北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

ピエモンテ料理

トリノでランチ

スマートフォンには、日本滞在中のワイン会、通勤の帰り道の冬のミラノの風景、
出張したトリノ、ピエモンテ北部ノヴァーラ県、ヴェルチェッリ県の風景など様々な写真が残っています。

冬の日々、暖かく美味し毎日が楽しく過ごせるように、少しずつ皆さんに紹介していきます。
今日は、トリノに出張した時の風景から。

この日は、明け方から冷たい雨でした。出張先のトリノでは、2箇所でイタリア人に
オンラインシステムについて説明するという慣れない仕事だったので、
行きのバスの中で緊張しながら何度か説明書を読んでいました。

始発のトリノ行きの高速バスは、トリノにあるフィアットの大型自動車、機械の製造工場に向かう人たちで
ほぼ満席になっていました。
高速を降りてトリノの最初の停留所がちょうど工場前で、ここで多くの人たちが降りていき
バスの車内は、大学生2名と私だけになりました。

トリノは、2005年から2006年2月まで何度も行っていた土地で、とても懐かしく好きな都市のひとつです。
次第に明るくなって外の景色が見えるようになると、説明書をリュックにしまい、車窓を眺めていました。

今日は、仕事が無事に終わったら、家に帰る前に、トリノでピエモンテ料理のランチを食べてから帰ろう。

カステッロ広場(Piazza Castello)
torino3

サン・トンマーゾ通り(Via San Tommaso)
torino4

14:00を過ぎて遅めのランチタイム、ワインのある小さなオステリアに入りました。

torino

ピエモンテの詰め物入りパスタ アニョロッティ
Agnolotti alla Piemontese con ragu
primo

ピエモンテ州ランツォ渓谷トーマチーズとピエモンテの白ワイン(品種アルネイス)を使った
仔牛肉に生ハムがのったソテー(サルティンボッカ)

Saltimbocca all'Arneis con toma delle Valli di Lanzo
torino1 (2)



****************
ワインの発送についてお知らせ
*2017年1月23日〜26日は、軽井沢の倉庫が冬のメンテナンスのため休業になります。
(休業期間中1月25日は出荷可能です。)
到着日時の指定がある方は、どうかお問い合わせください。
軽井沢(信州発)から全国にゆうパックでお送りしています。


****************
blogランキング

に参加しています。よかったらクリックして応援して下さい。

札幌ワイン会のお知らせとノヴァーラ県で過ごすアペリティーボの時間

日本から帰ってきたばかりで、地元の郷土料理や偉大なピエモンテのワインに接する時間を大切にして
帰宅時の夕暮れのミラノの風景とその華やかな空気を楽しんでいる日々です。
そして12月再び、日本に帰国します。今度は、ワインの仕事で帰国。

************
ワイン会のお知らせです。

12月12、13日 札幌でセミナー、イベント、ワイン会の開催を予定しています。

12月12日(月)現在、時間など調整中です。夕方18時頃から小さなイベントスぺースを借りて
クリスマス、年末年始ワインのための試飲、予約販売受付をかねて
ワイン、ピエモンテの農業、食文化のセミナーの開催を予定しています。

会費、場所などの詳細は決まり次第、ブログ、またはFacebookぺージでお知らせします。


12月13日(火)19:00から
 ピエモンテ料理とピエモンテワイン会。

こちらは、もう一度、是非、田畑シェフのピエモンテ料理の組み合わせでとお客様からのご要望があり
3年ぶりに再びツバキホールさんで開催することにしました。  
≪満席になりました。どうもありがとうございました。≫
ツバキホール (TSUBAKI HALL)さん 
北海道札幌市中央区南二条西1-6-2 2F 
Tel.011-271-9614
【会費】10,000円(税込)を予定しています。
*ご予約はお電話、メールまたはFacebookぺージなどのメッセージでお願いいたします。
***********

このところ、ピエモンテ北部ノヴァーラ県では、深夜から明け方まで氷点下になり
毎朝、車の窓が凍ってしまい、車を温めてから発進する日々になりました。
それでも日中は、10℃くらいと暖かくなることも多いです。

この時期、白トリュフ祭り、ワイナリー訪問などでピエモンテにご旅行でいらっしゃる方、
どうか暖かくして歩きやすい靴でいらしてください。

朝は、凍ったようなハンドルを握るので、私は、もう手袋をつけています。
それでは、朝の短い更新です。
****************
地元のゴルゴンゾーラチーズやサラミで過ごす夕方からの時間。
奥に見える黒っぽいグリッシーニは、私の暮らす町の稲作農場の黒米の粉から作られています。

Gorgonzola dolce al cucchiaio
Gorgonzola

ノヴァーラ県のワイナリー、オステリア、そして昔からずっとこの地方に住んでいる友人の家などで
時々見かける大きな壺は、昔、ノヴァーラのサラミ造りで使われていたものでした。
現在は、養豚農家のサラミ工房で温度も湿度を管理して熟成させ年間を通して造られていますが

この伝統的な郷土食材であるノヴァーラ県のサラミ(Salame della duja:サラメ デッラ ドゥーヤ)は、
昔、家庭で造られていました。冬、1月の最も寒い日を選び、サラミを造り1,2週間熟成後
サラミを入れた壺にラードを熱して入れて、冷えて固まった真っ白なラードの下で
サラミを保存、熟成させていきます。

こうすることによってノヴァーラ県農業地域は比較的夏の湿度が高く、また夏の気温でも保存することができ
空気に触れず次のクリスマス時期まで1年間、美味しく食べることができたそうです。

この壺をドゥーヤ(duja) と呼んでいました。
duja

私は、この地方のオステリアやアグリツ−リズモで食事をするときには、まず最初にいつも注文します。

日本滞在からイタリアに戻ってきて実は、一番食べたいものが、このサラミ、そしてゴルゴンゾーラチーズ
アルプスの近いのピエモンテ北部で造られたトーマチーズ、品種ネッビオーロのワイン。

Salame della duja
salame2

この地方に引っ越してきて、一番最初の友人が稲作農家のヴィクトリオだとしたら
次に知り合って友達になったのは、近郊の町で郷土食材を研究している温かい人柄のシェフのお兄さんです。

こちらは、そのシェフがいつも出してくれる、ノヴァーラのサラミ2種類(サラメ デッラ ドゥーヤと
脾臓、肝臓の部分も使われたレバーのサラミ、フィディギン)とこの地方の鴨の生ハム。

Salame della duja,Fidighin,Prosciutto di petto d' anatra
salame1

それでは、良い一日を。秋の素敵な日々を美味しく楽しくお過ごしください。

****************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

温かいリゾットが美味しい季節になりました。

昨日の土曜日は冷たい雨が1日降り続き、今日は、曇りでグレーの空が広がっている寒い日曜日です。
こんな日は、地元の農家のお米を使った温かいリゾットと美味しいワインを楽しみたいものです。

イタリアの朝食は、甘いブリオッシュとカプチーノが一般的ですが
この稲作地域の友達は、秋から冬のこの時期は、前の日にたくさん作ったリゾットの残りを
ゆっくり温めて、朝食に食べるという人も多いことを知りました。

私は、昨日、タコを茹でたので、ランチは、黒米を使ったタコとグリンピースのリゾットにする予定です。
Riso venere con polpo e piselli

食料品店ではカボチャや栗がたくさん並んでいて、カボチャのリゾットもとても美味しい季節になりました。
今日は、スマートフォンに残っていた写真から、地元のお米を使った様々なこの地方のお料理を紹介します。

食材が豊富なこの季節、温かいリゾットで素敵な1日になりますように。
***********************************
赤茶色の玄米、エルメス米を使ったお料理。
エルメス米の生産農家は、とても限られている珍しいお米です。
自宅から近くの稲作農場が生産しているので、この近郊では多くの方が知っていて
アグリツーリズモや地元のレストランでは、メニューにこのお米の品種が書かれていることもあります。
一般のリゾットと違い玄米であるので加熱時間は、35~40分。
オリーブオイルとピエモンテのバター、ローズマリーで。
カボチャのお花の詰め物の中には、ノヴァーラのサラミも使われていました。

Riso Ermes integrale con rosmarino e fiori di zucca ripieni
riso ermes

こちらは、隣のヴェルチェッリ県のリゾット。近くのモンフェラート地方の赤ワイン、バルベーラを使った
赤ワインと豚のほお肉の塩漬け(ベーコン)を使ったリゾット。
メニューには、酔っ払いのリゾットUbriacoと書かれていました。

Risotto al barbera e guanciale
ubriaco

こちらは、養豚農家が多い地域のノヴァーラ風リゾット、パニッシャです。
私の暮らす町から約11辧⊆屬15分くらい離れただけで、パニッシャの味わいがとても変わります。
トマトソースがたっぷり使われ赤い色になります。

ここのシェフは、乾燥したうずら豆 Fagioli borlotti を使わずに自分の菜園の生のうずら豆を使うので
時期によっては、使われているうずら豆が茶色でなく白い色になっています。
使われているノヴァーラのサラミ、(Salam d'la duja:真っ白なラードの下で保存され、柔らかなサラミ)は
すぐ近くの養豚農家の販売したものを使用しています。
ここのリゾットでは、シェフがお気に入りのノヴァーラ県のゲンメの丘の赤ワイン、ネッビオーロを使っています。
野菜から作るブロードには、にんじん、玉ねぎ、セロリ、トマトソース、ちりめんキャベツが使われ
野菜の甘みがとても感じられる優しい味のリゾット。

Paniscia Novarese
paniscia


こちらは、ランチタイムが近づきました。
ブログを書いていたら、美味しいワインと一緒に温かいリゾットが食べたくなってきました。
黒米の加熱時間は40分。そろそろ作り始めましょうか。

それでは、どうか素敵な日曜日を。
****************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

日本から帰ってきたら、やはりノヴァーラのお料理で。

一昨日、日本からイタリアに戻りました。

とても長い期間、更新をしないままでいて申し訳ありませんでした。
このブログの最後の更新は、スペイン、マドリット出張前でした。

スマートフォンの中の写真は、ミラノからマドリッドへの上空写真からすでに600枚を超えています。
そのうち、半分以上が10月中旬から下旬にかけてイタリア人のグループと日本を旅した時の風景です。
*instagramにその時の日本の観光地の写真あります。
https://www.instagram.com/wineartpiemonte/

マドリッド出張後、新たに始まったミラノでの訪日旅行関連の仕事、
そして日本へのワインの輸入、農業関係のコーディネート
そのどれもが大切に取り組んでいきたい本業であり

ピエモンテのワイン、農業のこと、イタリア、スペイン、日本を行き来する中で見た風景
日々の暮らし、ワインを皆さんに楽しく読んでもらえるようにブログを再開します。

********************
私が日本に滞在していた10月中旬、学生時代の友人がイタリアに出張に来ていました。
毎回、帰国前日には、ミラノ マルペンサ空港に出発しやすいように
私の暮らす町のすぐ近くのホテルに宿泊していきます。

まるですれ違うかのようなわずかな時間でしたが、今年も再会することができました。

私にとっては、日本から帰った翌日の最初のピエモンテのお料理。
学生時代からの友人にとっては、イタリアでの出張を終え、日本に帰国前日で
最後のイタリアでのディナーの時間でした。

今日は、その時のお料理、ワインを紹介。
********************
友人がホテルにチェックインしてお部屋に入った後、少しの間、ロビーでワインボトルを眺めて待っていました。
目の前にあるソファーの上には、ねこのマークのクッションがおかれていて
他のソファーと違い薄いレモン色と白のストライプのコットンのカバーがつけられていました。

どうやらここで暮らすねこ専用のソファーのようです。

ちょうどその時、宿泊客が開けたドアと一緒に、一匹のねこがするりとロビーに入り込み
まっすぐとこのソファーに向かってきました。

neko1 (1)

やがて、オレンジの灯りにつつまれて、静かに眠る。

neko1 (2)

この時、外は、真っ暗な中、冷たい雨が降っていました。
日本に出張していた間に、いつの間にか季節がまたひとつ移り変わってしまったようです。

この時、東京からミラノ マルペンサ空港に到着して、もうすぐ24時間が経とうとしていました。

羽田空港に向かうまでのタクシーの車窓で眺めた九段下、竹橋、大手町、
八重洲のトンネルを過ぎて西銀座、新橋、汐留の風景が遠ざかっていき
気が付くと、ピエモンテの田舎の街灯もない小さな町で晩秋の長い夜の時間の中にいます。

********************
レストランが開くまで、アペリティーボ。

ヴェネト地方の大学で研究を続けていた友人は、ヴェネト地方のスパークリングワインである
プロセッコが好きでした。
私もヴェネツィアで暮らしていた頃を思い出し、懐かしくなり同じプロセッコを注文しました。

きっと彼女が思い出していたのは、研究していた大学があるパドヴァ周辺の風景だったことでしょう。

私は、当時暮らしていたヴェネツィアのリド島の家に戻る前に、立ち寄った夜のサンマルコ広場周辺のカフェと
ヴェネツィア独特の音を思い出していました。
それは、運河の水が奏でる音であったり、ヴァポレット(水上バス)の低いモーター音や
停留所に到着して船が岸に衝突する音でした。

秋から冬にかけての静かなヴェネツィアの夜、明かりが漏れるカフェに入ると
華やかでどこか贅沢な空間があったことを思い出していました。

このプロセッコは、ヴェネト地方 ヴェネツィアから北に広がる
コネリアーノ ヴァルドッビアーデネで生産されたもの。
Prosecco di Conegliano-Valdobbiadene

一緒のおつまみは、ピエモンテ ノヴァーラ地方のサラミ(:サラーメ デッラ ドゥーヤ)と
チーズは、 トーマ・ピエモンテーゼ
Salame della duja
Toma Piemontese
aperi

前菜は、ピエモンテのパプリカのバーニャ・カウダソース(アンチョビ、ニンニク、オリーブ・オイル)
Peperoni e bagna cauda
cena1

ノヴァーラ風リゾット パニッシャ、ワインは、このリゾットに使われたノヴァーラ県のワイン産地のバルべーラ。
Paniscia novarese
Colline Novaresi Barbera
20161026_200405 (600x450)

食べられる分だけお皿に取れるように、大きなスプーンが入っていました。

cena 3

来月は、再び訪日旅行関係でスペインに出張。
ワイン会などで日本に帰国できるのは、12月でしょうか。とても楽しみです。

それでは、よい週末をお過ごしください。

****************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

夏の終わりの想い出のお料理

9月に入りましたが、ここ最近、気温が高く、日中は、再び夏のように暑い日々になってます。

それでも明らかに夏とは異なり、農業地域が持つ独特な秋の賑やかな空気が広がっています。

いつの間にか日の出の時間も遅くなり、出発時は、かなり暗い時間帯です。
高速バスを待つ駐車場に近づくと、通勤仲間の紳士が、
いつものように葉巻を片手に立っているシルエットとその白い煙が見えてきました。

いつもスーツ姿で重そうな黒い大きなカバンを手にしているのですが
カバンは、足元に置き、スーツのジャケットをすでに脱いで手にかけています。

日の出前の朝の気温は、すでに17℃。今日も気温が高い1日になることでしょう。

通勤中の短い更新です。
*******************
スマートフォンには、夏の終わりに楽しく多くの方とお食事したお料理の写真が残っていたので紹介します。
夏の終わりのバルバレスコで。

barbaresco

冬の赤ワイン煮込みの濃厚な味わいと違い、夏のメニューでは、
仔牛肉がさっぱりとバルバレスコの赤ワインソースといった感じでしょうか。

Filetto di manzo al Barbaresco
barbaresco2

そして自宅から近くノヴァーラ県の近郊の町のレストランで。
夕暮れのノヴァーラ県の古城

castello

イタリアでも創作のイタリア料理は、日本のわさびが使われることもあります。

初夏まで、わさびの輸入の仕事に少しだけ関わっていたので、イタリアで日本食レストラン以外では
どのように使われているのか知りたかったこともあり、メニューにあったので注文してみました。

海老のカルパッチョ、ライム、アボガド、わさび添え。
美味しいオリーブオイルで。
Carpaccio di gamberi rossi,lime,avocado e wasabi
ebi


どうか今日も良い1日をお過ごしください。
行ってきます。
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

マリオさんのリゾット作り

今年もヴェルチェッリ県からマリオさんがこの町の夏祭りのリゾット作りにやってきました。

夏祭りのプログラムでも郷土料理、ノヴァーラ風リゾット パニッシャ(Paniscia novarese)
ということになっているのでそのようにブログでも紹介していますが、
隣のヴェルチェッリ県から来てくれるマリオさんの作り方は、ブロードに香味野菜を使用しているだけで、
リゾットには、キャベツなどの野菜は使わっていないので、これは
ヴェルチェーリ風リゾットのパニッサ(Panissa vercellese)ということになります。
調味料もすべて自然のものだけでシンプルに作りあげる優しい味のリゾットは、とても美味しかったです。

このお祭りの後に、震災で被害の大きかったアマトリーチェ、アックモーリ、ペスカラ・デル・トロントに
災害救援隊の調理グループで再び、行くことになっていたマリオさんでしたが
現地に行ったマリオさんの話によると

緊急発生時であり、イタリア中部周辺の州の災害救援隊や多くの周辺の州からの支援物資
ボランティアの人々で、かなり大きい人数で動いていて、混乱を招くといけないので
依頼があれば、すぐに行かなければならないが北部ピエモンテ州からなので
しばらく待機して様子を見た方がいいと思う。

そして、今までの経験からいうと、日にちが経っていくと人々の関心が薄まることもあり
次第に支援する人が少なくなっていく。

今は、夏の終わりだけれど、すぐに寒い季節もやってくる。仮設住宅ではかなり寒いことだろう。
山岳にも慣れているピエモンテ北部の寒い地域のメンバーであるので、冬の最も寒い時期に
キャンピングトレイラーで2ヶ月近く長期間行くことを検討している。

そんなマリオさんの作る夏祭りのリゾットの写真ばかりの更新です。

********************
お祭りの最終日、ミラノからの帰宅時間が少し遅くなってしまったので、
帰るとすでにリゾットのブロードなど準備ができていました。

準備段階や詳しい材料などの内容、写真は、2014年9月2日の夏祭りのリゾットのブログに紹介してあります。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51999089.html

帰宅してお祭り会場のキッチンに向かうと
災害救援隊の調理グループのマリオさんとアルピーニ(Alpini:アルプス山岳専門の歩兵隊のグループ)の
クラウディオさんが待っていました。
"やっと来たか。遅いじゃないか・・・RIE"

共に、野外料理に慣れているプロです。

IMG_8709

お米と玉ねぎ、オリーブオイル、ラード、ノヴァーラ県のサラミ(Salame della duja:サラメ デッラ ドゥーヤ)
炒めて準備されたお鍋が並んでいました。
マリオさんの助手のオッタヴィアーノさんは、準備が終わってじっと休憩中。

IMG_8712

この町では、普段、リゾットには、品種カルナローリ(Carnaroli)を使うことが多いですが
マリオさんがリゾットで好んで使うお米は、品種バルド(Baldo)が多いです。

IMG_8713

お祭り会場は、20時になるとオープン。
20時過ぎには、リゾットを注文する人が出てくるので、それに合わせて最初のお鍋が出来上がらないといけません。
時計をお鍋から近くの位置に移動して、準備していたお鍋を開け、ブロードとうずら豆を少しずつ加えて
混ぜていきます。

IMG_8767

時間差で仕上がるように2つのお鍋でリゾット作り。

2つの寸胴鍋は、奥がブロード(仔牛、豚の骨つきの脛肉とニンジン、セロリ、玉ねぎを4時間半煮込んだもの)と
手前は、ブロードを加えながらうずら豆を煮込んだもの。
マリオさんが出来上がると、横で助手のオッタヴィアーノさんがお米を混ぜてリゾットの仕上げの準備したものを
マリオさんのコンロに移し再び、オッタヴィアーノさんが新しいお鍋を準備していきます。

IMG_8731

お祭りのスタッフがお鍋からお皿に入れ終わり、各テーブルに運び始めるころ
ちょうど、次のお鍋が出来上がって、お皿に入れ始めることができるように
マリオさんがお皿に盛るスタッフと配るスタッフのタイミングを眺めながら、時間を調節していました。

IMG_8734

このノヴァーラ風リゾットには、赤ワインがたっぷり使われます。

ふいに、ゲンメのワイナリーのアントネッロがよく、語っていたことを思い出します。
"この地方の昔の人は、第2次世界大戦を含めて戦後の貧しい時代には、
ゲンメには、ワインはたくさんあったから、貧しい人ほどワインで
カロリーやナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを補給していた。

特にピエモンテとロンバルディアの戦いが終わった1400年代は、今と違ってアルコール度数が5%くらいで低く、
残糖度が高く甘めのワインだったから、1日に3リットル近くとかなりの量を飲むことができたんだ。"

そういえば、バールでよく出会う90歳近い友達のジュゼッペは、先週、夏祭りのプログラムを見ながら
こんなことを話していました。

"パニッシャか。小さい頃、食べ物が少なかった時代に、朝、昼、晩と3食、ずっとパニッシャを食べたものだ。
それしかできなかったし、なんといっても栄養があったからね。
みんな、毎食同じでもありがたく喜んで食べていたものだよ。"

IMG_8720

そしてマリオさんの秘密の隠し味は、ピエモンテのバターをローズマリーとにんにくで溶かして
溶かしたバターだけお鍋に入れます。バターは125g使われ、これで60皿分の量なので、
一皿には、ほんのわずかなのですが、優しい風味が加わります。
この時、キッチンは、ローズマリーの香りでいっぱいに。

IMG_8718


IMG_8768

写真を撮っていると、私のところにも一皿、クラウディオさんが持ってくてくれました。

IMG_8749

21時過ぎに、最後の大きなお鍋2つがコンロに置かれて、リゾット作りをしている中、
私の横には、いつの間にか洗い終わったお鍋が置かれていました。
マリオさん、オッタヴィアーノさんがタイミングを見ながら少しずつ、使い終わったお鍋を洗っていたのです。

IMG_8779 (500x415)

ピエモンテのいろいろな町からイベントでの大鍋で作る郷土料理の仕事の依頼のあるマリオさん。

秋には、他のピエモンテのいくつかの町で、ロバ肉の赤ワイン煮込みやピエモンテのパスタ アニョロッティ、
ポロネギを使ったラザニアなどの大人数のお料理をこの2人で担当するようです。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

夏祭り初日のキッチンから。

週末から夏祭りが始まりました。
会場になっている教会の裏庭は、深夜1時過ぎまでコンサートが続く日々が続いています。

お祭りのメニューには、ポテトフライや腸詰めのソーセージを開きグリル (Salamella)してパンに挟んだ
パニーノやお肉の小さな串焼き(Spiedino)などお祭りでの
人気メニューの他、ノヴァーラ風リゾットのパ二ッシャ(Paniscia)もあります。
そして毎年、小魚のフライがありましたが、今年は、カエルのフライ(Rane fritte)が登場です。

初日のリゾット作りは、注文も少ないことから、同じ町の男性が担当(本業は、町の電気取扱者で電気工事士)
そして夏祭りのキッチンメンバーが手伝ってみんなで仕上げていました。

********************
夏祭り会場は、毎日夜20時半頃から開始され、深夜1時まで。
夕方のキッチンでは、ノヴァーラ風リゾットのスープ作り。

リゾット作りは、スープがすべてなので、とても真剣です。

IMG_8669


IMG_8682

そしてみんなで食べようと庭で取れた桃を持ってきたルクレッツィアちゃん。

20160826_185656

ルイージがこの写真もブログに載せてほしいと言うので・・・。

IMG_8673

19時半にお祭りが始まる前の食事として、スタッフ用のリゾットを私ももらいました。

20160826_191049

**********************
そしてこちらは、カエルのフライ。揚げたてにレモンを絞って食べてもらうために
注文が来てから、急いで揚げ始めます。

IMG_8691

布で水分を乾かしたカエルにデュラム小麦のセモリナ(小麦を粗挽きにしたもの)をまぶして
ヒマワリ油で揚げて、揚げたてに塩を一振り、レモンを添えます。

IMG_8690


IMG_8700

水田地域には、小さなカエルが多く、貧しい時代には、すぐに手に入る貴重なタンパク源でしたが
現在は、郷土料理のひとつでありながら、レストランなどでとても高価なものになってしまいました。

一部の地域で、昔ながらに釣っている人も見かけますが、
自然保護地域に近いカエルのたくさん住む河川や用水路は釣りが禁止になっているところも多く
これは、養殖の業者から購入して、すでに皮も頭の部分も取り除き、すぐにお料理できる状態になっています。

お祭りのメニューの中でひときわ高く、この小さな一皿でリゾット2皿分と同じ価格です。
それが、この日、ポテトフライよりも人気でした。
味は、小さな白身魚のフライに似ています。

*********************
初日と違い、夏祭りの最終日のリゾットは、500皿以上の年も多いです。(私の小さな町の人口は約950人)

たったひとりで、多くの人を待たせることなく、片づけも同時に進行させながら
夏祭りの小さなキッチンスペースで、時間差で次々にリゾットが仕上がるようにできるのは、
ピエモンテ北部の災害救援隊の調理班、マリオさんだけです。

現在、震災のあったアマトリ―チェに行っていて、交代で戻って来た月曜日に夏祭りのリゾット作り、
その後、すぐにアマトリ―チェに向かうということを夏祭りの主催者のクラウディオから聞きました。

以前、ブログに書いたのを覚えているでしょうか。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51958228.html

マリオさんは、2009年のラクイラ地震の時にも救援隊の調理班として行き、
ラクイラは、今回の被災地であるアマトリーチェからそう遠くない地域です。

当時、その地方の郷土料理であるアマトリチャーナのパスタは、多くの人が
望んでいたので作ったこともあったということですが、

外国人移民にムスリムの方が存在することで、宗教的に豚肉やアルコール類を
口にすることができないことを考慮し、栄養があり、宗教や病気、年齢に関係なく、
みんなが食べれるようなものにすることが一番だったと話していました。

明日、そんなマリオさんに会いに行ってきます。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ガッティナーラのワインでランチ。

今、スマートフォンを見たら、今朝書いたブログが送信エラーになってしまっていたので再送します。
少し時間が経ってしまい、申し訳ありません。

前回のブログの続きで、ピエモンテ北部のノヴァーラ県ゲンメのワイン産地から
ヴェルチェッリ県ガッティナーラに向かって出かけた日の風景とお料理の短い更新です。
****************************
ランチは、いろいろと悩みましたが、セージア川を渡ったヴェルチェッリ県ではなく、
橋を通過する前のノヴァーラ県のワイン産地側で。

セージア川には、中世時代の洗濯場が残っていました。

sesia

セージア川は、遠くから見ている時には気が付かなかったのですが、下に降りてみると
驚くくらい透き通っていて、砂地になった部分や川底の石の近くに小さなたくさんんの稚魚が
泳いでいるのが見えています。

20160813_161853

川の向こうは、ガッティナーラなので、ワインリストには、ヴェルチェッリ県のワインもありました。
アルプス モンテローザを背景に、異なる2つのワイン生産地であり
普段、飲む機会の多いノヴァーラ県のColline Novaresi Nebbioloと比較するために
ヴェルチェッリ県のネッビオーロのグラスワインを選びました。
アミューズは、サバの白ワイン蒸し。

Coste della Sesia D.O.C. Nebbiolo.
20160813

ノヴァーラ県に比べてタンニンが柔らかで繊細です。
川を超えたヴェルチェッリ県側は、モンテローザを中心としたアルプスの火山石土壌となり繊細な味わいで

一方、川を超えた北部にあるノヴァーラ県の丘は、モンテローザからの氷河と火山活動から
生まれていることで、しっかりとしたタンニンを持ったネッビオーロです。
*ノヴァーラ県のスーノにあるワイナリーの地下深くには、真っ白なミネラル分を豊富に含んだ石で
覆われた部屋が残っています。

ランチで選んだのは、ナスとパルメザンチーズを混ぜてオーブンで焼いたもの(スフォルマート)
ソースは、パプリカとバジル。
Sformato croccante di melanzane alla parmigiana
783_230390770


ノヴァーラ県側からヴェルチェッリ県のワイン産地ガッティナーラの丘を望む。

2


私が今、立っている場所は、大きな木の近くです。
以前、南イタリアのプーリアで樹齢が数百年から千年を超えたオリーブの木をたくさん見たことがあるのですが
おそらくこの木も樹齢は数百年どころでなく、もっとそれ以上経っていることでしょう。

樹皮が柔らかで、触るとそのエネルギーを感じます。

3

きっとここからずっと歴史を眺めてきたことでしょう。
まだこれから数百年、ここに生き続けているかもしれません。

歴史的に繊維業が盛んだった地域で、近くにその昔の廃工場も残っていました。

自宅に向かおうとすると、すぐに、ねこのぴーちゃんたちのためにキャットフードを買いにくるお店の前を通過。

その後、いつものゲンメの街が広がっています。トウモロコシ畑から養豚農家へ続く道を走りながら
こんなにいつも近くまで来ていたのか・・・と不思議な気持ちになりました。
とても遠くに行っていたような気がしたのです。

帰り道に通過した小さな町それぞれでお祭りの準備が始まっていました。
私の暮らす町でも、もうすぐ夏祭りです。

*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

たまには、ピエモンテ牛(ファッソーネ:fassone)と赤ワイン。

バローロのワイン生産地にあるブルナーテの畑にある廃墟は、
ワイナリー ボルゴーニョ・フランチェスコ(Borgogno Francesco)のジュゼッピーナさんの生家だったところです。
ジュゼッピーナさんが若かった頃、きっとこの家の窓から下に広がる風景を見ていたことでしょう。
今のように一面がブドウ畑というわけでなく、森があったり、家畜がいたり、イチジクの木があったりと
バローロの丘は、賑やかな風景だったかもしれません。

ブドウ畑で

白ワインの記事が続きましたが、時には、赤ワイン。

ワイナリーから近くのオステリアでのランチは、パンとピエモンテ牛(ファッソーネ:fassone)を
焼いて薄切りにしたシンプルなお料理を1品だけ選ぶ。

Tagliata di Fassone piemontese
pranzo

レストランで一緒に飲んだのは、赤ワインで、この地方の若いネッビオーロのグラスワインでした。

夏には、こんな風に若い軽めの赤ワインを飲む機会も多いですが、
自宅でお肉と野菜をオリーブオイル、塩、コショウでシンプルにグリルしたら、
ジュゼッピーナさんの生家のあったブルナーテの畑のネッビオーロから
造られたバローロを飲むことがあります。(いつもでないけれど、たまには、こんな赤ワインも)

ラ・モッラに3.4haのジュゼッピーナさんの家族が持っているポテンシャルの高いブルナーテの畑。
その土地の個性を活かすために無農薬なブルナーテの畑のネッビオーロ。

新樽の小樽ではなく、伝統的な大樽の中でゆっくり3年間ワインが呼吸して
瓶内で1年の熟成をして生まれた伝統的な醸造方法のバローロ。

日本の暑い夏は、室温でワインの温度が18℃を超えてしまうと思うので、
バローロも冷蔵庫で30分から40分くらい少し冷やして、少しおいてから味わうと
ピエモンテの丘の上で飲むような味わいにきっとなることでしょう。

こちらは、朝の気温が下がり、出勤で出発する時間帯は15〜16℃くらいなので
長袖のジャケットを着て出勤しましたが、まだ日中は、夏の暑さです。

日本は、とても暑い日々であると聞いているので、どうかワインを美味しく楽しむために
赤ワインもうまく冷蔵庫を利用して、本来の美味しさをお楽しみください。

バローロ ブルナーテ BAROLO BRUNATE 2011
Borgogno Francesco

PC版のブログのトップの写真のチーズやサラミの奥にもバローロのワインが写っています。

こちらの写真は、ワイナリーの友人、シルヴィアさんが撮影。
ジュゼッピーナさんの旦那さんで生産者のフランチェスコさんの手とバローロのワイン。

BAROLO BRUNATE

*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

夏の日の午後、黒トリュフとヤギのチーズと白ワインで

ずっと更新ができていなくて申し訳ありませんでした。
先月は、輸入ワイン手続きが続き、新しいワインも多かったので厚生省での手続きに時間がかかっていました。

そしてなぜか、8月5日、6日日時指定のワインの出荷依頼が多く、現在、軽井沢で出荷準備をしてもらっています。
夏に美味しくピエモンテ、そして海沿いのトスカーナの空気が伝わりますように。
*********************
ピエモンテ州モンフェラート地方の夏の風景の更新です。

冬にたくさんの羊がいた夕暮れの風景の写真をブログにアップしたことがあります。
その同じ場所で、夏には、3頭のかわいいロバたち。

monferrato

monferrato2

モンフェラートの黒トリュフを買いに。

monferrato5

モンフェラートのワインと一緒にヤギのチーズ、そして黒トリュフ。
飲んだワインは、モンフェラート地方の農場の造った白ワイン、Vino Bianco SAN QUILI 2014
そしてGrignolino d’Asti 2015 です。
いつの間にか2本とも空に。みんなでたくさん飲んでしまいました。

monferrato3

ピエモンテの詰め物入りパスタアニョロッティ。特にモンフェラート地方が美味しい。
Agnolotti monferrini
monferrato4

次の日も、自宅で、ピエモンテ州モンフェラート地方の白ワインで美味しくアペリティーボ。
後ろの窓の向こうに外にある大きな棚があってその上が気持ちいいのか
ねこのぴーちゃんが眠っています。
時々、このキッチンの窓辺にねこがいて、ねこワインカフェ状態です。

vinobianoco

品種がシャルドネとマンツォーニ・ビアンコ(Manzoni bianco )
*Manzoni bianco は、品種リースリング( Riesling) とピノ・ブラン Pinot blanc を交配した品種。
Vino Bianco SAN QUILI 2014

このワインも5日、6日に届く方も多いようです。
冷たくした白ワインで美味しく楽しい夏のひとときを過ごせますように。
*********************
暑いけれど、ねこたちも元気です。

教会前の駐車場で。帰宅すると駆け寄ってきたぴーちゃん。
PI

家の前で物思いにふけるみーちゃん。
MI

*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

今夜も美味しくアスパラガス

稲作農場の一角にたくさん積まれていた種籾。

riso

農場経営者のグイードは、今年、栽培する品種、6種類をいずれもClearfieldから選びました。

クリアフィールド(Clearfield)は、Organismo Geneticamente Modificato (OGM:遺伝子組み換え) ではなく
技術を駆使した非遺伝子組換えの除草剤耐性の品種です。

お米の稲と遺伝学的に近い関係にあるイネ科の雑草の繁殖をコントロールするために
除草剤耐性の品種と imidazolinoni (イミダゾリノン)系除草剤 (Beyond - imazamox)を
組み合わせることになります。


グイードの水田の横のキウィ畑。
5月に入ったので、あと少ししたら、飼育用のカモ、ガチョウ、ホロホロチョウ、そして七面鳥が
キウィ畑、水田の用水路を夕暮れまでこの広大な敷地の中を自由に動き回るようになります。

KIWI


*********************
ノヴァーラ県の稲作地域の地元のレストランで。

レストランによって、使っているノヴァーラ県のサラミを造っている工房が異なっていてそれぞれ、美味しい。
この養豚農家とサラミ工房は、何度か視察で訪れ、その時に農場経営者の人が
一般よりも1%塩分を少なくしてサラミを造っていると話していました。
2000頭の豚を飼育して15種類のサラミを生産しています。

cena3 (2)

もちろん、地元の特別なゴルゴンゾーラチーズも。
Il gorgonzola dolce al cucchiaio
cena1 (1)

この季節は、自宅でも毎日アスパラガス料理です。
Asparagi grigliati e fonduta al formaggio
cena3 (1)

海老とへーゼルナッツのリゾット
Risotto con gamberi e nocciole
cena4


今夜もアスパラガス。シンプルにグリルにしても、リゾットにしても美味しいです。
どうか良い週末をお過ごしください。

*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

オルタ湖から

写真ばかりの短い更新です。
先日、訪れた春のノヴァーラ県の湖水地帯のオルタ湖で。

ここは、初めてピエモンテに引っ越してきた2005年、同じ町で暮らすヴィクトリオと知り合って
ノヴァーラ県の美しい場所を案内したいと連れていってくれたところのひとつがこのオルタ湖でした。

北イタリアの湖水地帯の中で、とりわけ、このオルタ湖が好きなのは、
美しい国際的な湖畔リゾート地の風景というだけでなく
それが親しみやすい北イタリアの小さな街で心の中でずっとその風景が余韻を残しているから。

私の現在の車の前の持ち主は、この街の中心で暮らしていて
赤い小さなホンダの車は、この湖畔の街を走っていたことを知って、すぐに決めてしまったのです。
あまりにもすぐに決めたので、驚いたヴィクトリオがもっといろいろな車を見てみようと言っていました。
中古車だったけれど、それからもう10年の月日が経過しました。
まだ、その大切な真っ赤な車は、ピエモンテを走り回っています。

*********************
世界遺産サクロ・モンテの丘から見下ろしたオルタ湖のサン・ジュリオ島

6


5

街の中心に向かう小道。

2

ランチは、湖の見えるレストランで。

アミューズは、キッシュと赤パプリカのソ−ス
Quiche Alla Crema Dei Peperoni
1 (1)

この日のリゾットは、海老とアーティチョークのリゾット。
Risotto con carciofi e gamberi
5

赤ヒメジとヒヨコ豆のソ−ス
Filetti di Triglie Croccanti su crema di Ceci neri
7

ピエモンテの水田地域での暮らしでは、パスタでなくリゾットの毎日。
先日は、アスパラガスのリゾットでした。

そういえば、同じ町のヴィクトリオは、稲作農家であるからか、パスタは年に1、2回でいつもリゾットと極端だけれど
確かにリゾットの方が日常的な地域です。
今晩は、冷蔵庫に眠っている アルトアディジェ州のスモークした生ハムのスペック(Speck dell'Alto Adige IGP)
グリンピースでリゾットにしてみます。
Risotto piselli e speck (risi e pisi)

*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

アスパラガスのリゾット

大きな国際見本市が2つも重なっている1週間です。
今日までヴェローナで開催されているワインの見本市Vinitaly 2016(4月10日〜13日)
そして昨日からミラノでは、ミラノサローネ国際家具見本市2016(4月12日〜17日)

ヴェローナでは、イタリアを代表するワインでレストランや輸入業者の方、
そしてミラノには、デザインや建築関係者の方が多く、華やかな空気に包まれた1週間です。

朝の短い更新です。
*********************
昨夜は、ミラノサローネのために日本からイタリアを訪問中のデザイン関係の方たちと
近所のアグリツーリズモで夕食。

なぜ、この時期、ワインの見本市のVinitalyでなく、
ミラノの国際家具見本市でいらっしゃっている方とご一緒なのかというと

以前、日本で展示会開催時にウェルカムドリンクや、パーティで来賓者の方たちへの贈り物に
輸入しているピエモンテワインを選んでくださったりと、ワインを通じて
他の業界の方たちと素敵なご縁があったからです。

農場のオーガニックのキウィと一緒に、ノヴァーラ県の養豚農家で造られたサラミとハム。
Salam della Duja,Fidighin,Lonzino stagionato,Lardo tradizionale alle erbe
20160412_202620  (1)

ピエモンテ牛(ファッソーネ:fassone)のカルパッチョ。
Albese di fassone piemontese
20160412_202620  (2)

農場のお米とアスパラガスのリゾット
Il risotto agli asparagi
20160412_211208  (1)

そして私は、農場で昨年、栽培された新しい品種を買ってみました。
Artiglio
長粒米でLungoBに区分されるお米です。
アミロース(amilosio)は、 25.15%と高く、粒の長さが7.7弌幅が2.1个任修糧耄┐鰐3.66
【例えば、リゾット用のカルナローリ(Carnaroli)米のアミロース分はは 22,40%です。】

20160412_211208  (2)

このお米の品種の特徴から、リゾット用ではなく、お米を使ったサラダや
炊いて良質のオリーブオイルと塩とイタリアンパセリなどの香草と一緒にして
お魚のグリルの付け合わせなどに美味しいことでしょう。
新しい品種、試食するのがとても楽しみです。

バローロのワイナリーの友人、シルヴィアもこの品種を欲しがっていました。
同じピエモンテでもワイン産地のバローロでは手に入らないので、
ノヴァーラの様々なお米の品種を楽しみにしているのです。

今週末、バローロに行くので持っていってあげよう。

*********************
いつものねこのコーナーです。
ミラノから帰宅すると教会の前で待っていたぴーちゃんとみーちゃん。

家の前

*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ノヴァーラ散策

久しぶりにノヴァーラの街に行く用事があり、のんびりと散策しました。
サン・ガウデンツィオ聖堂(Basilica di San Gaudenzio)の鐘楼に向かって歩いていました。

20160323_105751 (375x500) (2)

Basilica di San Gaudenzio クーポラの高さは121m
IMG_20160323_113136

街の中心地で時間があったので、通りすがりの美容院でカットしてみたり、
市役所でいろいろな情報を眺めたり、お菓子屋さんに立ち寄ったりと
自由でとてもワクワクするような時間が流れていきました。

20160323_164651  (2)

ランチは、グラスワインとノヴァーラ風リゾットのパニッシャ(Paniscia)にしました。
パニッシャは、お店によって、また住む地域によって様々です。

この日は、ノヴァーラの中心地の味を楽しみました。
リゾットがとても優しい味だったのは、おそらくここで使われている赤ワインのバルべーラが
木イチゴ、レッドベリーなどの果物の香りで丸みを帯びたワインだったから。

La paniscia novarese
20160323_121944  (1)


*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

バローロのブドウ畑で。

今朝は、深い霧で、石畳やレンガがしっとり濡れて黒く光り車体も水滴でいっぱいでした。
視界が制限され、フォグランプを点灯して慎重に高速道路入り口に向かいました。
霧の朝は、比較的気温も高く2℃。氷点下の朝ではなく、柔らかな湿った空気が充満していました。

ミラノに到着すると雨でした。高速バスを降りて地下鉄に乗り換えます。
オフィスの最寄り駅まで、月末月初の日本への提出書類のことを考えながら過ごしていました。

そして今は、その仕事が終わって帰りのミラノの地下鉄の中です。
これから帰宅のためにトリノ行き高速バスターミナルに向かいます。

今年に入ってから帰宅時間が遅くなり、これから様々な仕事の課題があり
毎朝、お弁当を作って食事に気をつけたり、睡眠をどうにか6時間取れるようにしていて
実は、今までよりも、仕事以外の時間を使ってしまっているのですが、

そうすることで時間に追われている感覚だったのが、毎日の時間を使っていくという感覚になり
時間の質を高めて集中して新しいことにも挑戦したい、そんな気持ちです。

さて、遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
ピエモンテの冬のブドウ畑の風景を更新します!

**********************
ワインやオリーブオイルの輸入書類が続き、先日、日本の税関に送ったばかりで
まず3社のワイナリーからパレット3つが出発準備中です。

そのうちのひとつ、バローロのワイナリー周辺の写真から。
冬のバローロのブルナーテの畑からの眺め。
丘から対面上に見えるブドウ畑は、バローロの代表的な畑のひとつ。Cannubiです。
*日本のサイトなどでは、カタカナが”カンヌビ”や”カヌービ”などとなっているので、そのまま表記しておきます。
私がバローロのシルヴィアと話す時は、後者の音の方が近いでしょうか。

 1 (502x376)

バローロの街に様々な近郊のワイナリーのバローロのボトルが飾られていました。
*シルヴィアの家族のワイナリーBorgogno Francescoのバローロは、ボルドー色のラベル。

2 (502x370)

*今回、かなり迷いましたが、Borgogno Francescoのワインの輸入数は、
在庫切れのバローロ ブルナーテ2011を、何度も試飲して検討した結果、アルコール度数の高さと
ワインの構成のバランスが、いつものような素晴らしさと異なっていましたが、
輸入を見送ってゼロにはしないで、前回の2010に比べて少量の本数の輸入としました。(昨年の約3分の1)
どうしてもこのワインのファンが多いこともあり、また、それなら飲み比べてみたいという意見もありました。
バローロのワイナリーの倉庫で保管してもらっていた色違いのラベル ベッリの畑のバローロは、
昨年と同様に2010年を追加輸入して販売します。

バローロ生産地域にあるオステリアで、牛肉の頬肉の赤ワイン煮込みのランチ。
ワインで煮込まれて、とろとろで柔らかい秋から冬に美味しいメニューです。

Guanciale di manzo brasato
1 (2)

*********************
いつものねこのコーナーです。
ぴーちゃんのお気に入りの場所で眠くなってしまった、みーちゃん。

20160131_172142 (502x377)


*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

バルバレスコのブドウ畑から

今朝は、暖かく感じましたが、駐車場の車は、どれも真っ白でドアまでも凍っていました。

大通りには、まだクリスマスのイルミネーションが取り付けられたままですが
点灯することなく、真っ暗な夜明け前に深い霧が立ち込めていました。
左右に大きな一軒家が続き、それぞれの家にあった鮮やかなイルミネーションは片づけられ
やがて大通りを過ぎて隣町に向かう街灯のない道が続きました。

クリスマスに向かう冬の時期と違い、1月は、静寂で霧の日は、目に映る色彩がモノトーンになり
農閑期で眠る田園風景が広がっています。

バスの運転手さんも毛糸の帽子をすっぽりと被り、手をこすって温めながら出発を待っていました。
手を上に伸ばして真っ暗な車内の読書灯を点けて、スマートフォンを取り出す。
高速バスの車内がとても暖かくてこのまま眠ってしまいそうです。。。

通勤中の短い更新です。

*********************
冬のブドウ畑の風景です。
(バルバレスコのワイナリー GIUSEPPE CORTESEのテラスから Rabajaの畑)
朝は霧で覆われていましたがお昼になると気温が上がり、霧が晴れて
目の前に冬のブドウ畑が現れました。

2 (2)


20160111_160747

ランチは、ピエモンテ料理の1皿。茹でたちりめんキャベツに具をつつみ、巻いて、
オリーブオイルとバターでこんがりと黄金色に焼いたカプネット
そして赤ワイン ドルチェット・ダルバ(Dolcetto d'Alba)のグラスワイン。

capunet
2 (1)

この日は、ランゲ地方のワイン産地のオステリアでのカプネット。
中の具は、アーモンドや豆類、挽肉などが入っていました。
地元ノヴァーラ県のアグリツーリズモのレストランでは、ここにノヴァーラ地方のサラミ、
お米をゆでたもの、玉ねぎ、セロリなどで、同じピエモンテでも地域によって、またレストランによって中は様々です。
日本のロールキャベツに似ています。

バルバレスコで出会ったねこ。

3



*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

かぼちゃとピエモンテの栗のリゾット

早朝の今、外は、霧で真っ白です。
小さなノックの音がして、ドアを開けると、ねこのぴーちゃんが待っていました。
椅子の下の電気ストーブの前の小さな箱の中で、温まっているうちに眠ってしまったようです。
足元から小さな寝息が聞こえてきました。

朝、出発前の短い更新です。

***********************
日本滞在中の想い出が年末の軽井沢、元旦の鎌倉とまだ続きますが
今日は、イタリアに帰ってきたので、ピエモンテのノヴァーラ県でのお料理を紹介します。

近郊の町のオステリアでの夕食で、地元の養豚農家の造るサラミ、
チーズ工房のゴルゴンゾーラチーズの盛り合わせの前菜に続き、
同じ町にある稲作農家のカルナローリ米を使った冬の季節のリゾットです。

かぼちゃとピエモンテ産の栗を使った柔らかな甘みがあり優しい味で
使われているハーブはローズマリー。

Risotto di zucca e castagne
20160110_205133 (1)

***********************
帰りに出会った近郊のホテルで大切にされている子猫。

20160110_230825


*********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

クリスマスの市場で。

ピエモンテの自宅に帰ってきて、1週間。
クリスマス時期が近づき、様々な食材やワインを購入するのが楽しい日々です。

ピエモンテ州ロエロ地方のチーズを中心とした食材店で。白トリュフも並んでいました。

roero

そしてミラノのオフィス勤務が終わった午後に通りかかったロンバルディア州庁舎のある広場で
お野菜などの食材の市場が開かれていました。

1

ピエモンテで暮らしてから、農家の直売の食材を買うのが楽しみのひとつになりました。
この日は、ロンバルディア州北部の素朴な農家のワインなど購入してみました。
市場には、ノヴァーラ県の知り合いの有機の果物農家も出展していました。

クリスマスシーズンの農家の小さな市場
Piazza Citta di Lombardia, angolo Via Galvani 27, Milano.
12月25,26日、1月1日を除く1月6日まで開いているようです。出展農家さんによっては
この期間中の数日のところもあるようです。
9:00-18:00

*****************************
日本滞在中の想い出です。
私が札幌に滞在した日は、雪が降っていました。
雪で転ばないように、傘をささないで注意深く歩いてたどり着きました。
ランチでおなかがいっぱいだったので、軽くピエモンテ料理とワインのお任せで
田畑シェフに頼んだところ選んでくれたのがこちらです。

ピエモンテのパスタ料理 アニョロッティ ダル プリン
Agnolotti dal Plin
2

ノヴァーラ県のワイナリー、フランチェスコの造ったワインと一緒に。
Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 2011
Francesco Brigatti,Suno(NO)

3


ツバキホール (TSUBAKI HALL)さん
北海道札幌市中央区南二条西1-6-2 2F
Tel.011-271-9614

*****************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

地元のレストランでピエモンテ料理

日本から帰ってきたので地元のレストランのピエモンテ料理を紹介します。

いつもレストランで毎回違った前菜の前の一品。
この日のお店のおもてなしのアミューズは、ピエモンテ牛のタルタルと白トリュフでした。
この後、いつも注文するクリーミーなゴルゴンゾーラチーズと地元のサラミの盛り合わせ。

Carne cruda battuta al coltello di Fassone con tartufo bianco d'Alba
20151122_193004

お肉の赤ワイン煮込みは、冬の大好きなピエモンテ料理のひとつです。
この日は、地元の豚肉の赤ワイン(バルべーラ)煮込みとジャガイモのピュレでした。
メニューには、近郊の町にある、よく行くことのある養豚農家の名前が記載されていたので
迷わず、これを選びました。

Maiale brasato al Barbera con pure' di patate al rosmarino.
20151029_203127 (1)

ワインは、いつもこのレストランで注文するノヴァーラ県の大樽で熟成した赤ワイン
Colline Novaresi Nebbioloです。

****************************
日本滞在中の想い出。
東京駅から新幹線に乗って名古屋に向かう途中、2人掛けの進行方向右側にいつも座るのは
富士山が車窓から見えるからです。

20151205_080733

*日本滞在中は、海外からの旅行者の方たちと同じくWiFiルーターを短期間、レンタルしているので
新幹線乗車中もいつもでメールなど仕事ができるようにしています。
これは、快適です。
NINJA WiFi(英語、中国語、韓国語の案内のぺージもあります。)
http://ninjawifi.com/

名古屋駅で新幹線ホームからJRに乗り換えて金山駅へ。
北口からまっすぐ散策しながらソムリエ 高見山のいらっしゃるレストランに向かいました。

名古屋のワインパーティでは、ゲンメのワイナリー ROVELLOTTI
ピエモンテ北部の品種 エルバルーチェを使った瓶内2次発酵のスプマンテ メトド・クラシコ  ドサージュ・ゼロ。
(METODO CLASSICO DOSAGGIO ZERO)
で乾杯。
これは、以前、ブログで紹介したように、ワイナリーのアントネッロと何度も試飲して
意見交換して誕生したワインです。

そしてアルトピエモンテ( ピエモンテ北部)のネッビオーロ2種類
最後にノヴァーラ県のワイナリー、フランチェスコのお父さんのルチアーノさんが造ったワインも登場です。

Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1982
Francesco Brigatti,Suno(NO)

IMG_20151205_163107 (1)

お料理は、みんなで取り分けでいろいろとありました。
エゾシカの赤ワイン煮込みとポレンタ添えもあったり、とても美味しい名古屋での時間でした。

Vineria Cassini(ヴィネリア カッシーニ)さん
今回は、隣のBar & Tigelleria Cassini(バール エ ティジェッレリア カッシーニ)さんで開催しました。
愛知県名古屋市中区伊勢山1-9-13 伊勢山ハイツ 1F
Tel.052-228-0804

*****************************
久々にいつものねこのコーナーです。
越冬中で、部屋でくつろんでいる みーちゃん。

20151214_051459

*****************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

週末はかぼちゃのリゾット。

夜明け前で暗い町がぼんやりと白く見えて
車のフロントガラスが曇っているのかと思っていましたが
深い霧に包まれていたことに気が付きます。

3℃。日中と寒暖差が大きいので、きっと帰りは、暖かいことでしょう。
高速バスの運転手のマウリッツィオも通勤仲間の
シモーナをはじめ数人の乗客はニットの帽子ですっぽりと頭を覆っています。

通勤中の短い更新です。
*******************
稲作農場のアグリツーリズモのレストランで、
連日、マリアの作るリゾットのランチ。
1日目は、ゴルゴンゾーラチーズのリゾット。

maria

2日目は、ハロウィンの日だったのですが、偶然にかぼちゃのリゾット。
この季節によく作られるリゾットで、今晩も自宅でかぼちゃのリゾットの予定です。

Il risotto alla zucca
risotto

ハロウィンの習慣がないので、静かな人通りのない田園が広がり、
バールにハロウィンのかぼちゃの飾りがあるくらいです。
もしかしたら子供たちのいるご家庭では、イベントとして
小さなパーティを楽しんだりていたかもしれません。

ハロウィンの翌日の11月1日は、諸聖人の日で、カトリックの祝日の一つで「万聖節」。
死者の魂に祈りをささげるので、お墓をお参りをするので知り合いのお花の農場では
菊のお花の出荷作業に追われていました。

*******************
そして、収穫が終わったノヴァーラ県のブドウ畑を訪れました。
ワイナリーの地下にある試飲室は、地下深くの土壌の石で囲まれた空間になっています。
すでに暖炉に火が灯り、オレンジ色の光を見ながら、ワインを試飲。

ブドウ畑から帰ったきたフランチェスコが地元(ノヴァーラ県スーノ)のサラミと
ここから近くのオルタ湖を見下ろすモッタロネ山の農場のチーズを切ってくれました。

20151030_123133

イタリアソムリエ協会から送られてきたワイン雑誌で、
フランチェスコのワイナリーの特集が組まれました。
いつもこの特集欄には、有名な大きなワイナリーが掲載されるので、
たったひとりでブドウ畑から醸造、そしてボトル詰め、出荷を行っている
小さな無名のワイナリーなのではじめ、話が来た時にとても驚きました。

20ぺージ以上掲載されています。その一部を紹介します。
Copyright
(c)Associazione Italiana Sommelier
vitae settembre 2015 N.104


ブログに何度か紹介したブドウ畑の横に広がるノロジカの生息する森。
ブドウ畑に大きな被害があるものの、フランチェスコは、共生する自然環境を大切にしています。

Vitae 07 Brigatti_02

ブドウ畑の名前は、鳥が歌う丘の意味の昔の方言。

Vitae 07 Brigatti_07

アルプスを背景に無農薬のブドウ畑で、作業するフランチェスコの手。

Vitae 07 Brigatti_10

今まで家族の記録として数本、少しずつ残しておいたワインがジャーナリストによって
試飲され、そのコメントが書かれています。
数ぺージに及ぶので、ここでは、最新の2012のワインと最も古い1961年のワインがある
最後のぺージのみ紹介。
Vitae 07 Brigatti_15


Vitae 07 Brigatti_22

2015年7月1日のブログに試飲した時のことを書いています。
Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1961
(私は、この時、ワインジャーナリストさんたちが試飲した後に残ったものを
試飲させてもらいました。)

お知らせです。
個人のお客様でノヴァ−ラ県のフランチェスコのワインのファンの方々、
取り扱ってくださっているレストランのソムリエさんなど、
この雑誌が欲しい方もいらっしゃると思うので、特別にたくさん注文しました。
該当する方にご連絡しますのでどうかよろしくお願いします。

******************
高速バスは、ロンバルディア州に入り、ミラノが近づいています。
万博会場横を通過して、バスは、ミラノ市内に入っていきます。
10月31日をもって、ミラノ万博が終了しました。

最も来場者の多かった日本館のスタッフの方々や関係者の方々、お疲れ様でした。

万博での訪日観光プロモーションや稲作関係で、いろいろと重なり
夏の終わりからすっかりブログの更新が少なくなってしまいました。
ワインの仕事も今までの分を今年の2ヶ月で取り戻すためにも復活しなければなりません。

11月の終わりから年内は、2度の一時帰国予定です。
ワイン関係のお知らせは、このブログかfacebookページに掲載します。
今日もいい日でありますように。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

秋のピエモンテ料理(モンフェラート地方で)

更新が遅くなってしまいましたが、その間に味わったピエモンテ料理を紹介。
今年の秋は、ミラノ万博の関係で多くの方が北イタリアにいらっしゃいました。
私は、夏の終わりから9月に訪日プロモーションの関係の出張で
日本に一時帰国していたこともあり、ワイナリーで収穫の様子など
皆さんに十分に伝えることができないまま秋が深まってしまいました。

ピエモンテの秋の様子を楽しみにしている方もいらっしゃることと思います。
少しずつ挽回して更新していきます!
スマートフォンにもたくさんの写真が残っていますから。

最初の前菜の写真は、facebookぺージでも紹介したものになります。

ピエモンテ州南部バローロ、バルバレスコからノヴァーラ県に帰るときにいつも
通過するモンフェラート地方は、農業のポテンシャルが高く最も好きな地域のひとつです。
モンフェラート地方のレストランで夕食を楽しんだ時の写真です。

ピエモンテの前菜3種類
Carne cruda di Fassone battuta al coltello(ピエモンテのファッソーナ牛のタルタル)
Vitello Tonnato( 仔牛肉の冷製ツナマヨネーズソース)
Peperoni con la bagna caoda(cauda) (ピエモンテ産パプリカのバーニャ・カウダソース添え)

3

そして前回のブログで私がチーズを削ってもらっていたのが、こちらのお皿です。
Agnolotti alla monferrina (モンフェラート地方のアニョロッティ:ピエモンテの伝統的な詰め物のパスタ料理)

1

メインは、ピエモンテ州トリノ県カルマニョーラのうさぎ肉にロエロ地方の白ワイン、
ロエロ・アルネイス(Roero Arneis)を使って調理された一皿。
このお皿の中にピエモンテ州カルマニョーラ周辺の食文化が閉じ込められていて
メニューを見た瞬間、その中に書かれていた食材を見て素晴らしいと思いました。

Coniglio grigio di Carmagnola cotto all'Arneis
4

カルマニョーラで飼育されているうさぎは、グレー色をしていて有名です。
カルマニョーラの希少な食材は、
ピーマン(パプリカ:Peperoni di Carmagnola
長くて甘いポロネギ(Porro dolce lungo di Carmagnola
うさぎ肉(Coniglio grigio di Carmagnola

このお料理にも、もちろん肉厚で美味しいカルマニョーラのパプリカが添えられていました。


******************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ミラノ万博で黒米

2日間のミラノ万博では、ミラノのオフィスを10時に出てから、日本館の会場には11時半頃に到着。
2日間とも午後3時頃まで日本館で過ごし(2時間待ちで館内見学50分なので)
初日は、そのまま帰宅。

最終日の2日目は、どうしても訪れてみたかったことだけに絞って、
17:30のトリノ行きの高速バスに間に合うよう16:30には、会場を出ました。

農業トラクターやイタリアワインのパヴィリオンもあり、魅力でしたが
時間も限られているので今回は、別の目的に絞りました。

農業トラクターの企業のパヴィリオンの外観。
expo2


たくさんの観光客が訪れ、誰もが楽しめるようにスペクタクルの要素が多く
映像を見てそのまま立ち止まらず、次々に進んでしまい、少しでも多く次のパヴィリオンに行くことが
目的になってしまい、それで十分なのですが
それぞれ研究していてことだけに絞って、立ち止まると違った素敵なものが見えてきます。

2日間もありながら、私は、仕事で視察とご挨拶で訪問した日本館以外に
プライベートな帰宅までの時間は、2か所のパヴィリオンと目的だった食事を楽しんだだけで
ほとんどどこも見ていないかもしれません。

それでもとても得るものがあったと確信できたのは、目的だったアジアの稲作、品種について
IRRI(フィリピンにあるInternational Rice Research Institute 国際稲作研究所)の英語の本を
手に入れるができたことでしょうか。

ビジネスの場でもある万博では、イタリアの有名な食品メーカーの展示パヴィリオンもあります。
日本館近くにイタリアの有名メーカーのの宣伝的なパヴィリオンであり
並ぶこともなく、訪問する人が少ないのですが、それぞれの企業の生産の様子を知ることができます。
私は、ノヴァーラのゴルゴンゾーラで少し立ち止まりましたが、時間的制約もあり
まっすぐ目的地である稲作協会の小さな展示スペースに向かいました。

もし専門的に研究が目的であれば、万博会場内のパヴィリオンの小さなスペースと
生産地の現場とはあまりにも大きく違い、おすすめはできないですが、
何もその分野について知らない方がきっかけとして何かを得るにはとてもいいことかもしれません。

稲作協会の小さなスペースで私の暮らすノヴァーラの商工会議所の紹介のビデオがありました。
最初、ノヴァーラの都市の様子、後半の田舎が私が暮らす地域、
ノヴァーラの名産である
ゴルゴンゾーラチーズ、お米の紹介になっています。もしよかったらご覧ください。



そして稲作研究所の紹介ビデオです。
今までブログの写真に出てきた場面も多いです。


ここでもう14時半を過ぎてしまいました。
日本館、そしてこのイタリアの食品メーカーの企業のパヴィリオンは、EXPOの地下鉄駅からも遠く
ここからは、駅に向かいながら目的である場所に進むことになります。

初日の日本館レストランでの黒毛和牛のすき焼き弁当の次に目的だったランチがあります。
それは、地元の黒米が使われたメニュー。
メニューには、お米の有名な販売メーカーが記載されていました。
よく考えてみると近所の農家の人が販売先にしている大きなメーカーのひとつです。

黒米(品種 Venere)と海老、モッツァレラチーズ、バジル、黒オリーブ、
そしてロゼのスプンテも注文。

Riso Venere con gamberi ,mozzarelline,basilico e olive nere
2 (2)

遅いランチ後、時計を見ながら駅に向かいます。

目的はひとつ。私はアジアのお米が見たかったのです。RISO(お米)と書かれた区域は
バングラデシュ、カンボジア、ミャンマーといった国々のとても小さなパヴィリオンで
どこも中は、民芸品店のようで、まるでアジアの国を旅行して観光後に訪問しなければならなかったお土産屋さんを
思い出させるような感じで、やはり万博では何も得ることがないか・・・と
地下鉄に乗るまでの時間を費やそうというなげやりの気持ちでいましたが

視点を変えてみようと急に思い、心の中で何か立ち上がっていきました。

私は、稲作では欧州でトップであるという北イタリアの稲作地域で暮らし、
多くの日本人の方に稲作は日本が一番だといわれたことも何度もありながら、
現実を直視するとメコン河を流域としたアジアの稲作は、どうしても関心の対象であり
欧州が注目して、稲作農家の友人の知人もミャンマーに大型機械の技術を導入したりと
訪れることが多く、これはどうしても見なければならないとずっと思っていました。

この万博で少しでもその文化を見れれば、大成功であり、いつの日かフィリピンの稲作研究所など
訪れることができれば、きっと嬉しい。でも今は、実現できないから・・・
そんな思いでお土産店(パヴィリオン)に入っていきました。

あっ。今、目の前にミャンマーのお米が。

ミャンマーのお米

ずっと見たかった。その食文化も作っている品種の数々
EUとの輸入で問題の焦点になっているLungoB(長粒米)以外にも生産されている
LungoA,Tondoなどの区分の品種について、それは、輸出の対象なのであるかどうか
それとも人々の暮らしで別の調理法で食文化にあるのかどうか、
でもいつの日かEUは、イタリアのカルナローリ米と同じ区分であるアジア産のLungoAも
輸入しなければならないかもしれない。

パヴィリオンのスタッフは専門的なことがわからないかもしれない。
そういう思いで熱心に見ているとふいに声をかけられました。

長くなってしまいました。万博会場でのアジア稲作の続きは、次回のブログで

*******************
いつももねこのコーナーです。

夕方過ぎの20時過ぎ、いつまでも日が長いと思っていましたが
8月中旬に入って次第に暗くなる時間が早くなってきています。

8月15日の今日は、肌寒く長袖のカーディガンを着ています。
ミラノ万博から帰ってきた日は、おそらく暑い夏の日の最後だったかもしれません。

暑かった中、たくさん歩いた万博から帰宅後、ぴーちゃんが待っていました。
”暑かったね。“と日本のうちわで扇いであげると、気持ち良さそうに
目を開けたまま、眠っちゃったみたいに動かないぴーちゃん。

夕涼みのぴーちゃん


****************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

うずら豆( i Fagioli Borlotti)とリゾット

今年は まだ暑い日々が続いていますが、8月中旬になり次第に夏の終わりが近づいています。
いつの間にか、朝の出発時間が日の出前となりました。
高速バスの駐車場に到着した頃に大きな赤い太陽が地平線から少しずつ姿を見せるのです。

町の入り口にある自然保護地域の小さな森を通過した時
日の出前に黒朱鷺と鷺が森から次々に田園に向かって飛び立っていくのに遭遇しました。

運転中で写真が撮れないのが残念ですが、この光景を是非想像してみて下さい。

空が次第に桃色からブルーに変わっていき
何百羽と野生の鳥が先頭の鳥を中心にVのラインを空に描きながら
自然保護地域にある水田に向かっていくのです。

鳥たちが棲んでるこの小さな森は、鬱蒼としていて日中でも暗く草木が生い茂り、
私は、横を車で通過する時には、いつも窓を全開にするのです。
湿った地面や草木、キノコ、獣の匂いが車内いっぱいに入ってきて、
ワインの香りの表現を想像ではなく、身近な自然の中で感じることがでるからです。

町では、8月末夏祭りの準備が少しずつ始まっています。

プログラムによると、夏祭りのリゾット作りは、昨年に引き続き災害時の救援隊調理班リーダーのマリオさん。

隣のヴェルチェッリ県から参加するマリオさんが作るリゾットは、
ノヴァーラ風リゾットのパニッシャでなくヴェルチェッリ風パニッサ。
でも、ここはノヴァーラ県なのでプログラムには、パニッシャと記載されています。

今日は、美味ししリゾットに使われる食材のひとつ、うずら豆( i Fagioli Borlotti)についてです。

マリオさんは、いつも地名と同じ名前のSaluggiaという豆を使っていましたが、これも同じくうずら豆の一種です。
ヴェルチェッリ(Vercelli)県のSaluggia、そして Villata産がリゾットに使われる美味しい豆として有名で
ヴェルチェッリ風リゾットのパニッサでは、お豆が美味しいことが重要なのだと実感しました。

隣のヴェルチェッリ県は、南北に大きく広がり北はスイス国境に近づき、南は、モンフェラ−ト地方の入り口まで。
ノヴァーラ県のゲンメのワインの産地からすぐ横は、ヴェルチェッリ県ガッティナーラ、
モンフェラートにいつも車で行く時に、隣の町を通過すると、すぐにヴェルチェッリ県の表示が出てきます。

マリオさんのリゾットの作り方は、昔のブログにあります。
**************
2014年9月2日のブログ(夏祭りのリゾット)
2013年には、マリオさんがリゾットを作っている様子が動画でした。
2013年8月28日のブログ(夏祭りのリゾット)
*************
画像は、以前、農業の見本市で飾られていたポスターから。
ヴェルチェッリ県VillataのBorlottiの収穫時期の様子です。

1


3


2


私が家で時々作るのは、ノヴァーラ風リゾットのパニッシャ 
(最近は、暑いので作ってなく、やはり秋から冬にかけてが多いですが、
ブログを書いていたら、食べたくなってしまったので、8月ですが、今週作ってみることにします。)

PANISCIA NOVARESE
私が使う材料は
Riso お米(ノヴァーラ県の農場のカルナローリ米)
Fagioli borlotti secchi 乾燥したうずら豆(前日の夜から水に浸しておきます。
近所の食品店で買うこともありますが、美味しいのは近くの稲作農家が作っている有機のうずら豆)
Verza ちりめんキャベツ
Carota Cipolla Sedano Pomodori pelati にんじん、玉ねぎ、セロリ、缶詰めの湯むきトマト
(みじん切りにしてリゾットのブイヨンスープに。以前は、ブイヨンの素を使っていましたが
現在は、ブイヨンの素などの調味料まったく使わない生活で、野菜、肉、塩だけで自然な味を楽しんでいます。)
Salam d'la duja ノヴァーラのサラミ(真っ白なラードの下で保存され、柔らかなサラミです。
近郊の町の養豚農家の販売所で。)
Vino rosso,赤ワイン(ノヴァーラ県のワイン。ゲンメのワイナリー、アントネッロの造るヴェスポリーナ、
ノヴァーラ県のワイナリー、フランチェスコの造る自然なバルべーラなど)
Pepe e Sale 胡椒、塩 

****************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Pesce Persico in carpione

トリノの夏の夕暮れ。
*View from Il Monte dei Cappuccini

to

****************************
明け方に強い雨が降り、土曜日の午前中の今の気温は、16℃。

8月になりました。
金曜日で月末だった昨日は、ミラノの高速バスターミナルは、
リミニ行き、ジェノヴァ経由ニース行き、シチリア行き、海沿いのトスカーナ方面、
スイス経由ドイツ ミュンヘン行きなど夏の臨時便が多く出発を待ち、
大混雑していて、バスがなかなか出発できないでいました。

夏の休暇を楽しみにしている人も多いことでしょう。

地元ノヴァーラ県のメニューの紹介です。
オルタ湖周辺のスズキ科の淡水魚とゲンメの街の白ワインヴィネガーがたっぷりと使われています。
味は、スズキの南蛮漬けに近いでしょうか。
これに、地元の白ワイン(エルバルーチェ)、グリッシーニ、夏野菜のグリルだけで十分です。

Pesce Persico in carpione
湖のお魚料理

暑い夏、冷たい白ワインで美味しく楽しい素敵な週末をお過ごし下さい。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ワイン産地で夏のランチ。

更新が遅くなってしまっているので写真ばかりの短い更新です。

スマートフォンに残っている写真から。
暑いピエモンテの夏の日の様子をお楽しみ下さい。
今日も、きっと34℃くらいになってしまうでしょうか・・・。

バローロのワイン産地、ラ・モッラの丘から。最近、ここに来ることが多いです。
丘の上からシルヴィアの家族のワイナリーとブルナーテの畑を眺める。

1 (1)

こちらは、バローロのワイナリー(Borgogno Framcesco)の持つブルナーテの畑に咲いていた
カルチョーフィ(carciofi アーティチョーク).の花

1 (2)

ワイン産地でのランチ。こんな暑い日は、白ワインとサラダがちょうどいいです。

こちらは、ピエモンテのワイン産地でスペイン料理のメニューで有名な
野菜がたっぷり入った冷製のトマトスープ

Gazpacho
pranzo1 (1)

暑いので果物を使ったサラダ。 杏とセイラス(ピエモンテで造られるリコッタチーズ)のサラダ
粒は、マスタードの種です。

Insalata di albicocche
pranzo1 (2)

最初、メニューを見てびっくりでしたが初めての味でした。
こんな風に夏に果物のサラダも美味しいです。

*****************
いつものねこのコーナーです。
帰宅すると風の通り道の中庭でお昼寝中のぴーちゃんと虎雄。

neko

ぴーちゃんの姿。何か見たことがあると思ったら、家のドアにあるプレートでした。

20150712_223815 (2)

*以前もこのプレートが一度、ブログで登場しています。
東京 谷中でワイン会が始まる前に散策していた時に購入しました。

東京に帰ると、少しでも時間があれば谷根千(谷中、根津、千駄木周辺)
父のお墓のある本郷、御茶ノ水と散策するのですが、
それは、いつまでも私の心の中にある東京の風景なのです。(少し地味ですが・・・)

最近、イタリア人メディアのフリーランスジャーナリストの東京取材の旅程表に、最後に時間があればと
谷根千を追加してみたら、このジャーナリストさんのFacebookに
谷中の街並みと一緒にねこの写真が入っていました。

*****************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

地元のレストランで食前酒

アルプス山脈が綺麗に見える朝。
昨日の雷雨の後 気温が下がり、高速バスの通勤仲間のほとんどがジャケットを着ていて
少し空気がひんやりとしています。

モンテローザの白い頂に水色に光っている部分は、氷河なのでしょうか。
マッターホルンの尖ったシルエットを見てスイス、ツェルマットの街の朝を思い浮かべていました。

通勤中の短い更新です。
******************
長い間更新していなかったので、いろいろな写真がスマートフォンに残っています。

バルバレスコのワイナリーのテラスからの風景。
品種ネッビオーロのRabaja(ラバヤ)の畑と対面しているのが、
ドルチェット、シャルドネ、バルベーラを栽培しているトリフォレラの畑です。

1

バルバレスコからアルバに向かう道の途中で。アルバの旧市街を眺める。

2

ノヴァーラ県に戻ってからのんびりと食前酒タイム。
近郊の養豚農家のコッパ(豚の後頭部から背にかけての部分の生ハム)と白ワイン。
コッパには、ノヴァーラ県の蜂蜜が少しかかっていました。

Coppa
5

そしてリゾットでなく、この日は、ピエモンテのパスタ アニョロッティ・ダル・プリン

Agnolotti dal plin
6


******************
いつものねこのコーナーです。

ねこのぴーちゃんとみーちゃんが外で喧嘩をしている鳴き声が聞こえたので
ドアの外の様子を見てみました。

喧嘩が終わり、落ち着いたねこたち。

いつもは、ドアにぴったりくっついて、いつも家の前にいるみーちゃんが
ぴーちゃんのマネをして、中庭の石の部分の部分に行くと
ぴーちゃんが少しずつ遠ざかっていき、喧嘩して微妙な距離を保っています。

1


2

(みーちゃん)
私は、ドアの前がやっぱり好きだけれど、たまには、石の上も悪くないかも。

3


気持ちの良い朝の時間は、とても素敵です。
今日も美味しく食事をして、仕事をできるところまで進めて1日を思いっきり過ごしていきたいです。

それでは、また。初夏の素敵な1日をお過ごし下さい。

*****************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

TOMATO RICE (農業見本市会場で)

朝の通勤中に送信できなかったので帰宅途中のミラノの地下鉄から原稿を送信します。

暖かい午後の時間、地下鉄を降りたら光がいっぱいに溢れていることでしょう
トリノ行きバスの中でアルプスの山々を眺めながら帰宅です。
帰ったら、田園を自転車で散策しましょうか。

*********************
前回のブログの続きで農業の見本市会場の様子です。
この見本市が行われたのは、ノヴァーラ県の隣のヴェルチェッリ県でした。

見本市会場内のワークショップなどのお知らせのポスターに、
メールでやり取りのある研究所の先生の名前が記載されているのに気づき、
さっそく、その講習に参加することにしました。
時間は、ちょうどランチタイムなので、終わったら、会場内で
少し遅めのランチにしようと思っていましたが

講習の途中、ヴェルチェッリにあるミシュランの1つ星レストランの兄弟シェフによって
カルナローリ米を使ってのお料理が紹介され、この試食が素敵なランチとなりました。

20150301_121228

彼らのレストランでは、ヴェルチェッリの郷土料理の他に、
シェフの自由な発想による創作料理のメニューが豊富にあり、
お皿とは違った味わいを感じるように缶に入ったリゾットもあるようです。
南イタリア、プーリア州の農家の良質なトマトから造られた濃厚なトマトソースを使ったリゾット。

20150301_115547

ヴェルチェッリは、お米、ワインの他に芸術の都市として知られています。

ヴェルチェッリには、ニューヨーク、ヴェネツィアなど各地にあるソロモン・R・グッゲンハイム財団が
運営するグッゲンハイム美術館のテンポラリーギャラリー"Guggenheim Vercelli"が存在します。
ギャラリーで、アメリカ ポップアートの展示会があった時期に

アメリカの芸術家でポップアートで有名で商業絵画で人気のあったAndy Warholに敬意をこめて
そのキャンベルのスープ缶のデザインをトリノに住む有名なデザイナーがスケッチして
このお料理のための缶を作成したようです。

缶の底にバジルペーストとレモンの皮を細かくしたものを敷き、上に濃厚な味のトマトのリゾット
さらにその上にバジルペーストを載せてありました。

20150301_115542

2品目のリゾットの準備もあり、兄弟シェフに混じって稲作研究所の関係者もお手伝い。

20150301_115241

もうひとつのリゾットの試食は、森をイメージしたリゾット。
乾燥キノコをたっぷり使って作られたブロードのべースは、見た時に褐色から黒に近い色で
セロリ、ニンジンなどの野菜からのブロードと合わせて、カルナローリ米で炊き上げたリゾット。
仕上げにパセリから抽出した濃い緑の色彩をスポイトでちらし、マイクロリーフを添えて森になりました。

パルミジャーノ・レッジャーノチーズの粉は、雪のイメージ。

20150301_121418

ほんの一口ですが、森のキノコの香りがとても印象的でした。
そしてカルナローリ米のジェラート

20150301_122643

***********************
ソムリエがワインを分析するには、 色、香り、味で視覚(vista), 嗅覚(olfatto)、味覚(gusto)です。
お米の味わいの分析、鑑定には、さらに触覚(tatto)、聴覚(udito)も必要とされ、
五感すべてが使われます。

研究所の先生の書いたメモを見せてもらいました。

20150301_110708


blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Bollito misto alla Piemontese

先日のブログに、白トリュフのハンターがホテルのレストランに販売しに来たこともあると書きましたが
ちょうど、その場面の写真が残っていました。

ランゲ地方のアグリツーリズモのロビーで。

IMG_8451

*****************
こちらは、雨が続いています。
昨日、今日と雨が上がって明るい空も見えた時間もありましたが
明日から再び雨の予報で、田園は霞んで、グレー色の空が広がった世界です。

こんな日は、温かい美味しいピエモンテ料理と素晴らしい赤ワインにしたいです。
これは、近郊にある地元の小さな町のレストランの冬の郷土料理のメニュー 
ボッリートミスト アッラ ピエモンテーゼ(ピエモンテ風 茹でたお肉の盛り合わせ)

お皿の奥にイタリアンパセリで作った緑のソースが見えています。
ブログで登場するピエモンテ地方でよく使われるバニェット・ヴェルデ(Bagnet Verde) です。

果物、そして野菜のシロップ煮がモスタルダ(Mostarda)で
これは、マスタード エッセンス(essenza di senape) が入っているので、ぴりっと辛いです。
北イタリアで多く見られ、茹でたお肉のソースとして使われます。

*モスタルダは、1600年代にパダナ平野にある地域で広まっていきます。
ヴィツェンツァ、マントヴァ、そして特にクレモナの街が有名です。

Bollito misto alla Piemontese

bollito

夕方のこれから、朝やかなルビー色の若いネッビオーロの食前酒とロンバルディア州のチーズを食べて
週末の温かい夕食の準備に入ります。

皆さんもどうか暖かくして楽しい時間をお過ごしください。

****************
お知らせです。
11月4日にブログでお知らせしたワイン会の件です。

11月30日(日)満席になりました。どうもありがとうございました。
ヴィネリア カッシーニ (Vineria Cassini)さん
愛知県名古屋市中区伊勢山1-9-13 伊勢山ハイツ 1F
Tel.052-228-0804
お一人様¥8,500-(税込)
時間は12:30頃スタート
前菜、リゾット、メイン、デザートまでピエモンテ料理のコースをご用意しております。
レストランのスタッフの方、全員が本場ピエモンテのお料理をこの秋に堪能なさって
帰られたばかりなので期待できます。どうかお楽しみに。

*今回、一時帰国中に開催する一般に募集したワイン会は、名古屋と東京だけになります。
東京の方は、すでにブログでご案内前に定員になったので締め切っています。

ピエモンテやワイン会で知り合ったお客様から、プライベートでワイン好きなお友達と
ご自宅や行きつけのレストランでワインの持ち込みができるところなどで
イタリア好き、またはワイン仲間などで、友達を集めて少人数で実施したいのですがという方からの
お問い合わせが多く、そこに私が参加してピエモンテの話や日常生活のことなどいろいろな話をしながら、
意見交換したり、そんなプライベートなワイン会が多く、今年の冬は、そのような方向で行くことになり
東京、名古屋だけで募集になりました。

もし、皆様の中で、お友達とそのような会を開きたいとお考えでしたら、いつか是非。

*****************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Tagliata di Fassone Piemontese

昨夜、深夜過ぎにドアを開けると、真っ白な霧の世界でした。
今週は、雨が続いていました。
今朝は、雨は、やんでいましたが、ライトアップされた教会前の湿った石畳が黒く光っています。
あまりにも明るく輝く大きな月が照らし、まだ夜明け前の真っ暗な空ではあるけれど
アルプスのモンテローザの雪の白い部分がうっすらと見えています。
今日は、もしかしたら晴れるのかもしれません。

通勤中の短い更新です。
********************
晩秋のトリノの風景。
ちょうどこの日は、晴れていたけれど遠くが霞んでアルプスの山々が見えませんでしたが
晴れ渡った日には、背景にアルプス連峰が眺められます。

2

ここから眺めるトリノの風景がとても好きで、初めてトリノを訪れた日のことを思い出します。

その時、サヴォイア家が残した邸宅が残っている水田の町で暮らしている 私にとって
トリノがピエモンテ州の州都であることを実感しました。
サヴォイア家の本拠地で、その栄華をな時代を想像しながら歴史的中心地を散策し
その後、トリノの街が一望できるこのモンテ・デイ・カップチーニ教会のある丘に来たのです。

晩秋のピエモンテのレストランで。
オレンジの光に包まれた暖かい室内で、
夕食は、ネッビオーロの赤ワインとピエモンテ牛(Fassone)のグリル
Tagliata di Fassone Piemontese

1

*日本に一時帰国の時期が近づき、皆さんに美味しいワインが紹介できるように
今日も1日、張り切って行って来ます。
どうか良い1日をお過ごし下さい。

******************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Guanciale di vitello brasato al vino rosso

夜明け前の朝、無数の星が輝いていました。スマートフォンの表示では2℃。
これから向かうミラノは、8℃のようです。
冷たく澄んだ空気で、今日は、きっとアルプスの山々が綺麗に見えることでしょう。

ねこの食事のアルミパックを温めて、家の中の箱で眠る季節になろうとしています。

バスの暖房の音を聞きながら眠くなってしまいそうです。
通勤中の短い更新です。
******************
写真は、夕方のブルナーテのブドウ畑。
バローロのワイナリーのお母さん、ジュゼッピーナさんは、ちょうどここで生まれて育ちました。

174619 (2)

バローロの産地整然とブドウが並んでいる、この有名なブドウ畑の中に
農家の廃墟が残されているのが見えたら
そこが、ジュッゼッピーナさんの家族が昔、住んでいたところです。

この私が立っている位置から同じ景色を見ていたのでしょうか。
きっと当時は、ブドウ畑だけでなく森で覆われた丘が広がっていたことでしょう。

バローロ近郊モンフォルテで夕食。

200713 (2)

仔牛の頬肉の赤ワイン煮込みが美味しい季節になりました。
Guanciale di vitello brasato al vino rosso.

203511 (2)

牛肉の赤ワイン煮込みは、どこか懐かしく素朴な優しい味です。

まだ私が小学生だった頃、学校から帰ってきて食卓に赤ワイン(確かマンズワイン)の
デキャンタのような形の瓶があると、今日は、ビーフシチューだととても喜んだ記憶があります。
それは、現在ワインと呼べるものではないですが、当時の日本で小学生の私にとっては
大人の飲む赤ワインで、時々、母がお料理で使っていました。
その赤ワインで柔らかく煮込まれた牛肉の味と色彩を思い出すのです。

******************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ピエモンテの秋

真っ暗な朝、気温が低く隣町の薬局の電光掲示板の表示では、3℃。
いつもよりも暖かくして出発しました。
日中は18℃くらいまで気温が上がることでしょう。

通勤中の短い更新です。
*******************
ちょうど1週間前、バローロ近郊でブドウの収穫中だったマルコさんと出会いましたが
一昨日、すべての収穫が終わったとメールがありました。
そしてゲンメのワイナリーも収穫が全て終わり収穫から圧搾まで使用した
すべての器具の清掃をしていています。

この1週間で気温が低くなり、秋が深まったピエモンテでは、
美味しい食材やお料理、ワインがテーブルにいっぱい並ぶ季節です。

ワインのfacebookページには、掲載しましたがブログに更新できていなかった
先週の栗祭りの写真です。

1902838_728519183891302_5529632601930305211_n

栗の粉のパスタ。栗の香りが楽しめるように上質なピエモンテのバターで味をつけただけのもの。
Tagliatelle alla farina di castagne

10690207_790714104318860_137021362137481510_n


先日の霧のモンフェラートの丘で。 オリーブ農家は、この近くです。

20141021_090905


モンフェラートの白トリュフ。

20141021_200913

Tajarin al tartufo bianco di Moncalvo

20141021_211309


******************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Riso&Rane

真っ暗な朝に出発。バスの車窓は、まるで夜景のようで、
ノヴァーラを通過するまでは、光も通さないような漆黒の空が続いています。
田園の向こうにある小さな町のオレンジ色の小さな
光のラインが時折、見えるだけです。
ふいに、マルペンサ空港到着前の夜の上空からの風景を思い出しました。

スマートフォンでラジオニュースを聞いていると
"今年の北イタリアの天候の影響で、ワインの生産量は、
フランスの方が多くなることでしょう。"という短いアナウンスで
次の経済のニュースに移り変わっていきました。
通勤中の短い更新です。
********************
世界のワインの生産量について、稲作農業で調べている時と同じように
ローマに本部がある国際連合食糧農業機関(FAO) の統計データベースを見てみました。

ちょうど手元にあるFAO Statistical Year Book 2014 Europe and Central Asia
food and agriculture
のWine productionのぺージによると次のように書かれていました。

世界のワイン産地でフランス、イタリア、スペインが最も多く、世界の生産量の約半分を
この3カ国で占めていること。
フランス 2011年 6.5百万トン 2012年 5.3百万トン
イタリア 2011年 4.7百万トン 2012年 4.1百万トン
スペイン2011年 3.3百万トン 2012年 3.2百万トン

天候、ワインの法律などによって左右されるけれど、毎年、生産のトップは、
イタリアかフランスのいずれかであり不変である。

そして最近では、EUの他の地域や中央アジアでの生産の伸び率がとても高いこと
ポルトガル 2012年 0.6百万トン
ドイツ    2012年 0.5百万トン

しかし、EU全体では、この20年間で20%減であり、
それは、EUの法律により、量よりも質を重視するようになったことが原因。
このトップ3の国は、30%以上減である。

一方、この30年間で約3倍に増加したのがオーストラリア、2倍がチリ、USAが50%以上増であり
中国が最も短期間に急増している。1980年代に80,000トンであったのが
2000年には、1.6百万トンと2000%増

急にラジオニュースを聞いて書いたので、これから取り急ぎ、
今日書こうと思った記事を"Riso&Rane"

********************
ノヴァーラ県にある近郊の町でのお祭りが今週末にあり、そのポスターがバールに掲示されていました

カエルの大きな絵が書かれていて、苦手な方に申し訳ありません。。。
20140913_191628

"Riso&Rane"(お米とカエル)がテーマとなっています。
ピエモンテ州とノヴァーラ県も協力しミラノ万博EXPO2015の準備として、
昔から伝わる食文化を楽しむお祭り(町の規模から考えると
私の暮らす町と同様に地域の懇親会のレベル)の案内です。

現在では、スーパーに行くとリグーリア州ジェノヴァから運ばれてくる新鮮な魚介類がありますが
昔、ノヴァーラ県で肉類の他に使われていた大切なタンパク源だったのは、
無数に生息する水田の小さなカエルそして北部で湖水地帯になると湖の淡水魚でした。

もちろん、今でもこの食文化はなくなっていないですが、
カエルは、一部の地元のトラットリアなどを除いては、ミュシュランの星付きレストランをはじめ、
有名なレストランで高級な創作料理となっていることが多いです。

手の中にすっぽりとおさまる位の水田の小さなカエルなので
昔からあるカエルのフライは、皮と頭部をとってさばかれた白身の部分を使い、
その味わいは、ウサギでも鶏肉でもなく、小さな白身魚のフライのようで、子供が好きな味です。

さらにカエルは、リゾットになります。様々なレシピがありますが
ノヴァーラ県の白ワイン エルバルーチェ、そしてカルナローリ米
野菜(セロリ、にんじん、玉ねぎ、パセリ)、バター、オリーブオイル、
にんにく、塩、胡椒を使うことが多いです。

******************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Guanciale di Fassone

土曜日で気持ちのいい秋の空が広がっています。
教会の鐘の音がしてきました。
今日は、自宅からピエモンテ料理の短い更新です。

******************
静かなビエッラの街の中でのランチは、
ピエモンテ ファッソーナ牛の頬肉のワイン煮込み
Guanciale di Fassone

IMG_0212

赤ワインを使ったお肉の煮込み料理は、ピエモンテでとても多く、今までのブログにも数多く登場しました。

日本でワイン会などでお会いした方から自宅で、是非作ってみたいという声も多かったので紹介します。
レストランや各家庭でいろいろと違いがあることでしょう。
私の持っているお料理の本は、トリノのトラットリアのレシピが掲載されています。

この材料で10人分のようです。
ピエモンテのファッソーナ牛(Fasone piemontese) 1.5圈
*レストランでは、ファッソーナ牛の頬肉でした.
牛肉でなく美味しい地元のポークを使ったものも、今までに何度か食べました。これも美味しい。
ニンニク 3かけ 
玉ねぎ4つ(日本のサイズよりも比較的小さいです。)
ニンジン4本(日本のサイズよりも比較的小さいです。)
セロリの茎1本
ローズマリー 1枝
ローリエ2枚
丁子(クローブ)5つ
塩、胡椒
1.5リットルの赤ワイン

*ワインをちょうど2本も使うのですが、樽の香りのない大樽熟成やステンレスタンクだけの
ワインを使うことが多いです。
モンフェラートで食べた時は、熟成したバルベーラでした。
ノヴァーラ県では、ヴェスポリーナやネッビオーロ。
バローロ近郊のワイン産地、ラ・モッラでは、バルベーラ、ネッビオーロ
時には、大樽で熟成した伝統的なバローロのこともありました。
高級なワインでなくても、良質で自然な美味しさのあるワインを使うことが大切です。
お料理で一緒に飲むワインも同じだと、より楽しめます。
オリーブオイル 100ml

*以前、アグリツーリズモで作ったのを見た時には、
お肉は、一晩、冷蔵庫の中で赤ワインでマリネしておいていました。

お肉を縛っておきオリーブオイルで焼き、そこに野菜をみじん切りにしたものとローズマリー
ローリエを加えていきます。最後にクローブ、塩、胡椒。
野菜のみじん切りがしんなりとして柔らかくなったら、赤ワインを入れてゆっくり煮込みます。
(途中でお肉は、何度か回しながら均等に煮込みます。)約2時間45分
最後にお肉を煮込んだ汁を裏ごし、または漉してお肉のソースにします。

******************
ミラノなどでエノテカでワインを飲む時には、様々な地域のワインを試飲できる大切な機会ですが
ピエモンテの地元での食事では、レストランでも自宅でもピエモンテのワインばかりになります。
それは、使っている素材やお料理、窓から広がる風景、空気のすべてがそれにぴったりだからです。

ピエモンテ北部の地域、ビエッラなので、アルト・ピエモンテのワイン。

この日のワインは、ゲンメの隣の町 ロマニャーノ・セージア(Romagnano Sesia)にあるワイナリー 
IOPPAのコッリーネ・ノヴァレージ ヴェスポリーナ
Colline Novaresi Vespolina
品種:Vespolina 100%

IMG_0214


今日は、自宅で仕事、そしていつもの田園をサイクリング、町のバール、ねこ、
ワインや稲作の本や資料を読んだりと楽しく大切な時間を過ごしたいです。

それでは、良い週末をお過ごしください。
******************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Polenta concia della valle di Oropa

町の教会の神父さんと行く聖地オローパへの巡礼ツアーと同じ日に
私は、ヴィクトリオたちと一緒にオローパでポレンタのランチでした。

ノヴァーラ県からセージア川を渡ってヴェルチェッリ県に入り、
水田地帯を通過してビエッラへ。

地域によって栽培されるブドウの品種が変わるように、稲作農業も同じように
ヴェルチェッリからビエッラにかけては、栽培されるお米の品種が変わってきます。
Baraggiaという地域になり、主にイタリア国内に流通するお米が栽培されています。
 
Riso di Baraggia Biellese e Vercellese (ビエッラ県とヴェルチェッリ県のバラッジャ地域のお米)
バラッジャ米と日本語で訳されているようで、カルナローリ米のように
品種名と思われてしまっている方が多いですが、地域の名前になります。
品種は、この地域で多い Arborio, Baldo, S. Andreaをはじめ
Balilla, Carnaroli, Loto,Gladio となっています。

ビエッラ県とヴェルチェッリ県のバラッジャ地域のお米は、
2007年にDenominazione di Origine Protetta (DOP)に認定され
欧州連合(EU)が規定する法律で、食品の原産地名の認定、保護されています。

*********************
聖地オローパに到着。

20140907_143943


20140907_143946

この日のランチは、この地域の郷土料理でチーズがたっぷりのポレンタ。

Polenta concia della valle di Oropa(Polenta d'Oropa )

20140907_125116 (1)

とうもろこしの粉を牛乳、ビエッラの美味しいお水、塩で練っていて、この中に
トーマチーズなど3,4種類が入ります。
トーマチーズ(特にオローパのトーマチーズ: toma di Oropa)や フォンティーナ チーズ
(ヴァッレ・ダオスタ州産グレッソネイの Fontina di Gressoney)
そしてビエッラ産バターも。

メインは鹿肉と豚肉の煮込みのポレンタ添えにしました。

20140907_135309

気軽なレストランでワインの種類が少なく、その中でヴィクトリオの好きな
モンフェラートのバルベーラのワインを選びましたが
ビエッラの赤ワインBramaterra, Lessona などと一緒だとビエッラらしさがあって楽しめることでしょう。

ヴィクトリオは、おかわり。2皿目のポレンタ・・・。

20140907_125240


********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

夏祭りのリゾット

日の出前で次第に空が薄く桃色に変わっていく時間、
自然保護の小さな林を通過擦ると、無数の白鷺が林から田園に向かうところでした。
いったい、何百羽の鳥たちが、夜、ここで過ごしているのでしょうか。

夏祭りが終わり、秋になりました。
通勤中の短い更新です。

*******************
夏祭りの最終日は、多くの人が楽しみにしている郷土料理、ノヴァーラ風リゾット(パニッシャ:Paniscia)が
お祭りのメニューに登場します。
写真がたくさんあり、今日のブログは、リゾットだけになります。
明日に他のメニューと町の仲間たちの話題。

何度も夏祭りのリゾットは、ブログに登場しました。
ここ何年かは、近郊の町のレストランのシェフではなく
野外料理でたったひとりで数百人のための料理をすることができる
災害救援隊の調理班のリーダーであるマリオさんが再び、この町にやって来ました。

昨年は、動画で、その前は写真でその作り方など書いたので、
今回は、その様子が伝わるような写真を掲載。

*****************
16時半過ぎに、会場のキッチンに向かうとマリオさんが一人で準備中。
ガスコンロは4つ。手前の2つの大鍋でリゾットを作っていきます。

IMG_7736 (2)

奥の左側の大きなお鍋には、リゾットのブロードです。
セロリが半分に切ってたこ糸で縛られたもの、比較的大きな人参1本、玉ねぎ1個がまるごと入っていて
仔牛肉、豚肉の2種類の骨、塩。

奥の右側は同じくブロードで、2種類のお肉の骨と
お豆(ヴェルチェッリ県の農家で収穫されたSaluggiaを使っています。)が5kg

IMG_7730 (2)

ブロードに使われている仔牛肉の骨

IMG_7798 (2)

いつもの助手がラードの下で保存されていたノヴァーラ風サラミ(Salame della duja)を取り出し、
表面の薄皮を取り除き細かく手で砕いています。

IMG_7764 (2)

玉ねぎ、オリーブオイル、その後ラード、サラミ

IMG_7758 (2)

お米(マリオさんが選んだのは、バルド米)を入れて炒める。

IMG_7770 (2)

リゾットには、ゲンメのネッビオーロでなく、バルベーラ・ダスティを使用。

IMG_7777 (2)


IMG_7747 (2)


IMG_7805

そして20時になると、次々にリゾットの注文がキッチンに入りました。

IMG_7854 (2)

私の持ち帰り用のリゾット。

IMG_7814

もう他のノヴァーラ風リゾットが食べられないと思うほど本当に美味しかった。
優しい味で軽いようで、しっかりとした素材の味、自然なブロードの味。

*********************
お米42kg
豆 5kg
サラミ36本
赤ワイン 6リットル
その他、オリーブオイル、ラード、仕上げのバター
塩、香味野菜、仔牛肉と豚肉の骨、トマトソースの濃縮の小さめの缶2つ
********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

夏のピエモンテ料理のメニュー

あと夏は、1ヶ月もしないで終わってしまうかもしれないのに
夏らしい暑さをほとんど感じず、今日も長袖のシャツの上に、カーディガンを着て出勤です。
通勤中の短い更新です。

*******************
夏祭りのシーズンまであと約1ヶ月なので、
近郊の町の夏祭りのお知らせの掲示板を見かけるようになりました。

夏祭りは、地域の人たちが集まる楽しい時間で、それぞれの町で地域のメニューが並び
何度もこのブログに登場した稲作地域でこの地方で伝統的な郷土料理、
ノヴァーラ風リゾットのパニッシャ(Paniscia novarese)が欠かせないですが

これは、3時間は、リゾットのスープの煮込みで火を使うこともあり、
一部の郷土料理レストランでは、冬のメニューとして

夏は、この地方の白ワイン、エルバルーチェを使ったリゾット(Risotto all'Erbaluce)や、
ズッキーニのリゾット(Risotto alle zucchine,時々 小エビやスペックを入れることも)、
香草を使ったリゾット(イラクサなど:Risotto alle ortiche)など夏らしいリゾットが
農家レストランのメニューに並ぶことが多いです。

長時間、火を使ってボリュームのある材料が入るノヴァーラ風リゾットは、暖炉を使ったお料理なので
冬の寒い日に暖炉の隅を使って何時間も煮込んでいたと
モンディーネとしてこの地方の稲作農場の出稼ぎに来て、結婚してそのままノヴァーラ県で
19歳から暮らしているシチリア出身の女性が話してくれてました。

そして7月16日のトリノ散策のブログでは、写真が前菜のみでしたが
この時、レストランでは、冬のメニューでもある赤ワイン煮込みもメニューに並んでいたので注文しました。

トリノのレストランで。牛肉をとろ火で赤ワインで煮込んだ柔らかいBrasato al Barolo

1

夏になったら、見ることが少なくなった私の好きな赤ワイン煮込みは、
モンフェラートのレストランでは、夏のメニューとして ピエモンテ牛(fassone)のバルサミコソースで
柔らかくしたグリルになっていました。

Filetto di fassone all'aceto balsamico

cena

この他に私の好きな湖水地帯のオステリアでは、
冬の季節にはサルシッチャの赤ワイン煮込み(Salsiccia al Barolo)が
初夏からは、野菜がたっぷりのキッシュがおつまみになっています。

今日は、帰宅後に夏野菜をいろいろとグリルして、美味しい白ワインと一緒に。

*******************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

トリノ散策

車窓からは、朝の光が作った淡い色彩のグラデーションと雲が
まるで中性ルネサンスの絵画の中の空のようです。
幸せな朝の時間が流れていて、1日が始まるのが楽しみになります。
通勤中の短い更新です。
*******************
昨日は、トリノで過ごしました。
いつもと逆の方向のトリノ行きの始発の高速道路バスに乗り、トリノ、ポルタ・スーザ駅に到着。
アポイントメントの時間までの約3時間弱 トリノの街をあるいてみたかったのです。

トリノは、ミラノの持つ空気とは違い、まるでイタリア統一の歴史を感じる独特な雰囲気に包まれ
アール・ヌーヴォーのせいか、歴史ある有名なカフェに入るとイタリアよりも
パリやウィーンのカフェで過ごした時間を思い出すのです。

ポルタ・スーザ駅から私は、王宮のあるカステッロ広場に向かって歩きました。
王宮、マダマ宮殿、エジプト博物館、モーレ・アントネッリアーナ、カステッロ広場、
サンカルロ広場などトリノの主な見所は、徒歩で散策できるのです。

IMG_7608 (2)


IMG_7616 (2)


IMG_7609 (2)


IMG_7625 (2)


IMG_7626 (2)

私は、再びポルタ・スーザ駅に戻り駅から近くのカフェに立ち寄りました。

駅前のカフェで


トリノでオリンピックが開催された2006年の冬、その約1年前から私は、何度かこのカフェに来ていて
落ち着く空間でした。地下鉄の工事が始まり、やがてオリンピック前に一部、開通した地下鉄の取材
ヘルメットを被って、見学した工事中の競技施設など当時の空気と風景を思い出すと
その後、トリノの街が観光地としての受け入れが整い、とても変わっていったことに気づきます。

初めてトリノに行った2005年、オリンピック競技場の位置を確認するために
市役所を訪れてもらった地図は、最初、一部手書きで白黒でコピーのものもありました。
ガイドブックなどの資料も少なくまだ観光地としてトリノが知られていなかったのです。

昨日、カステッロ広場を通過した時、観光インフォメーションセンターの前には、
Gran tour というカタログを手にした人々が開館前に人が並んでいました。

観光局の主催するツアーや催しの問い合わせだったようです。
このツアーは、トリノだけでなく、トリノ近郊のピエモンテの自然の溢れる地域、
そしてヴェルチェッリの芸術やオルタ湖といったトリノ県以外の地域もあり
ピエモンテの様々な魅力を紹介しているのです。

観光局の主催しているツアーのサイトです。
観光客が手にしていた赤いパンフレットのPDFは、こちらです。
イタリア語のものしか見つからなかったのですが、トリノのインフォメーションセンターでは、
英語やフランス語などでも対応していました。

**********************
会社のfacebookページと画像が重なってしまいますが、昨日、トリノでランチの前菜は
ピエモンテ料理のいろいろなのでこちらでも紹介します。
バニェット・ヴェルデ(Bagnetto verde)がかかった牛タン、そしてアンチョビもあります。
capunet(カプネット:茹でた縮緬キャベツに詰め物がしてある)

Misto tipico caldo e freddo

antipasto


**********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

Pancia di Mailale al forno

バスの車窓から。朝日と水田風景

20140711_063148

朝の気温は12℃でひんやりとした空気で、通勤客は、みんなジャケットなどの長袖姿。
私は、朝、ドアの近くの椅子の上にカーディガンを置いたまま、慌てて出発してしまい寒いです。。。
きっとミラノに到着すれば、気温が少し高くなるでしょう。

通勤中の短い更新です。
******************************
バローロのワイナリーの帰りにランゲ地方のレストランで夏のランチ。

冬は、ピエモンテ牛の赤ワイン煮込みが本日のメニューに並んでいるのでいつも選ぶのですが
夏のメニューでは、お肉をシンプルにグリルしたもの選んでいます。グラスワイン、グリッシーニ、パン。

この日は、豚肉のオーブン焼きにしました。
Pancia di Mailale al forno

1

お肉も野菜も素材が美味しいのでシンプルなこんなお料理がとても美味しい。

豚肉のグリルは、ノヴァーラ県の小さな町のレストランでもよく注文します。
近所のそのレストランでは、素材は、すべて地元のものを使っていて野菜もとても美味しく
そして何よりも、ノヴァーラのサラミの産地で、養豚農家があり、豚肉がとても美味しいから。

******************************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

La Nocciola Piemonte(ピエモンテのへーゼルナッツ)

へーゼルナッツの緑が眩しい午後の写真。

3

バローロなどのワイン産地が近づくと、ポプラなどの植林の他に、へーゼルナッツ畑が見えてきます。
*ピエモンテは、へーゼルナッツの産地で、収穫は夏の終わりです。
へーゼルナッツ畑を持っているワイナリーでは、ブドウの前にへーゼルナッツの収穫になります。

トリノを代表するへーゼルナッツのチョコレート ジャンドゥイア(Gianduia)や
そしてアルバにある本社フェレロ社のヘーゼルナッツペーストをベースにした
チョコレートの甘いスプレッドのヌテッラ(Nutella)が有名でどちらもピエモンテを代表するものです。

ロエロにある友人パオロのワイナリーでは、収穫したへーゼルナッツは
これらのお菓子の大手会社に、販売して運ばれていきます。

私は、モンフェラートに行くと、まだ日の高い夕方に丘の上から眺めのいい場所にあるテラスで
透明感を持った赤ワイン グリニョリーノ・ダスティを食前酒をへーゼルナッツを食べることもあるのですが、
収穫後の早い時期で季節によっては、ローストしないで生の実を砕いて食べるのも楽しみのひとつです。

モンフェラートの知り合いのアグリツーリズモでは、へーゼルナッツ畑の他に
ワイナリー、その他、小麦、野菜、果樹園を親戚一同で経営している農家もあります。

今日は、そのモンフェラートの丘の上での夕食のピエモンテ料理を紹介。
*******************************
ワインは、目の前のブドウ畑から バルベーラ・ダスティ  Barbera d'Asti
モンフェラート地方の小麦を使った地元のグリッシーニ、パン

数々の前菜から選んだのは、ピエモンテ産のピーマン(パプリカ)を火を通して柔らかくした上に
Bagna cauda(バーニャカウダ :アンチョビ、にんにく、オリーブオイルを使ったソース)

1

そして次にレストランのすぐ近くの丘の牛舎のピエモンテ牛(Fassone)のタリアータ

2


*******************************
ここまで書いたらもうミラノに到着しそうです。
ミラノ郊外のロー(Rho)市にさしかかると、
高速道路からミラノ国際博覧会の会場地の工事現場が見えてきます。

4

7月に入ったので、バスターミナルには、
ジェノヴァ経由ニース行きの高速バスが停まっていることでしょう。

それでは、行って来ます。
皆さんも良い1日をお過ごし下さい。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ピエモンテの湖水地帯で(後半、北海道ワイン会のお知らせです。)

雲が多い朝ですが、アルプスの山の方面は、晴れていて、くっきりと見えています。
今日は、イブレア、そしてモンブランの方角の山々も見渡せて
信じてもらえないのですが、こんな日は、モンテローザの麓の街の建物も見えています。

通勤中の短い更新です。

********************
丘の上の教会前の広場から北イタリアの湖水地方にあるオルタ湖を眺める。
木々の間からオルタ湖に浮かぶサンジュリオ島に向かっていて、
水上ボートが湖面に綺麗なラインを描いています。

1 (1)

オルタ湖畔の街のスーパーで買い物、そしてお気に入りのジェラート屋さん。

3

スズキ科の淡水魚 Persico が泳いでいるのが見えます。

1 (2)

オルタ湖周辺のレストランには、湖の淡水魚ペルシコを使ったメニューがあります。
il filetto di pesce persico del lago d'Orta
黄金色に焼き上げたり、フライになっているところもあります。

ノヴァーラ県の郷土料理の農家レストランの特別な日のコースメニューに、
ピエモンテのお肉料理ばかりでなく湖水地帯の淡水魚を使ったお料理もあります。
このレストランのお料理を作るマリアのペルシコを使った得意料理は、
I filetti di pesce persico in carpione

これは、塩、胡椒をふったお魚のフィレをオリーブオイルでフライパンで焼いてから
玉ねぎやパセリ、農場の細い野生のセロリ、香草(dragoncello :エストラゴン 、ローリエの葉を使って、
ノヴァーラ県の白ワインとゲンメのワインヴィネガーでマリネにします。

マリアさんは、ここでレシピ通りの白ワインヴィネガーでなく
赤ワインヴィネガーを使って、うっすらとルビー色にお魚を染めるのです。

********************
北海道のワイン会のお知らせです。
2014年6月3日(火)
ラ・ペコラ(La Pecora)さん 
滝川市本町1丁目4番11号

こちらは、すでにオーナーシェフの河内さんの方で集客していらっしゃいますが
若干、お席があると思うので、直接、お問い合わせ下さい。Tel 0125-24-7856

2014年6月5日(木)
CANTINETTA SALUS/カンティネッタサリュさん
札幌市中央区南3条西3丁目2~2
G DINING SAPPORO 1F
Tel 011-222-9003
時間 18:30〜21:00
会費 5000円

*現在、まだ打ち合わせの段階ですが
ピエモンテのワインに合わせた軽いお料理ということで日程と会費が先に決まりました。
ワイン会の定員が決まっていますので、ご希望の方は、どうかご予約をお願いします。

翌日、6月6日は、福岡のフレンチレストランでコース料理、
次の日の7日は、果樹園レストランでランチタイムにカジュアルなワインティスティングの予定で、
現在、料金の打ち合わせ中です。また後日、お知らせいたします。

2日にイタリアからドイツ経由で日本に到着後、翌朝東京から札幌、そして札幌から福岡と
空の旅が続き、とても楽しみです。
3日から5日にかけて滝川、岩見沢、札幌といろいろなワインバーやレストランさんに行っているので
もしどこかで見かけたら、声をかけてください。

**********************
blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ジャズとワインとアニョロッティ

モンフェラートでジャズを聴きながらワイン。

IMG_7040

透明感を持ったルビー色のモンフェラート地方の品種グリニョリーノ100%の赤ワイン
グリニョリーノ・ダスティ (Grignolino d’Asti)を飲んでいて、運ばれてきたお料理は

アニョロッティ(ピエモンテの伝統的な詰め物入りパスタ)
私の中では、Agnolotti Alla Piemontese (ピエモンテ風)というよりは、
これは、Agnolotti alla monferrina(モンフェラート風)です。

IMG_7050

食べてみて優しい味が口の中に広がり、すぐのあのアニョロッティだと気づく。
近くのお惣菜屋さんの手作りで、このパスタは、ピエモンテの多くの地域にあるパスタであるけれど
これは、モンフェラート風だと言っていたオリーブ農家のヴァレンティーノさんの言葉を思い出す。

確かお惣菜屋さんを訪れた時、地元のご夫婦が予約していたアニョロッティと
フリッタータ(イタリア風のオムレツ)を受け取りに来ていていた時

"今までずっと家でこのメニューを作っていたけれど高齢になって体力的に難しくなってね・・・。
でもここのアニョロッティもフリッタータもずっと昔からの伝統的な味で大満足なの。
今では、毎週、買うようにしているのよ。あなたも食べてごらんなさいよ。
きっとこの地方の味がわかるわ。"と話していました。

以前のブログ(2012年5月10日)にこのお惣菜屋さんが登場しています。
ピエモンテのお惣菜屋さん

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

アグリツーリズモの復活祭(Pasqua)のメニュー

昨夜22時過ぎから復活祭を前に教会のミサで神父さんの声が聞こえてきました。
窓から教会を見ると、ステンドグラスが明るく輝いていました。

その後、深夜から強い雨と風、そしてまだ今も雨が続いています。
復活祭の休暇期間でその準備で、教会周辺では、人々が行き来しています。

町の神父さんは、すぐ近くに住んでいて、隣町のスーパーのレジで並んでいる時にあったり
町のバールで会うことも多く、神父さんの衣装のこともあれば
先日は、近所のバールにジャンパー姿で現れました。

昨日、帰宅してまだ日が高い明るい夕方、復活祭の準備をしていた教会の中庭を散策しました。

ここには、ピエモンテ州、ノヴァーラ県、そして町役場によって
昔のこの地方の様々な農耕具が保存されています。

3

教会に続く庭の敷地である昔の農耕具
この写真は、2008年9月28日のブログの写真です。 
以前のブログは、こちら。 http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51123924.html

19d484f2


***************************
今日から雨の日が多い予報で、水を含んだ粘土質の重い土壌では、トラクターが入れないので
様子を見ている稲作農家も多いことでしょう、

稲作農家友達のグイードは、自宅の書斎で稲作についての研究の書類、本を読んでいることでしょう。
その書斎は、膨大は資料、本があり、まるで大学の研究室のようなのです。

一方、経営している農家レストラン(アグリツーリズモ)では復活祭のお料理メニューがあり
奥さんのマリアさんが今頃、その準備を始めているかもしれません。
毎年、60名近くが予約しています。

私は、少し前に、そのマリアさんの明日のお料理の試作品を食べにいきました。

復活祭(Pasqua)のメニュー

前菜
野菜のグリル
モンフェラート風ピエモンテ牛ファッソーネ 
Bella Elenaのサラダ
* 自家製のマヨネーズ、ゆで卵、ビート、農場のセロリをはじめとしたお野菜のでサラダのようです。

カタクチイワシ(アンチョビ)のマリネ

プリモ(1番目の前菜に続くお料理、パスタリゾットなど)
カルナローリ米のアスパラガスのリゾット
農場のルッコラペーストに小エビの入ったソースのショートパスタ

試作時のパスタ。明日は、これに小エビが入るようです。

shisaku

セコンド(メイン)
子羊の骨付きロース 香草(dragoncello :エストラゴン)風味

牛のヒレ肉のソテーと新鮮なキウィ添え 
*最初は、牛肉の赤ワイン(ノヴァーラ県のネッビオーロ)煮込みとどちらにしようか迷っていたようですが
春らしく変更したようです。

デザート
パスクワのお菓子 コロンバ
*クリスマスに食べるパネットーネと似ている生地ですが鳩(コロンバ)の形をしています。

マリアの特製のデザート

カフェ

ミネラルウォーターと食前酒のスプマンテとデザートと一緒に提供されるモスカート・ダスティ付きで
おひとりあたり35ユーロ
ワインは、別注文になっていて、地元のワインがたくさんありますと書かれています。

メニューを写真に撮りました。

menu

そして明日、このメニューをひとりですべてお料理するマリアさん。
最初に出会ったのは、2006年、長くずっと楽しい時間やお話をありがとう。

マリア

***********************

昨日 金曜日のミラノからの帰りのバスでは、みんなバス降車時に
"Buona Pasqua!"と運転手のアントニオさんに復活祭の前の挨拶が次々に聞こえてきました。

それでは、皆様もどうか良い週末をお過ごしください。
Buona Pasqua!

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

お豆のスープ(Zuppa di fagioli borlotti)

稲作農家の友達、グイードの知り合いでノヴァーラ県の農業課の研究室に勤務する
農学博士を訪問した帰り道、ノヴァーラの中心地を散策しました。

ゲンメ出身の建築家 Alessandro Antonelliの設計
高さ121mのクーポラを持つ サン・ガウデンツィオの聖堂
Basilica di San Gaudenzio 

1

ノヴァーラ県の庁舎から近くのオステリアで選んだランチは、
お豆のスープ(Zuppa di fagioli borlotti)。

栄養がたっぷりで素朴な田舎料理で、好きなメニューのひとつです。
これとパン、グリッシーニで美味しいお昼のひとときです。

ランチ


***********************
先日同じメニューをノヴァーラ県、そしてヴェルチェッリ県の病院で試食の機会がありました。
レストランとは、また違った美味しさがありました。

塩分など控えられていますが、とても美味しく胃に優しい。
入院患者さんだけでなく、調理スタッフもそして先生、病院職員も食堂で
毎日味わっているそんなお料理を作っているキッチンです。

ここで、毎日、病院に運ばれていく朝食、昼食、夕食が作られています。
昼食が各病院に運ばれる準備が終わると、すぐに夕食作りがスタートします。

4


6

私は、同じところで作ったものを病院の食堂でいただきました。
お豆とお野菜のスープに柔らかく煮たお米を添えて。

*お米の品種:Arborio ヴェルチェッリ県に品種と同じ地名があり、同じくヴェルチェッリ県の
ワイン産地 ガッティナーラ、ノヴァーラ県ゲンメから近郊の町です。)

5


blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

タプロン(Tapulon )を作る場合には

まだ朝の運転では、手袋が必要で、早朝2℃、日中は、18℃以上になる日もあります。
午後は、車の窓を開けて爽やかな春の風に吹かれながら田園風景の中、帰ってきます。

もうすでに、家の中に蚊が飛んでいました。
ノヴァーラ県の稲作地域は、これから水田の季節になると、蚊が多くて大変です。。。

通勤中の短い更新です。
*******************
古いボトルが並んでいるのは、ノヴァーラ県のワイン産地 Colline Novaresi
この地域は、古くから北部にある湖水地帯、マッジョーレ湖とオルタ湖を守るように
昔、城壁のあった大きな町があります。
BRIONA, FARA,BARENGO,SIZZANO,GHEMME,CAVAGLIO,MEZZOMERICO,SUNO,
BOGOGNO,ROMAGNANO,BOCA

DOC,DOCGのワインを生産しているのは、わずか26のワイナリーですが
もちろん、ハウスワインを造っているところもいれると、もっとたくさんのワイナリーがあることでしょう。

fara

先日のブログでオルタ湖のサンジュリオ島から帰りに巡礼者の一行が辿り着いたと言われる
ボルゴマネーロの街でのお料理について書きました。

このように昔の大きな街道だったところが、ワイン産地にもあり
中世には、馬車でフランスに行き来していた人々がよく立ち寄って宿泊してワインを買って
馬車に積んでいったと、小さなワイン博物館で教えてもらったことがあります。

先日のお料理、タプロン(Tapulon )は、この地方の赤ワインを使ったお料理でした。

実際には、なかなかロバの肉がないので牛肉や仔牛肉で作ることもあるようです。
日本からお肉の味は、羊とかに近いのですかと質問されたのですが、
ロバのお肉は、とても優しい味で仔牛肉に近い感じでしょうか。

教えてもらった材料は、ロバ肉ですが、日本なら仔牛肉か牛肉を細かく包丁で刻む(ひき肉でも)。
*ノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコ(ボルゴマネーロ出身)によると、
よく家では、牛肉で簡単にタプロンを作るよとのこと。

野菜のブロード、ローリエの葉、バター、オリーブオイル
丁子、パンチェッタを細かく刻んだもの、胡椒、塩、赤ワイン

ポレンタやジャガイモのピューレなど一緒にしたら、きっとピエモンテ北部の家庭の味になることでしょう。

金曜日の今日は、ノヴァーラのワイナリーに立ち寄って、夕方は、近所のカフェでアペリティーボです。
そしてボルゴマネーロの病院の関係の仕事の勉強も。素敵な1日になりそうです。

どうか良い週末をお過ごし下さい。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

たまには、レストランでひとりランチ。

暖かくコートを脱いで、車の窓を全開して田園風景の中を帰ってきました。
菜の花も咲き始めています。

今日は、仕事に関わる勉強と取材をかねて、ノヴァーラの衛生局の秘書の方、お医者さんに
付き添ってもらいノヴァーラ県の湖水地帯の近くの街にある病院などの医療施設を訪れました。

今は、カフェタイムで自宅に戻り、メールのチェックをしてからワインの仕事があるので
その前の自宅から短い更新です。
**********************************
ここは、老人療養施設のキッチン。
ランチの準備が始まろうとしていました。すでにブロードのとても良い香りが室内にいっぱいです。

*病院や医療施設では、写真が撮れないので、スマートフォンに残っているのは、わずかな写真のみ。

20140312_102547 (2)

そしてロビーの掲示板に本日ののランチ、そして隣にディナーメニューがありました。
見ると、パスタやリゾットなどのプリモ(最初のお皿)、そしてお肉やお魚などのメインと
選べるようになっています。
「お料理は、プリモやメインが選べるのですね。」と聞いてみると

「本当は、前の日に予約で選んでおいてもらって、それぞれのお料理をお部屋に運ぶ方が
無駄もなくとてもいいのだけれど、このロビー階の食堂まで来れる人もいて、
そうすると他の人が食べているお料理を見て
”私は、お魚の方が良かった。” ”私は、トマトソースを選んだ覚えがない・・・。”などと言いだして
大混乱になってしまったの。それ以来、オーダーを前日に選んでもらうようなことをしていないのよ。」と
笑いながら説明してくれました。

そして、「ねっ。お年寄りの方がそう言いだして、大変な状況、目に浮かぶでしょう。」と
案内をしてくれた女性は、とても明るく素敵な笑顔でした。

20140312_103237 (2)

老人療養施設の本日のランチメニュー
最初のお皿
トマトのリゾット
またはパスタ イン ビアンコ 
(柔らかく茹でただけのパスタで病人食で多いです。オリーブオイルやチーズなどと)
または、パスティーナ (スープ用の小さなパスタです。スープで柔らかくして提供されるのでしょう。)

メイン
七面鳥のロースト または、養殖のニジマスの切り身をこんがりと焼いたお料理

付け合せ
ニンジンのバターグラッセ
ジャガイモのピューレ、グリーンミックスサラダ

果物
季節の果物
フルーツヨーグルト

デザート
プリン
カフェ

老人療養施設内には、教会もついていました。
朝食から夕食までメニューは、病院が作成して、施設内のキッチンで作られています。

***************************
近くの病院の事務室に戻ると、”同じメニューでよかったら食べていきますか?”と聞かれたのですが、
この日、どうしても食べたかったお料理があったので
帰りに、久しぶりに街の中のレストランでひとりランチです。

ノヴァーラ県のロバ肉を使った郷土料理
(Tapulon :ロバ肉を細かく挽肉にして赤ワインで煮込んだもの)
とポレンタ、ズッキーニ添えとパン

20140312_122725 (2)

*このお料理の由来、詳しい説明は、以前のブログにあります。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51958333.html
そう、私は、ノヴァーラ県のゲンメよりも少し北にあるボルゴマネーロの街の病院に行っていたので
郷土料理タプロンを帰りに食べたかったのです。
次回は、もちろん病院で患者さんと同じメニューのランチの予定。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

カーニバルでトリッパのスープ

郵便局に掲示されていたお知らせに、”カーニバル期間で町のスポーツ施設のある広場で
16時からトリッパ(trippa:牛の胃袋の煮込み料理)のスープを用意しています。”とありました。

お知らせは、町役場、教会前の掲示板、郵便局、バール、
そしてたばこや新聞、雑誌などを販売するタバッキの入り口に掲示されます。
トリッパがバールで話題になったりして、とても楽しみにしていました。

今までに何度かブログで紹介したASSOCIAZIONE NAZIONALE ALPINI(アルプス山岳歩兵隊)の
男性たちが野外料理を伴う町の行事をいつも企画しています。

その会場に向かってみました。この日は、ゲンメの街では、有名なファジョラータ(お豆の煮込み)を
配る日で、その規模は、私の小さな町とはあまりにも違うのですが
知っている町の人々と顔を合わせて楽しかったです。
*以前のブログにゲンメのカーニバルでファジョラータの日の写真があります。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/51869048.html

********************
トリッパが配られる16時前、ASSOCIAZIONE NAZIONALE ALPINI(アルプス山岳歩兵隊)の
男性たちが次々に準備していました。

20140302_155501


トリッパのスープのお鍋と別の大きなお鍋でボイルしたノヴァーラ風サラミが用意されていて
ゲンメのお豆の煮込みと似ていて、そこにトリッパが入っています。

スープの材料は、ノヴァーラ風リゾットのパニッシャで使われるものに似ていています。
パニッシャとの違いは、ノヴァーラ風サラミを細かくして赤ワインとオリーブオイル、ラードで炒めないで、
丸ごとボイルしたものを入れます。この地元ならではのトリッパのスープです。

20140302_155636 (2)


20140302_155837 (2)

お鍋に最初、ボイルしたノヴァーラ風サラミを2本ずつ入れてくれて、その上から
お豆、お野菜、トリッパで煮込んだスープを入れてくれます。

20140302_160145 (2)

私もお鍋を持って並びました。
最初にピエロが2本のボイルしたノヴァーラ風サラミを入れてくれて
マウロがトリッパやお豆お野菜をすくって入れて熱いスープを付けたしてくれます。

20140302_161149 (2)


20140302_161133 (2)

来週の3月9日の日曜日は、子供たちのカーニバルが行われます。
バールでのお知らせ。
20140302_164945


今朝も出発前の明け方の時間に、温かいトリッパのスープとパンの美味しい朝食でした。
ミラノに着いたら、オフィスの仕事前にカフェとチョコレートクッキーの時間が待っています。
それでは行ってきます。

20140303_060951


月曜日 充実した1日にしたいです。
良い一日をお過ごしください。
Buona giornata!

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

朝の色彩(moon white)

出発時は、氷点下1℃。日中は、晴れて10℃位になる予報です。
いつもミラノ郊外の地下鉄の駅にあるバスターミナルに到着するまで真っ暗だったのが
ノヴァーラを通過する頃には、地平線が次第に明るい色になり日の出の時間が早くなりました。

今、通過中のロンバルディア州の街は、空の色が反射して淡い桃色の霧で覆われています。

通勤中の短い更新です。
*******************

ここは、ロエロにあるワイナリー DEMARIEのブドウ畑周辺の果樹園の朝。
ワインだけでなく様々な農業が行われ、森も残る、そんな賑やかな丘陵地帯。

1

月のような美しい白色が春が近づいた冬の霧の朝の色だと思うようになったのは
ピエモンテの農業地域で暮らすようになってからのことです。

このピエモンテ料理は、まだ少し寒いこの時期が美味しいでしょうか。
ある日のランチは、牛肉を赤ワイン ネッビオーロでたっぷり漬け込んで煮た
ブラザート・アル・ネッビオーロ(Brasato al Nebbiolo)と野菜のグリル。

お料理

赤ワイン煮込みには、野菜や香草を入れて煮込みます。
美味しいピエモンテ牛が一番で、隣町にある専門のお肉屋さんに買って美味しく作りたいお料理。
写真は、ランチでレストランに入った時のものですが、これは家庭で簡単にできる
美味しいピエモンテ料理です。レシピは、その一例で、少しトマトソースが入っても美味しいです。

1kgの煮込み用のピエモンテ牛に対して野菜のみじん切り、香草を使って煮込みます。
人参 4本(イタリアの人参はやや小さいです。日本のサイズだったら2本でしょうか。)
玉ねぎ 1個
セロリ1本*できたら細くて香りが高いものがいいです。
ローズマリー2本
丁子、ローリエ1枚、タイム
塩、胡椒
オリーブオイル、赤ワイン(ネッビオーロ *ステンレスタンク、または大樽熟成のワイン。
フランス産小樽(バリック)は、樽の香りがお料理にも移ってしまうので。)


野菜のグリルは、素焼きにオリーブオイル、塩、胡椒

********************
もうミラノに到着です。
リュックの中には、昨日のブログのバールでオフィス用に買った小さなサイズの
ヘーゼルナッツ入りの板チョコ。りんごジュース。クッキー。お茶の水筒。
そしてカフェ用のデミタスカップ。
まるで毎日、遠足みたいな持ち物でしょうか。

それでは、行ってきます。
皆さんもどうか良い一日をお過ごしください。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

雨に霞むアルバの街

車の窓の氷を削って出発。氷点下2℃。
昨年よりも暖かく、あまりピエモンテの冬らしい天候ではないけれど
風邪をひいてしまった。一昨日の帰り道に、バスの中で
鼻をクシュクシュさせていたシモーナと別れ際に、"また明日!"と言うと
"仕事に行ける状態だったらね。"とシモーナが鼻をかみながら答えました。

昨日は、私の方こそ休んでしまいました。今朝のバスにシモーナの姿はなく、今日はお休みなのでしょう。

暖房の音がする暖かい車内は、真っ暗で非常灯の青い小さな灯りが所々あるだけで
このスマートフォンの液晶画面が周囲を明るく照らしています。

もう少しの期間、こんな冬の朝の時間を楽しみたい。
通勤中の短い更新です。
********************
雨に霞むアルバの街。

6

バルバレスコ近郊のレストランで。
ひよこ豆のクリームソースとポークのグリル。

5

昨日は、ラベルのないバローロ2010になる予定のワインを試飲。

ちょうど3月1日に出荷開始になるワインが重なり、新しく入荷するワインの本数や
倉庫のスペースなど考えたりといろいろと動きのある毎日で
帰宅後にバローロ2009と比較してゆっくり試飲予定。

もうすぐミラノです。地平線が少しずつ淡いオレンジ色のラインを描き始めました。
今日は、きっと晴れるのでしょう。
今週は、土曜日の夕方過ぎまでミラノで仕事が続きます。
それでは、行ってきます。どうか風邪に気をつけて良い一日を。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

カーニバルのお菓子とカフェで過ごす土曜日

カーニバルが近づくとお菓子屋さんには、カーニバルのお菓子
(フリッテレ:frittelleやキアッキェレchiacchiere)が並びます。

ゲンメのお菓子屋さんにも行く予定ですが、この日は、ロエロのワイン産地
カナーレの街のお菓子屋さんで購入。

1

今朝は、このカーニバルのお菓子(クリーム入った小さなドーナツ:フリッテレ)とカフェの朝食でした。

週末なので、ノヴァーラ県の郷土料理でもあるお豆のスープをたくさん作りました。

*fagioli(ファジョーリ:インゲン豆の一種)やレバーの入ったノヴァーラのサラミ
Fideghina (フィディギーナ)、キャベツや玉ねぎ、にんじん、
チコリの種類のイタリア野菜 カタローニャ(Catalogna)
トマトソース、オリーブオイル、塩、ローリエの葉など

ランチは、小なべにお米、赤ワイン(今日は、モンフェラート地方のバルベーラ)、オリーブオイル
紫玉ねぎのみじん切り、ノヴァーラのサラミをひとかけ炒めて、煮えて熱くなった
このお豆のスープを使ってノヴァーラ風リゾット パニッシャ(Paniscia)に。

野菜とお豆を煮込んでいて稲作地域の農民の田舎料理で華やかではないですが
優しい味わいで、冬の休日に美味しく嬉しい。いつも以上に時間がゆっくりです。
野菜スープをたくさん作ったので、明日は、リゾットにしないでお豆スープだけで。

20140208_084505

*************************
先日、訪問したロエロのワイナリーで試飲した
スプマンテ ロエロ アルネイス / ROERO ARNEIS 
Metodo classico DOCG 2010  FOR YOU  
ブドウの品種:アルネイス100% 

2

最初、ピエモンテの品種アルネイスを使って、フランスのシャンパーニュ地方と同じく
伝統的な瓶内2次発酵方式、メトド・クラシコのスプマンテを造りたいと願って
プロデュースしたのは、リキュールなどの添加をしないでシンプルに醸造してもらった2008で
売れ残って全部買い取るか・・・と心配していたけれどすべて終了しました。
これは、その後、ワイナリーで人気のワインとなりアメリカや北欧などにも多く輸出されていきました。

私の手から離れてひとつの商品としてすでに歩んでいて2010は若干リキュール添加で
口あたりが優しくなります。和食にも合うスプマンテ。
すでにマルペンサ空港に貨物が送られて、日本に行く準備をしています。
*************************
週末で、冷蔵庫の中はお野菜でいっぱいです。
まだ16時前ですが、曇りと雨で窓の外は、グレーの景色。ねこが眠る静かな土曜日の夕方。

今晩は、野菜とお豆のスープと温野菜、ワイン、チーズで
春になる前の冬の長い夜の静かな週末をゆっくり過ごしたいです。

日本は雪で寒いと聞きました。どうか暖かくして良い週末を。

blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。

ランチは、仔牛の脛肉(Stinco di vitello)

昨日は、久しぶりに晴れて、出会った人々との挨拶では皆、空を見上げて
"やっと晴れたね。"と嬉しそうな表情でした。
バローロもバルバレスコ周辺も日陰になった道路脇には、雪が所々残っていました。

*********************
ワイン産地でのランチは、柔らかな仔牛の脛肉(Stinco di vitello)

20140206_140455 (2)

暖かく穏やかな冬で、いつの間にか、バローロのワイナリーの庭にある植木が芽吹き
ワイナリーの家族も"この時期にこんなことは、ないのに。"と驚いた様子でした。

ワイナリーの冬の剪定作業と剪定を終えた枝を巻きつける作業が、ワイン造りの中で最も重要だと
ワイナリーのお母さんのジュゼッピーナさんが語りました。

バローロのブルナーテの畑の中にある廃墟となった農家の建物の農家はジュゼッピーナさんの生家であり
幼い頃からこの畑で暮らし、家族の農作業とワインの醸造をする仕事を見てきていて
美味しいワインは、素晴らしいブドウからで、春の前のこの剪定作業ですべてが決まると言い
私のグラスにバローロ ブルナーテ2009を注いでくれました。

そしてジュゼッピーナさんのご主人であり、ワイナリーのオーナーであるフランチェスコさんの出身も
バローロの生産地域であり、ブルナーテの他に別の畑からのバローロも造りました。

*バローロの生産地域は、 Barolo, Castiglione Falletto ,Serralunga d'Alba La Morra,
Monforte d'Alba,Roddi, Verduno, Cherasco, Diano d'Alba,
Novello, Grinzane Cavour の11の地域で
フランチェスコさんは、出身地Cherascoにも小さな畑があり、その土地のバローロも誕生します。

まだラベルの貼られていない2010のワインに違った味わいを楽しむ。
ラベルのデザインは、まだ決まっていないけれど鳩のデザインは必ず使うと話していました。

それは、フランチェスコさんのお父さんのお父さんが第2次世界大戦で捕虜となって
開放されることになった時、一羽の白い鳩が見えたと語っていて
自由で平和であり、幸せな意味で、ラベルにはずっと鳩が入っているのです。

2


フランチェスコさん 

1


*********************
その後、夜から再び雨となり、ノヴァーラ県の自宅に帰ってくると
家の前で雨宿りをして待っていた2匹のねこが、喜んで家に入って
それぞれのお気に入りの箱に入って、やがて丸くなって眠りました。


blogランキング
に参加しています。
どうかクリックして応援して下さい。
Profile
写真 文章の著作権は
RIE OKUYAMA、Wine・Art Co.ltdにあります。
copyright(c) 2005-2017 
RIE OKUYAMA All rights reserved.


Archives
  • ライブドアブログ