北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

ピエモンテの暮らし

Festa dell'Uva di Gattinara

ピエモンテ北部(アルトピエモンテ)のワイン産地のひとつ、ヴェルチェッリ県のガッティナーラの街でも
お祭りがありました。
ガッティナーラの人口は8,000人を超えていて、同じくワイン産地であるノヴァーラ県ゲンメの2倍以上、
そして私の暮らす町の8倍以上の人口なので、お祭りは、私の町の夏祭りの規模を遥かに超えています。

今日は、ガッティナーラのブドウ祭り(Festa dell'Uva di Gattinara)の写真です。

********************
お祭りが始まった初日、まだ明るい時間から街を散策していました。
ショーウィンドーもブドウとワインの飾り。

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ここは、以前、ガッティナーラに行った日のブログにあった写真と同じところです。(茶色のねこに出会った場所。)
奥のレストランもお祭りで訪れる人のために、外にもテーブルを出しています。

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お祭りのポスター

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ゴルゴンゾーラチーズ会社の広告のテーブルでは、試食が用意されていました。
Gorgonzola piccante D.O.P
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Gorgonzola dolce D.O.P
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お祭りのワインは、すべてガッティナーラ。

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3人で選んだのは、こちらのワイン。
お祭りなのでプラスチックのコップで。

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サラミとワインで、前の通りを行きかう人々、ブラスバンドを見ながら過ごしているうちに
次第に夕暮れとなり、注文したリゾットが来た時には、もう夜景になりました。

ガッティナーラは、ヴェルチェッリ県なのでヴェルチェーリ風リゾットのパニッサです。
Panissa vercellese
20160909_201246 (550x413)

教会前ではコンサ−ト

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私の暮らす町のお祭りと違い、お祭りの食事会場がたくさんあり、レストラン、カフェ、ジェラートのお店も参加し
お祭り用の特別メニューを用意していました。

そしてこんな風に通りから奥に広がったスぺースを借りて、お祭り用のお食事を提供するグループもありました。

不思議なことに、この空間は、少し前に見た夢の中の風景にそっくり。

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一緒に行った同じ町で暮らす友達、ヴィクトリオが運転。

帰り道は、いつも私が走るのと違う道を使っていて私の暮らす町からは、ノヴァーラ県ゲンメよりも、
このヴェルチェッリ県のガッティナーラの方が近いことに気づきました。

セージア川の橋を渡ると、すぐにいつものサラミの養豚農家に続き、お祭りで賑やかだったガッティナーラの街から
急に静かで人の気配のない夜が広がっていました。

車から降りて家に向かっている時、何か気配がして足元を振り返ると、ライトアップした教会のオレンジの光に
照らされた小さな2匹の姿がありました。
ねこのぴーちゃんとみーちゃんがぴったりとくっついてきていました。

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マリオさんのリゾット作り

今年もヴェルチェッリ県からマリオさんがこの町の夏祭りのリゾット作りにやってきました。

夏祭りのプログラムでも郷土料理、ノヴァーラ風リゾット パニッシャ(Paniscia novarese)
ということになっているのでそのようにブログでも紹介していますが、
隣のヴェルチェッリ県から来てくれるマリオさんの作り方は、ブロードに香味野菜を使用しているだけで、
リゾットには、キャベツなどの野菜は使わっていないので、これは
ヴェルチェーリ風リゾットのパニッサ(Panissa vercellese)ということになります。
調味料もすべて自然のものだけでシンプルに作りあげる優しい味のリゾットは、とても美味しかったです。

このお祭りの後に、震災で被害の大きかったアマトリーチェ、アックモーリ、ペスカラ・デル・トロントに
災害救援隊の調理グループで再び、行くことになっていたマリオさんでしたが
現地に行ったマリオさんの話によると

緊急発生時であり、イタリア中部周辺の州の災害救援隊や多くの周辺の州からの支援物資
ボランティアの人々で、かなり大きい人数で動いていて、混乱を招くといけないので
依頼があれば、すぐに行かなければならないが北部ピエモンテ州からなので
しばらく待機して様子を見た方がいいと思う。

そして、今までの経験からいうと、日にちが経っていくと人々の関心が薄まることもあり
次第に支援する人が少なくなっていく。

今は、夏の終わりだけれど、すぐに寒い季節もやってくる。仮設住宅ではかなり寒いことだろう。
山岳にも慣れているピエモンテ北部の寒い地域のメンバーであるので、冬の最も寒い時期に
キャンピングトレイラーで2ヶ月近く長期間行くことを検討している。

そんなマリオさんの作る夏祭りのリゾットの写真ばかりの更新です。

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お祭りの最終日、ミラノからの帰宅時間が少し遅くなってしまったので、
帰るとすでにリゾットのブロードなど準備ができていました。

準備段階や詳しい材料などの内容、写真は、2014年9月2日の夏祭りのリゾットのブログに紹介してあります。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51999089.html

帰宅してお祭り会場のキッチンに向かうと
災害救援隊の調理グループのマリオさんとアルピーニ(Alpini:アルプス山岳専門の歩兵隊のグループ)の
クラウディオさんが待っていました。
"やっと来たか。遅いじゃないか・・・RIE"

共に、野外料理に慣れているプロです。

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お米と玉ねぎ、オリーブオイル、ラード、ノヴァーラ県のサラミ(Salame della duja:サラメ デッラ ドゥーヤ)
炒めて準備されたお鍋が並んでいました。
マリオさんの助手のオッタヴィアーノさんは、準備が終わってじっと休憩中。

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この町では、普段、リゾットには、品種カルナローリ(Carnaroli)を使うことが多いですが
マリオさんがリゾットで好んで使うお米は、品種バルド(Baldo)が多いです。

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お祭り会場は、20時になるとオープン。
20時過ぎには、リゾットを注文する人が出てくるので、それに合わせて最初のお鍋が出来上がらないといけません。
時計をお鍋から近くの位置に移動して、準備していたお鍋を開け、ブロードとうずら豆を少しずつ加えて
混ぜていきます。

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時間差で仕上がるように2つのお鍋でリゾット作り。

2つの寸胴鍋は、奥がブロード(仔牛、豚の骨つきの脛肉とニンジン、セロリ、玉ねぎを4時間半煮込んだもの)と
手前は、ブロードを加えながらうずら豆を煮込んだもの。
マリオさんが出来上がると、横で助手のオッタヴィアーノさんがお米を混ぜてリゾットの仕上げの準備したものを
マリオさんのコンロに移し再び、オッタヴィアーノさんが新しいお鍋を準備していきます。

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お祭りのスタッフがお鍋からお皿に入れ終わり、各テーブルに運び始めるころ
ちょうど、次のお鍋が出来上がって、お皿に入れ始めることができるように
マリオさんがお皿に盛るスタッフと配るスタッフのタイミングを眺めながら、時間を調節していました。

IMG_8734

このノヴァーラ風リゾットには、赤ワインがたっぷり使われます。

ふいに、ゲンメのワイナリーのアントネッロがよく、語っていたことを思い出します。
"この地方の昔の人は、第2次世界大戦を含めて戦後の貧しい時代には、
ゲンメには、ワインはたくさんあったから、貧しい人ほどワインで
カロリーやナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを補給していた。

特にピエモンテとロンバルディアの戦いが終わった1400年代は、今と違ってアルコール度数が5%くらいで低く、
残糖度が高く甘めのワインだったから、1日に3リットル近くとかなりの量を飲むことができたんだ。"

そういえば、バールでよく出会う90歳近い友達のジュゼッペは、先週、夏祭りのプログラムを見ながら
こんなことを話していました。

"パニッシャか。小さい頃、食べ物が少なかった時代に、朝、昼、晩と3食、ずっとパニッシャを食べたものだ。
それしかできなかったし、なんといっても栄養があったからね。
みんな、毎食同じでもありがたく喜んで食べていたものだよ。"

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そしてマリオさんの秘密の隠し味は、ピエモンテのバターをローズマリーとにんにくで溶かして
溶かしたバターだけお鍋に入れます。バターは125g使われ、これで60皿分の量なので、
一皿には、ほんのわずかなのですが、優しい風味が加わります。
この時、キッチンは、ローズマリーの香りでいっぱいに。

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写真を撮っていると、私のところにも一皿、クラウディオさんが持ってくてくれました。

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21時過ぎに、最後の大きなお鍋2つがコンロに置かれて、リゾット作りをしている中、
私の横には、いつの間にか洗い終わったお鍋が置かれていました。
マリオさん、オッタヴィアーノさんがタイミングを見ながら少しずつ、使い終わったお鍋を洗っていたのです。

IMG_8779 (500x415)

ピエモンテのいろいろな町からイベントでの大鍋で作る郷土料理の仕事の依頼のあるマリオさん。

秋には、他のピエモンテのいくつかの町で、ロバ肉の赤ワイン煮込みやピエモンテのパスタ アニョロッティ、
ポロネギを使ったラザニアなどの大人数のお料理をこの2人で担当するようです。

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夏祭り初日のキッチンから。

週末から夏祭りが始まりました。
会場になっている教会の裏庭は、深夜1時過ぎまでコンサートが続く日々が続いています。

お祭りのメニューには、ポテトフライや腸詰めのソーセージを開きグリル (Salamella)してパンに挟んだ
パニーノやお肉の小さな串焼き(Spiedino)などお祭りでの
人気メニューの他、ノヴァーラ風リゾットのパ二ッシャ(Paniscia)もあります。
そして毎年、小魚のフライがありましたが、今年は、カエルのフライ(Rane fritte)が登場です。

初日のリゾット作りは、注文も少ないことから、同じ町の男性が担当(本業は、町の電気取扱者で電気工事士)
そして夏祭りのキッチンメンバーが手伝ってみんなで仕上げていました。

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夏祭り会場は、毎日夜20時半頃から開始され、深夜1時まで。
夕方のキッチンでは、ノヴァーラ風リゾットのスープ作り。

リゾット作りは、スープがすべてなので、とても真剣です。

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そしてみんなで食べようと庭で取れた桃を持ってきたルクレッツィアちゃん。

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ルイージがこの写真もブログに載せてほしいと言うので・・・。

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19時半にお祭りが始まる前の食事として、スタッフ用のリゾットを私ももらいました。

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そしてこちらは、カエルのフライ。揚げたてにレモンを絞って食べてもらうために
注文が来てから、急いで揚げ始めます。

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布で水分を乾かしたカエルにデュラム小麦のセモリナ(小麦を粗挽きにしたもの)をまぶして
ヒマワリ油で揚げて、揚げたてに塩を一振り、レモンを添えます。

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水田地域には、小さなカエルが多く、貧しい時代には、すぐに手に入る貴重なタンパク源でしたが
現在は、郷土料理のひとつでありながら、レストランなどでとても高価なものになってしまいました。

一部の地域で、昔ながらに釣っている人も見かけますが、
自然保護地域に近いカエルのたくさん住む河川や用水路は釣りが禁止になっているところも多く
これは、養殖の業者から購入して、すでに皮も頭の部分も取り除き、すぐにお料理できる状態になっています。

お祭りのメニューの中でひときわ高く、この小さな一皿でリゾット2皿分と同じ価格です。
それが、この日、ポテトフライよりも人気でした。
味は、小さな白身魚のフライに似ています。

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初日と違い、夏祭りの最終日のリゾットは、500皿以上の年も多いです。(私の小さな町の人口は約950人)

たったひとりで、多くの人を待たせることなく、片づけも同時に進行させながら
夏祭りの小さなキッチンスペースで、時間差で次々にリゾットが仕上がるようにできるのは、
ピエモンテ北部の災害救援隊の調理班、マリオさんだけです。

現在、震災のあったアマトリ―チェに行っていて、交代で戻って来た月曜日に夏祭りのリゾット作り、
その後、すぐにアマトリ―チェに向かうということを夏祭りの主催者のクラウディオから聞きました。

以前、ブログに書いたのを覚えているでしょうか。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51958228.html

マリオさんは、2009年のラクイラ地震の時にも救援隊の調理班として行き、
ラクイラは、今回の被災地であるアマトリーチェからそう遠くない地域です。

当時、その地方の郷土料理であるアマトリチャーナのパスタは、多くの人が
望んでいたので作ったこともあったということですが、

外国人移民にムスリムの方が存在することで、宗教的に豚肉やアルコール類を
口にすることができないことを考慮し、栄養があり、宗教や病気、年齢に関係なく、
みんなが食べれるようなものにすることが一番だったと話していました。

明日、そんなマリオさんに会いに行ってきます。

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町は、次第に夏祭りの準備です。

早朝は、冷たい空気で、ジャケットを来て出勤。
8月の中旬が近づくと、次第に季節が変わり、いつの間にか、日の出時間も遅くなり
今朝、出発した時は、まだ日の出前で、夜間走行時のように明るくヘッドライドをつけて出発。
通勤時の短い更新です。
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ルイージと小さな友達と広場前で。

piazza

町の広場では、今年の夏祭りのリゾットの話題でいっぱいでした。
初日は、この町の人が作る"私たちのパニッシャ(ノヴァーラ風リゾット: Paniscia)
これは、もしかしたら、いつものキッチンのお祭りメンバーかもしれません。
初日のお祭りは、平日で比較的、人が少なく、慌てずにみんなで作ることが出来そうです。

最終日は、やはり今年も災害救援隊のマリオさんが作るパニッシャ掲示板で発表されました。
2013年の夏祭りのブログでは、マリオさんのリゾット作りの様子があります。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51958228.html

いつのまにか町の広場の一角にかわいいボックスが設置されました。

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中には、絵本などがたくさんで"1冊取ったら入れておいてね。"と書かれていました。

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夏祭りが近づくころ、次第に秋の気配になっていきます。

ピエモンテの農業地域の様子です。
写真は、ピエモンテ州ランゲ地方バルバレスコのブドウ畑で、少し前の8月16日のネッビオーロの様子です。
今は、さらに紫色の部分が増えたことでしょう。バルバレスコのワイナリー、ジュゼッペ・コルテーゼのブドウ畑で。
ちょうど色が変わりかけている時でした。
この品種ネッビオーロが収穫されるのは、10月中旬。

これが2016年のBARBARESCO RABAJA, またはLANGHE NEBBIOLOになることでしょう。

rabaja

バローロのへーゼルナッツ畑で。 もうかなり実が落ちています。
収穫は、毎年8月中旬過ぎから下旬頃

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自宅から近所の田園地帯で。昨日、自転車で散策中。
これは、、町の大きな稲作農場経営者のクラウディオさんの210へクタールある水田の一部です。
ここは、黒米のうち品種Riso Venereを栽培しているようです。

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遠くに稲作農家の友人のヴィクトリオの農場が見えています。ヴィクトリオの栽培面積は、130へクタール。

*クラウディオさんは、210へクタールの水田で、従業員は、中国人とイタリア人ひとりずつ雇用して合計3人、
季節労働者として種籾専門になる水田の除草作業、異なった品種の稲をひとつひとつ見分けて
手作業で引き抜いていく中国人の労働者が6,7人。
今の時期、水田を散策んしていると、1列になって、水田を注意深く歩く中国人の人たちを見ることがあります。

この作業は、重労働です。農場での作業を快く働いてくれて、またお米の品種の知識が必要なことから
イタリア人でも他の国からの移民でもなく、長続きして仕事が確かな中国人の農業出身者を
探している農場経営者が多いのです。

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帰宅後、車を降りると、お迎えにきてくれるぴーちゃん。
今日も元気でいてくれて、ありがとう。

neko



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ポルケッタ(Porchetta).

スマートフォンには、たくさん日本滞在中の写真が残っていますが、その前に
昨日行われたピエモンテの町のイベントを紹介します。
日本滞在中の札幌、静岡、軽井沢、名古屋、福岡の写真はまた次回に。

それでは、イタリアに戻ってからの日々の暮らしの写真ばかりの更新です。

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イタリアに戻って、町の郵便局の前を通りかかると掲示版に
アルピーニ(Alpini:アルプス山岳専門の歩兵隊のグループ)による
野外料理"ポルケッタ"のイベントのお知らせがありました。

ポルケッタ(Porchetta:仔豚の丸焼き)の野外料理で会場は、町のお祭り会場と同じく
自宅の前にある教会裏の敷地内です。

イベント当日の日曜日の朝、窓を開けると、まだ早い時間からローストポークのにおいが漂ってきました。
教会の方を見るうっすらと白い煙がでているのが見えていました。

教会のレンガと色が重なってしまいましたが、ローストされている子豚が見えるでしょうか。

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ランチの開始は、12時半。
会場に行ってみると冷やした地元の赤ワイン(ボナルダ)が用意されました。
普段は、私は、ボナルダを飲みことがほとんどないですが、
若くて微発泡の冷えた地元の赤ワインが暑い日曜日の野外料理にぴったりで美味しかったです。

品種:Bonardaは、 Uva raraともいいます。 または、古くはBonarda novareseとも言われていて
ノヴァーラ県の地元で気軽なワインとしてピエモンテ州、そしてロンバルディア州で多く飲まれています。
Bonarda dell'Oltrepo Paveseは、ロンバルディア州パヴィア県のワイン

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そして前菜の準備が始まっています。
いつものお祭り会場のキッチンと違うのは、アルピーニに属している男性たちが手分けして準備していること

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私の予約席は、キッチンの中に用意されていました。(ルイージがそう頼んでくれたらしい。。。)
ボールいっぱいに、刻んだトマトを入れて豪快にオリーブオイル、ニンニク、バジル、塩、コショウを入れて合えて
パンの上に次々とトマトを載せて完成です。

出来上がった前菜
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そしてキッチンにローストされた子豚が運ばれてきました。

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デザートの前に同じ町の人が代表を務めているゴルゴンゾーラ工場のチーズの箱が運ばれてきました。
近所の牛舎のミルクもこの工場に運ばれていっています。

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このゴルゴンゾーラチーズの工場は、昨年11月のブログにあります。
ノヴァーラ県のチーズ工房で(GORGONZOLA, TOMA, TALEGGIO)

写真がないですが、この後に美味しいミルクがいっぱいのジェラートとエスプレッソ。

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町のドイツビール祭り"FESTA DELLA BIRRA"

昨夜から、町のドイツビール祭りが始まりました。
なぜ収穫祭の季節でもない、この時期にのピエモンテの水田地域の小さな町でドイツビール祭りが開催されるのかというと

このドイツビール祭りのきっかけは、町の友人で稲作農業をしているヴィクトリオが気に入っていた
ドイツ風ビアホールを、そっくりそのまま町に呼んでみんなで楽しむことにしたからです。

以前、ブログにヴィクトリオと一緒にビアレストランに行ったことを書きました。
2006年9月25日のブログなので、もう10年も前のこと。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/2006-09-25.html

町のビール祭りは、春の復活祭、そして町の夏祭りの中間のこの時期に設定されています。

よく町の友達のルイージが復活祭が終わると、落胆していたのが
今では、すぐに、この6月のビール祭りの話をするようになりました。

ルイージは、この4日間のビール祭りが終わると、今度は夏祭りの話題をして
その日が来ることを楽しみにすることでしょう。
何もない小さな町で暮らしていると楽しみがこんな町の懇親会のようなお祭りです。

少し写真がいつもよりも多いですが、そんな小さな町のドイツ祭りの雰囲気を皆さんに。
写真ばかりの、搭乗前の急いだ更新です。
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ビール祭りの会場は、自宅前の教会の裏に広がる敷地です。
普段は、門で閉ざされ、この敷地を歩くのは、ねこだけの空間で時々、ねこを追いかける私くらいです。
帰宅すると、その空間が町の多くの人たちで賑わっていました。

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会場内に数か所、ビールやドイツパンのプレッツェル(Brezel)やドイツ風ソーセージ(Wurstel)の販売所があります。

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開会の乾杯が始まりました。
ビアレストランを経営しているドイツ人家族と今回のお祭りの中心っで活躍しているクラウディオさん。

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時々、ブログに登場している町のかわいい10代後半から20代前半の友達たち。
ルクレッツィアちゃんは、農業と化学の分野で勉強中で、いつの間にかメガネの似合う女性になっています。

IMG_8655

私は、大好きな大麦麦芽と小麦麦芽で造られるドイツビール ヴァイツェン(weizen)を注文。

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いつの間にか、ルイージは、華麗な手さばきでスマートフォンを使いこなせるようになっていました。

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いつものお祭り会場のメンバーがキッチンに。

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今までのブログでは、会場のキッチンにヴィクトリオの姿が必ずありました。
少しの期間、参加しないことに。
それは、町の50代、60代が主流で町を盛り上げるのでなく、まだ高校生のルクレッツィアちゃんのような人たち
そして町のボランティアメンバーとしてお手伝いしている中学生くらいの若い世代が中心になって
すべて仕切れるような町になるまで、自分がいつまでも中心に出ているような状態ではダメだからと
かなり多くの話し合いをしたうえで、引き下がることにしたのです。

日本からこの町にいらしてヴィクトリオの農場を訪問したり、一緒にお食事をする機会があった方もいらっしゃるので
心配なさっているかもしれません。

ヴィクトリオは、いつも通り、水田で仕事をしてい、いろいろな方と農業の話をするのが好きで
これからもすっと同じで変わることはないです。
ただ、60代のヴィクトリオにとって、20代の方が中心になって町の行事が盛り上がることを望んでいます。


ところでクラウディオさん。
楽しそうにビールを飲みながら

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いい感じにお肉やドイツソーセージを次々に焼き上げていますが

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撮影している私の後にレンガの壁、その向こうに、よくねこのぴーちゃんが遊んでいる小石の中庭があり
窓が開いている私の家の寝室があるのです。
ビール祭りや夏祭りの期間は、寝室は、夜中までお肉のグリルやポテトフライのにおいに包まれます。。。

6月2日は、イタリアの祝日でビール祭りが一番盛り上がる日で、
昨夜の3〜4倍のビールやお肉を用意しているとのこと。

登場する町の人たちは、年齢が様々ですがみんな対等の立場で話す友達です。

私は、」若いお友達たちのご両親より年上だったりすることもありますが
遠くで見かけると、若い友達集団が
”チャオ ベリッシマ(bellissima:綺麗な人ということですが、誰にでも女性にはいうこと多い。)”
”RIE!!!"と大きな声で叫んで手を振っていたり

そしてこの若いメンバーは、ルイージととても仲良くバールのテーブルでトランプしてたりで
イタリアで暮らすと、まったく年齢差がなくなって笑いあえるのが素敵な時間でしょうか。

私は、このブログを書いている今、ミュンヘンの空港で羽田空港行き飛行機を待つトランジットのラウンジで
ひとり、ミュンヘンビール祭りを楽しんでいます。

IMG_20160602_131250

きっともう、自宅裏の教会の敷地では、少しずつ夜のビール祭りの準備を始めていることでしょう。
たくさんのイタリアでの時間の余韻を楽しみながらあと少しで私も東京、羽田空港行きの搭乗ゲートに向かいます。
それでは、また。

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クラップフェンの想い出。

近所のホテルの朝食ルームにクラップフェン(Krapfen:ドイツ風の揚げたドーナツ)が並んでいました。
クラプフェンを見ると、私は、いつもイタリアに来たばかりの頃の日々を思い出します。

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15年前の1月。仕事を辞めて、新しい何かを異国の文化の中で暮らして見つけてみたいと思って来たイタリア、ボローニャ。
以前、カナダ、トロントで暮らして、海外での生活で得た経験をもう一度、体験してみたいと思ったからでした。
しかし、それは、20代前半だったカナダでの日々と比べると 
将来、どうなるのであろうという不安を抱え、留学生という身分になってしまったわけで
大変な思いをしてまでイタリアに来てしまったという感情が常につきまとってきていました。

そんな日々の中で、イタリアらしい楽しみを見つけようと、学校に行く前に旧市街にあった古い趣のあるバールに
立ち寄ったのです。

カプチーノとブリオッシュの朝食をと思ったわけですが
この写真の朝食と同じようにたくさんのクラプフェンが並んでいたのが目に入りました。

その日からボローニャの街を去るまで
毎日、このバールでクリー厶の入ったこの揚げドーナツとカプチーノが朝食となったのです。
今でも、クラプフェンを見るたびにボローニャの冬の朝の旧市街を思い出します。

ノヴァーラ県は、お米、ワイン、サラミ、ゴルゴンゾーラやトーマなどのチーズの農業の他
養蜂農家も多く素晴らしい蜂蜜が生産されています。

パンやカフェにハチミツ。
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ハートに輝くクッション。
前の日の夜に、ねこがいた場所。

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日本滞在中の風景です。
東京から軽井沢駅に到着。
長いトンネルを通過後、到着寸前に外の景色が現れます。雪もなく晴れた空で暖かそうで良かったと思いましたが
新幹線のドアが開くと、そこは、凍って透き通った空気でした。この時、氷点下3℃

IMG_20000101_060122

軽井沢駅からシャトルバスに乗って 星野ハルニレテラスへ。
打ち合わせ後のランチは、デリのテリーヌとブルゴーニュワイン。

軽井沢

セルクル 軽井沢(CERCLE wine & deli KARUIZAWA)さん
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2145-5 星野ハルニレテラス内
Tel.0267-31-0361

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クリスマスの市場で。

ピエモンテの自宅に帰ってきて、1週間。
クリスマス時期が近づき、様々な食材やワインを購入するのが楽しい日々です。

ピエモンテ州ロエロ地方のチーズを中心とした食材店で。白トリュフも並んでいました。

roero

そしてミラノのオフィス勤務が終わった午後に通りかかったロンバルディア州庁舎のある広場で
お野菜などの食材の市場が開かれていました。

1

ピエモンテで暮らしてから、農家の直売の食材を買うのが楽しみのひとつになりました。
この日は、ロンバルディア州北部の素朴な農家のワインなど購入してみました。
市場には、ノヴァーラ県の知り合いの有機の果物農家も出展していました。

クリスマスシーズンの農家の小さな市場
Piazza Citta di Lombardia, angolo Via Galvani 27, Milano.
12月25,26日、1月1日を除く1月6日まで開いているようです。出展農家さんによっては
この期間中の数日のところもあるようです。
9:00-18:00

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日本滞在中の想い出です。
私が札幌に滞在した日は、雪が降っていました。
雪で転ばないように、傘をささないで注意深く歩いてたどり着きました。
ランチでおなかがいっぱいだったので、軽くピエモンテ料理とワインのお任せで
田畑シェフに頼んだところ選んでくれたのがこちらです。

ピエモンテのパスタ料理 アニョロッティ ダル プリン
Agnolotti dal Plin
2

ノヴァーラ県のワイナリー、フランチェスコの造ったワインと一緒に。
Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 2011
Francesco Brigatti,Suno(NO)

3


ツバキホール (TSUBAKI HALL)さん
北海道札幌市中央区南二条西1-6-2 2F
Tel.011-271-9614

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帰ってくると、町はクリスマスのイルミネーション。

東京、そしてミュンヘンを経由してミラノ・マルペンサ空港に到着し
自宅に帰ってきた夜は、霧で覆われていました。

帰宅後、ねこのぴーちゃんと最初に会ったのは、教会前でなく家の中でした。
私の机の横の箱の中から目をまんまるくして見上げていました。
みーちゃんは、椅子の下の箱の中で丸くなって眠っていました。
日中は暖かいけれど、深夜から明け方は、氷点下の日々で
ねこたちの越冬の季節がやってきました。

町は、すでにクリスマスの飾りが取り付けられていました。
今年の町のイルミネーションは、大きな星です。
教会付近、そして大通りに飾られ、夜になると白と青に静かにか輝きます。

20151211_165836

日本から帰ってきて、一番楽しみにしているのは、地元の美味しいチーズと
近郊の町の養豚農家で造られたサラミやハム、ネッビオーロのワインです。

1


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日本滞在中の想い出。
ピッツァイオーロ(ピッツァ職人)の中島さんが作ってくれました。

20151204_124101

長野県北佐久郡軽井沢町星野ハルニレテラス内 
イル・ソーニョさん
Tel.0267-31-0031

新幹線の場合、軽井沢駅(南口)から星野エリア行きシャトルバスで(本数少ないです)
または、軽井沢駅からしなの鉄道で隣の駅の中軽井沢駅下車。
まっすぐの道を散策しながら徒歩15~18分です。
お天気がいいと私も中軽井沢から歩いて行くこともあります。
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日本では何が一番、食べたいですかと時々、聞かれることがあります。
それは、ワインの仕事で訪れることもある山形県と軽井沢でそれぞれ、山形そばと信州そば。
初夏でも冬の季節でも、いつでも温かいお蕎麦を注文。

あとは、日本のレストランさんでのそれぞれのイタリアンやフレンチです。
写真のピッツァは、もちろん、ピエモンテのアニョロッティやタヤリンなどのパスタ
自家製のサルシッチャなど、知っているシェフであれば、なおさら、
その方が日々、研究して作ったものが、やはりとても関心があり
帰国して和食を食べている時間は、もったいないと思うくらいです。

今回の日本滞在中は、ずっとイタリアン、そしてフレンチが続き、
お蕎麦を食べる機会はなかったのですが、次回は、軽井沢でピッツァの他に信州そばで年越しを。
12月25日から1週間、再び日本に帰国です。

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霧の中、町のバ−ルでは。

週末から霧の日々が続いています。
今朝も、ドアを開けると柱廊で屋根が付いた部分レンガの床まで湿り
濃いレンガ色に変わって光っていました。
霧の中で、ねこのみーちゃんが新しく造ってもらったダンボールの暖かいハウスで
じっとうずくまっていました。

ミラノ行き高速バスの車内は、まだ真っ暗で、暖かくこのまま眠ってしまいそうです。
通勤中の短い更新です。

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霧の続く日々は、田園や町から色彩が消え、モノクロ写真のような静かな景色になります。
霧の夕方、時おり、町の大通りを通過する車は、すべてフォグランプ(濃霧発生時の補助灯)を点け
その車のライトも霧のため、遠くからは、ぼんやりと弱い光を放つだけでした。

その中、町の広場のBARの窓から漏れるオレンジ色の光に誘われるように入ってみると

ドメニコやパオロたちがトランプ中。

bar1

こちらは、町の若い友達たち。みんな高校生(イタリアの高校は、5年間)
彼らは、いつも宿題が終わった夕方遅くから夕食前まで集まり、
新聞を読んだりお菓子を食べたりしながらおしゃべりを楽しんでいるのです。

bar2

この日は、彼らは、パリ同時多発テロ事件を読みながら話し合っているようでした。
"イタリアは、慎重に対応すべきで・・・。移民がすべてテロでないし"と
ルクレッツィアちゃんの声が聞こえてきて、隣のテーブルでトランプをしながら
パオロも時おり、話し合いに入りました。
イタリア人は、政治や時事問題の話をするのがとても好きで、トランプを終えると
ドメニコがお気に入りのビール(Birra Moretti )を片手に彼らと長い討論となりました。

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深夜、家の外から、"かりかり"とねこの食べる音とは、違う音がしてきたので
ドアを開けてみると、ねこのごはんの残りを食べにきていたハリネズミさんがいました。

harinezumisan


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Castagnata e Vin Brule(焼き栗とホットワイン)

今日は、帰宅後自宅からの更新です。
朝は、4~5℃。そして今日の日中は、青空で18℃近く気温が上がり、
11月とは思えない暖かい気候が続いています。

町で焼き栗のお祭りがある日は、秋の終わりの寒い1日であることが多いですが
今年は、暖かな秋の青空が広がる1日でした。
焼き栗とホットワインで温まる楽しいイベントで,人々が集まる近所のバールや郵便局に
”Castagnata e Vin Brule(焼き栗とホットワイン)”のイベント開催のお知らせが掲示されました。

町のイベントなどは、いつもバールで知ることが多いのです。

2

焼き栗とホットワインのイベントのタイトルの下に
”昔のこの町の暮らしの様子を展示します。”とありました。

会場には、昔のトラクターが展示(モデル:ルイージ。久々にブログに登場です。)
IMG_8602

焼き栗は、いつもの町のメンバーで。

IMG_8604

市役所の記録写真の他、町の人がそれぞれ持っていた昔の写真が集められていました。
再びモデルは、ルイージ
(農閑期になる12月にルイージとその仲間たちで一緒にピッツァを食べにいくことになりました。)

1

モンディーネたちなど農業が機械化される前の写真ばかりです。
トリノに拠点があるフィアット(FIAT)社の設立が1889年で
最初のトラクターは1919年に誕生。FIAT702で30馬力でした。
それ以前は、牛が活躍していました。

3

この地方に残された昔の農機具を見ると、稲作やトウモロコシ用よりも
牧草地のための農機具が多く残されていることに気付きます。現在は、昔の農機具は
ピエモンテ州、ノヴァーラ県、そして私が暮らす市などで管理され教会裏の
保存されていて、展示されています。

自宅前の町の大通り。今とまったく変わらない風景ですが、昔はお米を運搬するための
トロッコの線路があったようです。

20151108_142933

そして今日の夕方の町の写真。木々で奥のサヴォイア家の邸宅が隠れてしまっていますが
同じように現在も残っています。

20151110_170821

帰宅後、遅いランチと食前酒を兼ねてバールに行くと、昨日はこの町のメンバーでした。
久々に町の人々の様子です。

20151109_181927 (1)

この日の話題は、
RIEは、いつまた日本に行くのか。
ミラノ万博についに僕は、一度も行けなかった。。。次回のドバイの万博に行くか。
いや ブラジルでないのか・・・(オリンピックと混乱している人約1名 ドメニコ)
8時間から10時間も日本館に並んでまで、入るのなら、飛行機に乗って日本まで行って
本場の寿司や日本食を食べて展示でなく目の前で本当の風景を見て、RIEに案内してもらって
日本のバールで過ごしてみるほうがいいね。寿司と一緒にワインでも選んでくれ。
いや、ワインでなくSAKEになるのか。でも僕は、ワインがいいな。
ところで、栗祭りには、ホットワインがつきものだか、暖かったからね。
みんな普通の赤ワインだったね。。。

そんな帰宅後の約30分弱の何気ない会話で
明日もこの町で、ピエモンテで、イタリアで素敵な何かをいつも発見していきたいと思うのです。

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古城でねことアペリティーボ。

更新がしばらく遅れてしまい申し訳ありません。

昨日の夕方、ピエモンテの田舎の古城で過ごした初夏の風景の短い更新です。
優しい時間がゆっくりと流れていき、この瞬間の空気を皆さんに届けたいです。

近所の古城で食前酒の白ワインを注文。
左には、ねこがくつろぎ
20150530_185401 (2)

右を見ると白い大型犬。古城の天井には、ツバメの巣がたくさんあり、その囀りを聞きながら
冷たい白ワインで初夏の時間が流れていきました。

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19時半、やがてねこが気持ちよさそうに眠ってしまったので、隣のレストランに移動。

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生ハムのムースのタルトと一緒にピエモンテの白ワインで食前酒の続きを楽しむ。

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*現在、私の町は、ドイツビール祭り中でとても賑やかです。

今日は、これからモンフェラート地方に立ち寄ってから、ランゲ地方へ。
どうか楽しい日曜日をお過ごしください。

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復活祭 (Pasqua)前夜の教会で

明け方に短い更新です。
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今日は、「復活祭」 Pasqua(パスクア)、
そして明日は、パスクアの翌日(月曜日)でPasquetta(パスクエッタ)の祝日です。

教会のすぐ近くに家があるので、土曜日の深夜のミサに参加する町の信者の方たちの足音
そして教会から賛美歌やミサの様子が聞こえきました。

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教会の入り口でじっとしている小さなねこは、我が家に通って来るねこのトラオ(虎雄)です。

昨年の秋に、教会前の家に住んでいた町の人気者でもあった神父さんが
隣の県の都市の教会に異動となり、代わりにそこから司教様がこの町の教会にやってきました。

トラオは、以前、神父さんの家に通っていたねこなのです。

教会でミサが行われるたびに、その鐘の音を聞き分けて教会前にかけつけるので
以前、かわいがってもらっていた神父さんをずっと待っているようにも見えます。

今日は、こちらは、雨模様かもしれませんが明日からは再び快晴で素敵な春の日々が続くようです。
休日なので、朝、田園を散策してみましょうか。

それでは、どうか良い1日をお過ごしください。

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農業地域の子供たちの遊び。

バローロのワイナリーの友達 シルヴィアの娘さんたち2人が
まだ自転車にも乗れないくらいとても幼かった頃、
ワイナリーの入り口にトラクターの乗用のおもちゃが2台置かれ
白トリュフ犬のいるお庭で、ミニトラクターに乗って走り回っていました。

自分のお父さんが乗っているトラクターに憧れを持っていたのでしょう。

今日は、以前の農業見本市のブログの続きで、会場内の子供たちのコーナーです。
子供たちと一緒にお父さんたちも夢中で見ていたのが、トラクターのミニチュアのおもちゃでした。

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隣で、子供が興奮した声で
”あっ。ソーラーがある。パパ。買って・・・。干し草も!!”と声がしてきました。

太陽光パネルが欲しいのか・・・でもこれだけでどうするんだろうと思って
おもちゃのコーナ―を見たら、農場のハウスまであり、そこにはめ込むようです。

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農業見本市で子供と一緒の家族が楽しそうにランチをしていたのは、こちらの豚肉のグリル。
1枚がとても大きなサイズで、大人3人くらいで切り分けてちょうどいいようなサイズです。
以前も町で行われた中世のお祭りで同じような風景がありました。
この地域では、特別な行事では、大きな豚肉などの塊をグリルして楽しむことが多いです。
ノヴァーラ風のサラミやハムがあるように、養豚農家も数多くあり、豚肉がとても美味しい地域です。

20150301_095534

たった8秒ですが、その場の雰囲気が感じられるように動画にしました。



トラクターの背後は、テーブル席、ここに座ってのんびりと春の田園でピクニックのように楽しんでいました。

田園 (2)

この時期に見本市などあるのは、あと少しすると農業地域では忙しい春がやってくるので
その直前に、見本市で視察して来年のことを計画するには、ちょうどいい時期です。

またドイツ製の石灰窒素の肥料の会社も出展していて、通常より高額な肥料であり、取引が
比較的安い8月の時期の2016年のための予約をしている農場経営者の姿もありました。
8月は、収穫前で農場にとっても支払が大変な時期で、この時期に
この高額な肥料の市場の取引額が少し下がると聞きました。

少しの金額の差のように感じられても、それが130ヘクタール以上となると
とても大きな金額になっていきます。

肥料の販売所で予約をして購入する農場が多いですが
私の知り合いの農場経営者は、それぞれドイツ、ブラジルなどから、
自分の土壌に最もあった肥料を輸入しています。

大きなトラクターを操作し、コンピュータで分析して、毎年、個人的に
肥料の種類、施す時期などを変化させて、実験を重ねながら、よリ良い方法を常に模索する。
そんな姿を見て、農場の子供たちは、大型トラクターに憧れを持っていくように感じられます。

次回は、欧州産の日本米について。

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白トリュフを買いに

白トリュフを買いに行く時、それは、バローロのワイナリーの持つ
白トリュフ犬が収穫したものをワイナリーで直接、買うこともあれば

モンフォルテのホテルでワインを眺めて入る時に、白トリュフのハンターがやってきて
たくさん収穫された白トリュフをホテルのレストランに直接持ってきている時だったり

またはモンフフェラート地方の白トリュフ犬を持つハンターに電話をして状況を聞いたりです。

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"あと30分後に白トリュフのハンターがここにやってくるから、ちょっと待っていて欲しい。"
訪ねたモンフェラート地方の丘の上の街のお店でそう言われて、近所を散策して
30分後に再び店内にはいりました。

3


2

その古いDrogheria(食料雑貨店)に入ると、香辛料やお菓子、日用雑貨品、パスタなどが並び
その奥の空間は、飾りとして陳列されている骨董品が置かれています。

その奥にさらに空間が広がり、店主は、箱の中から白トリュフをいくつか取り出してみせてくれました。

これは、保存状態から見て、もう飲むことはないワインでしょう。

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この光景を見て、そのまま100年以上の歳月が経過して置き去りになったワインが積まれた
地下の倉庫を思い出しました。

この食料雑貨店から歩いて1,2分のところにある住居兼商店になったところには
地下深くに通路が広がっていて、ワインが積まれていました。

"ここは、もう祖父母の代から、そのまま触らずにおいたままで、もう飲むことはないけれど
そのままにしておいているんだ。" と持ち主から説明を受けました。

そしてたくさんのワインが積まれた奥に秘密のドアがあるのだと言うのです。
そこから壁に沿って上に、外部から見えない空間があったといい、
それは、昔、ユダヤ人の家族を匿っていた跡とのことでした。

その後、近くのレストランで。
モンフェラートの白トリュフ。

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神父さんを囲んで町の食事会。

"A PRESTO DON"
ティラミスの上にチョコレートパウダーで書くことできる短い文でどうしようかと
ルイージたちが考えていた時、すぐに決まりました。
"DON(神父様) 今までありがとう。またお会いできる日まで。"

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町の教会の神父さんが隣りの県の大きな教会に移ることになり
そのお別れのランチ会が開かれました。
今年は、たくさん町の行事で大きなテントの敷地を使いました。
再び町のお祭りの会場のキッチンです。

3

神父さんも町の観光振興機関のスタッフ用ポロシャツを着てお食事会を楽しんでいました。

ルイージに頼まれてスマートフォンで撮ったこの一枚、すぐにガブリエラさんが
"ちょっとRIE、もしかしたら、私も写ったと思うの。欲しいわ。印刷してちょーだい!!!額に入れて飾るわよ。"

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ガブリエラさん、実は、食後のグラッパを欲しそうにしてたから
神父さんがどこかのテーブルから持ってきて注いでくれていた所の写真もある。(笑)
思い出に神父さんを写そうと思ったら、そんなシーンだったのです。

この神父さんは、時々ブログの話題に登場していました。
最近では 夏祭り開催中の町の守護聖人の日に、教会区の司教様の横で
緊張した面持ちで深い深呼吸をしていたのは、きっと最後だったからなのでしょう。
隣にいた司教様が、この町にやってきます。

いろいろな思い出があります。

そして、日本で震災があった時、すぐにミサを上げてくれて
寄付金のための手作りタルトの販売で、たくさんのタルトが教会の入口前に並んだこともありました。

ビエッラのオローパで神父さんと一緒に巡礼している町の人たちと出会ったこともありました。

神父さんから町の信者の方たちに祝福を受けたオリーブの枝が配られた日のこと
準備されたオリーブの枝には、教会のねこたちの姿の写真が残っています。
その中には、まだ知り合う前のねこのぴーちゃんの姿がありました。

今日は、ワインの関係でバローロのワイナリーのシルヴィアのところに向かっています。
トリノからブラ行きの列車の中で更新しているのですが、車窓は、突然、深い霧に包まれました。

ピエモンテは、霧、白トリュフ、そして熟成したワインがとても美味しい季節になりました。

バローロからラ・モッラにかけての森の白トリュフ。

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踏み切りでのんびり待っていると

朝、秋のコートを着て出発。スマートフォンの表示では、この時間の気温は、ミラノ15℃、ゲンメ9℃でした。

高速道路バスがピエモンテ州からロンバルディア州に入ったものの、
田園沿いは、真っ暗で車窓は、木々の黒いシルエットが続き
対向車線の車のヘッドライトの光が輝いているだけです。

ミラノ郊外を通過する頃は、建物やライトが増え、
次第に夜明けとなり、空がぼんやりと白くなっていくのです。

車内の暖房の音を聞きながら、夜と朝の境界の時間を過ごす季節になりました。
通勤中の短い更新です。
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先週、ノヴァーラ県のフランチェスコのワイナリーに行く途中、踏み切りに差し掛かり
目の前で次第に遮断機が下りてくのが見えました。

きっと長く待つことでしょう。私は、車のエンジンを止めて、何をしようかと考えていると
前の車の人は、すぐ近くのカフェに入っていきました。

ふと横のアパートを見ると、暇そうに外を眺めている猫がいて、そのしぐさを見ていると
面白く、15分近くの時間が楽しく過ぎていきました。

1


2

その後、到着したフランチェスコのワイナリーでは、
この日、すでにネッビオーロの収穫も急いで始めていました。

いつもの年は、ここでは、ネッビオーロは、10月中旬以降の収穫で
しかも、今年の天候で収穫が遅れているにも関わらず、早い日程で急いで行っていたのです。

"明日からしばらく15日くらいまで雨が降る予報で、状態のいいブドウは、収穫を早めることにしたんだ。
またどうなるかわからないからね。"

その後、先週からフランチェスコの言っていたように、雨の日が続きました。

2

昔、ポルチーニ茸などのキノコが多くポルチーニ茸の丘という意味の方言が
そのままブドウ畑になっているMotfreiのネッビオーロ。

1

10月に入って雨が続く日々で、稲作農家の収穫も大変な状況でヴィクトリオに聞いてみると
20%減の収穫だといわれているけれど、地域によって大きな差があり
自分の友達の農家では、80%減、ヴィクトリオも、自然保護地域に接している湿地帯の部分は
約半分の収穫状況であると話していました。

10月に届いた稲作農業新聞を開いてみると、9月の最初にノヴァーラ県の稲作農業視察で、
様々な品種の実験栽培の区画を持つ農場をいくつか訪問した日のことが
2枚の写真と一緒に書かれていました。

2枚とも小さく写っている黒いリュックを背負った姿は、私では・・・。
そしてヴィクトリオも1枚目のどこかに写っています。

Risicoltore2

Risicoltore1

この時は、収穫時の天候次第で、まだわからないと県の農業課の人が励ますように語っていたけれど
この時点でまだ花が咲いている状態の稲を見ていたので難しいだろうとヴィクトリオは話していました。

稲作農業新聞の内容は、また後日、記事にしていきます。
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いつものねこのコーナーです。
気温が低かった深夜、じっと丸くなって待っていたねこのぴーちゃん。

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NIPPON-OMIYAGE

深夜、強い雨の音で目が覚めました。

金曜日の帰り道に、ノヴァーラ県のワイナリーに立ち寄ると
エルバルーチェ、ヴェスポリーナ、バルベーラと次々に収穫されたのが運ばれ
夕方以降は、夜中までワイナリーで作業をするとフランチェスコが話していました。

"再び雨の予報があるから、いい状態にあるネッビオーロも予定を早めて、
明日、明後日と出来るところまで収穫を始めることにしたんだ。"

フランチェスコが言っていたように、夜中に冷たい雨が降り、
水滴で濡れた車のドアを開けて高速道路の入口に向かって出発。

通勤中の短い更新です。
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スマートフォンにメッセージが着信しているのに気づました。
"Grazie Rie per la bella serata!!"(素敵な夕べありがとう。)

小さな町のカフェの奥の部屋を貸し切って楽しいワイン会を開催したのです。

準備とワインの説明で写真は、カフェのオーナーが素敵に用意してくれたワインのおつまみも、
ワインもなくなった閉店間際の時間帯の写真になってしまっていますが
最後まで残った友達たちと。

*ワインは、ノヴァーラ県のワイナリー、フランチェスコのもの全種類、
バローロのワイナリーのバルベーラの美味しい産地モンフォルテの畑のバルベーラ
そして私のお土産の日本の赤ワイン。
(私が東京の風景の画像やいろいろな話をしていたので、"東京ワイン"と呼ばれ盛り上がり、
一番最初になくったのですが長野県と北海道のワインです。)
最終的に、すべてのボトルが空になり、私は、長野のワインを一口だけです。残念

この会のきっかけは、地元の人たちが、価格的にもアスティ地方やランゲ地方のワインを好むので
地元の美味しいワインを知ってもらいたかったから。
冷涼な地、アルトピエモンテの地場品種の特徴を紹介したかったから。
成功です。若い男性から地元のワインがこんなに美味しい思わなかったと言われました。

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*このTシャツは、ユニクロの日本土産プロジェクトのもの。
先週の日本滞在中に、先月、ヴィクトリオたちと一緒にビエッラで食事をしたKeikoさんが
買ってくれて、名前入りにして私の自宅に送ってくれました。
無事にイタリアに持って帰りました。本当にありがとう。


この後、グラッパでノヴァーラ県のワイン、グラッパの話で盛り上がりました。

私は、不意に、まだ20代だった頃に仕事で訪れたフランス アルザス地方の
小さなワインレストランの古い木のテーブルと隣に座っていた地元の男性、
デキャンタに入っていたルビー色のワインを思い出す。

いつかヨーロッパのワインの産地で勉強してみたい、地元の人から認められるように
いつかなりたいと思っていたあの頃。
あれから20年弱の月日が経過しました。

******************
今度はワインの仕事で11月末に東京に戻ります。
またゆりかもめに乗ってお台場の風景を眺めたい。谷中を歩きたい。
東京国際フォーラム・ガラス棟など数々のモダン建築の空間の中でそのフォルムを眺めていたい。

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今週末は、町でワイン会!

昨夜、帰宅すると、いつものように、ねこが待っていました。
ねこが食事して眠るのを見届けてから
冷蔵庫の中の冷えたフランスのビールを取り出しました。

考えてみると、帰国便は、ミュンヘン経由であったにも関わらず、
まったくビールを飲まなかったことに気がつきました。

ビールを飲みながら、いろいろな思いが駆け巡っていきます。
何かがくっくりと形になって見えてきて、その目標に向かっていきたい気持ちでいっぱいでした。
それは、15歳の頃に、憧れていた26歳の女性像に向かって
早くそれに近づきたいと思って勉強していた頃の感情に似ているようでもあり

長い年月の経過とともに、様々な人々との出会いや多くの仕事の舞台の経験で
それまでの私が想像も出来なかったような新しい道が急に見えてきて
その遥か先に、50代になったらこんな風にありたいと
憧れてなりたい女性像が形になって現れて見えるような感覚でした。
早く、朝になって始めていきたい多くのことがあり、
時差もあってか眠りたくない気持ちでいっぱいでした。

やがて朝になり、いつものように通勤の高速道路バスに乗るために停留所まで車で向かいました。

まだ夜の延長のような暗闇と小雨、深い霧で覆われていて
フォグランプを点灯してゆっくり走行。
このままでは、乗り遅れてしまうかもしないと

停留所から、高速道路の長い地下道を東京で入手した仕事の資料を入れた
キャリーケースを引きながら地下道中 大きな音をたてながら疾走してしまいました。

そんな通勤中の短い更新です。
************************
東京で仕事後に立ち寄ったレストランで
フランスワインとレストランのシェフの自家製のリコッタチーズ
*この東京のレストランで11月末か12月初めにワイン会の予定です。

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これらの日本のワインは、イタリアへ。

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今週末、町で、私が主催のワイン会が開催されるので、楽しみに待ってくれている
町のワイン仲間の人たちです。
都合がつけばワイナリーのフランチェスコもかけつけてくれる予定で
約20名~25名の地元で初めてのワイン会です。

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ノヴァーラ県とバローロのワインの他に、日本の品種を使ったワインも試飲してもらい
地元の懇親会のようなお祭りの続きのワイン会になりそう。。。

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空港から。

今、マルペンサ空港にいます。
東京に6日間出張になりますが、時間のある時に
ピエモンテでの風景を出発直前まで写真に撮ったので
ピエモンテのブログを続けていきます。

ワインの仕事で出張ではないので
ワイン会は、次回帰国の11月,12月の初めに。

写真は、昔にゲンメのワイナリーのアントネッロが飼っていた猫です。
ケガで足が1本ない野良猫だったので後ろ足に義足を病院で作ったそうです。

アントネッロは、写真を見ながら懐かしそうに目を細めて話していました。

"ねこが病院で眠りから覚めた時、元気で安心したけれど
3本の足だけで、飛び跳ねていたんだよ。
だけど、写真のようにもう一つの足も使うことができるようになったんだ。"


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この日、アントネッロと来月中旬に出来上がるエルバルーチェのスプマンテを試飲。
最後に加えるリキュールについて意見交換して、添加するものが決まりました。

そして2015年2月末に市場に出荷予定のゲンメ2008も試飲。
その話題は、東京に到着してから更新します。

どうか良い1日をお過ごし下さい。
ありがとうございました。

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自宅裏が突然、中世の世界に。(Grande festa Medievale)

教会の裏庭から、ルイージやヴィクトリオの声が聞こえてきて
家から外に出ると、中世にタイムスリップしていました。

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教会の敷地内の隅に猛禽類の大きな鳥たちの姿

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この日、鷹による狩りのショーも行われ、目の前で鷹が素早く飛ぶ姿を見ることが出来ました。
鎧を模ったような革製の帽子を被ることによって、視界が遮られ落ち着くようです。

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corvo imperiale (大ガラス)と仲良しな男性。ずっとカラスとべったりです。
私は大きな黒いカラスは、東京で見慣れていますが、
ここでは、カラスは、小柄で灰色と黒のツートンカラーなので

多くの人から、"美しく強そうな真っ黒な鳥"としてフクロウ、鷹、ハヤブサよりも人気でした。

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ここからは中世の様々な暮らしを紹介。子供たちの質問に答える形で
当時の暮らし、香辛料、歴史などかなり丁寧に解説してくれます。
ピエモンテ州のモンフェラート地方北部がモデル。

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そして教会裏で自宅との敷地内に通じるお庭では、中世風お肉のグリルの準備中でした。
炭火焼でお肉のグリル

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中世風お肉のグリルで用意されたのは、仔牛肉98kg(一枚のお肉の塊がとても大きいです。)
その他、豚肉やサルシッチャ、鶏肉などで合計270kg用意されました。
この背景の教会のレンガの建物部分に、野良猫の虎雄が暮らしています。

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中世風のお肉のグリルを動画にしてみました。



そして暗くなった夜もまた火を使ったパフォーマンスもあり、この時間から教会裏の
ルイージたちの働くレストランになった白いテントで、軽食やワインを楽しむ人たちが多くなります。

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ルイージもみんなの食事後のゴミの仕分けと処理で大活躍。
お肉の残りや骨は、ダンボールに別に入れて、
犬を飼っている人たちにと言って大切にしていました。
教会の片隅で暮らしている野良猫の虎雄もルイージからもらったらしい・・・。

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******************
町で、このような行事が開かれたのは、初めてのことです。
16:00から、中世のお祭りが開かれるらしいとバールで話題になっていましたが
このお祭りの告知は、このポスターがバール、郵便局、タバコ屋さん、
そして隣町の小さなスーパーやバール、タバコ屋さんなどに掲示されただけでした。

20140913_191636

とても費用がかかっているこの行事は、隣町とこの町の観光文化振興機関との合同で実現されています。
町や市の財政で予算がなく、市役所(町役場)で実施されているお祭りなど
縮小、削減が行われている中、行政機関から独立して自分たちの出資金で
町の観光文化振興機関を作っているヴィクトリオ。

以前は、夏祭りが唯一の行事でしたが、
今では、ヴィクトリオが中心となって次々にイベントが誕生しています。

ビール祭り、ゴルゴンゾーラチーズやワインなどの郷土食材を楽しむお祭り、
ALPINIと協力してポルケッタなどの野外料理、そして夏祭り
その後今月,ALPINIとのイベントと食事会、今回の中世のお祭り、
そしてまだ11月末にイベントがあるとのこと。
*ALPINI: ASSOCIAZIONE NAZIONALE ALPINIのことで
第一次世界大戦後1919年に結成されたアルプスの山岳歩兵隊。
現在は、様々なボランティア活動を行っています。


ヴィクトリオを中心とした数人のグループは、高額な出資金で(平均100万円以上で、
ヴィクトリオは、それを遥かに超える額を投資。)
以前、テントなどの年間使用料や借りている敷地だけでかなりの金額だと肩を落としていました。

町で開催された大きなスローフード関係の行事が、自分達に相談なく
県や州、町役場と行政機関だけで実施した時があり
年間で借りている大きな白いテントやテーブルや椅子、敷地もつかってもらえなかったと
憔悴している姿を最後に

その後、眠りから覚めたように、どんどんイベントを仕掛けていき、
その度に町の人々が食事を楽しむようになりました。
そのために、美味しいワインや食材をいつも探しているヴィクトリオ。

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お祭りと地域のツーリズム

澄んだ空には、朝日で輝いている雲、着陸に向けて高度を下げている旅客機が見えています。
朝のひんやりとした空気の中、ジャケットコートを着て出発しました。
今日も日中は、暑くなりその寒暖差が大きいことでしょう。

通勤中の短い更新です。
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今まで紹介した夏祭り会場のキッチンで、メインを担当するクラウディオがグリルしたものは

1日あたり 
腸詰めの豚肉(サラメーラ)のグリル 200
牛肉のステーキ 80
豚肉のステーキ 200
豚肉のバラ肉のグリル(ベーコンを厚めにスライスしたグリル) 200
豚肉の串焼き 100

次々に2つの鉄板を使って焼いていっても間に合わないので
焼き上げたものを保温機を使いながら準備。
(写真は、サラメーラ。腸詰めを半分に切れ目を入れ、開いた形で焼いていきます。
パンに挟んでパニーノとしての注文も多かったです。)
  
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豚肉の串焼き。
クラウディオから1本もらって食べましたが、美味しくてびっくりです。
塩を均等に上から手で落としていきながら、鉄板で焼いただけです。
カラフルな色は、ぺぺローネ(ピーマン)
豚肉がとても美味しいというと、クラウディオは、すべての豚肉は、
近郊の町の養豚農家2つに予約して準備してもらったと話していました。
毎日午後、養豚農家の人が他の注文のノヴァーラ風サラミと一緒に会場に届けにきました。

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マウロの担当しているポテトフライ
1日で100kg (2.5kg入りが40袋)

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キッチンで下準備が終わり、開場を待っている間のひととき。
トマトソースを作り終わり、ラビオリ、ニョッキ、マカロニを茹でる準備をしながら
踊っているヴィクトリオ。

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お花をつけて登場。ルクレッツィアちゃん。

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スタッフの夕食は、ヴィクトリオが茹でたパスタでカルボナーラ。

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キッチンから見える町の教会。

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守護聖人は、10代で殉教した美しい少年でガラスのケースの中で静かに眠り
お祭り期間中は、深夜まで公開されていました。

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ピエモンテ州の他の都市、町でもそれぞれお祭りがあります。

その多くが食に関するお祭り行事で観光客も訪れます。
農業、それぞれの町が持つ歴史や文化、丘陵地帯や
古城などの景色を紹介することによって、人々が訪問できるように
観光に訪れる人を受け入れることに出来るようなアグリツーリズモやホテルなどの滞在施設が
整ってきて、次第にそれがツーリズムという新しい形になっているのを実感します。

私の町の夏祭りは、食に関するお祭りではなく、町の守護聖人のお祭りで
毎年、地元の懇親会のようなお祭りですが
町の観光促進の仕事を担当しているヴィクリオたちによってお祭りが実施されています。
スタッフのお揃いの紺色のポロシャツのワッペンは、古城を背景に
稲穂を持った蛙のイラストそして町の名前が入っています。

この地域の食文化、それはお米、チーズ、ワイン、サラミなどを取り入れ、
これらは、直接、各農家から買い付けています。
それぞれの農業と郷土食材を尊重して大切に守っているのです。

その考えは、欧州連合(EU)が食料品の原産地名認定、そして保護のための制度があるように
それぞれの地域の伝統に根ざしてきた食品、
そしてそれらの農業を守ってきていることにつながっています。

ヴィクトリオがある南米の国を旅した時、その南米の国で作られたイタリアの代表的なチーズ
パルミジャーノ・レッジャーノ(Parmigiano Reggiano)の名前をつけていて似せたようで
まったく別のチーズがあったと話していました。

実際にはエミリア・ロマーニャ地方で作られて、イタリアにおける原産地名称保護制度DOPの認定を
欧州連合(EU)から受けたものだけが名乗れるチーズです。
勝手に名前をつけることはできません。

そういったことがないように、他の地域それぞれの農業と伝統を尊重し
それぞれの地域で自分たちの伝統に根ざして農業で誇れるものを作っていくこと

それが結果的に多くの人に魅力ある地域だと認めてもらえるとヴィクトリオは
今後の町の観光促進のあり方、そして自分の稲作について話していました。

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夏祭りのリゾット

日の出前で次第に空が薄く桃色に変わっていく時間、
自然保護の小さな林を通過擦ると、無数の白鷺が林から田園に向かうところでした。
いったい、何百羽の鳥たちが、夜、ここで過ごしているのでしょうか。

夏祭りが終わり、秋になりました。
通勤中の短い更新です。

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夏祭りの最終日は、多くの人が楽しみにしている郷土料理、ノヴァーラ風リゾット(パニッシャ:Paniscia)が
お祭りのメニューに登場します。
写真がたくさんあり、今日のブログは、リゾットだけになります。
明日に他のメニューと町の仲間たちの話題。

何度も夏祭りのリゾットは、ブログに登場しました。
ここ何年かは、近郊の町のレストランのシェフではなく
野外料理でたったひとりで数百人のための料理をすることができる
災害救援隊の調理班のリーダーであるマリオさんが再び、この町にやって来ました。

昨年は、動画で、その前は写真でその作り方など書いたので、
今回は、その様子が伝わるような写真を掲載。

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16時半過ぎに、会場のキッチンに向かうとマリオさんが一人で準備中。
ガスコンロは4つ。手前の2つの大鍋でリゾットを作っていきます。

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奥の左側の大きなお鍋には、リゾットのブロードです。
セロリが半分に切ってたこ糸で縛られたもの、比較的大きな人参1本、玉ねぎ1個がまるごと入っていて
仔牛肉、豚肉の2種類の骨、塩。

奥の右側は同じくブロードで、2種類のお肉の骨と
お豆(ヴェルチェッリ県の農家で収穫されたSaluggiaを使っています。)が5kg

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ブロードに使われている仔牛肉の骨

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いつもの助手がラードの下で保存されていたノヴァーラ風サラミ(Salame della duja)を取り出し、
表面の薄皮を取り除き細かく手で砕いています。

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玉ねぎ、オリーブオイル、その後ラード、サラミ

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お米(マリオさんが選んだのは、バルド米)を入れて炒める。

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リゾットには、ゲンメのネッビオーロでなく、バルベーラ・ダスティを使用。

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そして20時になると、次々にリゾットの注文がキッチンに入りました。

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私の持ち帰り用のリゾット。

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もう他のノヴァーラ風リゾットが食べられないと思うほど本当に美味しかった。
優しい味で軽いようで、しっかりとした素材の味、自然なブロードの味。

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お米42kg
豆 5kg
サラミ36本
赤ワイン 6リットル
その他、オリーブオイル、ラード、仕上げのバター
塩、香味野菜、仔牛肉と豚肉の骨、トマトソースの濃縮の小さめの缶2つ
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町の守護聖人の祝日。

爽やかな美しい秋の空が広がる朝で、雲にオレンジ色に輝くラインが現れると
地平線から次第に眩しく太陽が見え始めました。
水田、とうもろこし畑に、光が反射して黄金色に見えています。

今日も、車窓を眺めながら通勤中の短い更新です。

****************
夏祭りは、この町の守護聖人のお祭りです。
今日、月曜日は、守護聖人の日で町は、祝日です。(町の郵便局などはお休み)

お祭り期間中の日曜日、ミサが終わると町の教会の神父さんが出てきました。

隣には、この教会管区の大司教様、右側のひげのある方が
近所に暮らしているこの町の神父さんです。
大きく深呼吸していて、少し緊張しているように見えました。

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そして夜の夏祭りのコンサート会場で。
神父さんは、夏祭りのスタッフに案内され、ステージに立ち、挨拶することになり
ステージに向かっているときから歓声に包まれていました。
町の有名人のひとりであり、とても人気があります。
近郊の町のロックバンドのグループの人と一緒の神父さん。

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お祭りのゴミの分別で忙しかったルイージも、
いつの間にか出てきて嬉しそうにステージを眺めていました。

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神父さんは、とても気さくで優しく、近所で身近な町の人です。
時々、隣町のスーパーのレジに並んでいて、"チャオ"と言う声がして振り返ると
かごを持って並んでいることが何度かありました。

昔の記事で2011年の3月に震災のためのミサやタルトの寄付金を記事のしたことがありましたが
その時、震災の追悼、そして復興祈念ミサをしてくださったのが、この神父さんです。

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今夜は、お祭りの最終日でノヴァーラ風リゾット、パニッシャの日です。

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夏祭りが始まって。

昨夜から始まった夏祭り。
私は、その初日、自宅の外から夏祭りの準備をしている町の人々の声を聞きながら、
パソコンをしていて、最後の会社のfacebookページを更新してから会場に向かいました。

すっかり遅くなってしまい、辺りが暗くなってきていました。
お祭りの電飾がとても綺麗です。”お祭り会場は、こちら→”

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いつもは、真っ暗な教会前も、ライトアップして輝いています。

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教会裏のスペースが小さな移動遊園地になっていて、小さな子供たちでいっぱいです。
そして各アトラクションは、音と光に溢れ、隣は、大きな白いテントでテーブルが並び
21時半から深夜過ぎ(1:00)までコンサート会場となっています。

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お祭りの様々なお食事は、すべて町のボランティアのいつものスタッフがしています。
スタッフには、10代前半の人たちも含まれています。
お料理は、こんなかわいい町の子供たちが運んでいます。

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そしてキッチンでは、ラビオリを茹でていて忙しく飛び回っているヴィクトオと対照的に
すっかり一段落のメイン担当のクラウディオたち。

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クラウディオの背後の壁の向こうは、私の自宅前の中庭。
網戸の窓をあけていたら、家の中がクラウディオの焼いていたお肉を焼く香りでいっぱいになってしまった。

そしてルイージの役割は、ひとりだけですべてのゴミを担当。
片付けられたトレーの生ごみ、フォークやお皿、コップなどのプラスティック、紙ナプキン
瓶と缶と分別して、各ゴミ箱に入れていきます。

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片付けられたトレーを分別しながら、ルイージが小さく怒りながらつぶやく。
”大切なパンをこんな風な食べ方で捨ててはいけない。こんなことは間違えてる。”

”すでにちぎって食べかけたものは、鳥たちの餌に、そして食べてなくてそのまま残ったものは
明日には固くなっても、柔らかくスープで煮て、俺が食べる。
毎日同じ食事メニューがしばらく1か月くらい続いてもいいさ。捨てないで持ち帰ることにするよ。”
そういって、近くにあった紙袋とナイロンの袋に分別して次々に入れていきました。

この日、教会付近があまりにも大音響で人通りが多く、ねこのぴーちゃんとみーちゃんは
お祭りが始まると、どこか静かなところへと姿を消しました。

そして実は、この2匹の他に、3匹目のねこ、虎雄というまだ小さな茶色のねこがいます。
暮らしていた教会の一角が移動遊園地になり、驚いて教会の木の陰に小さくうずくまっていました。
”あっ。虎雄だ”と思うと、教会を隔てた大通りを(お祭りで車の通りがいつもよりもずっと多い)
危なげに2回も往復しながら、泣き叫んでいました。

それは、教会から大通りを隔てたところにある神父さんの家に行こうとしていたようです。
神父さんは、町の守護聖人のお祭りなので、夜にミサもあり、
そしてその後、知り合いとお祭り会場でお食事で不在だったのです。

静かに暮らしていた教会裏がこんな風になっていたので、
行き場を失った小さなねこは、パニックになったようでした。

”虎雄”と呼ぶと、私に気が付き必死に人に見つからないように
木陰に隠れながら少しすつ付いてきました。

いつもと違って賑やかで移動遊園地の音と光が溢れている中で、少しだけ陰になって
隠れるところに、ねこの食事のお皿とお水をおいてあげると、
怯えて小さく震えていたのが次第に落ち着いてきました。

********************
今は、まだ明るい18時、いつもと違った音色の教会の鐘が鳴り響いています。
そして窓を開けているので、ポテトフライのにおいがしてきています。
仕事前の子供たちの軽食の準備のようです。
子供たち、みんなが好きなのは、やはりポテトフライやサラミのグリルを挟んだパニーノ、
そしてトマトソースのラビオリ。

ヴィクトリオやルクレッツィアちゃんをはじめ町のみんなに会いに
今日は、夜景にならないうちに行ってきます。

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今夜から夏祭りが始まります。

帰宅のバスの中で今朝、送信したつもりの記事が下書きで残っていることに気づきました。
ピエモンテに向かうバスから追加して急いで更新します。

静かな夏の夜は、昨夜で最後でした。今夜から月曜日まで教会裏の敷地内では、
深夜1時まで大音響のミュージックが聴こえるコンサート会場となり
その4日間が過ぎると、町は、収穫が近づいた秋の空気でいっぱいになります。

********************
今朝、高速道路バスの車窓から。

20140829_063244

下の写真は、同じ時間にバスから撮影した7月11日の写真です。
大きな樹の位置から50mくらい違うようですが、ほぼ同じ場所になります。

毎日の通勤で眺める朝の車窓は、次第に季節が移り変わっていきました。

20140711_063146


最近、仕事が終わって帰りのバスまで20分でも余裕があれば、
ミラノを散策して別の地下鉄駅からバスターミナルに向かったり、

綺麗なパッケージに入った食材、ステーショナリー専門店で素敵なデザインの文房具
美味しそうなパン屋さんなど、時間的にいつも1箇所のみなのですが
テーマを決めてミラノを散策していつもと違った空気を楽しむようにしています。

昨日は、ロンバルディア州庁舎のビルに立ち寄ってみました。

kaerimichi1

そして、風景がミラノから大きく変わりますが、まだこの日の帰宅途中の写真です。

ミラノからトリノ行き高速バスから降りて、自宅に向かう途中、
警察からしばらく停車するように合図されて、エンジンを止めて待っていると自転車レースでした。

kaerimichi 2

ちょうど近郊の町もそして私の町も夏祭りの時期で、様々なイベントがお祭り期間中に行われます。

********************
9月以降、ピエモンテの農業地域は、収穫で忙しくなり、一方、様々な収穫祭が各地で行われます。
現在、稲作農家の友人と参加予定の稲作の品種に関する農業視察をはじめ
ピエモンテの人々が楽しむ様々な収穫祭にも行く予定です。

昨日のアペリティーボは、ビエッラのチーズ、そして先日、ノヴァーラ県のワイナリーで
フランチェスコたちと試飲した地元の品種 ウーヴァ・ラーラ(Uva Rara  Bonarda Novareseのこと)

現在、日本にあと少しある収穫年2012年の表示は、数字でなく、イタリア語で
ANNATA  DUEMILADODICI と書かれていましたが、アメリカでも輸入するようになったので
2013と数字に変わりました。
ラベルは、品種名が書かれているだけでしたが、他のワインと同じように畑の名前を
つけるようになりました。
2013年4月25日のブログに昨年のラベルの写真があります。
昨夜のワイン


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ここから帰りのバスで追加しています。

まちぶせねこ、時々、のぞきねこ。
今日も帰ったら、みーちゃんは、辛抱強くドアの前で待っていて
家に入ると、こんな風に、覗くことでしょう。

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遊んであげず、ワインを飲んでいる姿を目撃して怒っていそうだ…。
はーい。今、行きます。。。

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コウノトリと出会う

今朝、私の暮らしている町だけ、すっぽりと霧で覆われていました。
2km先の町の入ると、遠くの田園が霞んでいるだけです。

通勤中の短い更新です。
*******************

普段は、オフィスからまっすぐに地下鉄駅に向かうのですが
この日は、急に思い立ってミラノの新しいエリアを散策して別の地下鉄駅から帰ることにしました。

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通勤の高速バスのターミナルは、以前は、この付近にあり、
歩いてオフィスに向かっていたのだけれど

都市開発の大規模な工事のため、ミラノ郊外に移転したので、
現在のように地下鉄を乗り継ぎ約40分かかってオフィスまで行く日々となったのです。

工事が全て完了すれば、この付近に新しく高速バスのターミナルが再びできると聞いています。
もしそうなれば、通勤で毎日、ここを歩くようになるのでしょうか。

*******************
ミラノ郊外から、次第に変わっていく車窓の風景を眺めながらスマートフォンで
ラジオニュースを聞いて過ごしていました。

やがてバスは、停留所に到着。
駐車場でハンドルを握り、数秒考えGPLの燃料を入れておこうと
自宅とは違う方向にあるガソリンスタンドに向かいました。

小さな町や集落を通過して4つ目の古城が姿を現し、更に水田のある地域を走っていると
ある水田に、無数の真っ白な鷺が餌をついばみ、
そこから少し離れたところに大きな3羽の鳥がこちらを見ていてました。

何が起きたか私もわからず、ドキッとして車を停車しようと思いましたが
後続車があり小さな道路なので、そのままガソリンスタンドまで向かい、帰りに確認することにしました。

以前、フランスのアルザス地方のコウノトリで有名な街で見かけたことはありますが
それよりもずっと大きく大人の身長くらいはあったでしょうか。

ガソリンスタンドを出る時に、そこから近くにあるワイナリーのフランチェスコに電話しました。

"それは、コウノトリさ。母もかつて7,8羽の群れを田園で見たことがあると言っていたよ。
確かにこの辺りに生息しているらしいけれど、姿をなかなか現さないので、遭遇するのは珍しいよ。

ところで、今、ゲンメにいて、これから家に帰るから、せっかくここまで来ているなら
30分後にワイナリーに来るといいよ。"

来た道を戻ると、コウノトリたちは、すでに100mくらい先に遠ざかってしまいましたが
肉眼では、はっきりとその姿が見えていました。

スマートフォンの写真をさらに引き伸ばしてみると、かわいらしい3羽が確かに写っていました。

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ワイナリーに到着して、トラクターの農機具などを見せてもらい、
その後フランチェスコと今年の農業についていろいろと話を聞く。

フランチェスコは、ほぼひとりでワイナリーの仕事をしながら
それとは、別に農業関係の保険会社の査定の仕事もしています。

ピエモンテ州とロンバルディア州南部オルトレポ・パヴェーゼを担当していて、
各ワイナリーやブドウ農家の人たちのところを周り被害状況を調査して
対策などアドバイスする、そんな農業のスペシャリストとしての仕事もしています。

その対象は、ワイナリーが大半ですがクーネオ周辺の果樹園(桃、ブルベリーなど)も含まれています。
その仕事は、とてもやりがいがあり、毎日の勉強や研究は、欠かせないと嬉しそうに話していました。

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夜、この日過ごした風景を思い出してフランチェスコのワインを飲んで過ごしていました。

深夜まで夏祭りの準備で教会の裏庭から聞こえてくる
楽しそうなルイージやルクレッツィアちゃんたち、いつもの夏祭りメンバーの声と
こおろぎの鳴き声を聞きながら眠る。

*******************
昨日は、こんな風に、まるで次々に舞台が変わる長い夢を見ていたかのような1日でした。
小雨で暗い早朝、ミラノに到着し、オフィスを出た時から
次々に、変わっていく風景とそこで過ごす時間、すれ違う人々…
それぞれの場面が印象的でゆっくりと時が経過していったのです。

今日は、どんな1日になるのでしょうか。
夏の終わりの日々、皆さんどうか素敵な1日をおすごしください。


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夏の終わりのバールで。

今朝は、小雨でグレーに覆われた空です。もう6時になろうとしていても真っ暗で、
車窓からも遠く田園の向こうのオレンジ色の街の灯りが見えています。
今日は、黒いコットンのセーターを着て出勤。

町は、夏の終わりを告げる夏祭りの準備中で、教会裏の敷地には、
夕方までスタッフが出入りをしていて、いつもよりも賑やかです。

誰もいなくなった夜、中庭に出てねこといると、教会の横にある大きな門の上に
夏祭りのための電飾が輝いているのに気づきました。

青白く輝く小さな光の繋がりは、まるで教会にかけられたペンダントのようです。

再びこの夏祭りの季節が巡ってきました。
通勤中の短い更新です。
*************************
町のカフェに行くと、ジュゼッペがカウンターでひとり、地元ノヴァーラ県の赤ワインを飲んでいました。
″やあ、よく来たね。君は、ボトルの上質なワインが好きだったね。ロミーナの近況を聞かせてくれ。″と
言って、しみじみと赤ワインを飲んでいました。

今まで何回かブログに登場したこともある町のワイン仲間のひとり、ジュゼッペさん。

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ロミーナ夫婦は、小さな犬と一緒に美しいカリブ海を臨むリゾート地で暮らし
英語とスペイン語でパソコンを使い外国人にための不動産会社で、顧客には、時々日本人いて
そんな時は、出身のイタリアの小さな町で暮らす私のことが話題になると笑っていました。

行く前は、インターネットも使えなくて、よくバールにパソコンを持っていって
見せてあげたり、色々と調べてあげることも多かったのです。

英語もほとんどわからなくて、びっくりするくらい出来なかったロミーナは
40代に入ってから、多くのことを習得していきました。

時間は、流れていき、周囲の多くのことが変わって行く中で
90代のジュゼッペにとっては、以前のようにみんなにずっといて欲しかったというのが伝わってきました。

ピカピカに磨かれた革靴を履いて、このカフェに来る時間を大切にして毎日、楽しみにしているのです。

″何よりもこの町で暮らしている知り合いが少なくなった。"とジュゼッペは、つぶやくと
そして小声で、″カウンターの女性も見たことない・・・。知っているかい?"

ちょうど、この日は、カフェは、オーナーの友達でゲンメの隣町のワイン産地出身の女性がいるだけでした。
オーナー自身も養豚とサラミで有名な近郊の町から通勤してきているのです。

"今からロミーナのようにはいかないが、これからは、少し良いワインでも知って飲んでみようか。"と
ジュゼッペは、カウンターの女性に、私と同じワインが飲みたいと注文する。

1杯で帰るつもりだったのだけれど、もう一杯同じワインが私のところにも置かれました。
ジュゼッペさんのご馳走です。ありがとう。

*************************
今日は、ノヴァーラ県のワイン産地のフランチェスコからいろいろと話を聞く予定です。

この気温が低く雨が多かったこの季節でやはりperonospora (べど病)の発生があり
その対応は、品種、位置によってとても複雑であると話していました。
白ブドウ、エルバルーチェの収穫を大幅に遅らせ9月の最終から10月にして
現在、ブドウの間引きを始めています。
"少量であってもやはりいいワインにしたい。まだ僕は、降参していないよ。"

フランチェスコの自宅サロンで。

フランチェスコのワイン


*************************
ねこのぴーちゃんは、この町の教会前のアパートの敷地内で生まれ、この町でずっと育ちました。

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ある日の出来事

朝、バスを待っていると、近郊にある小さな町で暮らしている通勤仲間のシモーナが

"2,3日前に、バスを降りてから交通手段がなく、困っていた人を
目的地の私の住んでいる町まで送ったでしょう。
近所の家に遊びに来ていた若い男性が、赤いHONDAの車に乗った女性が
ここまで連れてきてくれたと言っていて、それは,RIEのことだと思ったから。
それでね、帰りのミラノ行きバスに乗れるように、今度は、私が車で送ったわ。"

そういえば、何日か前に、高速道路バスを降りたら、ここからある町までの道、
そしてタクシーの乗り場や市バスなど聞かれて、

周囲には、広大な田園しかないとわかると困り果てていて
"友達は、仕事で17時まで電話が繋がらないし、仕事場の電話番号を知らないから。"

ミラノのチケット売り場で、このトリノ行きバスで近くの町まで着くから、
そこで降りて人に聞けばいいと言われたらしいのです。

炎天下の中、歩道のない車道を10辧▲后璽張院璽垢鮖って歩くのはできないから送ることに。
イタリア人だけれど、住んでいるのは、ノルウェーのオスロだと言っていて
何もない田園を眺めていました。

この地域で久しぶりに会った友達と楽しい時間を過ごすことができたでしょうか。

それにしても、シモーナは、近所の家に遊びに来ていた人とどこで出会って
話す機会があって、帰りに送ることになったのか…。

それは、シモーナの町にあるバールでのアペリティーボの時間に
ちょうど隣に来ていたグループの中にこの送っていった男性がいたようです。
どこの町でも、いろいろな情報は、バールのようです。

車の中で、こんなことも話していました。
"日本の京都というところを知っているかい?
来年の夏は、日本の京都に住んでいるイタリア人の友達を訪ねてみようと思っているだ。
日本の人は、親切で街もとても素敵なところだと言うんだよ。"
私が日本人だというと、"そうか。日本人だったのか。それなら、来年は、京都にしてみよう。"

*以前のブログにも書きましたが
夏休みにイタリアの高速道路バスを使ってご旅行なさる方にお知らせです。

バカンス客のための夏の臨時便が多く帰宅時間には、シチリア行き、
リヨン経由パリ行き、ビーチリゾートのリミニ行きなどもありますが、

途中通過する停留所は、高速道路出口で、便利な駅の近くを通過するわけでなく
鉄道や地下鉄と公共交通機関のあるところは、終点、始発にあたるところ
例えば、私が乗っている路線では、トリノ市内、(そのうちの一箇所がポルタスーザ駅)と
ミラノ(地下鉄ランプニャーノ駅)だけです。

他の地名のつく停留所は、どこも高速出口の名称のことで、利用者の駐車場があるだけで
鉄道駅から何キロもあり遠く、またタクシーもなく、車道が果てしなく続くだけなのです。

**********************
この日、近所を散策すると、雨雲が出てきて、急いで自宅に戻ることにしました。
写真は、水田だった場所がとうもろこし畑に変わったところです。

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面積あたりのお米の収量を上げて、水田の面積を縮小して
お米よりも高い価格で取引されるバイオマスエネルギーのために
土地の一部にトウモロコシを生産する農家も増えてきました。
この町近郊は、バイオマスの大きな施設がいくつかあります。

トウモロコシ畑は、2m以上の高さで続き、周囲が背の高い雑草に覆われ
野うさぎがたくさん棲むようになりました。

そして私と、目が合った1匹の動物は、犬でも野うさぎでもヌートリアでも猫でもなく
近づくと素早く茂みの奥に逃げいていきました。
それは、毛の色が黒っぽいものの、姿は、狐でした。

**********************
いつものねこのコーナ―です。
帰宅後、話をじっと聞いてくれていたねこ。

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門の外に置いていた収集の終わったゴミの容器を取って戻ってくると
*小さな町なので共同の大きなゴミのボックスはなく、各家庭は、配布された種類ごと
色別の小さなバケツを家の玄関の前に置いておくのです。
この日は、野菜や卵の殻、カフェなどの食品からのゴミの日でした。

20秒も経っていないのですがすっかり寝入っていました。

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ゆっくりとした時間が流れる夕方

更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

ミラノから帰宅すると、周囲には田園とカフェ(バール)、
たばこ屋さん(たばこや新聞、雑誌などを販売してる小さな雑貨店)と
教会、広大な水田と古いレンガの昔の農場の建物以外、何もないので
時間が急にゆっくりと流れるような気がします。

この季節は、日没まで長く、夜10時近くに庭にでても、まだうっすらと明るい日々で
ミラノから夕方帰宅する16時過ぎは、まだ日が高い午後の明るい時間帯です。
ピエモンテの日々の暮らしと風景の写真の短い更新です。
**************************
写真は、初夏の早朝、ピエモンテ州南部 ランゲ地方の街の教会の前で。
ワインの樽を使った植木鉢の花がとても綺麗な色彩でした。

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6月下旬、バローロにあるブドウ畑のネッビオーロ。

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帰宅後、夕方に立ち寄った近所のカフェで。
この日の冷たい白ワインは、ピエモンテのシャルドネ。
この後、アイスクリームを食べにやってきたルイージと出会いました。

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昨日は、ランチと食前酒が一緒になってワインとチーズ、野菜をのんびりキッチンで食べていると
窓の外にある台の上に、ねこのぴーちゃんがやって来て
網戸の向こうから、目を真ん丸くしてトマトを食べる私を見つめていました。

首を上に向けて、空を一生懸命見つめ、やがて薄い大理石の真っ白な台の上で
うずくまるようにして眠り、時々、キッチンにいる私をちらりと見るので
パソコンをキッチンに移動して仕事をすることにしていました。
昨日は、約3時間近く、網戸を隔てて、ずっとそばにいたぴーちゃん。

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イタリアに帰ってきてからの日々

モンフェラートの丘の上にある旧市街で。
丘の下に広がる緑と陽射しが眩しい初夏の午後のひととき。

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モンフェラートの美しい丘陵地帯の緑からこの地方の持つ農業の素晴らしさをいつも感じているのです。

下の画像は、会社のfacebookぺージと同じものですが、モンフェラート地方の農家の手造りのチーズ
そしてこの地方のサラミ、農家の造ったグリニョリーノ・ダスティのワインで過ごした時のものです。

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オリーブ農家のヴァレンティーノさんの暮らす街で、昨日、電話で話していると
次々にその風景が目に浮かびました。
農業に関心が高く、ヴァレンティーノさんのところに来てくださったた軽井沢のカフェのシェフも
このオリーブオイルを使っていることを話すと、嬉しそうな声が返ってきました。
今週末に、再びモンフェラート、そしてバローロで暮らすシルヴィアに会う予定で
ピエモンテでのいつもの生活の日々が始まっています。
ブログで再び、稲作農業などピエモンテの農業で書きたいことがいっぱいあり、再開していきます。

先週の今頃は、ちょうど京都から鎌倉に行くために新横浜駅に向かっていました。
鎌倉の初夏の日本の美しい緑を思い出します。
電車で通過するときに見た東京の王子にある飛鳥山公園のアジサイも綺麗でした。

どうか素敵な1日をお過ごし下さい。
******************************
いつものねこのコーナーです。
家に帰るとぴーちゃんが待っていて

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荷物を置いてすぐに外に出ると、もう寝ていました。

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マルペンサ空港から

もうすぐフランクフルト行きの搭乗になります。
マルペンサ空港から、赤ワイン ドルチェットを飲みながら
日本に帰国前の短い更新です。
***********************************
帰国前の日々の写真です。

一時帰国が近づいた日、バローロのワイナリ―に行っていました。

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私がイタリアで時々、食べたいなと思うのは、美味しいお蕎麦。
そして日本に帰ると、一番食べたくなるピエモンテのものは、チーズ、サラミ。

バローロのワイン。ボルドー色のラベルは、今までもあったブルナーテの畑のネッビオーロで
それは、ワイナリーのお母さん、ジュゼッピーナさんが生まれた土地、畑の中にある農家です。

そして2010年からお父さんのフランチェスコさんの住んでいたベッリでネッビオーロを栽培し
新たにバローロが生まれました。こちらも本来は、同じボルドー色でブルナーテの畑という言葉が
書かれていないラベルなのですが、

フランチェスコさんをリスペクトして日本に輸入するのに、特別に緑色のラベルを作りました。
もうすぐこの緑のラベルも日本に。

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そしてこちらは、帰国前日の昨夜の風景です。
町は、ビール祭りが開催されていました。

いつもの夏祭りのメンバーが働いています。
かわいい10代の友達です。

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まだ焼いてなく、鉄板に何もなくて残念と嘆いているクラウディオ

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ここは、自宅のすぐ裏です。まどを開けていたので寝室がポテトフライのにおいになってしまいました。。。

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夏祭りのごみは、すべてルイージが清掃、整理しています。
綺麗にしてくれてありがとう。

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窓の外にもたれかかっている、おしかけねこ2のみーちゃん。
そっとレースのカーテンを持ち上げてみると、こんな顔をしていました。

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ワインのお祭りがあった日ののこと。

今朝は、日本との6月の帰国時の打ち合わせのメールで出発が遅れて
いつもより遅くのトリノ始発のバスに乗っています。
車窓は、曇り空の水田で、こんな日は、集中していろいろなことが出来そうで1日が楽しみです。

通勤中の短い更新です。

*************
ワイン試飲用にチーズを買った時、酪農家は、ゲンメのお祭りで販売するジェラートを造っていて
酪農家の小さな子供たち2人がお祭りに持っていくのだと喜んでいました。

ワインの産地ゲンメの街で守護聖人のお祭り風景です。

ゲンメのワイナリーの入り口には、アントネッロが栽培している植木が展示されていました。
アントネッロは、ワインの生産の他、セージア川の水を使った水力発電の小さな会社を
仲間と経営していますがその他にツツジをはじめ様々なお花の植木も手がけているのです。

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ゲンメ旧市街では、地元のワインを楽しむ人々。
1年に数回だけ開く旧市街のエノテカで、グラスワインを頼む人々や
ワインの販売所でボトルを購入して仲間たちと楽しくワインを飲む人々でいっぱいです。

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アントネッロのワイナリーが持つ敷地の一角が、郷土食材のお店になっていて
ここでは、私の暮らしている町のお米(黒米、カルナローリ米、エルメス米という茶色の長粒米)や
ノヴァーラのワイン産地の美味しい蜂蜜も販売されていました。

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高級ワインであるゲンメばかりのコーナーでは、イタリアソムリエ協会の方々がサービス。
私は、ここでゲンメ2006を注文。

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もうミラノの地下鉄なので、また明日、更新します。
短くてすみません。。。

それでは、どうか良い1日をお過ごし下さい。

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マリアが作るリゾットを待つ間に。

アグリツーリズモで過ごす時間は、大切で、それは、決してお料理を楽しむというだけでなく
この稲作地域で農場を経営する友人達の日々の暮らしをすぐ近くで見て
ノヴァーラ県の農業地域をもっと知ることができるのです。

農地の土壌や環境を大切に農作物であるキウィ、そしてお米を日々、研究している姿、
時には、同じような農業者同士のミーティングなどに参加していたり
1日が終わると暮れていく田園を見ながら、夜風に吹かれながら好きな煙草を吸っているグイード。

家畜のカモやガチョウたちの世話をしながらレストラン用の野菜、香草を育て
毎日お料理のレシピの本を読んでいる、お菓子作りが得意なマリア。

そんな彼らに会いに行った日の写真です。

グイードのトラクターの横で。
土壌を掘り起こして隆起した部分を水平にしています。
グイードの場合は、掘り起こす前の段階で土壌に肥料を施しています。

それは、使っている肥料の関係で土壌の中でシアナミドが尿素、そしてアンモニアに
ゆっくり変化していくには、時間がかかるので早い段階で施さないといけないといけないと
グイードは、今までの経験から何度とその時期、方法を変えながら、研究した結果
最も効率よく最終的に使用する肥料、農薬を少なく、肥沃な土壌になるようにしていると話していました。

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キウィ畑。5月になると、日中、数多くのカモとガチョウがこのキウィ畑、用水路で過ごします。
雑草を食べてくれたり、そしてその鳥たちの排泄物、お米の籾殻が肥料として使われます。

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グイードの水田のあぜ道に自生していたオルティケ(Ortiche:イラクサ)を持っていき、
それを使ってマリアがリゾットを作る。
"持ってきたのがとても色が深い緑のオルティケだったから、濃い色のリゾットになるけれどいい?"

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リゾットを待つ間、スプマンテを飲みながら、
"いつもの前菜"と言って頼んでおいたノヴァーラ県のサラミをゆっくり楽しむ。

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今日も帰ったら、美味しいサラミとワインで長い夕方の時間をゆっくり楽しみたいです。
それでは、行って来ます。

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更新が遅れてしまいました。まず春の風景を。

ノヴァーラ県庁の農業課を訪れた日、帰りに散策したノヴァーラの街の中で。
こちらも桜の季節です。

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そしてこちらは、近所の農場内の桜の樹。
この日は、今にも雨が降りそうな一日で、稲作農家の人々は、作業を急いでいました。

稲作農家の友人、グイードのもつ水田の土壌は、粘土質で、水を含むと流れ落ちていくわけでなく、
しっかりとそれを包み込むリン(P)を豊富に含んだ肥沃な土壌。
雨が降ってしまうと、土壌が柔らかくなりトラクターのタイヤが動くことができなくなるからです。

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ずっとブログの更新ができないでいました。ピエモンテの春の風景など楽しみにしていた方
本当に申し訳ありません。。。
今、こちらは、農場によっては、すでに水の入った田んぼもあります。
そしてまだ、土地を耕し、地面を引き起こしている段階のところもあります。

ブログを読んでいらっしゃる方にたくさん伝えたいこの地方の農業の様子、先日訪れた湖水地帯
おいしいピエモンテ料理、そしてリグーリア州のオリーブ畑の風景
トスカーナの大理石の産地、以前、働いていたこともある海沿いのトスカーナのワインレストランがある
街をドライブして感じた空気、風景、ワイン、魚介類のお料理、

そしてピエモンテの病院療養食。
イタリアでは、そんなに多くはないですが、セリアック病で、栄養吸収不良になったり、
グルテン反応異常を起こす病気を持つ子供のための学校給食の特別メニューの
グルテンフリーのパスタも体験。

ブログが更新できなかった期間に見た風景を少しずつ伝えていけたらと思っています。

****************************
お知らせと業務連絡です。

消費税の改正の関係で、月末のワイン注文が多く、配送が遅れてしまっているところもありますが
3月にご連絡をいただいている方は、3月時点の料金になります。

そしてイタリアでは、すべて税込価格で最終価格を見て納得して購入する暮らしなので
どうしても税別の価格のみ提示して、最後の会計で別の料金になってしまう日本での暮らしに
慣れなかったこともあり、すべて税込で販売していましたが

一部のお客様から、他の会社と同じように税金が加算されて高くなってもそれが普通なので
税抜き価格での表示にした方がいいのではないかというご意見が多かったです。

仕事が重なったので、まだワインのサイトのショッピングカートは、そのままになってしまっているので
今週末に変更できるようにしますが最終価格がよくわかるような提示方法を考えています。

先月ゲンメから2つの貨物用のパレットが、そして今月もバローロから日本に貨物を輸送する予定で
一度に5000本単位でなく、500~600本単位で日本、毎月空輸にて輸送していて
外国為替によって、1ユーロ115円弱で入荷した時を基準に計算していた関係で
現在の140円を超えたレートでは、差が出ているワインが多く、値上げになるものもありますが
大きく値上げするわけでなく、そして最終価格がわかるようにしてご案内できるようにします。
どうかよろしくお願いします。
****************************
早く送ってくれないと俺の場所がないとぼやいているゲンメのワイナリーのアントネッロ。
(もうこのワインは、日本に到着しているので、ワイナリーに場所少しあります。。。)

アントネッロ



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ルイージのカーニバル

晴れて暖かい日々が続いています。
昨日、真冬のダウンジャケットとセーターを洗濯して中庭に干して、夕方には、すっかり乾いていました。

冬らしい日々がないまま、春に向かっています。
夕方が明るい時間が増えて18時過ぎも人々の楽しそうな声が広場から聞こえるようになりました。

冬の日々は、霧で日没も早く帰宅時間が19時を過ぎると町がとても静かで、雨戸も閉められ、
数軒の家からオレンジ色の明かりが漏れているだけです。
農閑期だったルイージは、19時、ヴィクトリオも20時過ぎには就寝する冬の日々が終わりました。

通勤中の短い更新です。
***************************

昨日の日曜日は、町でカーニバルの最終日でした。
トラクターの荷台に子供たちが乗って町をゆっくり周ります。

2台用意されたトラクターは、町の稲作農家の人のもので
今年はヴィクトリオの農場ではなく、他の2軒の農場から。

トラクターの横にルイージ。誰か、トラクターに乗らないで
自分の自転車の荷台に乗らないかと声をかけていますが、子供たちから、
"トラクターがいい。"と言われ落ち込んでいます。しかも犬にほえられてしまいました。

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John Deere 5820 93cv
John Deere 6530 110cv 
cvは、cavallo vaporeの意味で馬力です。1 CV = 735,49875 W   

ルイージの自転車(カーニバル仕様 風船付き 水色の風船もあったのですが割れてしまいました。)

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高校生のルクレツィアちゃんが小さな子どもたちとその両親に指示しています。
"幼稚園や小さな子供たちは、隣のトラクターへ。それより上級生は私の乗っている方に!"

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そして出発。
2台のトラクターに挟まれるように、ルイージの自転車もよろよろと出発しているのは、動画で。






その後、カフェで。
紙吹雪いっぱいのルイージ。

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エルバルーチェを飲んで帰宅。

まだ暗い朝の駐車場に行くと、教会の木々から次々の鳥のさえずりが聞こえてきました。

日の出前で群青色の空から次第に空が白んでくる頃
アルプス山脈のシルエットと白い雪がくっきりと見えてきました。
ノヴァーラを通過すると地平線が朱色の輝き始め素晴らしい朝です。

通勤中の短い更新です。
***************************
すでに春の始まりで夕方、明るい時間が長くなってきました。
広場前のカフェに立ち寄って 地元、ノヴァーラ県のエルバルールーチェの白ワインを飲んでから帰宅。

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夕方の田園風景。

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ここからすぐ近くのピエモンテの自然保護地域は、約640へクタールあり、そのうちの10へクタールが
自然の湿地帯でRiserva naturale Speciale(特別自然保護地区)になります。

この時間帯になると大空にVの字を描いて鷺や、黒朱鷺の群れが特別自然保護地区の森に
向かって飛び立っていくのが見えます。

秋の収穫が終わってから冬、眠っていた水田は、次第に眠りから覚め、新しい季節に向けて
その準備が始まろうとしています。

以前、秋の収穫前にブログに登場した稲作の研究所のロマーノ先生に再びコンタクト
この水田の準備段階などで土壌に必要な成分、もともと土壌にある成分
肥料を施した後、それがどのように変化していくのかなど学びたいことがたくさんあるのです。

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カーニバルでトリッパのスープ

郵便局に掲示されていたお知らせに、”カーニバル期間で町のスポーツ施設のある広場で
16時からトリッパ(trippa:牛の胃袋の煮込み料理)のスープを用意しています。”とありました。

お知らせは、町役場、教会前の掲示板、郵便局、バール、
そしてたばこや新聞、雑誌などを販売するタバッキの入り口に掲示されます。
トリッパがバールで話題になったりして、とても楽しみにしていました。

今までに何度かブログで紹介したASSOCIAZIONE NAZIONALE ALPINI(アルプス山岳歩兵隊)の
男性たちが野外料理を伴う町の行事をいつも企画しています。

その会場に向かってみました。この日は、ゲンメの街では、有名なファジョラータ(お豆の煮込み)を
配る日で、その規模は、私の小さな町とはあまりにも違うのですが
知っている町の人々と顔を合わせて楽しかったです。
*以前のブログにゲンメのカーニバルでファジョラータの日の写真があります。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51869048.html

********************
トリッパが配られる16時前、ASSOCIAZIONE NAZIONALE ALPINI(アルプス山岳歩兵隊)の
男性たちが次々に準備していました。

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トリッパのスープのお鍋と別の大きなお鍋でボイルしたノヴァーラ風サラミが用意されていて
ゲンメのお豆の煮込みと似ていて、そこにトリッパが入っています。

スープの材料は、ノヴァーラ風リゾットのパニッシャで使われるものに似ていています。
パニッシャとの違いは、ノヴァーラ風サラミを細かくして赤ワインとオリーブオイル、ラードで炒めないで、
丸ごとボイルしたものを入れます。この地元ならではのトリッパのスープです。

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お鍋に最初、ボイルしたノヴァーラ風サラミを2本ずつ入れてくれて、その上から
お豆、お野菜、トリッパで煮込んだスープを入れてくれます。

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私もお鍋を持って並びました。
最初にピエロが2本のボイルしたノヴァーラ風サラミを入れてくれて
マウロがトリッパやお豆お野菜をすくって入れて熱いスープを付けたしてくれます。

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来週の3月9日の日曜日は、子供たちのカーニバルが行われます。
バールでのお知らせ。
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今朝も出発前の明け方の時間に、温かいトリッパのスープとパンの美味しい朝食でした。
ミラノに着いたら、オフィスの仕事前にカフェとチョコレートクッキーの時間が待っています。
それでは行ってきます。

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月曜日 充実した1日にしたいです。
良い一日をお過ごしください。
Buona giornata!

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帰り道

朝の出発時に、椅子の下で眠っているねこのぴーちゃんを置いてそっと出て行こうと
ドアを開けると、外でもう一匹のねこのみーちゃんがじっと待っていました。
家族にねこを頼んで慌てて駐車場に向かいました。

春が近く暖かい冬の朝、通勤中の短い更新です。
*******************
ピエモンテ中部モンフェラートにある農家の経営する食材店で。

サラミ

ノヴァーラ県とは、違うこの地域ならではのサラミと一緒に
モンフェラートのワイン、グリニョリーノ・ダスティを飲んでいると

急に目の前に、モンフェラートの丘やこの地域で路線バスの運転手を続けながら
オリーブを研究しながら栽培し農業を営むヴァレンティーノをはじめ
旧市街のお惣菜屋さんのご夫婦やサラミ工房、モンフェラートのワイン協同組合の人々の顔が
次々に浮かび、その風景、空気を思い出し、もっとワインが美味しく楽しくなる。

*******************
先日は、帰り道に近郊の町の田園に囲まれた中にある農家の前を通ると
"Pollame (家畜として飼育される鶏、カモなど)"と小さく書かれた看板があり、一台の車が
入っていったので、私もその車に続いて門から入ってみました。

入り口は、とても小さかったけれど、奥が広くなり、何台もの車が駐車していました。

"チャオ。RIE。ここを知っているとは、すごいな。"と遠くから声をかけられ、誰かわからないでいると
"頭が見えないから、別人に見えるかい。"と毛糸の帽子を取ってスキンヘッドで笑っている男性は

果物の栽培やウサギ、カモなどの飼育をしていて昔の製粉場で水車が残る
アグリツーリズモのレストランのシェフでした。
シェフは、アグリツーリズモの果物などの苗木を見に来ていたようでした。

鶏肉やカモ、ガチョウの肉の販売店の他、植木、ペットフード、大工用具、りんご、オレンジ
野菜の種芋、園芸用品などいろいろなものが販売されていた空間でした。

私は、近所でもまだまだ知らないことが多く、これからもいろいろと発見していきたい。

今日は、帰りにノヴァーラ県のワイナリーへ。

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今日もカプチーノで始まる1日。

今朝もいつもより遅くで、明るい朝の田園風景を眺めながら
ミラノに向かっています。通勤中の短い更新です。
********************
お昼の休憩時間に立ち寄った旅行博会場の
ピエモンテ州の観光案内ブース。

ノヴァーラ県、ヴェルチェッリ県の観光案内付近には、この地域を象徴する
お米とワインが描かれた看板がありました。

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ここでノヴァーラの郷土料理とゴルゴンゾーラチーズを使った
お料理のレシピの冊子をもらいました。
ゆっくり見て、またブログでもこの地方の郷土料理を
いろいろと紹介していきたいと思っています。
地域のワイン、郷土料理、チーズ、サラミから、その地方の農業の力と
文化、歴史をたくさん感じることができます。

ミラノ見本市会場(Rho Fieramilano)イタリア旅行博【BIT】2014
2月15 日(土)は、業界関係者でなく一般公開の日になります。 9.30 ~18.00. 不況で規模が縮小していますが、イタリアだけでなく世界の観光地のブース。日本も。
*******************
最近、いつも帰ってくると家の木の板で作った棚で眠っているみーちゃん。

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もうすぐ、ミラノに到着です。
今日は、クリーム入りブリオッシュとカプチーノで仕事が始まるまで
メールのチェックをしながら過ごすことにします。
週の終わりの金曜日です。素敵な一日をお過ごしください。

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ねこのみーちゃん

冷たい雨だと思っていたら、フロントガラスに次々に落ちてくるのは、みぞれでした。
通勤中の短い更新です。
******************
ランゲ地方のレストランのカウンターの前で。
毎年、この暖炉の前でここで働いていたワイン好きのお兄さんとの情報交換をして
たくさんのワインを試飲させてもらったり、それぞれのワイナリーがどういうところなのか
よく楽しく話したものでした。

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現在は、従姉妹の家族が経営し、同じ敷地内で2匹のねこと暮らしているお兄さんは
別の地域でブドウ畑の仕事をしているのです。
きっと本人は、とても喜んでいることでしょう。

ただ、いつもここに来ると迎えてくれて、楽しくワインの話をしていた日々が
過去の思い出になっていきました。

******************
最近、よく目が合うぴーちゃんのお友達、みーちゃん。
昨日、日曜日は、いいお天気だったので中庭にお洗濯物を干していると
日なたでくつろいでいました。

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今日から再び雨の日々です。

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石とレンガで囲まれた中で。

雪は、みぞれになり、このまま冷たい雨になっていくのでしょう。
フロントガラスに積もっていた雪を払って出発。氷点下1℃。路面が少し凍結。

高速道路バス利用者の駐車場に近づくと、次第に大きな車のシルエットが見え
到着すると、それが John Deere、FIATなどのトラクター数台であることがわかりました。
どれも除雪用の作業機を装着しています。
わずか数キロでも積雪したところ、雨だけだったところと大きく分かれているようです。

トラクターは、多種多様な作業機を取り付けたり、鉄製のタイヤなどに交換したりすることで
農作業のあらゆる場面だけでなく、運搬、除雪、清掃、建築と使用するので
私の暮らす小さな町の役所では、2台が管理され、毎日車庫から出勤。
あらゆる場面で稼働しています。
除雪、除草、クリスマスや夏祭りの電飾の取り付け、教会などの修復現場。

そしてカー二バルの時期には、トラクターに装着された収穫用の荷台に乗った小さな子供たちが
町を1周する時にも使われたことがありました。
以前のブログは、こちらです。2009年2月23日 *ヴィクトリオの運転するトラクターに町の子供たち。

やがてバスが出発。高速道路入り口にも除雪用のトラクターが2,3台待機しているのが見えています。
そしてノヴァーラに到着するとトラクターが1台もなく、
おそらく、そこから先、ミラノ方面はずっと雨だけだったのしょう。

通勤中の短い更新です。
***************************
ゲンメの旧市街の一角のワイン保管倉庫。
ここでは、気温が低くなりすぎないように、ワイナリーの持つ水力発電の会社からの
電気を使った暖房で温度を調整しています。

この倉庫は、主に近郊のレストランに送られるものばかりで、
配送後、すぐに使用されていくワインばかりです。
長期熟成することなく、わずか数ヶ月以内で消費されていく近郊のレストランからの
特別注文のハーフボトルのヴェスポリーナ、ゲンメが箱に入っていました。

ゲンメ

ゲンメ近郊のレンガと石で組み合わされた街

旧市街

ワイナリーのアントネッロが話していたように
使われているセージア川からの石の大きさが私の暮らす町の石は、小さく半分くらいの大きさです。

いつもねこのぴーちゃんがちょろちょろと歩く教会前の石の道がそうです。
稲作地域にあるのでそれだけ下流となって石のサイズが違うのでしょうか。

近郊の町では、やはり中世の建物がそのまま保存されている一角もあります。
2回見学したことがあるのですが、綺麗な写真がなかったので、カタログから。

この木製の圧搾機は、ワインのためだけとばかり思っていましたが、昔の歴史書を読むと
ブドウや胡桃を圧搾と書かれていることに気がつきました。
ここには、1575年の13mに渡る材木が残されているのです。

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日曜日の町の風景。

三日月が綺麗な朝。2℃と温かい朝であるけれど、今週、雪が降る予想もあり
ゲンメの丘には、雪が積もるかもしれません。天気予報は、当たるのでしょうか。
それでも昨年よりもずっと暖かい冬です。

冬の日々は、明け方前にいつも温かいスープを飲んで出発して
オフィス到着後にカフェとクッキーと2度の朝食です。

通勤中の短い更新です。
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1月は、ノヴァーラのサラミを毎年、1年分家で造っているところでは、
1月の最も寒い日を選んでいると聞いたことがあります。
それは、クリスマスに食べ終わって、1月に造リ熟成後、真っ白なラードの下で保存され、
ちょうど次のクリスマスまで美味しく食べることことが出来るようにと町の人たちとの会話にありました。

養豚農家のサラミ工房では、1年中安定した供給が出来るように大型冷蔵庫になっている作業場
熟成の段階に応じて温度が1℃単位で変化するように調節された貯蔵庫となっていますが

昔の人々の暮らしでは、1月の最も寒い日を選び、その後のわずかな気温差を利用しながら
保存食で栄養もあり、郷土料理のリゾットにも使われるこのサラミを大切に造っていたのでしょう。

そして夏でも涼しいghiacciaia(貯氷庫)のお部屋が昔の時代にあり、
ラードの下で眠るサラミやチーズなど食糧が保管されていました。

この湿地帯では地下には、そのような倉庫が出来なく、通常は、農場の片隅にあり、
そこでチーズなどを保存していた昔の籠を見たことがあります。
籠は、天井などから下げて使っていたようで動物が来ないように工夫してありました。

2006年のブログの写真から
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ノヴァーラ県のワイン産地になると、地下になった部分にghiacciaia(貯氷庫)があり、
現在では、そこでワインが熟成されています。

ここは、ゲンメ市民の昔のghiacciaia(貯氷庫)の奥の部屋で
今ではゲンメのワイナリーのアントネッロが、家族の歴史としてのワインを保管しています。

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*******************
夕暮れ時に町を散策する。近所の農家の入り口。

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田園に、いくつのものラインが描かれているのは、灌漑協会で各農家に義務付けている
水路の清掃のためにトラクターが通過した跡です。
トラクターにクレーンと専用のシャベルが取り付けられ、その後、その表面を平らに固めていくのです。

現在では、トラクター1台で約100へクタール以上の敷地内の水路の清掃作業をしていきますが
昔の時代、たくさんの農家の男性たちが並んで、ほうきのようなものを持って
水路の部分を整えているセピア色の写真が町役場に残っています。

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清掃の終わった水路

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教会の鐘の音が田園に響き渡り、町の教会、自宅を眺めました。
きっとねこが入り口で待っていることでしょう。さあ 早く帰ろう。

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気持ちのいい週末の日々でした。
これから始まる月曜日からの1週間を充実させて送っていきたいものです。
もう1年のうちの1ヶ月が過ぎようとしているのですから。

それでは、行って来ます。ミラノに着いたら、まずは、カフェタイム。

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霧の夕方の食前酒タイムに

霧で氷点下の朝。車全体が白く凍っていました。
氷点下3℃、いつもの年は、もっと夜明け前の気温は低いので、やはり暖かい。
スマートフォンの表示では、これから向かうミラノは、5℃。すでに朝の気温で8℃も違いがあります。
ミラノは、今日も暖かいのだろうか… 
窓の氷が固く削って解凍するのに時間がかかり
今朝は、いつものバスでなく、次のビエッラの街の高速入口から始発のミラノ行きに乗車。
運転手さんから、″君がこれに乗るということは、前のアントニオの運転するバスに乗り遅れたんだね。"と大きな声で言われてしまいました。。。。。。。
通勤中の短い更新です。
********************
暖かい冬もいいけれど、霧の水蒸気が凍結する暗い冬の1日の夕方に
温かい室内でオレンジ色のライトの下で熟成したワインとチーズで過ごす時間は、
この季節ならではの楽しみのひとつです。

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何種類かいつも冷蔵庫にあるのは、Toma (トーマ)のチーズ
チーズの専門コーナーで、買ってきているToma Oropa(オロ−パ)などビエッラ県のチーズ

そして素朴でシンプルな近くの町の酪農家で造られ、工房で販売されている 
ノヴァーラ県で造っているToma Piemontese 
 
秋の終わりの11月から2ヶ月近く経つので、そろそろノヴァーラ県の赤ワインの搾りかすに
包まれて熟成されたチーズを買いに行こう。
また牛舎内をのんびりとパトロールしているロバに会いに。

そして食前酒タイムの夕方に電話があり、ロエロ地方のワイナリーのパオロと話していました。

もう最後の1本だったロエロ アルネイスのスプマンテ2008年を発送し
次の2010年を何本を保管、キープして2月初めに到着予定の輸入分には、
そのうちの何本をするかを決めなければならない。

霧でぼんやりとしている教会を眺めながら、チーズとワインで
いろいろなことを考えながら過ごす時間は、大切で
ミラノで買った赤い大きなノートに思いついたことや予定を次々に書き込んでいく。

ROERO ARNEIS  Metodo classico DOCG  FOR YOU  
スプマンテ

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電話の向こうで。

昨夜から強い雨。
今朝のバスは、観光用で座席にイヤホンの差込口、テーブルもあり、
まるで飛行機のようだと思い、同時に帰国した時のことを次々に思い出す。

日本で訪問した都市の風景と出会った人々のこと
その誰かがこのブログを読んで、ピエモンテの日々の暮らしを
過ごしているかのように感じているかもしれない。

そう思って、真っ暗なバスの車内で、液晶画面を見つめて今日も通勤中の短い更新です。
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昨日、帰宅後の夕方、バローロのワイナリーに連絡があり電話すると
すぐに"チャオ,RIE!!!"とシルヴィアの声と一緒に女の子の賑やかな笑い声も聞こえてきました。
それは、シルヴィアの子供、ルチアちゃんの声でした。

いつもワイナリーの一室でシルヴィアと話していると、それが小学校から帰った時間帯の時には、
2人の子供たちは大きなノートと何十色も入っているペンケースを抱えて
2階から降りてきて、隣に座り宿題を始め、時々、楽しそうのこちらをちらりと見ながら
ワインの隣にあるサラミやチーズに手を伸ばし食べ始めるのです。

ワイナリーの敷地内でおじいちゃん、おばあちゃん、家族、そして叔父さんとみんなで暮らし
ワイナリーの1日の仕事をじっと見て暮らし、そんな毎日を送っている子供たちの
ピエモンテのワイン産地、農業地での子供たちの暮らしを考える。

電話の向こうの賑やかな声を聞きながら、バローロのワイナリーの1室にいるような気持ちになって
そのワインのことを考える。隣の並ぶワイン樽の光景を思い浮かべました。

それぞれの世代で50ヘクトリットルの大樽を2つずつ買っていて、
どれもスラヴォニア産のオーク材を使った大樽であるけれど、収穫年が変わると、
購入時期の異なる大樽を使用するので少しずつ変化するのです。

バローロ2009と今年、市場出荷可能になるバローロ2010、
続いて来年出荷の2011と、この3年の収穫年の違いが大きくある可能性が高く
来月、会う時には、グラスを片手に下に降りて樽からこれらの収穫年のワインの試飲させてもらおう。

霧の中

シルヴィアの家族のワイナリー ボルゴーニョ フランチェスコ(Borgogno Francesco)で

このワイナリーのバローロのブドウ畑では、毎年11月末から剪定を開始し、2月中旬までかかるようです。
1月になり、剪定を終えた枝を巻きつける作業も始まりました。これは、3月までかかります。
毎年、冷たい空気の中、ワイナリーのお母さん、ジュゼッピーナさんが中心に行います。

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ロエロのワイナリーで。

写真は、ミラノからの帰り道 高速道路出口に近い町のお店の駐車場から
モンテローザと紫色にたなびく雲。

20140109_151250

電線があるので、写真が少し見えにくくなっています。
周辺は、湿地帯で田んぼに溝を入れると、湿った土壌が現れます。
そのため地下に電線を埋めることができないので水田の上に電線。
そして田んぼの中を斜めに横切るように電柱が並ぶ地区もあります。

ミラノのスーパーでも少し買い物をしてきたのですが、近くで足りないお米を買って帰る。
今日は、帰宅後の短い更新です。

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私が、一番最初に輸入したワインの第一号のワイナリーは、有名なバローロやバルバレスコでも
地元のノヴァーラ県ゲンメのワイナリーからでもなく、実は、ロエロ地方の
ヴェッツァ・ダルバという小さな町のワイナリーからでした。

ローマからピエモンテに引っ越してきて、最初に訪れたワイン生産地がロエロ地方でした。

それまでに暮らしていたローマのバチカン近くの大通りに面していた家での生活から
この稲作地域の小さな町での生活へと大きく変わっていったのですが

変わっていったのは、生活だけでなく、ワインに対しての情熱やそれまでに感じていた魅力が
それまでと少し違った方向に向かって、ますます関心が深まっていったのです。

ローマでのソムリエの試飲会は、いつも高級ホテルで開催され、
有名で高級なワイナリーをはじめ、様々なワインのボトルがずらりと並び、
試飲してソムリエ同士の意見交換が行われて、行くのがとても楽しみでした。

それまで大好きだったかけがえのないこれらの時間とは、また別の世界が
ピエモンテので暮らしの中で待っていました。

農業地域でのワイナリーの家族の暮らしを知ることができ、彼らから大切な仲間としていれてもらい
新しい収穫年のワインの誕生を待ち、試飲して外国人である私の意見を一生懸命聞こうと
耳を傾けてくれる彼らの姿があり

時には、ワイン以外の話、
例えば、それは、稲作地域での農家の人たちの中での暮らしであったりしました。

その時、新しい一筋の道が目の前に開かれていくのが見えたように思えました。

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急なロエロの丘を車で上っていくと、ブドウ畑が広がり、遠くまで一望でき
その後、ゆるやかに下りながら小さな町をいくつか越えていくと

門のところで、2匹の犬と一緒にワイナリーのパオロのお父さんであるジョヴァンニさんが
優しい笑顔で待っていてくれたのを思い出します。

あの日は、霧が深い静かな日だったように記憶しています。
ロエロ地方の昔の暮らしを暖炉の前でたくさん語ってくれたことがいつまでも大切な思い出です。

その時のブログ(2011年1月)とジョヴァンニさんの写真 
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51678448.html

ロエロの冬のブドウ畑の夕暮れ
(ワイナリー:DEMARIE)
ROERO1

ローマで暮らしていた時には、想像もつかなかったことのひとつは、

ロエロのワイナリー、DEMARIEのパオロに新しいスプマンテのワイン造りをお願いして、
ラベルの色なども一緒に考えて、ひとつのワインをプロデュースすることができ、誕生したこと。

そして、ピエモンテのワイン生産者と協力して、同じ目標を持って仕事ができる日々。
そこで接することのできたピエモンテの人々との暮らしとワインのある風景。

アルネイス

私は、次にまた考えていることがあり、その赤ワインの味を何度も想像しては
その空想の中で醸造時間、熟成期間を修正してみたり、
頭の中でぐるぐると考え出すと止まらない、そんな楽しい時間。

さて、これから夕食の準備。

今日から週末にかけて、少しずつ飲みながら、その変化を楽しみたいので
今晩は、ゲンメ2006を開けよう。

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深夜、広場前のカフェで。

里帰りをしていたロミーナとアニーバレは、土曜日にサントドミンゴに向けて出発する。
金曜日の夜20時過ぎに広場前のカフェに行き、帰宅したらすでに深夜1時半でした。

イタリアの小さな町のカフェでの町の人々の様子です。
カフェの奥には、小さな暖炉があり、その前でアコーディオンの伴奏と一緒に歌ったり、踊ったりで

その様子は、以前、この町の記録で見た戦前に農家の人たちのアコーディオンとワインと歌で
楽しんだ寒い冬の日、暖炉の前で過ごしていた時間の様子に近いです。

アコーディオン奏者は、南イタリア カラブリア出身の男性で
(メッシーナ海峡を隔ててシチリア島という位置にあります。)、北イタリアに移住してきました。
カフェに持ち込みのパスタは、カラブリアの郷土料理である
トウガラシ入りの熟成させた豚肉の腸詰のスプレッドソーセージが入った辛いパスタ。

20時から深夜過ぎまで、いろいろな人たちがこの空間を訪れ、スプマンテや赤ワイン
ソフトドリンクなどを飲んで、ロミーナに声をかけて挨拶する。
私は、最後までいてもグラスワインは、3杯で、それでもきっと他の人よりも多いかもしれません。
そんなゆっくり楽しむワインと素朴な持ち込み料理、
パネットーネ(Panettone:クリスマス時期に食べるイタリアの伝統的なお菓子)
ロミーナのお父さんは、自家製のワインを持参。

日本では、飲食業でこんなに長時間、少ない注文ではやっていかれないから
現実的でないかもしれないですが
ここは、小さな町で人々がカフェやグラスワインで毎日訪れる空間であり
カフェのマスターも楽しい夜のために協力してくれるのです。

そんな私もミラノから帰ってきて、駐車場から家に入ろうとすると、ねこがいない時は、
広場に面した別の入り口から自宅へ。誰かが広場にいると、声をかけられ
コッリーネ・ノヴァレージの地元ワイン1杯飲んでから家に入るのですから

1ユーロのカフェであっても、次々に町の人たちが順番に朝から立ち寄って
立ち話をしたり、新聞を読んだり、それでどうにか経営していくのかもしれません。

集まる人々の年齢も様々で、イタリアの地元カフェでの楽しみ方を是非、ご覧下さい。
たくさんスマートフォンで動画も撮りましたが、多すぎるので、
最後に深夜過ぎに踊って楽しむロミーナを選び、You Tubeにアップロードしたものを紹介。
このアコーディオンの曲で最後で、みんな家に帰っていきました。

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20時過ぎにカフェに行くと、すでにカウンターにロミーナとアニーバレを囲む町の人々。

20140103_202327 (2)

30分くらいカウンターで立ちながら話して、カフェの奥の席にみんなで移動。
パスタが入ったお鍋がカフェに運ばれてきて、準備をするロミーナと近所のガブリエラさん。
”カラブリアの味でパスタ辛いんだって。私は、食べられるかしら。”と言いながら楽しそうにしている
カブリエラさんは、結局2皿目も食べていました。

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ロミーナのお父さんのジョヴァンニさんがスプマンテを開けて、アコーディオンの音楽も開始。
スプマンテは、カフェでオーダーしたもの。

20140103_205428 (2)

続いて持ち込みで、ジョヴァンニさんが袋から取り出したのは、自分のワイナリーで造ったワイン。
ジョヴァンニさんは、ボトル入りのワインでなく、量り売りのワインを販売しているので
この日”バローロ”の空きボトルに詰めて持ってきました。

町の人に、”RIE、このワインは何のワインだ。”と何人から聞かれたので
”ジョヴァンニがオレッジョ(ノヴァーラ県の地名。マルペンサ空港の近く)で造ったバローロ”と答えてみると

”おおそうか。バローロか・・・。”とワインに詳しくない人は、信じてしまうので、
私は、慌てて”オレッジョでは、バローロは出来ないわ。でもバローロのように美味しいから
このバローロのボトルに入れたのだと思う。”と説明すると
その様子を見て、ジョヴァンニさんが嬉しそうに笑ってウィンクする。

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楽しそうなロミーナ。

20140103_215521 (2)

カフェが用意してくれたピッツァとアコーディオンの音楽、踊る子供。

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私もジョヴァンニさんの造った赤ワインを楽しむ。
これは、品種ドルチェットとウーヴァラーラを混ぜて造ったワインです。

20140103_215105 (2)



最後に踊るロミーナ。


以前、ロミーナたちとは、よく週末の夜にミラノやノヴァーラに食事や踊りに行ったりしていたこともあり
帰ってきてからイタリアのどこの都市に出かけたのか聞いてみると、

”ずっとここに。一度だけ友達に会いに”カルペーニャ(ここから近くの町)”に行ったけれどね。”
遠くには、行かなかった、ずっとここにいたかったというロミーナ。

みんなにサントドミンゴは、どういうところかと聞かれて、ロミーナは、嬉しそうに答える。

”カリブ海に面していて、私たちは、空港から車で15分弱のところだから、ここから
ミラノ マルペンサ空港も近いでしょ。直行便だし、飛行時間はとても長いけれど飛行機に
乗っている時間だけだから、近く感じる。みんなもバカンスで来て欲しい。
ここと違って、1年中暖かくて、薄着で海が見える。”

そういえば、Aventura - Obsesionの音楽がロミーナは、とても好きだった。
ラテン音楽で、きっとその曲が似合うような街なのだろうと想像する。

イタリアでは、音楽番組で数年前の古い音楽が流れることも多く、今回の大晦日でも
MTVでAventura - Obsesionが流れた時に、口ずさんで画面をじっと見ていた姿を思い出しました。

それに何年か前に、ロミーナがサントドミンゴへの移住を考えてもなかった時期に
バールで見ていたMTVでこの曲が流れると
カウンターからリモコンで音声を大きくしていたのを見て、
ああ、この曲が好きなんだなと思っていたのです。

きっとロミーナは、ずっとラテン音楽が似合う暖かい海の街に憧れていたのでしょう。

1年半前までインターネットもしたこともなかった全くパソコンが使えなかったロミーナ。
ノヴァーラ県とモンブランの麓の街などでレストラン、バールとこれまでの仕事は
ずっと飲食業だけでしたが、

サントドミンゴでは、外国人用の不動産会社でPCを使いこなし、
英語、スペイン語も使い仕事をしています。
顧客には、ニューヨーク在住の有名な日本人もいるそうです。

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ピエモンテ北部のオリーブ農家とワイナリー

新しいワインの試飲と1月以降のスケジュールの相談で
ゲンメのワイナリーのアントネッロに連絡すると、
大晦日の夕方まで助手と二人でワイナリーで仕事をしていて、
元旦になってやっと一段落したと言っていました。

確かワイナリーの入り口のところに
"閉まっていても、電話を受け取って5分以内にかけつけます。
もし下記の電話が通じない場合 例:クリスマス、復活祭の日など それは不運です。と
書いてあったことを思い出しました。

ピエモンテのオリーブ農家のヴァレンティーノからは、新年の挨拶と
2014年に私が購入する予定本数の確認の連絡で、今日は何をしていたのか聞くと
"バスの運転手の方の仕事をして、今、帰ってきたところ。これからオリーブの勉強だ。"

私は、借りていた大学の本を返さなければならないから、
近いうちにモンフェラートに行かなければならない。

冷涼な土地でオリーブを栽培するにあたって、
寒波で氷点下20度になった日もあった年や雪で木が裂けてしまったり折れてしまったこともあった。

それでも丘の一区画に多くの種類のオリーブの木を実験として栽培し
冷涼な土地であるため、品種によっては、生育できないものもあったけれども
何種類かは、可能だと確信して始めたオリーブ農家であり

これからさらに良い品質にしていこうと、専門書を探し、イタリア南部の大学の研究所の文献を見つけ
今年は、これを一から勉強していきたいと張り切っていました。

IMG_6629 (2)


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冷涼なピエモンテでオリーブ農家をはじめるにあたって
やはり安定した職業があってこそ、ここまでやってこれたとヴァレンティーノは、言い
まだ、今後も路線バスの運転手は、続けていく。

バカンス休暇は、オリーブの収穫や農家としての仕事が忙しい時のためであり
"イタリアでオフィス勤務をしているRIEと同じ状況だよ。"と楽しそうに笑う。

ヴァレンティーノが2つの異なる仕事に取り組み、勉強をして毎日が充実していて
楽しんで生きている様子を見て、私は、もっとピエモンテの生活が楽しくなる。

そんなピエモンテの農家の人との出会いがあった人生に感謝しています。

*私も一緒にこの本で勉強することになったので、日本でオリーブについて、農業について
早ければ今年の冬にでも、学んだことを少しずつ皆さんに紹介できるようにしていきたいです。

そして、ここまで書いてもうミラノに到着してしまったので、

もうひとりのピエモンテの農家の人、
"うふふ・・・。全部一人でこなすには、時間がない・・・カタログを作ってみたい、なんてことだ
もう何年、カタログを・・・なんて言っているだ。ちっとも進まないが、一体誰がやるというのだ。俺だ・・・。
ひとりで日本でワインを売っているRIEと同じ状態だ。"と笑いながら私を見ていたアントネッロと

ピエモンテ北部で栽培するネッビオーロとランゲ、ロエロ地方のネッビオーロの違いの
大学薬学部の実験、調査結果については、明日のブログで。
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2014年のはじまり。

大晦日の深夜から2014年のカウントダウンの時、町の友達の家で過ごしていました。

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あと5分で2014年になろうとしていて、ソムリエの資格を持ち、ワイン仲間である
ピエロさんがスプマンテを開ける準備を始めます。
このスプマンテは、ロエロアルネイスのメトドクラシコ。

20131231_235539 (2)

開ける瞬間は、テレビのカウントダウン合わせてで、電気を消して一瞬、真っ暗な中
スプマンテが開けられました。

その後、みんなで順番に挨拶のキスを交わし、スプマンテで乾杯。
携帯電話に新年のメッセージが次々に届き、電話をチェックして忙しい。

20140101_000103 (2)


このワインは、私が何年か前にワイナリーと相談して造ってもらったワインです。
ラベルを見ると嬉しそうだったあの頃のRIEを思い出すからと
ロミーナがテレビの前でラベルの写真を撮っています。

20140101_001236 (2)


スプマンテ ロエロ アルネイス / ROERO ARNEIS 
Metodo classico DOCG 2010  FOR YOU  
ピエモンテ州ロエロ(ROERO)地方ヴェッツァ・ダルバ(VEZZA D'ALBA)にワイナリー
DEMARIE
ミネラルが豊富な冷涼な土地、ピエモンテのエレガントな白ワインが人気の産地で
ピエモンテの品種アルネイスを使って、フランスのシャンパーニュ地方と同じく
伝統的な瓶内2次発酵方式、メトド・クラシコのスプマンテです。
ブドウの品種:アルネイス100% 

私が最初にプロデゥ―スしたのは、収穫年2008のもので、今では、アメリカや北欧などにも
輸出されて、ワイナリーの主力のワインともなりました。
よかったです。2008は、特別に造ってもらったこともあり、多くを買い取った2008もほぼ完売になり
(あと残り2本ありますが)、2008と違って仕上げのリキュールを添加した2010を
昨年の初夏に、山形県米沢市の小野川温泉亀屋万年閣さんでの創作和食とのワイン会で
使用しました。今月から来月にかけての輸入では、この時と同じ収穫年2010年になります。

深夜1時半過ぎに帰る時、ロミーナが”じゃあ また明日ね。”と言って手を振っていました。
また明日か・・・と不思議な思いになります。
ロミーナは、土曜日の朝の飛行機でサントドミンゴに帰るので、まだこの町にいます。

学生時代のように、友達に当たり前のように”また明日。”と言って帰りに挨拶した遠い昔を思い出す。
その時には、当たり前だった”また明日。”という言葉が、
大人になってからは、そう簡単なことではないことに気づきました。

ロミーナたちと別れて、暖かくしてゆっくり眠る。起きれば、2014年の朝がやってきます。

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目が覚めた私は、カメラを持って元旦の朝、田園を歩く。
湿った空気だったので、ところどころ塩がまかれていた道路がうっすらと凍結しています。

IMG_6667 (2)

すでに自宅からまっすぐ1劼鯤發い臣賄澄見渡す限り人の気配がなく
私の後方1辧△修靴徳以数キロメートル続く広大な水田には、動物や鳥以外は存在しないことでしょう。
湿地帯でもある地域で、田園の水たまりになったところは、厚い氷で覆われていました。

スマートフォンの表示によると、この時の温度、氷点下7度。

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やがてモンテローザが桃色に輝きはじめ、日の出が近いことを知ります。

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教会前を通り、自宅に戻ろうとすると、いつの間にか、私の少し前をねこがちょろちょろと歩いていました。
寒いから、早く一緒に帰ろう。

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もうすぐ新年。

22時半を過ぎて、もうすぐ新年です。
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仕事納めとなった大晦日のお昼過ぎ、2014年の新しいダイアリーノートを2冊買いにミラノ中心地へ。
大聖堂前には、年末の休暇でミラノを訪問しているたくさんの旅行客で混雑していて
2014年と書かれた舞台ステージが準備されていました。

ミラノで綺麗な青空を眺め、その賑やかで楽しい空気に触れ
2014年が待ち遠しくなっていました。

今年最後の短い更新は、ミラノから帰宅後にカバンを置いてすぐに出かけた近所のカフェでの風景です。
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広場前のカフェに行くと、ロミーナとアニーバレが待っていました。
1年半前に、みんなで会っていた町のバールでの日々を思い出していました。

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私は、地元の赤ワイン、コッリーネ・ノヴァレージのネッビオーロを注文。

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ワイン好きのピエロさんは、地元の白ワイン、コッリーネ・ノヴァレージのエルバルーチェ。

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たまには、私。。。

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もうすぐ24時。パソコンの横には、お昼にミラノで買ってきたダイアリーノート。
2014年は、この2冊のノートにたくさんの予定を書き込んでいけるように。

今年も初夏と冬の2度の一時帰国を通じて、素敵なご縁があって日本でお会いできた
たくさんの方々のおかげで、様々な刺激を受け、とても充実した日々を送ることができました。
本当にありがとうございました。

2014年も日本、そしてイタリアで多くの人に楽しい時間を感じてもらえるように願いながら
大切な毎日を過ごしていきたいです。

外は、氷点下。深夜のカウントダウンが終わったら、私は、暖かくしてゆっくり眠り
そしてまた始まる一日を好きなワインの仕事をして楽しく過ごすことにします。

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