルには、薄く1947の数字が残っていました。1947年は、ゲンメでは、とてもいい収穫年で
それを何本か保存していたワインのうちの1本でした。

”何十年も前のボトルを長期保存して飾ることでなく、飲んでもらうことでワインは、
その役割を果たすからそうしてあげなけれなばらない。”

1947年に秋に収穫され、ワインが醸造されて大樽の中で眠ったいた時期は、
ちょうど、当時のこの地方の風景と人々の暮らしは、水田で働くモンディーネが
出てくる日本語のタイトル『にがい米』(イタリア語: Riso amaro)の頃 でしょうか。
1949年製作・公開された映画です。撮影は、ヴェルチェッリでしたが、
昔モンディーネだった女性によると(数年前のブログののえみちゃんのおばあちゃん)
多くのエキストラは、私の暮らすノヴァーラ県の町の近郊から出演。

Riso Amaro(1949)
risoamaro

稲作の機械化とともに消えて行ったモンディーネが存在した頃のゲンメのワイン。

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ブドウとノロジカ

バスの中は、今日も弱く暖房が入っています。寒暖差が大きいので、今の時期のブドウにとって、
とてもいいと、昨日、ノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコが話していました。
通勤中の短い更新です。

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午後、帰宅途中にまっすぐ、ノヴァーラ県のブドウ畑に向かいました。
下の写真は、ピエモンテ北部の品種エルバルーチェで、
ノロジカによって、甘いジュースを吸われてしまった痕跡が残されています。

こちらは、もうワインにすることができないブドウです。

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このエルバルーチェのブドウ畑の先には、ノロジカの生息する森があり、その近くのブドウが
どうしても被害にあってしまうのです。

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この日は、アルプスの山々が綺麗に見えていました。

アルプスを背景に広がるブドウ畑は、この冷涼な気候とモンテローザからの氷河の影響で
地形が形成され、ここでアルトピエモンテ地方(ピエモンテ北部)の地場品種エルバルーチェをはじめ
ヴェスポリーナ、ウーヴァ・ラーラ、そして偉大なピエモンテのワインとなる
ネッビオーロが栽培されています。

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こちらは、すっかりノロジカがブドウを食べてしまっています。(ヴェスポリーナの畑)

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フランチェスコは、森の入り口に、ノロジカ用にワイン用ではない甘い白ブドウを植えています。

"きっと、こっちは、全部食べていると思うよ。もう甘く熟しているから。あれっ。残っている。
ヴェスポリーナの方は、まだ熟していないのに、ヴェスポリーナを先に食べてしまうのか…”と
フランチェスコは、残念そうに、残っている白ブドウを眺めていました。

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この森は、保護地域で狩猟は、禁止されています。
フランチェスコのお父さんは、朝、雑草をカットしていくためにトラクターでブドウ畑を周りますが
その時に、20頭のノロジカの群れを見たと話していました。

”冬、霧の早朝に現れる時は、とても幻想的で、近寄っても大人しく怖くないんだよ。
それこそ、RIEが写真に撮らないと。そういうときに限って僕もカメラも携帯も持ってなくてね。”と笑う。

このワイナリーの持つ畑のブドウの約20%がノロジカによって失われます。
現在、オオカミのにおいのする粉を通販で見つけたとのことで
それで、一部のブドウ畑を囲むようにしてみようかと検討しているようです。

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帰りがけに、フランチェスコが
"RIEの地域は、もう金色に輝いているのか?素晴らしい景色だろう。"と言っていました。
ブドウ畑を過ぎ、車で10分も行くと夕陽に照らされて黄金色に稲穂が輝いているのが見えてきました。

かつて、モンテローザの氷河は、現在の稲作地域である平野にまで到達したと
本で読んだことがありました。

前後、そして対向車線にも他の車もなく、車の窓を全開して景色を楽しんでいました。
バックミラーには、アルプスの山がくっきりと映っていました。
やがて右に大きな古城が見えると、次第に一面が稲作地域へと変わっていきました。

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休日の朝

土日の朝なので、早朝のサイクリングに行ってきました。
普段、この時間は、通勤のバスの中であり、
通勤前の時間は、まだ夜明け前で街灯のない農道なので
普段は、夕方18時過ぎに散策するコースです。

まだ日の出前ですが、次第に空が明るくなってきました。
この時、スマートフォンで表示される町の気温は14℃。
風もあって、自転車に乗っているとより寒く感じます。

モンテローザの白い山頂が少しずつ桃色に染まり、日の出が近づいているようです。

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この時間帯は、夕方と違い、野ウサギ、用水路のヌートリア、ノガモなどを多く見かけます。
稲作農場の前を通過した時に、野ウサギに出会う。

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日の出が過ぎると、景色の色彩が大きく変化していきます。

この地方の用水路の大動脈でもあるカブール運河。

フランス国境付近 モンヴィーゾ ピアン デル レ) に水源があるポー川と
クールマイユール付近 Entreves ) からの水で、
少しずつ自然に高度を下げて広く平野に注いでいるとのことですが
ここで用水路が低い位置に変わっていきます。

各町役場の公式な数値によると、
私の暮らしている町よりも隣の町は、標高がちょうど10m低くなります。

今、私が自転車で向かっているのは、隣町に属する4世帯だけの暮らす集落。

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小さな聖堂が、その小さな集落への入り口であり、折り返し地点です。
昔のブログで、この聖堂の前で不思議な体験をしたことを書いたことがあったのですが
その廃墟となった聖堂です。

農業の機械化前の時代、モンディーネ(水田で草取りや田植えをする女性)が水田に行く前に
いつも聖堂に立ち寄っていたという話を聞きました。

実は、今でもモンディーネは、存在します。それは、水田で丁寧に雑草取りをする労働者で
中国人が雇われていることが多いです。100ヘクタールを超す農家でも
多いところで4名くらいと少なく、女性だけではなく昔のモンディーネの風景と異なります。

田園でアジア特有の円錐型をした麦わら帽子を被り
広い水田を2,3人が作業しているのに出会うことがあります。
この光景を見たら、ここがアジアの水田地域のように見えることでしょう。

1日中、足元が水に浸かり、自然の中で働くこと、そして雑草を取り除く作業をするのは
とても大変で人手が少ないのですが、出身が農業地域である外国人にとっては、
工場で働くよりもずっと喜びを感じていると聞きました。

特に種籾専門の農家にとっては、その純度が要求されるので、雑草だけでなく、
別の品種の稲を見つけたら、それを取り除いていかなければなりません。
稲の知識、正確に、取り除くのは、中国人が一番だと農場経営者は、思っています。

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聖堂で折り返し地点です。ここからモンテローザに向かって走り、町に戻ります。

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近所の農場まで到着しました。ちょうどあとここから2辧
ブルーの立札は、ピエモンテ州の自然保護地域であること、
用水路の釣りや狩猟は禁止と書かれています。

7

眠っていたねこを家の中に置いてきているのでここからは、スピードを出して早く帰ろう・・・。

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ランゲ地方の夏の景色

写真だけの短い更新です。
スマートフォンに残っていた画像から、夏のピエモンテ州ランゲ地方モンフォルテの町

ワイナリーのテラスからブドウ畑を眺める。

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ヘーゼルナッツの畑から

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蝉の鳴き声と午後の暑い日差しの中、緑がとても綺麗で、冷たく美味しい白ワインと
ピエモンテの前菜がとても美味しく感じる季節です。

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私は、帰宅後、こことは景色が違いますが、ノヴァーラ県の田園を自転車で走りまわり
ランチは、白ワインと、野菜とオリーブオイル、フレッシュチーズのサラダ、黒パン。

青空を見ていると、体にいいものだけを取り入れたい気持ちになり、大切に選んで
素材の形がそのまま見えるようにシンプルなお料理が続いています。
少しずつ、日本で一生懸命働いていた頃の20代後半の体型になってきて思い出したことがありました。

当時は、人の心を動かすような仕事がしたいと思っていたし、それが可能な仕事でもありました。
イタリアに来てからは、少しでも長く生活していけるように、
そして滞在の許可をもらうための労働になっていき、すっかり忘れてしまっていた感情です。

20代の時、若い女性から、私のような仕事をして頑張ってみたいから、内定した会社を辞めて
まずは、留学することにしましたという手紙が会社に届いたこともありました。
2,3年間でもきちんと働いてからで遅くないし、留学資金も必要になるのでとお返事した記憶があります。

今の仕事では、そのようなことは難しく、日本では輸入業者という立場で商品を届けることが
一番になってしまっているけれど
希望や夢を届けていた頃の自分には、帰ることができないのだろうか。

ダイエット生活とともに、あの頃の想いと、今までの人生の経験をつなげて新しい方向を
今、始めなければならないような気がしています。

40代のダイエットは、難しいかなと思いましたが、夏の青空の中、気持ちがよく
可能でした。もし同じような方がいらしたら、一緒に頑張りましょう。

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Valtellina Superiore

8月になり、隣の町の大通りには、夏祭りのための電飾が準備されていました。
この地区の町は、順番に1週間前後、お祭りとなり、いつも私の町は、夏の終わりです。
夏祭りが始まる頃は、いつも秋が近づき、お祭りの日の夜は、長袖のことも多いです。

春は、気温が低かったけれど、7月になってから、30度を超える暑い夏となり
ノヴァーラの丘のブドウ畑は、とてもいい状態となりました。

ノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコが、自分の畑の隣にあった手放された土地も新しく買い
5月に植樹したばかりのネッビオーロです。

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今日も暑い一日になりそうです。
朝の短い更新です。

*****************
先日は、ピエモンテではなく、ミラノのギャラリーで働く友達ジュゼッペが好きな
ロンバルディア州北部、湖水地帯が近づくレッコ県のレストランへ。

私は、ロンバルディア州の郷土料理である骨付きの仔牛肉のカツレツ(ミラノ風カツレツ)をメインに選ぶ。

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ロンバルディア州のワイン、ピエモンテと同じくアルプスの麓にある冷涼な地域の
ネッビオーロのワイン

Valtellina Superiore DOCG Sassella 2008
品種Nebbiolo 100%
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私の写真がなぜかスマートフォンに入っていました。

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夜遅くに帰ってくると、外でずっと待っていたいつものねこ。
入れてあげると、すぐに椅子の下で眠りました。

kitakugo


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それでは、もうミラノです。
今日も良い1日を過ごしたいです。帰宅する時間は、きっと気温がとても高いことでしょう。

帰宅後の遅いランチは、いつも15時半なのです。
冷たくしたトマトとモッツァレラチーズとオリーブの実のサラダと白ワイン。

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夏のピエモンテの風景とお料理。

昨日の雨の後、気温が低くなり、過ごしやすい夏の朝の短い更新です。

ピエモンテ州モンフェラートのひまわり畑を通過して
ロエロ地方へ向かいました。

ひまわり

祭りでも、私の暮らす水田地域では、温かいリゾット、パニッシャですが
この日は、ロエロ地方のオステリアでピエモンテの夏らしいお料理にしました。

レストランのワインメニューに、ロエロのワイナリー,パオロの家族が造るロエロアルネイスがありました。
この日は、このピエモンテのミネラル感のある白ワインで。

(Roero Arneis ワイナリー:DEMARIE これは、6月に、山形県米沢市小野川温泉、亀屋万年閣さんでのワイン会で創作和食と一緒に組み合わせたワインと同じです。
その時は、山形の旬のお野菜の前菜とスプマンテに続き、3番目のワインで、地元産クレソンと最上川源流のイワナのカルパッチョにバジルソースが添えられていた美しいお料理とロエロアルネイスでした。)

冷製の牛タンと夏野菜、バジルソース。

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ズッキーニのお花の詰め物。

20130729_125957 (2)

冷たいパスタは、トマト、アンチョビ、リグーリアのオリーブの実、モッツァレラチーズとオリーブオイル。

20130729_134325 (2)

久しぶりのパスタです。ずっとピッツァ、パスタ、パンを控えて、体重を減らしていたので。
5月、6月のワイン会の写真を見て反省して3.5kg以上、ダイエットしました。。。

近所のバイオマスエネルギー プラントの近くのトウモロコシ畑。
私の背丈と比べてみてください。暑い夏にぐんぐん伸びました。
 
toumorokoshi


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ブドウ畑とモンテローザ

昨夜23時過ぎ、キッチンの窓から、教会の裏に広がる田園の
無数の小さなカエルの鳴き声と虫の音が聞こえてきました。

外に出てみると、夜風がとても心地良く柔らかな空気に包まれた夜で、
教会と空を見上げながら、田園からの音を聴いていました。
まるで、静かな韻律を奏でる田園の音楽を聞いているようです。
ずっと今の瞬間を覚えておきたいと思っていました。

通勤中の朝の短い更新です。
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晴れて、日中の気温も高くなった先日の帰り道、バスの中でメールを開くと
ノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコから写真が届いていました。
ブドウ畑で作業中に、モンテローザがよく見えたから、
見せてあげようと、携帯電話で写真を撮ったとのことでした。

"この間は雨が降りそうで、厚い雲に覆われていたから、
まだ、このブドウ畑からのアルプスを見ていないだろう。
森のノロジカが現れてくれれば、もっと良かったんだが。”

1


そして、よくフランチェスコが”ゲンメに住んでいる友達が…"と話題に出てくることのあった人物は、
フランチェスコのお姉さんが結婚した相手で、義兄のことです。

それが、ゲンメのワイナリーのアントネッロであることを知り、お互いにびっくりして笑う。
"そうか、共通の友達で、日本に送られていったアルト・ピエモンテのワインは、
僕たちのワインだったんだね。"

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フランチェスコから写真が送られてきた晴れて気温も高くなった日の夕方
私は、モンフェラートの丘に向かいました。

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モンフェラートのオリーブ畑。

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帰国まであと少し。アスティ地方ニッツァのブドウ畑とモンフェラートの丘で過ごした日のことは
また後日。
もう少しで高速バスは、ミラノに到着。

帰国まであと少しになりました。
今日は、どうにかしてオフィスに仕事も頑張らないと。

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上空から水田の町を眺めると。

日曜日から、青空が広がり、アルプスの山々の青白い雪が、とても綺麗で、
バスの車窓から眺める山の風景は、まるで絵画のようです。

日の出が次第に早くなり、家を出発する頃は、ちょうど眩しい光でいっぱいで
いつも夜明け前の暗い中、出発していた冬の季節と違い、
すでに明るい朝に出発するのは、いつも1日の始まりに少し出遅れてしまったように感じてしまう。

それでもスマートフォンの画面に表示される私の町の朝6時の気温は、8℃。
ゲンメは、さらに気温が低く6℃。ゲンメの丘のぶどう畑は、さらに気温が低いことでしょう。

今朝もコートを着て出勤。
通勤中の短い更新です。
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青空で気持ちがいい日曜日、私は、窓から青空を眺めながら自宅で過ごしていました。
日本から戻ってきて、ちょうど1週間が経過し、気がつくと、すでに6月の1週間の一時帰国も近づき、
その準備と連絡のメールをしていました。
椅子の下で眠るねこを踏まないように、立ち上がり、時々、赤ワインでカフェタイム。

どこにも行かなかった日曜日。気分転換に30分弱、近所を散策。
今日は、その時の写真です。

教会裏の田園から眺めるモンテローザ。

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教会前の町の敷地内に残る昔の農工具を眺める。
収穫後のお米を乾燥させるための機械。
現在でも。これと同じタイプのものを使っている農家もあります。

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昔の農工具は、今では、町でこんな風に使っています。

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空から眺めた町の写真を見つけました。
よく見たら、町の教会(中心の高い建物)が見えています。
私は、この周辺を散策していたのです。

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この一面に広がる水田は、低い丘が続くワイン産地の入り口まで続き、
その先にノヴァーラ県の有名なワイン産地ゲンメがあるのです。
今日も張り切って行きましょうか。もうすぐミラノ。
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初夏の軽井沢をお散歩。

昨日、雨と冷たい風のミラノから帰り、最寄りの高速道路入り口の停留所で降りると
青空が広がっていました。

一緒のバスに乗っていた、近郊の町に暮らすミラノ大学で薬学を学んでいる大学生と
思わず、顔を見合わせました。
”よかったね。でも、週末は、また崩れるかもしれないね。”

風が冷たく、コートは、手に持つことなく着たまま、車に乗りました。

気温が低いので、今、田んぼの稲がどのくらいなのか見るために
いつもお米を買う稲作農家の水田の様子を見に行きました。
農家の庭の水車の下は、野うさぎのすみか。そして、その向こうに水田が広がっています。

午後の時間

このブログを書いている土曜日は、再びグレーの空の色です。
イタリアに戻ってきてから1週間が経とうとしています。

今日は、ワイン会後の問い合わせのメール、仕事の打ち合わせのメールの他に
この地域の農業の報告書や論文を読んだりと
自分のいろいろなことを思いっきりすることのできる週末です。

そんな土曜日の朝の更新。
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今日は、スマートフォンに残っていた軽井沢の風景の写真。

午後、ワイン会の準備で時間の関係もあり、この日は軽井沢駅から行きはタクシーで
軽井沢駅への帰りは、徒歩で散策しました。

自然に囲まれて軽井沢の緑、森、小鳥と美しい景色の広がるホテル鹿島ノ森からスタート。
緑の道を歩きながら雲場池へ
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雲場池から別荘が並ぶ緑に囲まれた道を歩きながら、駅に向かうために東雲交差点に向かう。
途中で、ブラジルのコーヒーが美味しい、natural Cafeina(ナチュラル カフェイーナ)さんで
20分カフェ休憩、そして軽井沢駅まで徒歩10分。

*ナチュラル カフェイーナさんでは、以前、ワイン会を実施したこともあり
軽井沢らしい素敵な空間のカフェです。たくさんのカフェから選ぶのが難しいので
この日は、オーナーの中山さんに選んでもらいました。

軽井沢駅からワイン会のため中軽井沢にある星野ハルニレテラスへ
軽井沢の地下倉庫から近いセルクル(CERCLE wine&deli)さんでワイン会でした。
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今年は、イタリアでの仕事でオフィスを不在にできる時間に限りがあったので
いつもは、2週間帰国するところを1週間ずつ2回の帰国となりました。
6月は、鎌倉、北海道、山形県、そして東京です。

6月の帰国翌日のワイン会のトップは、鎌倉で、6月9日(日)に
軽井沢のセルクル(CERCLE wine&deli)さんの鎌倉店で。
*6月の鎌倉、北海道、山形のワイン会の詳細は、料金、ワインの種類なども決まりつつあるので
まとめてから、お知らせするようにします。
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この日は、新幹線で最終の1本前の東京行きで帰らなければならなかったので
ワイン会前に早い夕食で信州のおそばでも食べようと思っていました。
ランチは、新幹線の中で食べたミックスサンドイッチだけだったので、夕方近くになり
急におなかがすいてしまいました。

ワイン会準備前に、いつもお世話になっているシェフに会いに同じくハルニレテラス内にある
イタリアンレストラン イルソーニョさんへ。
武井シェフにお会いしたら、信州のおそばよりも、急に武井シェフに作ってもらいたくなり
思わず窯焼きのピッツァを注文。

ランチタイムの時間が過ぎ、ディナータイムまでの時間で、厨房が忙しくなかったので
武井シェフ自らが、ピッツァを焼いてくださいました。ありがとうございました
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自家製の辛いサルシッチャのピッツァ
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店内は、Free Wi-Fiもありました。イタリアのスマートフォンも活躍。
イル・ソーニョ(il sogno)さん
長野県北佐久郡軽井沢町星野ハルニレテラス

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4月最後の今日1日。

雨で気温も低い朝、朝のバスの車内は、弱く暖房が入っています。
水田の上には、グレーの空が広がっています。
通勤中の朝の短い更新。

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今年は、春の気温があまり高くならないことで、まだ水の入っていない水田もあり
ピエモンテ北部ノヴァーラ県のワイン産地の畑では、ブドウの樹の芽も、まだ小さく
約2週間以上、成長が遅れています。

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今日は、午後、ミラノから帰ってきたらワイナリー、夕方から稲作農家へ。

夕食は、アグリツーリズモで、ノヴァーラのサラミなどの盛り合わせ、
ピエモンテ牛(Fassona Piemontese)のカルパッチョ、
オルティカのリゾット(Risotto alle ortiche:イラクサのリゾット)
ノヴァーラ県のエルバルーチェのワインと一緒に。
メインは、ノヴァーラの養豚農家のポークの赤ワイン煮込み。
もう1種類の赤ワインは、同じくノヴァーラ県のワイナリーからネッビオーロかゲンメ。

帰国まで日程が近づき、イタリアのオフィスの仕事も追い込み、
そして日本でのワインの仕事は、先月に続いて再び輸入、その手続き。決算後の納税書類の準備
日本のレストランのオーナーさんとワイン会の打ち合わせ。
そしてねことの時間。

今日も1日がとてもわくわく楽しみです。充実した1日になりますように。

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復活祭の祝日、そして夏時間もスタート。

まだ夜明け前、今日のお天気は、まだわからないですが、予報では、雨模様。
昨日、復活祭(Pasqua:イースター)の日は、青空で暖かな1日でした。
そして夏時間もスタートし、夜、明るい時間が長くなりました。

今日は、復活祭後の月曜日(Pasquetta)の祝日です。
オフィスもお休み。いつもより少し早い時間、自宅から更新です。

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日曜日は、青空で眩しい春の光に包まれた一日でした。
夕方になっても、まだ日が高く、中庭から町の教会を眺めました。

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19時半を過ぎていくと、次第に夕暮れが近づき、鴨やサギが田園から小さな森に帰っていきます。

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そしてまだ、この一区画だけ、春の水田の準備ができてなく、
昨年の秋の収穫後に残された稲が残されています。

くっきりと見えるモンテローザの山肌に小さな丸い光がはっきりと見えていて
何かが夕日に反射されているようです。山にある建物か車に反射しているのかもしれません。
写真は、小さいので、見えにくいですが、ちょうど真ん中あたりに丸い光でとても強い輝きでした。

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すでにこの時は、20時近くで、気持ちのいい空気、モンテローザの山、そして田園を見て、
とても幸せな時間の流れを感じた日曜日の夜でした。

もう今日は、4月1日。初夏に向けて、仕事もそしてここでの生活も頑張っていきたいです。
皆さんもどうか良い一日をお過ごしください。

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いつもねこのコーナーです。

まだ今は、明け方前です。お部屋の隅の箱の中では、ねこが眠っていて
時々、くぅーと寝言のような声が聞こえきます。

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祝日の今日は、ノヴァーラ風リゾットのパニッシャを作って、
ノヴァーラ県のワイナリーの赤ワイン、ノヴァーラのサラミ、そしてトーマチーズです。

メインは、作り置きしたチャーシューを温めることに。
豚肉をお酒の代わりに、白ワインのエルバルーチェ、
みりんとお砂糖の代わりに、10年熟成の無添加バルサミコ(少し贅沢ですが。)
そしてローリエ、お醤油、ポロネギ、タイ産の生姜でゆっくり煮込みました。

チャーシューを作った初日は、細いパスタを茹でて、そのまま煮込んだスープを使って、
ラーメンになったのですが、
今日は、このチャーシューをメインとしてお野菜のグリルと一緒に。
幼い頃、母がよく自家製の焼き豚を作ってくれたことを思い出し、作ってみました。

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通勤仲間のシモーナ

アルプスの山々と朝日で美しい朝。
スマートフォンのカメラでは、すべて写すことができないですが
雪に覆われた山肌がくっきりと見えています。

通勤中の短い更新です。

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日の出も早くなり、出発を待つバスの中も明るくなりました。
写真は、毎朝、ミラノまで一緒のバスに乗っている近郊の町で暮らすシモーナ。

2009年1月に大雪だった朝のブログで
真っ暗な中、約10km停留所まで歩いて通勤したシモーナです。

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ミラノの歯科医院で働き、予約を待つ患者さん、
そして午後に口腔内手術の助手の予定があり、
どうしても雪の中 行かなければならなかったと話してしました。

昨日の朝、ノヴァーラに向かう途中の通勤風景を動画にしてみました。
大型トラックが多いのは、この辺りには、ロジスティクスも多く
北イタリアは、欧州への玄関口でもあり、
そしてイタリア国内への流通が多いのです。



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もうすぐミラノに到着。こちらは、晴れて気持ちのいい春の朝です。
どうか良い一日を。

5月の福岡県に続き、ワインに関するイベントの日程が決まりました。
2回目の一時帰国の6月、6月11日〜13日まで北海道に滞在するので
その間、札幌、滝川などで開催する予定です。詳細は、打ち合わせ中。

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1日の終わりに。

今朝は、雨雲で、グレーの空が広がっています。
もうすぐティチーノ川を越えて、ロンバルディア州へ。
ミラノが近づきます。

朝の急いだ短い更新です。

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昨日の写真は、朝、高速道路の停留所からでした。

下の写真は、帰り道で、すでに18時を過ぎています。
春になり、日没も少しずつ遅くなりました。
帰り道に立ち寄ったミラノのカフェでは、外のテーブル席で、
食前酒タイムを楽しむ人たちがいっぱいでした。
それは、とても華やかで、ミラノの好きな風景のひとつ。

地下鉄に乗って、高速バスのターミナルに向かう。

車内で本を読みながら過ごしていましたが、
ふと窓の外を見ると鮮やかな色彩の景色が広がっているのに気づき
本をカバンにしまって、スマートフォンを取り出す。

ティチーノ川。
ピエモンテ州に変わると、家も近づき、次第にミラノでの1日が遠く感じられ
帰宅後の時間の過ごし方、食前酒のワインのことなどを考えたり、気持ちが切り替わる瞬間です。

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そして、マルペンサ空港も近づき、田園の上空には着陸態勢の航空機。

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窓が反射して、うっすらとバスの車内が写っています。
ノヴァーラを通過する頃、モンテローザが見えてきました。
ここの水田は、すでに春の準備が整っています。

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1日の終わりの春の田園を眺めながら、家に帰る。

ゲンメのワイナリーのアントネッロも、そしてノヴァーラ県北部のワイナリーのフランチェスコさんも
ノヴァーラ県の土地の魅力を語る時、
いつもブドウ畑の向こうに見えるモンテローザのことを話すことを思い出し

この日は、ノヴァーラ県のワインにしました。
il canto degli uccelli"(鳥が歌う)丘という意味が方言で、MotZiflon
(特殊文字がブログに反映されないのですがoは、ドイツ語の表記にあるO-Umlaut)という
ブドウ畑のブドウを大樽で熟成したColline Novaresiの赤ワイン。
品種 Nebbiolo 70%, Uva Rara 20%, Vespolina 10%

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このワインは、新しく入荷するので、5月か6月のワイン会にも登場するかもしれません。

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モンテローザを眺めながら。

朝、暖かいと思い、安心していたら、車が真っ白に凍っていて
出発が遅れ、始発に乗れず、トリノから来るバスを待つ事になりました。
地面も屋根も薄っすらと白く膜がかかったようで、
気温は氷点下3℃と表示されていても、
春の柔らかな空気で、そう感じないのです。

いつもより15分遅くなって、違った景色が見えてきました。
日の出となり、アルプスの白い雪、山頂付近の雲が桃色に染まっていきます。

そして、次のバスがやってきました。

1

いつもより遅くなった私を運転手のマウリッツィオが、腕時計を指差しながら笑い、
バスの車内が賑やかになりました。

今日も春の初めの素敵な1日になりそうです。

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ミラノに到着したら、オフィスの仕事の報告書とレポートが終わりの見えない状態で

午後は、自分自身の日本の仕事の輸入手続きの書類、年度末の経理、納税の書類、
バローロのワイナリーのドルチェットのラベルデザイン
帰国時のイベント、アポイントの取り付け、各都市のホテルや国内線の航空券の手配

GPLガスを満タンにして、ノヴァーラのブドウ畑や田園地帯を走りたい。
ワイナリーの人たちともゆっくり会って、ワインの話を聞きたい。

そして待っているねこ。
今、試飲したいワインもたくさんあり・・・

今日も1日、たくさんのことが待っているので、そんな日々に感謝。
少しずつ大切な時間を積み重ねていきます。

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雪を見ながらワイン。Josetta Saffirio

綺麗に跡形もなく溶けていった雪。昨夜から降り始め、再び雪景色となりました。
日曜日なので、自宅で過ごしています。

駐車場の車に積もった雪の高さは、15僂世韻如⊃緤を含んだ雪は、すぐに溶けていき
深夜から明け方は、いつも氷点下になるので、この水分を含んだ雪が凍結してしまうことでしょう。

013


田園側から、町の教会を眺める。
初めてこの土地に来た時が冬の終わりの雪の音のない白い風景だったこともあり
好きな風景で、この中に日々の暮らしがあることを楽しんでいます。

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雪の日は、バローロのようなワインが飲みたいと思い、今日は、バローロの友達シルヴィアが
結婚前まで住んでいたモンフォルテの土地、現在、バルベーラのブドウを栽培している
お父さんのマリオさんの畑からも近く
ラベルの可愛らしさもあり、日本でも人気のあるバローロを試飲。

079Barolo 2006
ブドウの品種:ネッビオーロ100%
アルコール度数:13.5%
Josetta Saffirio

1本のまっすぐなラインを持っているワインというよりは、
新樽だけでなく、いくつかの樽を組み合わせて
最終的にひとつの味となるようにまとめている印象で、
2回目だけでなく、おそらく3回目の樽も組み合わせ
いくつかの違った樽の香りが感じられました。

落ち着いた濃いルビー色。
バニラの香り、森の果物、バルサムの香り、
いくつかの樽のブレンドを感じ、タンニンが優しく
エレガントなワイン。



熟成したチーズと過ごす冬の日曜日。ゆっくりとした時が流れています。

イタリアでは、選挙で、この町の会場は、町役場。
同じ敷地内の向かいにあるガラス張りの会議室に、
週末から財務警察官(Guardia di finanza)が宿泊。

家のドアを開けると、カーテンのない大きな会議室があり、目が合うのですが
パソコンの前に座って、ついたてのあるところにベットのようで
ピッツァの箱とペットボトルの水が置かれていました。

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雪の朝

本日は、自宅で仕事。外は、静かに雪が降り続いています。
朝の短い更新です。

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晴れた週末の夕方は、透き通った空気の中、モンテローザの山がくっきりと見えていました。
予報では、この日の夜から雪でした。

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予報通り、昨夜から静かに細かい雪が降り、氷点下なので
青白い風景の中、それが凍ってところどころきらきらと光っています。

IMG_0032

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週末は、ゲンメのワイナリーに用事があり、ワイナリーのアントネッロと
ワインの品種について話して時間を過ごしていました。

この日は、通行止めでワイナリーの目の前に駐車しなかったので、のんびりと
帰り道、カーニバルの準備をしている旧市街の街の中を歩きました。
あちらこちらから、お豆を煮たスープの香りが漂ってきました。
それは、お豆の煮込み料理(fagiolata :ファジョラータ)です。

ゲンメの教会の鐘の音が響き、正午になったことを知りました。
約2時間近くをアントネッロとワインの話をしていたことになり、すっかりおなかが空いてきました。

通りかかった美味しいお菓子屋さんでカーニバルのお菓子を袋にいっぱい買い
車に乗って自宅に向かおうと、運転席に座ると、駐車場で2つも食べてしまいました。
ちょうど出来立てで、少し温かかったのです。

この揚げ菓子は、アプリコットジャムが入っているものと
もう1種類は、ピエモンテらしく、チョコレートとヘーゼルナッツのクリーム入りです。

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お知らせ

サイトのワイナリー紹介のバローロに次いで、バルバレスコが昨夜完成しました。
今、このアントネッロのいるゲンメのワイナリーを制作中。
写真は、今までのブログに掲載したものばかりです。
画像が多く、少し重いですが、ワインにご興味のない方も
ピエモンテの農家の四季の写真を見て楽しんでいただければと思っています。
バルバレスコのワイナリー GIUSEPPE CORTESEのページ
http://www.wineart-piemonte.com/vini2.html
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冬は、牛肉の赤ワイン煮込み(Brasato)がとても美味しい。

霧でとても静かな日曜日の朝です。
深夜過ぎには、氷点下3度だった気温も、今は、もう0度。
日中は、気温も8度前後と高くなることでしょう。

天気予報をいつも時間の経過とともに意識するようになったのは、農家の友達の影響もあり
彼らは、それぞれ農業のために気温、天気だけでなく湿度、風向きといつも把握しているからです。

氷点下で寒かったまだ真っ暗な朝4時に、
いつものようにねこは、まるで木の扉をノックするかのように
ドアにすり寄って小さな音をたてて、”ニャー”と呼んでいました。

ドアを開けると一面、真っ白な霧で、暗い朝、目の前の教会もぼんやりとかすんで見えています。

帰国日までの仕事の準備で今日は、外出することなく、温かい野菜スープを作ったら
また仕事にとりかかります。その前に短い朝の更新です。

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スマートフォンに残っていた最近の写真から。
ノヴァーラ県湖畔の街オルタ・サンジュリオから湖に浮かぶオルタサンジュリオ島に着いてから
教会、そして女子修道院に続く静かな道を歩く。

オルタサンジュリオ


とても短い動画になってしまいましたが、ほんの少しだけ画像では伝わらない空気を是非。
湖畔の街から水上ボードでオルタサンジュリオ島に向かい、次第に離れていく湖畔の街を見ていた時。



この日は、寒くなく穏やかな暖かな1日でした。
もうすぐ、オルタ・サンジュリオは、静かで長い冬の一日の時間が流れるようになっていきます。

私は、静かな冬にこの街を訪れることも多く、
そんな時は、湖畔にあるカフェで温かいホットチョコレートを飲み
凍ったように冷たい空気の中歩く石畳、屋根の煙突から静かに白い煙が立ち上がるのを眺める。

静寂で街がモノトーンの色彩になる霧の寒い日に
広場に飾られる大きなクリスマスツリーがとても華やかに感じられるのです。

霧の中、湖に浮かぶ小さな教会の島を眺めて、思索にふける。

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こちらの画像は、私が好きな冬によく食べることもあるピエモンテ料理のブラザート(Brasato) 。
バローロのワイン産地 ラ・モッラのワインカフェで。牛肉の赤ワイン煮込み。
これは、ほお肉で、たっぷりの赤ワインで煮込まれていてとても柔らかい。

brasato

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静かなピエモンテでの暮らしの日々、実際には、平日は、ミラノの地下鉄に揺られ
帰りに観光客がたくさんで華やかなミラノの中心地で
様々なデザインのステーショナリーを眺めたりする時間があるわけですが

帰宅後、静かな霧の田園風景、町にあるお店は、バールとたばこ屋さん、小さな雑貨店のみで
それらのお店から明かりが漏れ、時折、人が通り過ぎるだけでひっそりとした町での暮らし。
ここには、確かに長い1日の冬の夜の時間の流れが存在します。

それは、毎日が同じような1日に見えても
町のひとりひとりにとって、あまりにも大切な時間がゆっくりと流れているようです。

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一時帰国までの日々。

ここ数日降っていた雨が止んで温かい朝、6℃。
今年は 昨年の今頃よりもとても暖かく、
手袋を外して運転し、高速バスの停留所に向かいました。

真っ暗な道路には、たくさんの枯葉が落ちていて
まだ所々に、水たまりが残っていました。

来週の今頃は、成田行きの飛行機が着陸態勢で
あと1時間の飛行時間となり、機内アナウンスが流れていることでしょう。

私は、到着後すぐに、アポイントがあり、東京 四ツ谷に直行しなければならないのです。
帰国日に乗り継ぎ空港が雪にならないことを祈って。

朝の短い更新

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スマートフォンに残っている画像から。

ノヴァーラ県北限にあるワイン産地周辺の風景。
これより先は、湖水地帯となり、スイスが近づきます。

ゲンメ (2)

ゲンメの丘にある霧のぶどう畑と、そのすぐ下が渓谷になっている小さな森の風景を思い出しながら
今、車窓を眺めています。

帰国は、たった2週間位ですがノヴァーラ県の風景の写真を見ていると、
離れたくない気持ちが強いのが事実です。

それ以上に、日本で待ってくださっている方々とお会いすることを
楽しみにして帰国の準備を進めています。

オルタ湖畔の街の中心に、大きなクリスマスツリーが飾られる日も近いことでしょう。

オルタ

もうミラノに到着。
今日も張り切って行きましょうか。

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お知らせ

21日福岡のワイン会も募集開始です。
詳細は、直接、桜坂にあるチリエージョさんまで。
ノヴァーラ県での日々の暮らしが伝えられるように
炭火焼きのお肉と一緒に11月市場に出荷されたばかりのゲンメ2006を皆さんで飲みましょうか。
12月21日(金)福岡県福岡市桜坂 Ciliegio (チリエージョ)さんにて
ご予約・お問い合わせ Tel. 092-725-7120

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Ghemme 2006

帰りに車でゲンメの丘に行く。
私は、この空間がとても好きで、

林や崖の下にひろがる
自然なままの小さな森の茂みを眺める。

霧で静かな晩秋、ゲンメのワイナリーROVELLOTTIのブドウ畑で。

ゲンメのブドウ畑


丘の下の道路を通過する車の音が響き
鳥の鳴き声、羊飼いの犬の鈴の音。



大樽は、ワインの樽熟成が終わると
内部を1mmずつ削り、ワインの結晶を取り除き
次のワインをいつも待っていて、次第に薄くなっていく。

今まで50年間使っていた樽がワインが漏れて終わりを迎え

次の50年のために色々と考え、少しずつ揃えている
昔のゲンメの伝統の樽と同じサイズの樽を
スイスで設計してもらったと、いつも嬉しそうに話していたアントネッロ。

Ghemme2006 から、新しいスイス製の樽で造ったものになります。
現在、420本、成田空港に向かって空の旅を満喫中。

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Profile

RIE

ピエモンテ州のお米とワイン産地ノヴァーラ県にある人口1000人弱の小さな町で暮らし、主にピエモンテ州北部(アルトピエモンテ地方)のワイナリー、ノヴァーラ県の稲作、養豚、酪農などの農業地域で過ごしながら、年に3,4回日本に帰国。日本では、2008年から酒類販売免許を持ち、2017年からは、個人の方やレストランさんへの小売販売免許の他、ワインショップ、酒屋さんへの卸売販売免許も取得。
ピエモンテワイン、オリーブオイルなどの直輸入販売。東京、軽井沢からゆうパックで全国に発送しています。

農業視察や農業調査、ワイナリー訪問の他、日本帰国時にピエモンテワイン会、試飲会など企画しています。
ローマにてイタリアソムリエ協会ソムリエ資格。上級コースであるマスターコースも修了。
得た知識をできるだけ多くの方に伝え、皆さんにピエモンテのワイン、農業地域での暮らしを楽しく読んでいただければと思います。

http://www.wineart-piemonte.com/

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