北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の農業地域での暮らし。 アルトピエモンテ地方ノヴァーラ県、ゲンメのワイナリーの他、ランゲ地方バローロ、モンフェラート地方、海沿いのトスカーナ州マッサ・カッラーラ県のワイナリー、稲作、養豚、果樹園などイタリアの農業調査の仕事のこと、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃんとみーちゃん。

ピエモンテワインとワイナリー

雪とねことワイン

イタリアの家から写真と動画が届きました。
静かな雪の夜、深夜の教会。

casa

長く日本に滞在していたので、すっかり忘れていたことがあります。

ピエモンテ北部の冬の日々は、霧深く、日中でも太陽は白くぼんやり見えることもありました。

常に窓ガラスは、しっとりと濡れて、鮮やかな色彩を失い、一面がモノトーンで静寂な風景が広がり
室内で、深いルビー色のワインを楽しみ、リゾット用の野菜スープを煮込みながら
パソコンのキーボードをたたく音が響き、ねこの帰りを待っていました。

乾燥し冬晴れが続く東京の空の下、出張で向かった長野や名古屋で、
温かい信州そば、きしめんを立ち食いで楽しんだり、時には、素敵なオーセンティックバーで
ワインやバーボンを飲んだりと、そんな日本での日々が
イタリアに戻ったらなくなってしまうとばかり思っていましたが、

私には、温かいノヴァーラ風リゾットがある。
もし、うずら豆を一晩、たっぷりの水で戻したり、
リゾットのスープを煮込む3時間の時間がなかったとしても
ピエモンテ北部ノヴァーラ県の地場品種のワイン、ねこが待っています。

みーちゃんの様子が送られてきました。
雪の中のパトロールを終えて帰ってきたのでしょう。
冬でいつの間にか、ぷっくりと太っています。今回は、写真でなく動画になっています。



通いねこのみーちゃんは、冬は、いろいろなおうちで過ごしています。
特に隣の家に動物が好きなかわいいお姉さん アンナさんが来てからは、安心です。
アンナさんにねこに関連する日本のお土産を買って帰らなければ。

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このブログに何度も登場したノヴァーラ風リゾット"パニッシャ:Paniscia
作る人によってレシピがそれぞれあり、どの人も、それぞれ、自分の家で作るパニッシャが
一番美味しいと思っています。

ブログの記事では、その都度、紹介するパニッシャによって違ったレシピだったはずです。
ノエミちゃんのおばあちゃん、夏祭り会場、郷土料理レストラン、
稲作農場経営の友人ヴィクトリオの家、アグリツーリズモ・・・などいろいろと書いてきました。

縮緬キャベツ、ニンジン、セロリ、ポロネギなどの野菜(家庭によって異なる)と
牛の骨髄などを約3時間煮込んだブロードでリゾットの味のすべてが決まります。
そのスープには、たっぷりとうずら豆が入っています。

お米と玉ねぎのみじん切り、ノヴァーラのサラミ Salame della duja(サラメ デッラ ドゥーヤ)を
オリーブオイルで炒めて、赤ワインを入れたものに、ブロードを少しずつ入れて煮込んでいきます。

その赤ワインに品種バルベーラを使ったり、ゲンメ、ガッティナーラのようなネッビオーロ種の
偉大なワインを使うことがあり、様々なのですが

アントシアニン含有率が突出して高いヴェスポリーナは、美しい色に仕上がるので
北部 ゲンメ周辺の地域では、このパニッシャには、ネッビオーロよりもヴェスポリーナ
使われることが多いです。
そのアントシアニンの数値については、
過去のブログ(2014年1月5日)ネッビオーロのDNA調査にあります。

ところで、この地場品種のヴェスポリーナのワインですが
あまり知られていない品種であることと、黒コショウの香りでどこかアグレッシブに感じられ
どうしても人気のある品種は、ネッビオーロ、バルベーラになっています。

コッリーネ ノヴァレーゼ ヴェスポリーナ "ロンコ アル マーゾ" 
COLLINE NOVARESI VESPOLINA "RONCO AL MASO"2017


vespolina


ヴェスポリーナのオンラインショッピングのページは、こちら(よろしく。。。)
そういえば、ワイン会や試飲会でもこのワインは、ほとんど出品していませんでした。

ブログを書きながら、今、決めました。

来週開催の東京のワインパ―ティでは、今年の干支 イノシシをシンプルにローストしたものも
お出ししますと宮沢シェフから連絡がきていました。

すでに決めていたワインパーティ用の6種類のワインに追加して
このヴェスポリーナのワインも試飲できるようにします。


ワイナリーに飾られているゲンメ旧市街の写真。
きっと雪が降ったノヴァーラ県ゲンメは、このような光景なのでしょう。

inverno1



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シャンパンを飲みながら

気が付いたらもう1月の第1週が過ぎていこうとしています。
今月、そして2月の帰国日直前のそれぞれのワイン会で紹介するワインの構成を考えながら
ピエモンテでの日々の暮らしを思い浮かべました。

私の暮らす家は、確かにイタリア、ピエモンテ州北部のノヴァーラ県にあり
そして町の情景も、ワイナリーやブドウ畑、稲作地域の田園風景もすべてが
鮮やかに動きを持って生き生きと目の前に現れながらも
果たして私は、本当にそこに存在していたのだろうか、なんて考えてしまいます。

夜になれば窓から東京スカイツリーのライトアップが見え
東京駅丸の内口周辺を歩けば、通勤していたあのころの遠い過去の記憶が生き生きと蘇り
いつの間にか違和感なく日本での日々を送っています。

それがいつもイタリアに戻る機内で、特にロシア上空を過ぎたあたりで、
逆に東京での時間がまるで夢から覚めたように現実から離れていく感覚が訪れることでしょう。

飛行機の中で急に頭の中が切り替わっていく頃、機内でフランスワインを飲む。
それは、シャンパンであることも、白ワインであれば、アルザス地方のワインを選ぶことが多いのです。

私は、いつも日本のバーでシャンパンに出会う時、ほのかに暗い静かな機内の雰囲気を思い出します。
それは、イタリア、乗り継ぎのドイツ、ヨーロッパ大陸、ロシア上空、日本と
世界の空間を自由に行き来して、異国の空気を感じることのできる時間なのです。

写真は、今回の帰国で訪れた札幌のシャンパーニュ BARでSalon h サロン アッシュさん)

sapporo2

スペインの生ハム(Jamon serrano)も注文。

sapporo

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さて、まだ今日は、これから、まず3か所のワイン会(個人のお客様が主催している新年会を含む)の
ワインを決めなければなりません。
東京、大阪、名古屋といったシチュエーションでピエモンテの空気感や情景が皆さんに
生き生きと伝わるように。

そしてワイン会で皆さんとワインを飲みながら
ああ、やはり私は、ピエモンテで暮らしていたんだと確かな感覚を持つことができるでしょう。

写真は、一時帰国前に立ち寄ったピエモンテ州のワイナリ―で。

morra stefanino


barbera

バルベーラ ダルバ BARBERA D' ALBA DOC 2015 (Morra Stefanino)
ブドウ畑は、無農薬の2へクタ−ルのGranera(グラネーラ)、0.4へクタ−ルの
San Carlo(サンカルロ)の畑のブドウを合わせて使っているロエロ地方の
伝統的な醸造法のバルベーラのワイン。スラオヴォニア産の大樽で6か月熟成

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モンフェラート地方のワイナリーへ

週末は、2日間連続でピエモンテ州モンフェラート地方を訪問していました。
モンフェラート地方の小さなワイナリーに偶然の出会いがあり、交流ができて昨日の夕方、
自宅に帰る前に訪問しました。

一時帰国前で、この機会を逃したら、もうクリスマスを過ぎて来年になってしまうので
ここ数日間は、やり遂げたいことがいっぱいで、ピエモンテを走り回っています。

初めて訪れたモンフェラート地方の小さな町の集落。

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夕暮れのモンフェラート地方

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地下にあるワイナリーへ。

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この町で生産されているというサラミ2種類、ワイナリーのご家族の手造りの Cugna
(クーニャ:ワイナリーのバルベーラのブドウ果汁に花梨などの果物、ヘーゼルナッツなどを加えてジャムのように煮詰めたもの。)
と一緒に近郊の町のフレッシュなヤギのミルクのチーズが
用意されていました。

生産者のマッテオさん。先月、知り合った時、ほんの5分弱しか話をする時間がなかったのですが
その誠実で実直な印象だったので、機会があればワイナリーやブドウ畑を訪問したいと強く思っていました。

そしてワイナリーからのモンフェラート地方の丘陵地帯の眺めが想像していた以上に美しく
まだまだ私の知らない美しいピエモンテの小さな町や自然がたくさんあり、
それは、きっとこれからもこんな風に小さな発見がずっと続くことでしょう。

20181118_161925

GRIGNOLINO DEL MONFERRATO CASALESE
品種:Grignolino(グリニョリーノ)100%


20181118_163012

年間に合計8500本しか生産していない小さなワイナリーです。
ほぼすべて地元のモンフェラート地方で消費されるワインで
今までに海外に輸出したことがないとのことですが
醸造も丁寧で素晴らしく、後味もすっきりとして綺麗なので、
きっと日本で美味しく楽しめることでしょう。

これからその準備を進めてきます。

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こんな日は、ゲンメの赤ワインで過ごす。

長く降り続いた雨が止みました。ときおり、曇り空を通して弱い光が射す午後の時間です。
予報では、再び夜から静かな雨が降りそうです。

こんな日は、どこにも外出しないと決めて、今、集中しなければならないことに専念する。
仕事の終わりは、どこにも見えなくて進んでみると、さらに深い空洞が見えてくるのです。
自営業やフリーランスの方には、きっと同じような気持ちになる方も多いかもしれません。

ずっと私は、イタリア人には、決して理解できない心理だろうと思い込んでいました。
ある日、ゲンメのワイナリーのアントネッロに話してみると
”ああ。とても、よくわかるよ。それは、人生として当たり前のことさ。”

アントネッロは、クリスマスや復活祭の親戚との食事会や仕事関係でノヴァーラ、トリノなどに
仕方なくいく以外、いつもワイナリーの中、ゲンメのブドウ畑の丘で過ごす日々で
飛行機にも乗ったことがないと言いながら、ゲンメのワインを注ぎました。

”しかも人生には、どうしようもないことがずっとつきまとってくるものさ。”

*この時、アントネッロが注いでくれたワインは、市場出荷前のゲンメ2013。
現在、2011と2012の販売が開始になったところです。
2013は、早ければ来年1月か2月、または春には市場出荷となります。
2011に続き、とってもバランスが取れていて素晴らしかったので、次は2013の輸入にします。
(現在、私は、ゲンメ2011を販売中です。)
ゲンメ "キオーゾ デイ ポーミ" GHEMME DOCG" CHIOSO DEI POMI"  (ROVELLOTTI)
北部ピエモンテ(アルトピエモンテ地方)が誇る偉大なワイン。
スイス産オ−ク材大樽で約 3 年間熟成後、瓶内で1年以上の熟成後、市場に出荷されます。
ブドウの品種:ネッビオーロ 85~90%(2011、2013は、90%がネッビオーロ)ヴェスポリーナ10~15%

Ghemme2013

今日は、そんな秋のゲンメのブドウ畑と旧市街の写真の短い更新です。

ゲンメ

日本からの方と訪問した日には、偶然、モンフェラート地方に住む醸造家マリオさんが
訪れていたので、皆さんと一緒にスプマンテ メトド・クラシコ ドサージュ・ゼロ
METODO CLASSICO DOSAGGIO ZERO (エルバルーチェ100%)
を試飲

ゲンメ2


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今月下旬の一時帰国。帰国前は、きまって特有の何ともいえない感情に支配されていきます。
どこか寂しさやイタリアでの時間に取り残されるような焦りだったりです。

いつも機内でパソコンを閉じて、静かにワインを飲む時に、
ふいに、遠く離れていくイタリアでの風景が次々に目に浮かんできます。

それは、セージア川の石とノヴァーラ県の丘の土でできたレンガで造られた家が並ぶ町の風景だったり
霧の田園風景、教会前で待つねこだったり、静かな霧のブドウ畑、白鷲や黒トキ、
そしてゲンメの旧市街にあるワイナリーで1日を過ごしているアントネッロの姿だったりします。

ゲンメ4


こちらは、夕方が近づいています。
日本は深夜ですね。

私はこれから、アペリティーボで赤ワインの時間にしてから、引き続きパソコンの前です。
チーズとワインのセットの販売が開始になります。
これは、またお知らせします。

良い秋の日々をお過ごしください。

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「神の雫」のスプマンテ メトド・クラシコ ロゼ

札幌にある”チーズの店コンテ CONTE”さんが昨日のブログで
11月27日(火)に開催するOsteria Parco Fiera(オステリアパルコフィエラ)さんのワイン会の案内を
「神の雫」のスプマンテ!というタイトルでブログを書いて下さいました。
https://ameblo.jp/cheeseconte/entry-12416298189.html

スプマンテ メトド・クラシコ ロゼ Metodo Classico Rose:PAOLO AVEZZA パオロ・アヴェッツア
品種:ネッビオーロ100% 

日本時間では、今頃、在庫切れで急遽輸入したこのワインの貨物が軽井沢に到着しているころでしょう。
今月末の北海道のワイン会に向けて出荷することになっています。
また在庫切れで長くお待たせしてしまった個人のお客様にも到着後、すぐに発送いたします。

以前、このワイナリーにご一緒したお客様から、”「神の雫」の続編である「マリアージュ」の
最新単行本第11巻(2018/1/23刊行)にAvezzaのロゼ スプマンテ メトド・クラシコ
が掲載されていました。”というメールが届きました。

思い出せば、ちょうど一時帰国中に1本の電話を受け取りました。
すぐにスプマンテ メトド・クラシコ ロゼ 1本を送って欲しいということでした。

かなり急いでいらっしゃるようだったので、ご住所名がご自宅でなく事務所のようだったので
レストランさんなどのお店関係の方だったら、ちょうど一時帰国中だったので訪問して
ご試飲の感想をお聞きしようかなと思いました。

事務所名で検索すると、漫画関係のようだったのでおそらくロゼのスプマンテをプレゼントか
お友達とのワイン会ですぐに必要になったのだろうと思い、そのまま数日後に、私は、
イタリアに帰り、しばらくそのことを忘れていました。

その後、約1か月半後に、このワインだけ、または、他のワインと一緒でも必ずこのワインが
注文に含まれるようになり、ショッピングカートでご購入の初めてのお客様からメッセージ欄に
”神の雫”で見ました。”と書かれていました。

漫画家さんが、私が輸入するこの小さなワイナリーで手作業で造る瓶内2 次発酵のスプマンテを
紹介してくださってとっても感謝しています。
ありがとうござました。

このスプマンテは、瓶内 2 次醗酵を終えて、その役目を終えた瓶口に溜まった酵母を取り除く作業で
澱が集められた瓶の口をマイナス 25 度の水溶液で凍らせることなく、昔ながらのやり方で
そのままの状態で熟練した技で一瞬にして王冠を栓抜きで外しています。

今日は、このワイナリー、PAOLO AVEZZA パオロ・アヴェッツア周辺の秋の風景です。

アスティ県

ワイナリーを訪問する時は、たいていランチは、ピエモンテの前菜とグラスワインだけを気軽に
注文できるオステリアでの軽食にしています。
この日は、ピエモンテの伝統的な前菜の盛り合わせとグラスワイン
ヴィテッロトンナート(仔牛肉の薄切りのツナソース)
Vitello tonnato
antipasti

ピエモンテ料理で前菜でよく出てきます。 野菜の味の柔らかなスフォルマート。
この日は、ほうれん草でした。
豚肉、皮、脂身の腸詰め(コテッキーノ)
チーズのソースが添えられていました。

Flan agli spinaci con salsa al Castelmagno
Cotechino Piemontese
antipasti2

ワイナリーに到着。ワイナリーには、昔からの自然の洞窟があり、洞窟内に雨水を貯水して
菜園など農業に利用しています。

avezza

生産者パオロさん。

006


ワイナリー:PAOLO AVEZZA パオロ・アヴェッツア (ピエモンテ州アスティ地方 カネッリ)
写真右:スプマンテ メトド・クラシコ ロゼ Metodo Classico Rose(再入荷。発送開始しています。)
写真左:スプマンテ メトド・クラシコ アルタ・ランガ Metodo Classico ALTA LANGA DOCG 2013

avezza metodo classico


*11月27日(火)Osteria Parco Fiera(オステリアパルコフィエラ)さんのピエモンテナイトでは
予備席を使うことにしたので、まだ若干残席可能とのこと。
札幌の方、ぜひ、ご一緒にこのワインを楽しみましょう。

ワイン会の詳細は、10月30日のブログです。
http://blog.livedoor.jp/airone0219/archives/52102059.html


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ゲンメの古城の試飲会場から

ゲンメの旧市街にある古城(農民の避難所であった要塞)の空間にあるワイナリーで
食文化のジャーナリストさんたちがアルトピエモンテ地方のワインについて語り合うイベントに
ゲンメのワイナリーのアントネッロから招待してもらい、
素晴らしいひとときを過ごすことができました。

朝9時から午後16時半までの時間を過ごしていたので、すべての時間を紹介できないですが
昔の廃墟となっていた空間を改装してできた新しい試飲室でのテイスティング。
そしてみんなでランチが始まる前のアぺリティ−ボの様子の写真ばかりの更新です。

ゲンメの街の掲示板に、この日のポスターがありました。
”ワインのプロフェッショナルが集まり、アルトピエモンテ地方について語る”

この写真の窓枠は、ブドウの蔓が描かれています。
ピエモンテ対ロンバルディアの戦いが終わった1400年代に、農民の要塞の空間で
ワイン造りが行われるようになった時代に装飾されたもの。
*ピエモンテとフランス、そしてフランス語圏スイスを支配していたサヴォイア家と
ミラノを支配していたスフォルツァ家が和解した時期。

ゲンメのポスター

この日の試飲会場は、8月の終わりにブログで紹介した空間です。
ピエモンテ北部ゲンメの中世の建物の中にできる新しい試飲室

ゲンメ1

ドローンで撮影したゲンメのブドウ畑の丘のビデオ。
いつも見ていた風景が、モンテローザの雪山を背景に、あまりにも神秘的で驚きました。

このアルトピエモンテ地方ゲンメの丘は、真夏でも朝は10℃以下、
そして日中は、30℃と寒暖差がとても大きい地域です。
どんなに気温が高い年であっても、ブドウは、夜から明け方にかけて冷たい空気の中にあるので
まるでジャムのように煮詰まった状態になることなく、フレッシュな状態でいることができるのです。
冷涼な土地で酸度も高くなります。

ゲンメ3

そして食文化の評論家の方、ワイナリーのアントネッロ、お兄さんのパオロ、
そして醸造家の方たちがアルトピエモンテ地方のワインを語り、試飲の時間。

ゲンメ2


ゲンメ5 (2)

ゲンメ "キオーゾ デイ ポーミ" GHEMME DOCG" CHIOSO DEI POMI" 1999, 2001,2008,2010,2012
ブドウの品種:ネッビオーロ 85% ヴェスポリーナ 15%  
(1999、2001は、ゲンメのワインの法律の関係で、ネッビオーロ75%も可能だった時代で、
ヴェスポリーナの個性をアントネッロはだしたかったこともあり、
ネッビオーロ 75% ヴェスポリーナ 25% にしていました。)
バルデンリコ・パッシート VALDENRICO PASSITO
エルバルーチェのパッシートのワイン
収穫後 3 月まで木の箱に入れられ、旧市街にあるワイナリー内で乾燥させます。
ブドウの品種:エルバルーチェ 100%

ゲンメ5 (1)

試飲が終わると、すでに13時近く。
ランチ前に旧市街の空間で食前酒タイムに。
ワインの専門家の人たちと過ごすことができたとっても楽しい素敵なアペリティーボの時間で
私は、人生で、この日のことをずっと忘れないでいようと何度も思いました。

ゲンメ6



20180914_134605


ゲンメ8 (1)



ランチ前のアペリティーボ(食前酒:Aperitivo)
20180914_135409

スプマンテ メトド・クラシコ ドサージュ・ゼロ
METODO CLASSICO DOSAGGIO ZERO

ピエモンテ北部の品種 エルバルーチェのスプマンテです。
ブドウの品種:エルバルーチェ 100%

コッリーネ ノヴァレージ ビアンコ "イル クリッコーネ
COLLINE NOVARESE BIANCO DOC 2016 "IL CRICCONE"

ブドウの品種:エルバルーチェ 100%


このゲンメの旧市街のこの空間で、ジャーナリストさんたちと飲んだ同じワイン
実は、夏に日本のワイン会でも何度か登場しました。
もし、このワインが目の前にあったら、ぜひ、この旧市街の風景を思い浮かべてみてください。
ランチ前にみんなで食前酒にしていたこの瞬間を共有できたら、きっととっても楽しい。

*次回のワイン会は、11月、12月を予定しています。
北海道をはじめ、山形か福島、東京、名古屋や大阪、できたら広島や福岡でも。


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ところで、この後のランチですが、ベルギー人のジャーナリストの女性が
飲んでいたワインがなくなると、突然、ゲンメを1本別注文し、一緒に飲むことになりました。。。

20180914_145209

前半は、ランゲ地方に比べてアルトピエモンテ地方のワインは、販売が難しいなど
ワインビジネスに関する話題でディスカッションしていたのですが
ワインをたくさん飲んで絶好調になったようで、いつしか話題は、
彼女が世界で一番かわいいという愛犬の話題に(笑)
写真をみせてもらいましたが、本人にとっても似ている犬でした。

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BRAMATERRA(新しいワインを輸入するにあたって思うこと)

先日、訪問したピエモンテ州北部(アルトピエモンテ地方)ビエッラ県のワイナリーについての更新です。

私が暮らしているピエモンテ州北部(アルトピエモンテ地方)のワイン試飲会で
この地域のワイン全部を試飲して、何度か知り合って気になったところがありました。

それは、ビエッラ県で、私が現在、輸入しているピエモンテ州のお菓子、カネストレッリ ビエレーゼ
(ビエッラ県の伝統のお菓子でサクサクの薄いウエハースにチョコレートをサンドしたもの)

造っている小さなお菓子屋さんの隣町のワイナリーでした。

ワイナリーの名前を直訳すると赤い火山岩、確かにノヴァーラ県のブドウ畑と異なります。

20180905_101516

品種バルベーラ

barbera

そして偉大な品種ネッビオーロ

nebbiolo

無農薬の畑で、除草のためにトラクターが雑草を切って肥料にしていきます。
それでも、ノヴァーラ県の他の無農薬のワイナリーのように雑草が茂っていないのは
この除草を切断しているトラクターの背後の山にも見えるような赤い火山岩の土地だからです。

20180905_102429

ワイナリーのダヴィデさんが話してくれました。

ブドウの植樹時にも堆肥だけで水を与えていないこと、それによって、ブドウの樹は、自分で
生きて行くだけの力を持とうと、赤い土地、赤い火山岩のすき間に水を求めて根を伸ばしていくこと。

もし、最初に水を上げたら、ブドウは、ずっと水をあげないと育たなくなってしまう。
テロワール(土壌の特性)のためだけでなく、自分でこの土地を知って生きることを、覚えていくために
水をあげることはいっさいしない。

ノヴァーラ県の氷河からの土壌で白い固い石のすき間に根を伸ばすブドウ、そして一方でこの赤い土壌で
火山岩のすき間を水を求めているブドウに興味を持っていました。

*ブドウの根が地下を求めて伸びていく図は、先日のブログにあります。
ブドウの苗木の植樹とテロワール

下記の写真は、火山岩や花崗岩、片岩、斑レイ岩などの火成岩などの分布図です。
この地図で、上部に↑GHEMMEと赤字で書いて位置がわかるようにしてみました。
このブログによく登場するノヴァーラ県のワイン産地ゲンメのワイナリーや
スーノのワイナリーは、この図の上部に位置します。
(ゲンメ、スーノなどノヴァーラの小高い丘はモンテローザの氷河の影響で形成)

一方、ノヴァーラ県ゲンメから、セージア川を隔てたすぐ近くのヴェルチェッリ県の
ワイン産地Gattinara(右に赤く〇をつけた)は、火山岩の地質です。
(薄い茶色の部分が火山岩の地質です、)

ゲンメの地域のネッビオーロに比べると、ガッティナーラのネッビオーロは、
比較的タンニンが柔らかなのが特徴です。
ビエッラ県のこのワイナリーのブドウ畑のだいたいの位置に赤く●←をつけてみました。
同じく火山岩となっています。

rocce vulcaniche
この地域の火山に関係する地質学の本の図から
l'incredibile storia del supervulcano del Sesia(Silvano Sinigoi)


試飲したワインは、この他にスプマンテでピエモンテ州のシャルドネ100%のメトド・クラシコを含め、
ネッビオーロのロゼなどこのワイナリーのすべてのワインを試飲していますが、
紹介したいのはこの火山岩の地質で造られる赤ワインです。

COSTE DELLA SESIA Rosso DOC "GALLIANO"2014
(Nebbiolo 60% Barbera 15% Croatina 35% )
BRAMATERRA DOC 2013 (Nebbiolo 80%,Vespolina 15%, Croatina 5%)
BRAMATERRA RISERVA2012(Nebbiolo 80%,Vespolina 15%, Croatina 5%)

bramaterra

BRAMATERRA RISERVAに関しては、年内、クリスマスまでに日本に入荷予定。

いつも考えていることがあります。
よく、日本帰国時に”ワイン商のRIEさんが来日”とワイン会の案内に書いていただいていて
私がワインビジネスとして生きていることに気が付くことがあります。

確かに、私は、小さなワイナリーなどのイタリア食材の輸入業者の立場なのですが
暮らしいているアルトピエモンテ地方に関しては、そうでなくてもトスカーナ州のカッラーラの
ワイナリーも含めて、ビジネスでなくイタリアでの一生の付き合いになっていくという思いがあります。

それで、売れるワイン、流行のワインで他社に切り替えて取り入れるということができないので
一緒にどうしたらいいか、考えプロデュースすることも多いのです。
実は、日本行きの私のワインは、醸造を変えているものもあります。

今回、ダヴィデのワインで素晴らしいシャルドネのスプマンテですが、もっと辛口で日本の方に合うように
リキュールの添加をゼロにして造りあげてみて、私の方でもベースとなる白ワインの醸造法も
考えていくことになりました。そのため、すぐに輸入できない状況ですが、
絶対、素晴らしいワインにして日本に紹介できると信じています。

私は、日本で販売するにあたって、彼らの思いや将来など背負っていくものがあまりに大きいです。

今まで、イタリアに最初、到着したボローニャ、その後、ヴェネツィア、ローマで生活して
このブログを開始した2005年からピエモンテ州ノヴァーラ県で暮らして長い年月が経過していきました。

イタリア、日本の家族のこともありますが、もう他の土地で新しい生活を考えてもいい時期で、
実際に私は、将来は、ドイツ、フランスで農業やワインを勉強していきたいとも思っていましたが
すでにその思いは、遠くなりました。

ずっとピエモンテ州のアルトピエモンテ地方で、ゲンメのアントネッロ、スーノのフランチェスコ、
ファーラのフランチェスカ、このビエッラ県のダヴィデと一緒に年を重ねて語り合っていくことでしょう。
そうしていきたいです。ずっとアルトピエモンテ地方で私にできる何か貢献していきたいです。

そして同じ年のフランチェスコをはじめ、私と同世代の彼らには、後継者がいるので、
私の方でも後継者をと思う気持ちもできて、今月から、日本で素敵な若い女性のアシスタントさんがいます。
少しずつ、冬の初めのワイン会で登場出来たらと思っています。

生産者のダヴィデさん。
今まで輸入していなかったけれど、いろいろな時にいつも連絡してくれてありがとう。
ダヴィデさん


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ブドウの苗木の植樹とテロワール

写真は、ノヴァーラ県のブドウ畑の丘(Colline novaresi)
ワイナリー、フランチェスコ ブリガッティ( Francesco Brigatti)
白ブドウ 品種エルバルーチェの無農薬の畑です。

樹齢の平均は約30年です。約50年以上の樹もあるのですが
無農薬のため病気になった樹は、引き抜き新たに植樹するため、若い樹もあります。
中央に写っているのは、生産者のフランチェスコ。

今日のブログは、新しく植樹したブドウ畑についてです。(最後にいつものねこのコーナー)

エルバルーチェのブドウ畑 (1)

そして、前回、同じくノヴァーラ県のゲンメでスプマンテ用の
酸度が高く、まだ熟していない果皮が緑色の品種エルバルーチェの写真を掲載しましたが
このブドウ畑では、次第に、エルバルーチェ特有のオレンジ色に近い果皮に変化してきています。

エルバルーチェ

下の写真は、ブドウ畑の隣に、新たフランチェスコさんが土地を買い足した新しいエルバルーチェの畑です。
まだ小学生の2人の息子さんが(畑でブドウ食べ過ぎだったマリアさんのお兄さん)が生産者となる頃に
素晴らしいブドウになればいいと願って、フランチェスコが新しく植樹しています。
この畑は、今年の6月に植えたばかりのエルバルーチェ。

エルバルーチェのブドウ畑 (2)

Barbatellaバルバテッラ(ブドウの苗木)は、植樹する時に堆肥と最初に水だけです。

それ以降は、肥料はもちろん、水やりもしないで、自然のままにしていきます。
それがこの土壌の持つ特徴、つまりテロワール(terroir)となるからです。

このノヴァーラ県の丘の土壌のわかりやすい説明図があればよかったのですが
地層が文章のみの資料しかなかったので、私が持っているワインに関する本にある図をここに掲載します。
フランス ボルドーのぶどう栽培地 ガロンヌ川が運んだ砂利でできたSt-Julien サン・ジュリアン地区の様子です。
ブドウの根が地下水によって飽和している地層(falda freatica)まで伸びていっているのがわかります。

Atlante mondiale dei vini (Hugh Johnson, Jancis Robinson) P.23から
20180902_113550

このように、ブドウの根は、水を求めて地下に伸びていきます。
このノヴァーラの丘は氷河からの固く白い岩があり、そのすき間を探してさらに地下に伸びていきます。
上層部とは違った成分を持つ土壌から吸収されるミネラルなどの成分が
このブドウ畑が持つ特徴となっていきます。

肥料や水をしないので、それぞれの土壌の持つ個性がワインとなっていくので、
それぞれの土壌に適した品種を栽培しているのです。
この写真のエルバルーチェの畑のある丘の地域は、30m異なると、
全く違った土壌になっているとフランチェスコはいいます。

そしてすぐ近くに買ったブドウ畑の区画には、品種ネッビオーロを6月に植樹しました。

ネッビオーロのブドウ畑

そして下の写真は、植樹前のブドウの苗です。
苗木を持っているのは、ゲンメのワイナリー ロヴェロッティ(ROVELLOTTI)のアントネッロ。
よく見ると接ぎ木されているのがわかります。
Barbatellaバルバテッラ(ブドウの苗木)

ブドウの苗

根になる部分は、フィロキセラ:Phylloxera(ブドウネアブラムシ)の対策のため
アメリカ系のブドウの樹になっています。
上の実がつく部分にエルバルーチェやネッビオーロなどの品種が接木されています。
それは、ヨーロッパのブドウ樹(ヴィニフェラ種)はフィロキセラへの抵抗力を持っていないからです。


そして苗木を植樹する際には、土壌に穴を掘ってそこに、堆肥だけ、最初だけ水やりをして
もう水やりも肥料もすることがないのですが
その堆肥がどのようなものなのか、以前にアスティ県のワイナリー アヴェッツァ(AVEZZA)
撮影したものがあります。
ワイナリーのパオロさんが手にとっている堆肥がサラサラで湿り気もない様子がわかります。
においもほとんどなく私もさわってみました。

堆肥は、牛糞堆肥なのですが、ミミズが有機物を分解し、1年でこのような状態になり
とても良い天然の肥料になります。




*パオロさんは、時々、訪問したお客様から、タレントの井上順さんに似ていると毎回言われるのですが、
この動画では、サングラスをかけていて少しわかりずらいのが残念です。
”井上順さんのワインをまたお願いします。”と書かれた注文のメールを受け取ることも多いです。。。

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最後にいつものねこのコーナーです。
待っていたみーちゃん。ただいま。

みーちゃん


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収穫前のブドウ畑で【ノロジカと日本からの害虫(マメコガネムシ)】

今日は、2回目の短い更新です。

ランチ後、何気なく読んでいた新聞記事のノヴァーラ県の農業関連のコーナーに
ワイナリーのフランチェスコ Francesco Brigattiとブドウ畑の様子が載っていたからです。

先日、晴れたブドウ畑に行って写真を撮ってきたばかりでした。
今、ピエモンテ北部ノヴァーラ県のブドウ畑で起こっている状態についてです。

LA STAMPA (2018年8月31日 ノヴァーラとノヴァーラ県の地域ニュースのぺージ)
ノロジカによって荒らされてしまったブドウ畑の被害状況について書かれています。


20180831_161428

*また記事の中では、写真付きで日本からの外来種マメコガネムシ被害についても書かれています。

昨日2018年8月30日に撮影した品種:エルバル−チェの畑で。
ほぼ半分近くがノロジカによって食べられてしまっています。


20180830_115635

9月7日以降に収穫をしようと計画していたフランチェスコですが、まだ若い状態で来週には
収穫を始めないといけないかもしれないと話していました。

”でも毎年、ノロジカがブドウを食べてしまうからと、よく話していたでしょう。
ノロジカは、春は、ブドウの芽を、そして収穫の時期にはブドウの実を食べてしまうと
それは前からも何度も話していて、しかも夜明け前に30~50頭の群れがブドウ畑に来ていたのを、
お父さんのルチアーノさんも数年以上前にも見ているわけで、前から森にノロジカはとても多かったと思う。
それは昔から変わらないけれど、今年は、こんなに食べられてしまったのはなぜかしら。” と
私がフランチェスコに聞いてみると

"2014年を除いて年々、夏の気温が上がって、以前は、日中、30℃を超える日が1年に1,2回だったはずが
今では、かなり多くなってきている。しかも乾燥してノロジカも喉が渇いてしまっているのだろう。
毎年10%くらいのブドウの被害だったのが、今年は、今の時点で30~50%が被害にあっている。”

私は、このエルバルーチェの畑の前に、すでにネッビオーロ、ウーヴァ・ラーラ、バルベーラ、
ヴェスポリーナの畑も見ていたので、他のブドウがそれほど深刻な被害でなかったことに気づき

”エルバルーチェは、深刻な状況だけれど、ネッビオーロは、おそらく大丈夫そうね。”と
落胆するフランチェスコに話しかけると

”それがね、ノロジカは、とっても頭がいいんだ。どのブドウから熟していくのか、
そして甘いのか良く知っているだよ。10月中旬のネッビオーロの収穫の頃には、
夜明け前にネッビオーロを食べにやってくることだろう。”

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私は、同時にエルバルーチェのブドウの葉が虫によって食べられてしまっていることに気が付きました。
無農薬の畑で殺虫剤で駆除することがないフランチェスコのブドウ畑でそんなこともあるだろうけれど
昨年は、気が付かなかったので、気にならない程度だったのかもしれません。

”フランチェスコ、これは、どうしてこのようになったの。虫に食べられたように見えるけれど
何か病害にあったのかしら。これでは、光合成ができなくなってしまう。”

20180830_115938

フランチェスコは、少し笑いながら、
”RIEも日本からマルペンサ空港に帰ってきただろう。この地域はマルペンサ空港に近いから、
まず最初に被害にあってしまったようだ。
日本からやってきた外来種、マメコガネムシ(POPILLIA JAPONICA)”

下の写真は、ピエモンテ州ノヴァーラ県を中心にマルペンサ空港周辺の県の農業地域で被害が大きいので
その注意を呼びかける州のポスターです。
マメコガネムシの注意ポスター


日本に帰国した時には、”ヒアリ”の侵入が問題になった報道を見かけましたが
ちょうどその反対のケースで、日本から入ってきた害虫がブドウ畑で急速に繁殖してしまっています。

”この虫の名前にジャパニーズと付くけれど、日本でそんなに見ないけれど。”とフランチェスコに聞くと

”最初に2014年に問題になったんだよ。日本原産で確か、Hokkaidō、Honshū、 Shikoku 、Kyūshūの
地域の虫だと聞いたからRIEの住んでいる地域にはいなかったのかもしれないね。”

”そうなのか。それなら東京にもいると思う。(笑)”

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虫や被害のブドウ畑の写真ばかりだったので、楽しいブドウ畑の写真も。
フランチェスコの娘、マリアさん。
楽しげに、犬のぬいぐるみと一緒にブドウ畑を歩きまわりながら、マリアさん、ブドウ食べ過ぎです。

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Peronospora(ベト病)と土壌への銅の蓄積について

私は、農業研究の仕事調査でまずどのように取り掛かっていけばいいかは、
いつもノヴァ―ラのワイナリ― Francesco Brigattiの農業博士であるフランチェスコや
稲作の農場を経営する農業博士のグイードに情報を聞き、どのような分野の本や資料が必要か
教えてもらうことが多いのです。

特に今回は、ワイナリ―でなく果樹園が対象になる調査で、果樹園の農業被害の保険の査定の仕事も
請け負っているフランチェスコに相談すると

”果樹園の他に、RIEがいつも会って知っているフランチェスカにも話してみたらいいさ。
研究機関だけでなく、もっとわかりやすく、きっといいヒントがある。”

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フランチェスカに連絡すると、”ぜひ、来て欲しい。RIEと専門家の人に会いたいわ。”
それがいったい、どう調査している農業資材と関係しているかわからなかったのですが
”来てみたらわかるから。”というのです。

私は、日本帰国直前に行ったばかりのブドウ畑に、
イタリアに戻った翌日すぐに再び行くことになりました。

”ちょうどRIEが1回目に日本に帰った5月、この地域は、例年よりも雨がとっても多かったの。
5月に湿度が多くて、病害が蔓延してしまったのだけど、私は、ボルド−液をほとんど使わない方向で
考えていたから。”

ブドウの状態を確かめるフランチェスカの無農薬の畑(2018年8月中旬)品種:エルバル−チェ

20180809_103630

症状を見ると、病害になった部分は、果実が育たなく、成長が止まっています。
色が茶色にカサカサになってしまっているのがわかります。

ブドウ畑

Peronospora(ベト病)
保護殺菌剤としてボルドー液(ボルドー大学の教授が発見した硫酸銅と石灰の混合物がカビ由来の
病害を阻害する殺菌剤)がブドウの葉や果実、幹の表面を覆って薄い皮膜を作り、
外部からの病原菌侵入を防ぎます。
(ボルドー液は、雨、そして空気、また病原菌の有機酸で銅イオンが溶け出してきます。この
銅イオンが病原菌の酵素系を阻害するとされています。)
2Cu(CH3COO)2•CuO•6H2O

ボルドー液自体は、天然物で構成されているので、有機農産物への使用は禁止されていないですが
金属(銅)が土壌に落ちて堆積することで水、土壌、微生物に深刻なリスクを生むとして

欧州では、銅を減らす方向でAfter-Cuプロジェクト (Anti-infective environmental friendly molecules against plant pathogenic bacteria for reducing Cu:銅が土壌に堆積されることで抗生物質耐性細菌を含むことが示されていて、結果的に健康に大きな影響を与えるため、銅をより好ましい選択肢に置き換えるように現在、研究は進められています。これは、欧州の農業政策の優先事項であると考えれています。)に出資しています。
*フィレンツェ大学の資料によると、2014年1月に最初にプロジェクトがスタ―トして
1.282.930 ユーロのうち、EUが50%を出資

そこで、フランチェスカは、ボルドー液を極端に減らし、将来的にゼロにして
海藻抽出物といった天然由来の原料を用いた農業資材でブドウ(植物)の耐性を増強して
行く方向で考えていました。

費用はとてもかかってしまうのですが、それが1700年代から続くワイナリーの後継者として、
今、フランチェスカが挑戦しようとしていることです。

*ボルドー液と異なり病害に対して直接の作用をしないため殺菌剤として分類されません。
銅を土壌に蓄積させることもしないです。ブドウの活力を向上させる作用のみ。

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ところで、最近、夕立や明け方の雨も何度かありました。

先日、雨上がりの朝のブドウ畑(ネッビオーロの畑:今のところ、収穫は10月の予定です。)
ムッツィフレイの様子を農業博士のフランチェスコが送ってくれました。
この畑からは、ワイン、コッリーネ ノヴァレージ ネッビオーロ“ムッツィフレイ”
Colline Novaresi Nebbiolo MotfRei DOC が生まれます。

ブドウ畑の名前は、ピエモンテ方言。MotfRei は、ポルチーニ茸の丘のこと。

Motfreiの畑 Francesco Brigatti
francesco brigatti


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もう17時過ぎ。そろそろ食前酒タイムです。

先日の食前酒は、こちら。
隣のヴェルチェッリ県ガッティナーラのワインです。

20180827

CINZIA Vino Rosso
Travaglini

*品種については、明記がありません。このワイナリーの畑は、ほとんどが品種ネッビオーロですが
わずかな面積でヴェスポリーナ(Vespolina) ウーヴァラ―ラ(Uva Rara)も栽培されているので
これらの品種のブレンドのワインでしょう。


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品種エルバルーチェの収穫後(ゲンメ旧市街にて)

ピエモンテ州北部(アルトピエモンテ地方)ゲンメのブドウ畑から旧市街にブドウが運ばれてきました。
中世の頃(1400年代)、この青いトラクターが停まっている旧市街の中央通りは、
ブドウを積んだ馬車がゲンメの丘からこの旧市街に入ってくるために
造られた通りで、現在も使われています。

20180827_120550

ピエモンテ州北部ゲンメは、下の地図で黒い楕円で囲まれた地域になります。
イタリアのワイン産地の中でも冷涼なこの地域は、綺麗な酸の品種エルバルーチェが栽培されています。
夏の終わりで、まだブドウの収穫としては、とても早いこの時期に
まだ果皮が緑色で若い、酸度の高いブドウがスプマンテ用として収穫されます。

ピエモンテ

エルバルーチェ1

下の写真は、以前、9月にブドウ畑で撮影したものです。
このように品種エルバルーチェは、熟してくるとオレンジ色の果皮となっていきます。
9月の前半に白ワイン用にエルバルーチェが、後半から10月にかけては、
デザートワインとなるパッシート用のエルバルーチェが収穫されるのです。

エルバルーチェ 9月

今日は、収穫されたブドウがステンレスタンクに入れられるまでを短い動画にしてみました。



このワイナリー ロヴェロッティ(ROVELLOTTI)が造るエルバルーチェのスプマンテは、
先月日本滞在時の7月15日に東京をはじめ、いくつかのワイン会でも登場しました。

スプマンテ
*ボトルの撮影は、アシスタントをしてくださっているフードコーディネーターのあつこさん。

スプマンテ メトド・クラシコ ドサージュ・ゼロ
METODO CLASSICO DOSAGGIO ZERO

ピエモンテ北部の品種 エルバルーチェのスプマンテです。
ワイナリーのアントネッロと何度も試飲して意見交換して誕生したスプマンテで
これは、ロヴェロッティ家と彼らの友人たち、そして日本輸入分は、本来のエルバルーチェの風味を
楽しむためにドザージュ・ゼロで仕上げました。
ブドウの品種:エルバルーチェ 100%

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町の夏祭りは、今日の深夜過ぎまででした。
24時半まで賑やかだった自宅前の会場が片付け終わった25時を過ぎると、
たちまち静寂な世界に変わっていきます。

夏祭り

夏祭りが終わると、この農業地域は、次第に収穫の時期へと変わっていきます。
もうすでにバイオマスエネルギー用のトウモロコシの収穫が始まっていて
9月中旬になるとお米の収穫時期となります。(ブドウと同じように品種によって収穫時期が異なります。)

深夜2時過ぎ、どのくらい静かかというと、田園のフクロウの鳴き声が聞こえ、
ねこのみーちゃんが家の木のドアをカリカリとこすっている音が響いています。

私もこれから、真夜中の冷たいエルバルーチェのワインをちょっと楽しみ、眠ることにします。
日本はもう午前中ですね。どうか素敵な夏の終わりの1日をお過ごしください。
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ネッビオーロのロゼワイン(COLLINE NOVARESI ROSATO)

ブログを休止していた間、ピエモンテ北部(アルトピエモンテ地方)
特に地元、ノヴァーラ県のワイナリーのワインを日本に紹介したいと以前から考えていて
それを思い切って実行することしました。

バローロやバルバレスコどころか、ゲンメよりも国際的に知られていない地域
そして生産量も少なく、ピエモンテ南部のワインに比べコストパフォーマンスは、優れていないこと、
冷涼な土地であり、アルプス(モンテローザ)の氷河によってできた小高いノヴァーラの丘からの
ブドウは、*大学の薬学部の調査結果からアントシアニン、ポリフェノール、抗酸化作用が高い数値で
必ずしも多くの人が飲みやすいと思う味わいでないことを考えて
*以前のブログにその数値があります。
January 05, 2014 ネッビオーロのDNA調査

膨大な在庫を抱えてしまうかもしれない、大きな損失の可能性もある・・・と
何度も頭によぎりながらも、販売しにくいこの地域のワインを扱うことで進めていきました。

しかも、熟成期間が長く、価格的にゲンメやバローロと同じ位になってしまうFARA(ファーラ) DOCを
結果的にゲンメの2倍の数量を輸入することしたのです。

そしてFARA、COLLINE NOVARESI BIANCO(白ワイン品種エルバルーチェ)に続き、
さらに今月新しくロゼワイン(ネッビオーロ100%)も入荷しました。

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アルプス、モンテローザを背景に広がるブドウ畑(ノヴァーラ県ブリオーナ市)
ブリオーナ(Briona)、ファーラ・ノヴァレーセ(Fara Novaese)、シッツァーノ(Sizzano)、
ゲンメ(Ghemme)、ロマニャーノ・セージア(Romagnano Sesia)
とノヴァーラ県の
ワイン生産地の小高い丘が続いています。

briona

下の写真は、生産者フランチェスカさんに送ってもらいました。
古城のある町で、このワイナリーは、1700 年から、ノヴァーラの司教、そしてこの町の領主のために
ワイン造りをしてきました。(資料によると1100年から教会の持つワイン生産地でした。)
その後、第二次世界大戦終了までの厳しい時期にもワイン造りを続けていて
現在は、女性のフランチェスカさんが後継者となり、2年前から息子さんのマルコさんと一緒に
2人でワイン造りを行っています。

briona3
(c)Castaldi Francesca

フランチェスカさんの息子、マルコさんの案内でネッビオーロの畑を進む。

ネッビオーロの畑

ノヴァーラの中世に建てられた建物を改築したワイナリーには、かつて古城に続く通路がありました。

briona5
(c)Castaldi Francesca

試飲室に飾られていたワインボトル。

fara


marco

COLLINE NOVARESI ROSATO 2017 “ROSA ALBA”
(コッリーネ ノヴァレージ ロザート "ローザ アルバ")
Castaldi Francesca

rosato

品種:ネッビオーロ100%

輝きのあるとても淡いサーモンピンク、小さな森の木の実の香り
森の果物の甘さと綺麗な酸味でバランスが取れて余韻が心地いい。

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2016年のロゼは、鮮やかな桜ピンク色で、どこかネッビオーロの持つタンニンを感じさせる
ロゼワインでした。
私が、フランチェスカに透明感がある色彩で、冷涼なアルトピエモンテのネッビオーロの持つ
エレガントさ、そして食前酒から食事にも合うようなワインにできないであろうかと試飲した時に
話していたことをフランチェスカは、ずっと覚えていたのです。

”1年かけて研究してみたのよ。”と今年4月に試飲した時に出してくれたのが
このCOLLINE NOVARESI ROSATO 2017 “ROSA ALBA”でした。
私は、口に含み、フランチェスカと顔を見合わせ、思わずふたりで笑いがこぼれる。

すぐ近くで同じくノヴァーラ県のワイナリーの友人のフランチェスコ(Francesco Brigatti)が
その様子を見て、”僕も試飲してみる”といい、3人で乾杯する。

この生産者さん2人に囲まれ、一緒にワインを飲む、その光景の中にいられた瞬間を
ずっと覚えていようと思ったのと同時に、
私は、彼らの思いを背負っていかなければならないことに気づくのです。

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ピエモンテ北部ゲンメの中世の建物の中にできる新しい試飲室

日本からイタリアに戻ってからの日々は、地元であるピエモンテ北部(アルトピエモンテ地方)の
ワイナリーやブドウ畑を訪れる日々です。

ゲンメのワイナリー ロヴェロッティ ROVELLOTTI では、スプマンテ
(スプマンテ メトド クラシコ ドサージュ・ゼロ METODO CLASSICO DOSAGGIO ZERO)の
品種エルバルーチェの収穫が始まり、すでにステンレスタンクの中では、静かに発酵を初めています。

白ワイン、そしてデザートワイン(パッシート)用のワインと異なり、スプマンテ用のブドウは
高い酸が必要となるので、早い時期にまだ完熟でない若いエルバルーチェがスプマンテ用として
収穫されています。
そして9月4日頃から約1週間かけて白ワイン用のエルバルーチェの収穫、発酵となります。

このスプマンテは、初夏から夏の日本で開催したワイン会で何度か登場しました。
(一番左にあるボトルです。)

東京のワイン会で

特に日本は連日、38℃くらいの日々に開催したワイン会だったので、口の中で綺麗な酸が広がり
後味がすっきりとして綺麗なドサージュ・ゼロであるエルバルーチェのスプマンテが人気でした。
また現在、品種エルバルーチェの他に、2020年に新しいロゼのスプマンテ約1000本が誕生する予定です。
すでに日本入荷も予定しています。


このワイナリーは、以前からブログで何回も登場していますが
ゲンメの旧市街に残る、1300年代のロンバルディアとピエモンテの戦いから
ゲンメ市民が身を守るために造った要塞(古城)の建物の中にあります。

Ghemme

この上の写真の建物の半地下になった部分に広がる空間は、ずっと廃墟のままでしたが
ここを改装し、新しくワインの試飲室を作っています。

昨年6月、改装をはじめたばかりの頃の写真

Ghemme 4

そして現在は、このようになりました。

Ghemme1

あと2週間でほぼ完成予定で、今後、今までの試飲室の他にこちらも新しく使います。

Ghemme2


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今夜から町の夏祭りが始まります。
自宅前が会場なので、もうすでにお肉のグリルやポテトやカエルのフライの準備をしているようで
部屋がまるで、キッチンの中のようにお料理の香りでいっぱいです。

私も、このブログの後、美味しく食前酒タイムにします。

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ずっと休んでいたブログ再開です。

2017年3月を最後にずっとブログを休んでしまっていました。
facebookページやInstagramが早く更新できることで、そちらを優先してしまいましたが
ブログを再開することにしました。

ねこは、元気で、いつも何気ない幸せな時間を持ってきてくれるのでとっても感謝しています。
Instagramは、ワインや農業関係を主にする予定でしたが・・・なぜかねこ祭り状態です。
Facebookページ https://www.facebook.com/WineArt.Piemonte/
Instagram https://www.instagram.com/wineartpiemonte/

今、自宅の外では、夏祭りの準備中、この町で暮らして13年目の夏祭りになります。
今年の夏祭りのイルミネーションは、光る地球儀のようです。
町の大通りに次々に取り付けられていきました。

20180822_190102

この1年で新しくノヴァーラ県ブリオーナのワインも日本に輸入開始。
樹齢100年のネッビオーロの樹(ワイナリー:フランチェスカ・カスタルディ)

fara1

8月中旬 ノヴァーラ県の畑のネッビオーロ

fara2

ワイナリー フランチェスカ カスタルディからは、現在3種類のワインを輸入
Colline Novaresi DOC Bianco "Lucia" 2016(白ワイン 品種エルバルーチェ100%)
Colline Novaresi DOC Rosato "Rosa Alba" 2017(ロぜワイン 品種ネッビオーロ100%)
Fara DOC 2012 (赤ワイン 品種ネッビオーロ70% ヴェスポリーナ30%)


ドアを開けると、風の通り道で涼んでいたぴーちゃんとみーちゃん

kyounoneko


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初夏から夏にかけて、2回、日本に一時帰国していました。
北海道、山形、東京、名古屋、大阪、福岡などでワイン会やワイン試飲会も実施していました。
次回11月末からの帰国時に、北海道(室蘭)、東京(谷中)などいくつかワイン会も決まっています。
これからは、ブログでもお知らせしていきます。

ワイン会


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雪のブドウ畑を見ながらスプマンテ。

更新が遅れてしまい申し訳ありません。
ノヴァ―ラ県が雨、霧の日、ク―ネオ県、アスティ県の一部では、雪景色となっていました。
ワイナリ―に向かう風景をお楽しみください。

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AT1

アスティ県カネッリに到着する頃には、雪が冷たい雨に変わっていました。
ワイナリ―のパオロの家族がかわいがっている2匹の犬がお出迎え。

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品種ネッビオ―ロ100%のスプマンテ メトド・クラシコ ロゼ

avezza2


okbrutRosescont
現在、弊社が日本で販売しているボトルは、透明のボトルでなく、
色付きのボトルにして光からワインを守っています。

スプマンテ メトド・クラシコ ロゼ Metodo Classico Rose'
アスティ地方カネッリの丘で栽培されたネッビオーロ100%。
果実味、ミネラルのある辛口のロゼのスプマンテは、
フランスのシャンパーニュ地方と同じく瓶内2次発酵方式で
メトド・クラシコで造られています。

通販ショッピングのぺ−ジはこちらです。


*現在、ロゼの他に白のスプマンテ 
アルタランガ(Alta Langa)も販売しています。








この日は、パオロさんの造る赤ワイン バルべ―ラ (Barbera d'Asti Superiore Nizza)を試飲。
今後は、スプマンテだけでなくこちらも輸入します。

avezza5

目を閉じてしまった写真になってしまったので、後日、送ってもらった写真から
こちらがパオロさんです。
ボトルは、バルベ―ラ・ダスティ スぺリオ―レ ニッツァ(Barbera d'Asti Superiore Nizza DOCG)

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ピエモンテの冬は、素敵です。こんな日は、暖かな部屋でワインが美味しいです。
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いつものねこのコーナーです。

バールに行こうと思って歩いていたら、ぴーちゃんに呼び止められました。
ねこは、それぞれ声が違い、遠くからでもぴーちゃんやみーちゃんの鳴き声はすぐにわかります。

ぴーちゃん2

いつの間にか、自宅の方向に、ぴーちゃんが先導。
今日は、バールに行かないで、一緒におうちに帰ろう。

ぴーちゃん


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仕事が終わってアペリティーボの時間を楽しむ

仕事が終わって、一段落して夕方の時間、ちょっとアペリティーボ(Aperitivo)にしようかと
夕食前にグラスワインと軽食の時間は、毎日の楽しいひとときです。

軽食のセットから好きなものを少し選んで、グラス1杯のスプマンテを楽しむ。
ミラノからの帰り道では、ロゼのスプマンテにすることが多いです。

aperitivo2


milano


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先月の一時帰国時に名古屋で気軽なアペリティーボを、ぜひ、うちの施設で企画して楽しみたいと
連絡があり実施した"ピエモンテワインと家庭料理の食前酒を楽しむ会"

その時のお料理とワインを紹介します。

会場に準備に行くと、刺繍をした手作りの素敵なクロスが準備されていました。

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恵那で収穫された旬の野菜を使った、野菜たっぷりの家庭的なおつまみ。
私がここで好きなピーマンの肉詰めも用意されていました。かぼちゃのコロッケも美味しかったです。

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ここでは、この施設で作っている美味しいクッキーやお菓子も販売されています。
ちょうどクリスマス前だったので、サンタさんのクッキーも。

nagoya3

アペリティーボだったので、スプマンテと白ワインを中心に、そして赤ワインがお好きな方もいらっしゃるので
赤ワインも用意して、お好きなものを楽しんでもらいました。

ワインはたくさん用意してコルクを開けておきました。
ボトルに残ったワインは、こちらの施設で障がいのある方にいろいろと教えてここに通っている皆さんの
職場探しと一般就労後に職場定着できるようにお手伝いしているスタッフの方々にも
美味しく飲んでもらいたかったので。

nagoya1

食前酒として用意したワインは
ALTA LANGA 2013  アルタランガ
DOCG スプマンテ メトド・クラシコ (アスティ カネッリ産 ワイナリー:AVEZZA)

METODO CLASSICO ROSE'
スプマンテ メトド・クラシコ ロゼ (アスティ カネッリ産 ワイナリー:AVEZZA)
*品種ネッビオーロを使った瓶内二次発酵のスプマンテです。収穫年が2014年で冷夏であったので
色彩がとても淡く、ほのかな薄いロゼ。綺麗な酸でとても美味しいスプマンテになりました。

白ワインは、トスカーナ州のワイン。
Vermentino Bianco Candia Dei Colli Apuani 2015
ヴェルメンティ−ノ ビアンコ カンディア デイ コッリアプアー二 2015
(トスカ−ナ州マッサ・カッラ−ラ産 ワイナリー:L'Aurora di Francesco) 

赤ワインは、私が好きな3種類を
BARBERA D'ALBA SUPERIORE 2012
バルベーラ ダルバ スぺリオーレ 2012
(ヴェッツァ・ダルバ産 ワイナリー:DEMARIE)

COLLINE NOVARESI NEBBIOLO "MotZiflon 2012
コッリーネ ノヴァレージ ネッビオーロ ムッツィフロン
(ノヴァーラ県 スーノ産 ワイナリー:BRIGATTI)

GHEMME 2010 Oltre il Bosco
ゲンメ 2010 オルトレ イル ボスコ
(ノヴァーラ県スーノ産 ワイナリー:BRIGATTI)


就労移行支援事業所「オリーブの風」内店舗 ディアオリーブさん
名古屋市天白区元植田2丁目1904
tel. 052-846-7175

*こちらのお店でピエモンテ州モンフェラート地方のオリーブオイル、リグーリア州インペリア県西部の
オリーブオイルやオリーブの実を購入することができます。


昨日は、自宅で、スペインに出張した時に購入した生ハム(ベリコ豚ベジョータ)と
ピエモンテ州トーマチーズ、へーゼルナッツで夕方のひとときを楽しみました。
今日は、帰りに美味しいピエモンテのチーズを買って、
ピエモンテ州ビエッラ県で作られた美味しいグリッシーニで過ごすことでしょう。

皆さんも良い1日をお過ごしください。

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ワインの発送についてお知らせ
*2017年1月23日〜26日は、軽井沢の倉庫が冬のメンテナンスのため休業になります。
(休業期間中1月25日は出荷可能です。)
到着日時の指定がある方は、どうかお問い合わせください。
軽井沢(信州発)から全国にゆうパックでお送りしています。


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北海道の素晴らしい食材で美しいピエモンテ料理

前回のブログは、一時帰国のワイン会のお知らせでした。
約1か月ぶりになってしまいましたが、帰国時に空の旅で見た風景を皆さんに。

ミラノ・マルペンサ空港離陸後、北イタリアの湖水地帯とアルプスが見えてきます。

私は、東京に向かう、この瞬間がとても好きなのですが
同時に、次第に遠く離れていくノヴァーラ県の小さな町での暮らし、早朝の高速バスの時間、
ミラノからの帰り道の時間、教会前で待っているねこを思い出し何ともいえない気持ちになるのです。

羽田空港に到着して、タクシーで夜の東京の街並みを見ている時
それらを思い出す余裕がなくなっていき、ずっと日本に住んでいるかのように心が切り替わっていきます。
実際には到着して荷物を待っている瞬間から、そうかもしれません。

この空の風景を見ている時は、ルフトハンザでミュンヘン行き。
機内では、ワインでなく、いつもりんごジュース。ドイツのりんご好きなのです。
ワインタイムは、国際線のANAで。

malpensa

こちらは、東京羽田空港からワイン会、ワインセミナーのために札幌へ向かった時です。
この3日前から札幌が大雪だったため、札幌行きの欠航が続いていて、
早朝の羽田空港では、前日の欠航の振り替えやキャンセル待ちの方で大きな列になり、
この日、予約はあるものの札幌に無事に行かれるかどうかとても心配でした。

haneda

雪の札幌に到着。
ROYCE'の広告を見て、札幌に着いたことを実感、雪景色の空港を眺めながら
JRの乗り場に急いで向かいました。
ワインセミナーは、お昼過ぎから開始だったのです。

chitose

ピエモンテワイン会でのワインはこちらです。今までブログに登場した生産者さんたちばかり。

20161213_225208 (2)


スプマンテは、品種エルバルーチェ アルトピエモンテ地方ゲンメから
スプマンテ メトド・クラシコ ドサージュ・ゼロ METODO CLASSICO DOSAGGIO ZERO  
(ROVELLOTTI  ロヴェロッティ)

白ワインは、ロエロ地方とモンフェラート地方から
ロエロ アルネイス ROERO ARNEIS 2014  (DEMARIE デマリエ)

サン クィッリ Vino Bianco SAN QUILI 2014
モンフェラート地方の農場 (Cascina Valeggia カシーナ・ヴァレッジャ)
品種は、シャルドネとマンツォーニ・ビアンコ(Manzoni bianco)。
*Manzoni bianco は、品種リースリング( Riesling) とピノ・ブラン Pinot blanc を交配した品種。

赤ワイン
アルトピエモンテ地方 ノヴァーラ県スーノのワイナリー
コッリーネ ノヴァレージ バルベーラ “カンパッツィ”
Colline Novaresi Barbera Campazzi 2014 (FRANCESCO BRIGATTI フランチェスコ ブリガッティ)
ランゲ地方バルバレスコのネッビオーロ
ランゲ・ネッビオーロLANGHE NEBBIOLO 2012(GIUSEPPE CORTESE ジュゼッペ コルテーゼ )

ランゲ 地方バローロから
バローロ ブルナーテ
BAROLO BRUNATE 2011 (BORGOGNO FRANCESCO ボルゴーニョ フランチェスコ)

デザートワイン
最初と最後は、ゲンメのエルバルーチェを選びました。
バルデンリコ・パッシート VALDENRICO PASSITO 2011 (ROVELLOTTI ロヴェロッティ)
エルバルーチェのパッシートです。

お料理は、どれも素晴らしかったです。
ピエモンテのパスタ、アニョロッティ ダル プリンとタヤリンのアルバ産白トリュフ添えもありました。
その他、北海道の素晴らしい食材で美しいピエモンテ料理が並びました。
すべて紹介しきれないので、その中から特に印象に残った前菜です。

縮みほうれん草とトーマピエモンテーゼのスフォルマート サロマ産牡蠣のラグー

ワイン会

ツバキホール (TSUBAKI HALL)さん 
北海道札幌市中央区南二条西1-6-2 2F 
Tel.011-271-9614


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長く更新してなくて申し訳ありませんでした。
facebookページ https://www.facebook.com/WineArt.Piemonte/ 
twitter https://twitter.com/wineartpiemonte 
instagram https://www.instagram.com/wineartpiemonte/
時々、ピエモンテの風景やお知らせをしているのでこちらもご覧ください。

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いつものねこのコーナーです。
寒い冬の日、日向ぼっこが好きなねこのみーちゃん

み― (1)


み― (2)


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ガッティナーラのワインでランチ。

今、スマートフォンを見たら、今朝書いたブログが送信エラーになってしまっていたので再送します。
少し時間が経ってしまい、申し訳ありません。

前回のブログの続きで、ピエモンテ北部のノヴァーラ県ゲンメのワイン産地から
ヴェルチェッリ県ガッティナーラに向かって出かけた日の風景とお料理の短い更新です。
****************************
ランチは、いろいろと悩みましたが、セージア川を渡ったヴェルチェッリ県ではなく、
橋を通過する前のノヴァーラ県のワイン産地側で。

セージア川には、中世時代の洗濯場が残っていました。

sesia

セージア川は、遠くから見ている時には気が付かなかったのですが、下に降りてみると
驚くくらい透き通っていて、砂地になった部分や川底の石の近くに小さなたくさんんの稚魚が
泳いでいるのが見えています。

20160813_161853

川の向こうは、ガッティナーラなので、ワインリストには、ヴェルチェッリ県のワインもありました。
アルプス モンテローザを背景に、異なる2つのワイン生産地であり
普段、飲む機会の多いノヴァーラ県のColline Novaresi Nebbioloと比較するために
ヴェルチェッリ県のネッビオーロのグラスワインを選びました。
アミューズは、サバの白ワイン蒸し。

Coste della Sesia D.O.C. Nebbiolo.
20160813

ノヴァーラ県に比べてタンニンが柔らかで繊細です。
川を超えたヴェルチェッリ県側は、モンテローザを中心としたアルプスの火山石土壌となり繊細な味わいで

一方、川を超えた北部にあるノヴァーラ県の丘は、モンテローザからの氷河と火山活動から
生まれていることで、しっかりとしたタンニンを持ったネッビオーロです。
*ノヴァーラ県のスーノにあるワイナリーの地下深くには、真っ白なミネラル分を豊富に含んだ石で
覆われた部屋が残っています。

ランチで選んだのは、ナスとパルメザンチーズを混ぜてオーブンで焼いたもの(スフォルマート)
ソースは、パプリカとバジル。
Sformato croccante di melanzane alla parmigiana
783_230390770


ノヴァーラ県側からヴェルチェッリ県のワイン産地ガッティナーラの丘を望む。

2


私が今、立っている場所は、大きな木の近くです。
以前、南イタリアのプーリアで樹齢が数百年から千年を超えたオリーブの木をたくさん見たことがあるのですが
おそらくこの木も樹齢は数百年どころでなく、もっとそれ以上経っていることでしょう。

樹皮が柔らかで、触るとそのエネルギーを感じます。

3

きっとここからずっと歴史を眺めてきたことでしょう。
まだこれから数百年、ここに生き続けているかもしれません。

歴史的に繊維業が盛んだった地域で、近くにその昔の廃工場も残っていました。

自宅に向かおうとすると、すぐに、ねこのぴーちゃんたちのためにキャットフードを買いにくるお店の前を通過。

その後、いつものゲンメの街が広がっています。トウモロコシ畑から養豚農家へ続く道を走りながら
こんなにいつも近くまで来ていたのか・・・と不思議な気持ちになりました。
とても遠くに行っていたような気がしたのです。

帰り道に通過した小さな町それぞれでお祭りの準備が始まっていました。
私の暮らす町でも、もうすぐ夏祭りです。

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たまには、ピエモンテ牛(ファッソーネ:fassone)と赤ワイン。

バローロのワイン生産地にあるブルナーテの畑にある廃墟は、
ワイナリー ボルゴーニョ・フランチェスコ(Borgogno Francesco)のジュゼッピーナさんの生家だったところです。
ジュゼッピーナさんが若かった頃、きっとこの家の窓から下に広がる風景を見ていたことでしょう。
今のように一面がブドウ畑というわけでなく、森があったり、家畜がいたり、イチジクの木があったりと
バローロの丘は、賑やかな風景だったかもしれません。

ブドウ畑で

白ワインの記事が続きましたが、時には、赤ワイン。

ワイナリーから近くのオステリアでのランチは、パンとピエモンテ牛(ファッソーネ:fassone)を
焼いて薄切りにしたシンプルなお料理を1品だけ選ぶ。

Tagliata di Fassone piemontese
pranzo

レストランで一緒に飲んだのは、赤ワインで、この地方の若いネッビオーロのグラスワインでした。

夏には、こんな風に若い軽めの赤ワインを飲む機会も多いですが、
自宅でお肉と野菜をオリーブオイル、塩、コショウでシンプルにグリルしたら、
ジュゼッピーナさんの生家のあったブルナーテの畑のネッビオーロから
造られたバローロを飲むことがあります。(いつもでないけれど、たまには、こんな赤ワインも)

ラ・モッラに3.4haのジュゼッピーナさんの家族が持っているポテンシャルの高いブルナーテの畑。
その土地の個性を活かすために無農薬なブルナーテの畑のネッビオーロ。

新樽の小樽ではなく、伝統的な大樽の中でゆっくり3年間ワインが呼吸して
瓶内で1年の熟成をして生まれた伝統的な醸造方法のバローロ。

日本の暑い夏は、室温でワインの温度が18℃を超えてしまうと思うので、
バローロも冷蔵庫で30分から40分くらい少し冷やして、少しおいてから味わうと
ピエモンテの丘の上で飲むような味わいにきっとなることでしょう。

こちらは、朝の気温が下がり、出勤で出発する時間帯は15〜16℃くらいなので
長袖のジャケットを着て出勤しましたが、まだ日中は、夏の暑さです。

日本は、とても暑い日々であると聞いているので、どうかワインを美味しく楽しむために
赤ワインもうまく冷蔵庫を利用して、本来の美味しさをお楽しみください。

バローロ ブルナーテ BAROLO BRUNATE 2011
Borgogno Francesco

PC版のブログのトップの写真のチーズやサラミの奥にもバローロのワインが写っています。

こちらの写真は、ワイナリーの友人、シルヴィアさんが撮影。
ジュゼッピーナさんの旦那さんで生産者のフランチェスコさんの手とバローロのワイン。

BAROLO BRUNATE

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今夜はシャルドネのワインで。

爽やかで気持ちのいい空気でいっぱいの土曜日の青空が広がる午後の時間。
今週末から夏休みの方もいらっしゃることでしょう。

昨日、金曜日の夕方、ミラノで帰宅のための高速バス トリノ行きを待っていると
旅行に向かう人々、夏の特別運行高速バスでごった返していて
いつもの通勤バスが停車出来ずに出発の順番待ちで約10分遅れていました。

さてどんな特別バスがミラノから出発しているのかというと、いつものトリノ行きの停車する位置から
ドイツ ミュンヘン行きが出発していきました。

そしてさらに後ろの2階建ての大型バス、ドイツ ドルトムント行きが入ってきました。
電光掲示板を見ると、経由地は、スイス チューリッヒ、バーゼル、そしてフランス ストラスブール
その後、ドイツに入りデュッセルドルフ、エッセンを通過して、ドルトムントまで。

そのすぐ後の大型バスは、フランス リヨン、パリ経由ロンドン行き。

まるで空港のように行き先がイタリア国外ばかりです。
そして、やっと待っていた青いトリノ行きのバスがターミナルに入ってきました。

暑い夏、週末に冷たい白ワインを楽しむ方が多いと思うので、
今日は、バルバレスコのワイナリーで造るシャルドネのワインのある風景をお届けします。
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ピエモンテのワイン産地、バルバレスコの塔からの眺め

barbaresco

バルバレスコの丘のすぐ下にタナロ川(Tanaro)が見えています。
タナロ川の向こう側に広がっているのが(左岸)ロエロ地方。
今、立っているバルバレスコは、右岸でバローロ、バルバレスコ地区となり、
この川で大きく土壌がかわり、ランゲとロエロに分かれています。

barbaresco 3

バルバレスコの塔(Torre di Barbaresco)
毎日10:00−19:00
チケット5ユーロ
1月7日〜31日は、クローズ

*情報は変わることもあるのでサイトなどでご確認下さい。
英語サイトは、情報が更新されていないので、イタリア語サイトの方で。

7月下旬のブドウ畑の様子です。
バルバレスコのワイナリー ジュゼッペ・コルテーゼ(GIUSEPPE CORTESE)
ネッビオーロを栽培しているブドウ畑(RABAJA)を歩く。
対面に見えるブドウ畑(TRIFOLERA)でシャルドネが栽培されています。

barbaresco 5

今週末、このワインがご自宅に届いた方が多いようです。シャルドネのワイン。
どうか冷やして美味しく冷涼なピエモンテ州で栽培された果物の持つ綺麗な酸味を楽しんで下さい。
こちらは、ステンレスタンクだけで醸造されたもので、よりその特徴が楽しめます。
LANGHE CHARDONNAY 2015

2015

*シャルドネをフランス産小樽(225リットル)で約半年間熟成させた
LANGHE CHARDONNAY SCAPULINもあります。
樽熟成のシャルドネなので、以前、フレンチレストランのワイン会で使用したことがあります。
(現在、ショッピングカートでは、2014を販売していますが、2015もすでに入荷しています。)

2016年1月 バルバレスコのワイナリーでまだステンレスタンクに入っていたシャルドネ2015を
ワイナリーで、ちょうど日本からいらしたお客様とご一緒に試飲させてもらいました。
この時から、ずっとこのランゲシャルドネ(LANGHE CHARDONNAY)2015が春にボトル詰めされて
そして瓶内で熟成された後、ちょうど美味しくなるこの今の季節に、多くの方に楽しんでもらう日を待っていました。

どうか楽しく、良い夏の週末をお過ごしください。
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少し前のInstagramと同じ写真ですが、かわいいねこなので。
アルバでシャルドネを飲みながら眺めたねこちゃん。

neko


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夏の日の午後、黒トリュフとヤギのチーズと白ワインで

ずっと更新ができていなくて申し訳ありませんでした。
先月は、輸入ワイン手続きが続き、新しいワインも多かったので厚生省での手続きに時間がかかっていました。

そしてなぜか、8月5日、6日日時指定のワインの出荷依頼が多く、現在、軽井沢で出荷準備をしてもらっています。
夏に美味しくピエモンテ、そして海沿いのトスカーナの空気が伝わりますように。
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ピエモンテ州モンフェラート地方の夏の風景の更新です。

冬にたくさんの羊がいた夕暮れの風景の写真をブログにアップしたことがあります。
その同じ場所で、夏には、3頭のかわいいロバたち。

monferrato

monferrato2

モンフェラートの黒トリュフを買いに。

monferrato5

モンフェラートのワインと一緒にヤギのチーズ、そして黒トリュフ。
飲んだワインは、モンフェラート地方の農場の造った白ワイン、Vino Bianco SAN QUILI 2014
そしてGrignolino d’Asti 2015 です。
いつの間にか2本とも空に。みんなでたくさん飲んでしまいました。

monferrato3

ピエモンテの詰め物入りパスタアニョロッティ。特にモンフェラート地方が美味しい。
Agnolotti monferrini
monferrato4

次の日も、自宅で、ピエモンテ州モンフェラート地方の白ワインで美味しくアペリティーボ。
後ろの窓の向こうに外にある大きな棚があってその上が気持ちいいのか
ねこのぴーちゃんが眠っています。
時々、このキッチンの窓辺にねこがいて、ねこワインカフェ状態です。

vinobianoco

品種がシャルドネとマンツォーニ・ビアンコ(Manzoni bianco )
*Manzoni bianco は、品種リースリング( Riesling) とピノ・ブラン Pinot blanc を交配した品種。
Vino Bianco SAN QUILI 2014

このワインも5日、6日に届く方も多いようです。
冷たくした白ワインで美味しく楽しい夏のひとときを過ごせますように。
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暑いけれど、ねこたちも元気です。

教会前の駐車場で。帰宅すると駆け寄ってきたぴーちゃん。
PI

家の前で物思いにふけるみーちゃん。
MI

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ブドウ畑にて

写真ばかりの短い更新です。
4月から5月のブドウ畑の様子を皆さんに。

4月は、昨年伸びた枝から新芽が出てきたばかりでした。
2016年4月16日 バルバレスコ、ラバヤ(Rabaja)の畑

20160502_1739 (2)


RABAJA

そして先日、5月初旬の写真です。
2016年5月2日 バローロ、ブルナーテ)(Brunate)

20160502_1739 (1)

ネッビオーロの小さな蕾が出来ています。

20160502_1739

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ランゲ地方からノヴァーラ県に向かう途中に立ち寄ったモンフェラート地方で。
ここは、ワイナリーとチーズ農場の持つ販売所、植木屋さんのすぐ近くです。
車から降りると、目の前の牧草地でロバがこちらをじっと見ていました。

このロバは、農場のマスコットとのこと。

ロバ

モンフェラートの家族経営のワイナリー、家畜農場では、毎日、新鮮な ヤギのミルクでチーズを造っています。
チーズと一緒に6月に新しく入荷する予定の白ワインを試飲してきました。
どのような品種のワインなのか、またお知らせします。

それでは、良いゴールデンウィークをお過ごしください。
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ノヴァーラ県の春のブドウ畑で。

ノヴァーラ県のワイナリーの無農薬のブドウ畑の丘に行きました。

2

来週には、フランチェスコのお父さんのルチアーノさんが除草用のトラクターに乗って
自宅からブドウ畑まで車で5分くらいのところ、ルチアーノさんは、ゆっくり丘を登りながら
スーノの街から約30分かかってここまで来るんだとフランチェスコが笑いながら話していました。

草を円盤になった大きなカッターで粉砕して地面に戻していく。
お父さんのルチアーノさんががワイナリーを継ぐにあたって、最初に投資して購入したのが、
その小さなトラクターと円盤のカッターの付属機だったと話していました。

3

ここは、昔からポルチーニの丘という名前がついていた場所で、そのままブドウ畑は、
スーノの方言で ”ムッツィフレイ(Motfrei)"
森がありキノコが豊富にあった場所でした。

それは、本当でした。足元に真っ白なキノコが。
フランチェスコに、「これは食べられるキノコなの。それとも毒を持っているの。」と聞いてみると
フランチェスコは、嬉しそうに笑いながら
「ああ、これは、美味しいよ。スライスしてバターでソテーしたりして食べるよ。」と話していました。

7


*********************
九州の被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
少しでも早く、安心した日常の生活に戻れるように祈っています。

ワイン会でお世話になった福岡県の農園の方からの情報で、阿蘇の農園では
今まで苦労してきて築いてきた農園の惨状に驚き涙が出たとありました。

そして農業を通じて昨年、知り合うことができた熊本県の方にメールで連絡すると、すぐに返信がありました。
益城町に近い熊本市東区に住んでいらっしゃるとのことで
そんなさなかに、メールの最後に若手農業経営者がイタリアに農業を視察する時には
ぜひよろしくお願いしますとありました。

諦めないでこれからも新しく何か始めていきたいという気持ちが強く感じられ、
今は、何もできないですが、いつか私に何かできることはないか考えています。

阿蘇では、伝統農法・野草堆肥を活用した野菜の栽培をしています。
世界農業遺産の阿蘇では、素晴らしい風景が広がり
カルデラの底に広がる平野部の稲作、そして肉用牛、野菜や花など多様な農業が展開されています。
私は、その水田を見に行きたいとずっと思っています。
www.giahs-aso.jp/

*熊本県への地震に関する支援物資の搬送は、運送会社が届けることができないと
受付を中止しているとありますので、
生活に必要なものを送る時には、受け入れが可能かどうか確認したほうがいいです。

http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15422.html?type=top
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ゲンメのワイナリーで。

朝は、まだ冷たい空気です。
ちょうどノヴァーラ中心地の近くを通過時に日の出となり
真紅色の大きな太陽が現れ、やがてすぐにオレンジ色の強い光となっていきました。

ずっと更新が遅れてしまって申し訳ありませんでした。
少しずつ再開します。
通勤中の短い更新です。
**********************

写真は、先日更新したfacebookページと同じで、ブログ用にサイズを小さくしたものです。
自転車に乗って、この地域の水田の大動脈であるカブール運河につながる大きな用水路を見に行った時、 
雲がかかって、光が弱まり太陽が白く輝いた瞬間です。

春の夕方


**********************
昨日は、少し早めにオフィスを出て、帰り道にゲンメのワイナリーに立ち寄リました。
旧市街の石と煉瓦の建物の中からアントネッロの声がしてきました。

”RIE、ちょうどいい時に来た。エルバルーチェのパッシートの作業中だよ。“
20160314_154444

2015年秋に収穫されたエルバルーチェを乾燥させてもの。

20160314_154417

これは、 VALDENRICO PASSITO
バルデンリコ・パッシート
というワインになります。
Passito(パッシート )というのは、ブドウを乾燥させて糖度の高い干しブドウから造られる
イタリアの甘口ワインで、ノヴァーラ県の地方では、果皮がしっかりして、
崩れてしまわないエルバルーチェが使われます。

ブドウの収穫時期に籠に入れられたエルバルーチェは、復活祭前の春まで干され、
圧搾して、ステンレスタンクを使用せず、樽で発酵、熟成させていきます。

今年は、暖かいので3月中旬の晴れて乾燥した昨日に圧搾しました。
これが輝きを持った黄金色の甘口のPassito(パッシート )ワインになります。

現在、販売されているのは2011年(私も日本で2011年を販売中です。)
この収穫年2015年は、何年かフランス産の小樽の中で熟成される予定です。

通常よりも長い年月をかけてじっくりと造って納得してから市場に出すアントネッロ。
2015年は、糖度も高くとてもいいパッシートになることが予想されますが、
市場出荷開始は、さらに時間をかけて東京オリンピックの頃かもしれません。

*******************
約束していたわけでないけれど、偶然にノヴァーラ県スーノのワイナリーのフランチェスコがやってきました。
ステンレスタンクの中からヴェスポリーナ2015を試飲。
アントネッロ、フランチェスコ、そして18歳からアントネッロと一緒に醸造をしてきたジャコモさん。
この大好きな3人の輪の中に存在している瞬間、何だか今、幸せだと思ったのです。

20160314_161515

"フランチェスコ、もし急いでいないなら、RIEが今、もっとも試飲したい1本をみんなで試飲しないか。"
とアントネッロが私の方を見て目を光らし
"きっとこれだな。RIEが知りたかったのは。2010との違いをすぐに見つけていたからね。"
取り出したワインは、ネッビオーロのボトルでした。

20160314_162704

COLLINE NOVARESI NEBBIOLO "VALPLAZZA" 2012
コッリーネ ノヴァレーゼ ネッビオーロ “ヴァルプラッツァ”
ROVELLOTTI

*現在、日本でも販売を開始しています。

"このワインは、2010年に比べるとタンニンも力強く、少しゲンメに似ている。
まるでピッコロ・ゲンメね。" と私が言うと

アントネッロが満足そうに、ワインを眺めながら
"RIEは、このワインをいつもよりも3倍多い本数を日本に輸入したから、わかっていたなと思ったよ。
実は、毎年ステンレスタンクだけで造るネッビオーロなのだが
2012に限って、ゲンメにするために樽熟成させたネッビオーロが10%だけ入っている。
でも毎年、ステンレスタンクだけだから、ラベルには、樽で熟成とは記載していない。"と言うと

フランチェスコがうなづきながら一口飲み、味わいながらワイン造りについて語る。
この二人とこんな風にしてワインを試飲しているこの瞬間、
ゲンメの旧市街に自分が今、存在していることが、ふと奇跡のような気がしました。


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Colline Novaresi Bianco doc Mottobello 2015

まだ、東京行きの機内です。到着前に短い更新です。
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ミラノからの帰り道に、フランチェスコに会いにノヴァーラ県のワイナリーに立ち寄った日のこと。
フランチェスコは、キッチンからグラスを2つ持ってきくると
一緒に来年の春に出荷が開始になる予定のエルバルーチェの試飲をしようと提案し
まだ、ステンレスタンクに入っている 
Colline Novaresi Bianco doc Mottobello 2015のところ向かいました。

20151118_165342

フランチェスコにこのワインについて語ってもらい動画にしました。
暑かった2015年のワインでとてもいい出来です。



”そうだRIEに見せたいものがある。”と言い、一緒に地下の階段を下りて
それぞれのワインが眠っている部屋に行くと、長い年月が経過したワインがあったのです。

”多くの収獲年は、歴史として少しずつ残しておいているけれど、それらとは別のところに
こんなにあるから父のルチアーノ聞いてみたら、こんなところに残っていいたのか・・・というから、
販売するのを忘れてしまって、ここに残ったようなんだ。”

20151118_162228

11月2日のブログで紹介したようにイタリアソムリエ協会から送られてきたワイン雑誌で、
フランチェスコのワイナリーの特集が組まれワインがジャーナリストによって
7月に1961年から2012年までのワインが試飲されたそのコメントで1982は、とても良かったので
販売してみようと言うと、フランチェスコがにっこり笑って
”僕もそう思っていたんだ。まずは、RIEに知らせようと思って。”

そして、地下に眠っているこの1982のワイン、多くを私が購入することになりました。
あとは、ワインジャーナリストさんたち。

ワインのラベルは、当時のデザインをもう一度復元してもらいグラフィックの方に作成してもらいました。

IMG_20151124_074851 (1)

1982年は、フランチェスコさんのお父さん、ルチアーノさんが造ったワイン。

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ゲンメの丘のブドウ畑の向こうに広がる風景

今は、夜明け前の真っ暗な朝です。
ねことハリネズミの様子を見ようと、ドアを開けると
自宅前の教会が見えないくらいに深い霧に覆われ、湿った冷たい空気に包まれています。
土曜日の静かな霧の早朝に写真と動画ばかりの短い更新です。

*********************
ゲンメのワイナリーのアントネッロと約束をしていた秋の午後、ワイナリーに行くと
”RIEは、ゲンメの旧市街側に広がるブドウ畑だけでなく、
反対側の斜面とその奥に広がる渓谷で冷涼な土地を見たことがあるかい。行ってみよう。”

午後のゲンメのブドウ畑の広がる丘で、アルプスを見ながらアントネッロは、
"朝早くなら、くっきりと美しいモンテローザが見えるのだか、
この時間は、かすんでしまって残念だ。モンテローザがいつも背景にあるのが
ゲンメの丘のブドウ畑であって、アルプスがくっきりと見える朝は、
それは、もう神秘的なブドウ畑の風景だ。"

この時、アントネッロの家族のワイナリーの畑の隣にあった他のワイナリーのブドウ畑がなくなり
雑草が生い茂っていることに気が付きました。

IMG_20151113_095831 (502x502)

そしてブドウ畑からさらに4WDの大きな車で進んでいきながら、整備中の丘を案内してくれました。
新しくブドウ畑になるところもあれば、牧草地にする部分も多いようで
掘り返された土壌は、モンテローザの火砕堆積物が酸化した赤い土に覆われていました。
それは、この周辺のレンガ造りの建物の色と同じです。

そしてブドウ畑の反対側の斜面に行くと、その下は、深い渓谷になっていて
その向こうに森が広がていました。
アントネッロがまだ子供だった頃、この下に小さなとても綺麗な川があり
よくザリガニを取ったなど懐かしそうに話していました。

IMG_20151112

”見てごらん。この今、森が続いているこの丘は、中世の頃、ゲンメ市に300ものワイナリーが
あった時代には、森の部分にもブドウ畑が広がていた。
今は、ゲンメを生産しているのがゲンメ市では、たった10の生産者、
その他の市、例えば、フランチェスコのところもそうだが、ゲンメ市以外で6の生産者。”

私は、ひとつ足りないことに気づき、そしてアントネッロの隣のブドウ畑がなくなって
雑草が生い茂っていたので、聞いてみると、そのワイナリーは最近、破産してしまったという。

アントネッロの4WDの大きな車で旧市街にあるワイナリーに戻ってきました。
1300年代にゲンメ市民が戦いから身を守りために建てた避難所(農民のお城)は
ゲンメの丘の赤い土からできたレンガとセージア川の石で造られています。

IMG_20151112

この日、アントネッロと一緒に試飲したのは
COLLINE NOVARESI NEBBIOLO "VALPLAZZA" 2011
(コッリーネ ノヴァレーゼ ネッビオーロ “ヴァルプラッツァ” )
GHEMME " CHIOSO DEI POMI"2007(ゲンメ "キオーゾ デイ ポーミ" )
IMG_20151112


アントネッロにゲンメ2007について語ってもらって動画にしてみました。



イタリア語だけの動画ですが、約5分間の動画の内容は、下記のようになっています。
2007年は、ゲンメにとってとてもいい年で偉大な収穫年のひとつ。
熟成しとても優雅な味わいです。ゲンメなので、まだ20年は、美味しく飲めるワインです。
最初の10年は、熟成していくことで少しずつその変化がありそれが頂点に達すると
その後、しばらくその状態が維持され、さらに年数が経っていくことで次第に
ゆっくりとしたペースで風味が落ちていく。
その年数、ワインが少しずつ呼吸することができるように
良質で長さを持ったコルクを使用しています。

他の収穫年のワインと比較すると、デキャンタージュすることなく
ボトルからそのまますぐに注いでも、十分に華やかな香りが開いてきます。
ワインの色彩は、ネッビオーロ特有の輝きを持ったガーネット色で
熟したラズベリーの実のジャムなど煮詰まった赤い森のフルーツの香りや甘草、アニス。
まだ8年なので、ゲンメの中では、若いワインと言える。
味わいは、エレガントで大樽で長い熟成期間があるのを感じ、タンニンが丸みを帯び
まろやかで長く続く余韻が心地よい。
牛肉の他、鴨・鹿などの野鳥獣(ジビエ)熟成したチーズなど。
偉大なワインなのでワインだけで楽しむこともできます。

********************
【お知らせ】
11月末から12月7日まで日本に帰国します。
12月5日(土)のお昼頃から名古屋でお食事とワインを楽しむ気軽なパーティー形式を
ソムリエさんが企画してくれているので、また詳細が決まったらご連絡します。



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週末はかぼちゃのリゾット。

夜明け前で暗い町がぼんやりと白く見えて
車のフロントガラスが曇っているのかと思っていましたが
深い霧に包まれていたことに気が付きます。

3℃。日中と寒暖差が大きいので、きっと帰りは、暖かいことでしょう。
高速バスの運転手のマウリッツィオも通勤仲間の
シモーナをはじめ数人の乗客はニットの帽子ですっぽりと頭を覆っています。

通勤中の短い更新です。
*******************
稲作農場のアグリツーリズモのレストランで、
連日、マリアの作るリゾットのランチ。
1日目は、ゴルゴンゾーラチーズのリゾット。

maria

2日目は、ハロウィンの日だったのですが、偶然にかぼちゃのリゾット。
この季節によく作られるリゾットで、今晩も自宅でかぼちゃのリゾットの予定です。

Il risotto alla zucca
risotto

ハロウィンの習慣がないので、静かな人通りのない田園が広がり、
バールにハロウィンのかぼちゃの飾りがあるくらいです。
もしかしたら子供たちのいるご家庭では、イベントとして
小さなパーティを楽しんだりていたかもしれません。

ハロウィンの翌日の11月1日は、諸聖人の日で、カトリックの祝日の一つで「万聖節」。
死者の魂に祈りをささげるので、お墓をお参りをするので知り合いのお花の農場では
菊のお花の出荷作業に追われていました。

*******************
そして、収穫が終わったノヴァーラ県のブドウ畑を訪れました。
ワイナリーの地下にある試飲室は、地下深くの土壌の石で囲まれた空間になっています。
すでに暖炉に火が灯り、オレンジ色の光を見ながら、ワインを試飲。

ブドウ畑から帰ったきたフランチェスコが地元(ノヴァーラ県スーノ)のサラミと
ここから近くのオルタ湖を見下ろすモッタロネ山の農場のチーズを切ってくれました。

20151030_123133

イタリアソムリエ協会から送られてきたワイン雑誌で、
フランチェスコのワイナリーの特集が組まれました。
いつもこの特集欄には、有名な大きなワイナリーが掲載されるので、
たったひとりでブドウ畑から醸造、そしてボトル詰め、出荷を行っている
小さな無名のワイナリーなのではじめ、話が来た時にとても驚きました。

20ぺージ以上掲載されています。その一部を紹介します。
Copyright
(c)Associazione Italiana Sommelier
vitae settembre 2015 N.104


ブログに何度か紹介したブドウ畑の横に広がるノロジカの生息する森。
ブドウ畑に大きな被害があるものの、フランチェスコは、共生する自然環境を大切にしています。

Vitae 07 Brigatti_02

ブドウ畑の名前は、鳥が歌う丘の意味の昔の方言。

Vitae 07 Brigatti_07

アルプスを背景に無農薬のブドウ畑で、作業するフランチェスコの手。

Vitae 07 Brigatti_10

今まで家族の記録として数本、少しずつ残しておいたワインがジャーナリストによって
試飲され、そのコメントが書かれています。
数ぺージに及ぶので、ここでは、最新の2012のワインと最も古い1961年のワインがある
最後のぺージのみ紹介。
Vitae 07 Brigatti_15


Vitae 07 Brigatti_22

2015年7月1日のブログに試飲した時のことを書いています。
Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1961
(私は、この時、ワインジャーナリストさんたちが試飲した後に残ったものを
試飲させてもらいました。)

お知らせです。
個人のお客様でノヴァ−ラ県のフランチェスコのワインのファンの方々、
取り扱ってくださっているレストランのソムリエさんなど、
この雑誌が欲しい方もいらっしゃると思うので、特別にたくさん注文しました。
該当する方にご連絡しますのでどうかよろしくお願いします。

******************
高速バスは、ロンバルディア州に入り、ミラノが近づいています。
万博会場横を通過して、バスは、ミラノ市内に入っていきます。
10月31日をもって、ミラノ万博が終了しました。

最も来場者の多かった日本館のスタッフの方々や関係者の方々、お疲れ様でした。

万博での訪日観光プロモーションや稲作関係で、いろいろと重なり
夏の終わりからすっかりブログの更新が少なくなってしまいました。
ワインの仕事も今までの分を今年の2ヶ月で取り戻すためにも復活しなければなりません。

11月の終わりから年内は、2度の一時帰国予定です。
ワイン関係のお知らせは、このブログかfacebookページに掲載します。
今日もいい日でありますように。

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ランゲ・ロエロ地方のワイン産地で。

ブログの下書きは、通勤の朝の車内ですが、ブログの送信中にバッテリーがなくなってしまい、
充電の完了した仕事の帰り道、出発を待つトリノ行き高速バスの中から再送信します。

朝の記事を読み直してみると、気温がお昼過ぎの今(約20℃)と、大きく違っています。
日中の寒暖差が大きいので、ご旅行やご視察、研修にピエモンテにいらっしゃる方は、
調節しやすい服装がいいです。

それでは、下記は、朝に書いた下書きです。

*****************************
今朝の出発時の気温は7℃でしたが、日中は気温が上がり、おそらく帰宅時は
長い秋のコ−トのジャケットが暑くて手に持って歩くようになるかもしれません。

高速バスの中は、暖房が入っていました。
夜明け前の車窓は、神秘的です。

次第に地平線から横に淡い桃色のラインが現れると
それまで真っ暗であった景色が東の方角(バスの進行方向でミラノ方面)から
木々、田園、レンガの農場の建物、ノヴァーラなどの都市部の住宅の建物
そして北東方面のアルプスの山々の輪郭がくっきりと黒く見え始めてきて

やがてロンバルディア州に入り、日の出の時間になると、建物、木々、田園の景色が
それぞれの色彩を持ち、朝の美しい風景となっていくのです。

始発バスの中では、小さく寝息も聞こえてきたり、スマートフォンの液晶の光、読書灯で本を読む大学生と
それぞれの朝の時間を過ごしているようです。

私は、これを書き終えたら、日本で帰国時に購入した本を読む時間にしましょうか。
通勤中の短い更新です。

*****************************
(Torre di Barbaresco)の上から眺めるランゲ地方バルバレスコの街の風景。

1

*塔は、入場料5ユーロ 12歳未満は無料 (12月25,26日を除く毎日)
入場できる時間は、10時から13時、14時から19時

*****************************
ロエロ地方のワイナリー DEMARIEのワインの収穫風景

3

そしてこちらは、ランゲ地方バローロのワイナリー BORGOGNO FRANCESCO
ブログで時々、登場するシルヴィアさんの家族のワイナリーの畑です。

ブルナーテのすぐ隣の無農薬のフォンタナッツァの畑のドルチェット

5

Dolcetto d'Alba 2014
6

バローロのワインは、アメリカ、ドイツ、オーストリアをはじめ、日本、香港などのアジアと多くの国々に輸出され
輸出が大半を占めるのですが、同じワイナリーのドルチェットは、地元で消費するものがほとんどです。
遠くても私の暮らすノヴァーラ県の町の夏祭りで使用されたくらいで
あとは、気に入った私が日本に輸入しただけでした。
海外で飲まれることも、遠くに販売されることもなかったこともあり
ワインのラベルがバルべーラとほぼ同じ色で、ラベルをよりシンプルな白の紙を使っていました。

バルべーラのワインのラベルと差がほとんどなく、わかりにくかったことと
ドルチェットの持つ可憐でフレッシュなイメージの色彩にしたくてずっとシルヴィアさんと相談してました。

新しくしたオリジナルラベルは、ワイナリーの持つデザインを崩すことなく、
白ワインのランゲ・ファボリータと色違いにしました。

ワインのラベルのデザイン、色彩を私が決めて、グラフィックの人に依頼して印刷したワインは今までで3つで
それだけに、私にとっては、どれも愛着があり、毎日の食事や食前酒などで大切に飲みたいと思えるようなワイン。

日本でシルヴィアの家族が造るワインを、お食事と一緒に楽しく過ごしてもらえたらという願いと
無農薬の畑で造る自然で素朴な味わいのドルチェットの持つイメージを表現したかったのです。

秋、そして次第に晩秋へとワイン、お料理が美味しく、大好きな美しいピエモンテの季節が巡ってこようとしています。
それは、月日の経過を意味していて、ピエモンテの小さな町で暮らしてから
11回目の秋を迎えていることに気が付きました。

これからの日々は、大切に思っていることに集中して過ごしていきたい。
それは、ひとりでも多くの方に、体に優しく美味しく楽しい時間、
夢を遠くピエモンテから届けること。
そして、今までと違った新しい農業を始めてチャンスを得ていきたい方々、若い人たちに
ここの研究者の新しい取り組みなどをシェアして、世界が広がっていくこと。
家族、友達との時間。ワインと猫。
書いていたら、人生の時間が少し足りないような気がしてきました。
とにかく、今日の時間をひたすら走っていく。

******************

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ネッビオーロの果実が色づき始めました。

今朝も涼しく13℃、そして徐々に気温が上昇して私の住む町では最高気温が27℃になる予定です。
しかし、今週は、再び35℃以上の予報で暑い日々が戻ってきます。
涼しい休日の午前中のうちに、ブログを更新。

***************
ロエロのワイナリー DEMARIEのパオロから連絡がきました。
”今年は、ネッビオーロの実が色づくのが少し早く始まったんだ。”
パオロからの写真で、昨日のブドウ畑の様子です。

DEMARIE


DEMARIE2

パオロによると
2015年の収穫年がどのようなものになるかを判断するのは早すぎるとしながらも
冷夏で雨が多くベト病などの病害が発生した2014年とは、まったく異なった気候であり
今のところは、とてもいい状態です。

それは、冬、春の降水量が十分にあったため、夏の暑さがブドウにとって
ストレスになっているものの葉は水が不足していることで苦しんでいるサインを見せてなく、
とても綺麗な緑色をしています。

アフリカからの影響でのこの酷暑は、イタリアにとって異常な気候で
再びそれが来て続くと、その後に、強い嵐や雹が来る可能性もあるから
まだ安心できないものの、収穫が楽しみだと話していました。

“でも少し雨が降ると安心だね。”

***************
こちらは、ワイナリー訪問時に撮影したものです。
暑いので、ロエロ・アルネイスのメトド・クラシコのスプマンテ、フランス国境沿いにある
アルプスの山、モンヴィーゾのミネラルウォーターがとても美味しく感じれます。

DEMARIE4 (1)


DEMARIE4 (2)

*****お知らせです。******
先日、バローロ・ブルナーテ2010の完売のお知らせ(ワイナリーでも完売)をしましたが
それに続き、モンフェラート地方のグリニョリーノ・ダスティ2012も完売しました。
バローロ2011、グリニョリーノ・ダスティ 2013は、夏の終わりから秋の入荷になります。

こちらのブログのワイナリーのDEMARIEは、入荷したばかりで全ての種類が揃っています。
ロエロ・アルネイスのメトド・クラシコ スプマンテの収穫年は2010年

白ワインのロエロ・アルネイスは2014年となり、今年の2015年と大きく違う気候の年のワイン。
2013年以前のロエロ・アルネイスと比べると、エニシダ、カモミールのような花の香りや
桃などの果物の香りが強く感じられアルコール度数が若干低くなります。

若い軽めのワイン、ランゲ・ドルチェット2013など夏用に多く入荷しています。

****************
いつものねこのコーナ―です。

数年前に家におしかけてきた時と同じような表情で、
初めてぴーちゃんに出会った夏の日を思い出しました。

真剣な顔で後からぴったりと来て、私が立ち止まって振り向くとぴーちゃんまでぴたっと動きを止める。
まるで、”だるまさんが転んだ”をねこと遊んでいるようです。

oshikake

この後、ドアの前にいたみーちゃんと喧嘩になり
ぴーちゃんは、みーちゃんからねこパンチを受けてしまいました。。。

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Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1961

更新がしばらく途絶えてしまっていて、申し訳ありません。

深夜近く、眠る前に中庭に出て気持ちの良い風にあたって涼んでいると
教会裏から自然保護地域にかけて広がる水田から、
無数の蛙たちの鳴き声が低く音楽のように響き渡っていました。
この季節ならではの素敵な夜の空気と時間が流れています。

そんな最近のピエモンテ ノヴァーラ県の様子と写真の短い更新です。
********************
週末の午前中、この地方の領主の館を改装した空間で待ち合わせの時間までカフェを楽しむ。

20150620_091559 (2)

ノヴァーラ県のワイナリーで、偉大なワインを試飲。

3

そのワインは、Colline Novaresi Nebbiolo Motziflon 1961,1978,1979,1980,1990
(今までブログに何度か登場しているフランチェスコのノヴァーラ県のワイナリー *Brigatti )

ブドウ畑の名前は、ピエモンテ方言でドイツ語のような響きですが
”MotZiflon”

これは、 MotがCollina(丘)を意味して、Ziflonは、”il canto degli uccelli"(鳥が歌う)。
*現在のラベルは、白地にこの町の風景を鉛筆でスケッチしただけの(ワインごとに景色は、異なります)で
とてもシンプルなラベルになっています。

1978
20150620_083748 (2)

1961
20150620_083459 (2)

このワインは、フランチェスコのお父さん、ルチアーノさんが造ったワイン。

20150620_084008 (2)

ルチアーノさんは、古いボトルを眺めながらフランチェスコの小さな時、
そして学生時代の想い出話を語り始めました。

フランチェスコは、ちょうど私と同じ年でなので
私は、同じ時期に自分が何をしていたかと想い出しながらワインを試飲していました。

最後の1990を試飲していると、ボトルを眺めながらルチアーノさんは、
トリノ大学でエンジニアを目指して勉強していたフランチェスコが農学部に変更したと
お父さんのルチアーノさんに打ち明けた時のことを懐かしそうに目を細めながら静かに語り始めました。

"息子は、やはりこの土壌を愛していたんだよ。しかもあらゆる農作物を学んだ後に
ワインの醸造を専門的にさらに学びたいといいはじめてね。
時間がかかるけれど、トリノからまたここにいつか戻ってくると言うんだ。
でっきりエンジニアになって、この土地を離れていくと思っていた息子がね。"

*****************
近所のレストランでこの地域の養豚農家のサラミ工房からの
ノヴァーラ県のサラミ そしてやはり地元のゴルゴンゾーラチーズの盛り合わせ。

1

まだまだ伝えたいピエモンテ ノヴァーラ県の風景がたくさんスマートフォンに残っているので
ブログを再開して少しずつ紹介していきます。

そしてねこは、今日も元気です。

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グリニョリーノ・ダスティでランチ

更新が遅くなってしまっているので、取り急ぎ、この季節のピエモンテの風景の短い更新です。
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最初にお知らせです。
現在、初夏から夏に向かう季節、白ワインの注文が多く在庫切れになってしまったワインがあります。
大変、申し訳ありませんでした。昨年の天候の関係で2014年のワインでなく、
今年も引き続き収穫年2013年のワインを販売する予定で多く輸入していましたが完売のため
ゲンメの白ワイン エルバルーチェとロエロのワイナリーのロエロアルネイスは、
今月収穫年2014年のワインを入荷することになりました。
2013年と味わいが違うので、こちらについては、facebookぺージでお知らせします。

バローロのランゲファボリータに関しては、2014年は、天候+雹害でまったく生産していないので
来月までに輸入する2013年が終了次第、完売になります。


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ピエモンテ州モンフェラート地方のオリーブ畑を歩く。

20150531_123007

農家のヤギのミルクのチーズとモンフェラートのサラミ
一緒に飲んでいるワインは、初夏に美味しいグリニョリーノ・ダスティ Grignolino d’Asti 2012
(現在、輸入しているモンフェラートのワイナリーは、ワイン造りの他に家族経営の家畜農場であり、
毎日で新鮮なヤギのミルクでモンフェラート地方のチーズも造り、販売までを手がけている農場です。)

20150531_110319

無添加のハムとモンフェラートの牛を使った農家の自家製の
ブレザオラ (Bresaola:牛肉を塩漬けにしたもの) .

20150531_111155

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いつものねこのコーナーです。
最近のぴーちゃん。

ミラノから帰ってくると、中庭の石の上でぴーちゃんが眠っていました。
風の通り道で気持ちがよくぴーちゃんのお気に入りの場所のひとつ。

20150603_153638

前に回って、そっと写真を撮ろうしたら、片目をうっすらと開けて私を見ると
"ニャッ"と短く鳴く。

20150603_153752


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Vinitalyの思い出。

今日から夏時間になり、明るい日々が続きます。
先日、仕事の帰り道に立ち寄ったスーパーでは、色とりどりの野菜が並び
季節も風景も変わっていきました。

復活祭(イースターのことで、イタリア語でパスクア(Pasqua))が4月5日、
復活祭翌日の月曜日の祝日(、イースターマンデー)が6日と近づき
近所のバールでは、卵の形をしたチョコレートやお菓子がレジ付近に並んでいました。

20150328_181905

冬時間であった昨日18時半にバールに行った時は、まだ明るい青空の午後の風景だったので
夏時間になった今日は、それが1時間遅く19時過ぎの風景となるので
まだまだ明るい夕方が続きます。

このブログを書いた後には、田園を自転車で散策し、その風景を観察してきましょうか。

おそらく春のとうもろこしの前に刈り取る早くに熟して収穫することのできる
バイオマスエネルギー用の植物を見ることができるかもしれません。

その前にヴェローナのワイン見本市(Vinitaly)を訪れた時の写真の短い更新です。
****************
Vinitalyの最終日は、午後早めにヴェローナを出発して、
ガルダ湖畔の宿泊先に荷物を取りに帰りました。

雨の中、湖から続く運河でひとりぼっちの白鳥。

20150325_150838

4日間あった見本市会場。
3日目にゲンメのワイナリー(ROVELLOTTI)のアントネッロがやってきました。

アントネッロは、午前中10時半過ぎににヴェローナに列車で着き、
会場では関係者に挨拶のためだけで14時台の列車で再びノヴァーラ方面に帰っていきました。
わずかな時間の滞在でした。

人混みの中、遠くからブースに向かって歩いてくるアントネッロは、強烈なオーラを放っていました。
いつもゲンメの旧市街でひとり歩いて手を振って近づいてくるアントネッロの姿は見慣れていましたが
その独特な空気を運んでくるエネルギーをこの日、とても強く感じました。

ノヴァーラ県を中心としたアルトピエモンテの生産者さんのブースに到着して
箱に入れてた2本入りのゲンメを机の裏に置くと、ブース内の挨拶回りをして
やがてフランチェスコと私のいる小さな丸いテーブルに座りました。

緊張するフランチェスコ。

20150324_103236 (2)

”これは、RIEが輸入しているのか、フランチェスコのワインを是非試飲しよう。”
ノヴァーラ県のワイナリーのゲンメを試飲するアントネッロ

20150324_103327 (3)

アントネッロは、口に含んで、小さくうなづき、
低く小さい声で”buonissimo (とても美味しいな。)”とつぶやく。

ほっとするフランチェスコ。(笑)
実は二人は、親戚同士です。そしてアントネッロの息子さん。

20150324_101046 (2)


その他のブースで。
ロエロ地方のワイナリー(DEMARIE)のパオロ。

20150323_125139 (2)

期間中、何度も私は、人がいない時間帯を見てパオロのブースに通い、いろいろと相談。

*ワイナリー以外で会場で3回以上、時間をおき、抜栓後の違いも試飲しました。
2014年の白ワイン、ロエロ アルネイスの味わいがあまりに違います。
現在、日本で販売中で昨年残りを買い取った2013が完売しそうなので、じきに2014も入荷となります。
その違いなどの説明を改めて個人のお客様、
そして現在、取り扱ってくれているレストラン関係の皆様にいたします。

難しい収穫年ですが、ワインの初心者の方には、もしかしたら、
この2014年の方がお好きな方もいらしゃるかもしれないと感じているので2014も入荷予定です。

そしてバルバレスコのワイナリー(GIUSEPPE CORTESE)のティッツィアーナ。

20150322_162435 (2)

アスティ地方カネッリのワイナリー(AVEZZA)のパオロ。

20150323_105236 (2)

********************
私が、友人、大切なお客様をノヴァーラ県のブースに案内するたびに
ノヴァーラのサラミやゴルゴンゾーラチーズを用意してくれた フランチェスコ。どうもありがとう。

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ゲンメのワイナリーから

次第に日の出が早くなり、ノヴァーラを通過すると、地平線が濃紺からブルー、オレンジ色と
淡い色彩に変化していくようになりました。

通勤中の短い更新です。
**************************
昨日帰ってきて、自宅に続く中庭の大きな木の扉に向かうと、
ねこの鳴き声が聞こえてきました。この声は、ぴーちゃんです。

振り返ると、教会前で帰りを待っていたねこ。

20150224_181728

夕方も日が長くなりました。次第に春に向かっています。

**************************
この時期は、ワイナリーでは、ブドウの木の剪定作業をしています。

前のブログでノヴァーラ県スーノのワイナリー(Francesco Brigatti)での
エルバルーチェ 2014のボトル詰め前の試飲した時の様子を書きましたが
今日のブログは、ゲンメのワイナリー ロヴェロッティ(ROVELLOTTI)のエルバルーチェです。

今のこの時期は、アントネッロが剪定作業をしています。
アントネッロがブドウ畑から帰ってくる17時過ぎにワイナリーで約束をしていました。

ゲンメ1

ブドウ畑から帰ってきたばかりの長靴姿のアントネッロが鍵を開けている旧市街の建物は、
通りに面してなく、ワイナリーの裏にある中庭から続く建物です。

中世のゲンメ市民の戦いから身を守るための避難所だったレンガと石の建物は、
まるで迷路のようになっています。

カンティーナへ (1)

この建物には、エルバルーチェのスプマンテが眠り、
さらにこの建物の出口からのみ通じる中庭の隅で、屋根がある部分に
エルバルーチェ用のステンレスタンクがあります。

先日のワイナリーのフランチェスコは、ワイナリー内の冷蔵装置のあるステンレスタンクから
朝の気温がとても低いこの時期に、外のステンレスタンクに移したばかりでしたが

アントネッロは、発酵を終えて、昨年11月からこの外のステンレスタンクに移しています。
エルバルーチェは、朝は、氷点下になる冬の間、ずっとここで静かに過ごしていました。

アルコール発酵終了後、亜硫酸塩(solfito)をまったく添加しない方法で、 
乳酸菌がワインのリンゴ酸を乳酸と炭酸ガスに分解するマロラクティック発酵を起こさせないように
(減酸しないでエルバルーチェの豊かな酸味と香りを残すために)
気温がとても下がる外にあるステンレスタンクに入れているのです。

カンティーナへ (2)

こちらは、ルモンタージュ(フランス語 remontage)して、タンクの底部からワインを抜いて
ポンプでタンク上部に戻してタンク内のワインを循環させているので
先日のブログと同様に澱が混じり濁った色あいになっています。

エルバルーチェ1

こちらは、まったくルモンタージュさせていない澄んだワインになっているステンレスタンク。
アントネッロは、比較するための実験をいつも行っています。
ルモンタージュさせていないこちらは、スプマンテになる予定。

エルバルーチェ2

2014年は、この地方の天候の関係でエルバルーチェのパッシートのワインはまったく造らず

*エルバルーチェのパッシート。 Passito(パッシート )というのは、ブドウを乾燥させて
糖度の高い干しブドウから造られる イタリアの甘口ワイン。酸味の高いエルバルーチェからなので
ほのかな甘口となります。


若い赤ワイン ヴェスポリーナ(COLLINE NOVARESI VESPOLINA "RONCO AL MASO")も
ネッビオーロ(COLLINE NOVARESI NEBBIOLO "VALPLAZZA")も造るのを断念し

選別したブドウから少量のゲンメ2014のみ生産する方針です。

*そのため弊社では、現在のヴェスポリーナは、2012を販売中で終了後、2013を販売。
ネッビオーロは、2010を販売中。2010終了後は、アントネッロも販売するものがなくなってしまうので
次のボトル詰めを遅らせているのですが、アントネッロが次の収穫年の販売を開始するタイミングで
入荷することになります。

**************************
ところで、先日、ノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコに
"最近、私は、帰宅時間が遅くてブドウ畑に行かれないから、畑の様子、特に剪定作業風景を
どうか写真で送ってみせてね。"と連絡していたのですが

たったひとりですべての作業をしているフランチェスコ、写真を撮る人がいないことに気がつきましたが
ブドウ畑の様子の写真を待っていました。
昨日、"ノロジカの素敵な写真は、撮れなかったけれどこちらで。"とメールに書いてあって
"剪定2015"と題名の入った写真が送られてきたのですが
パソコン画面一面に、剪定バサミを持ったフランチェスコの自撮りが・・・。

potatura 2015 (3)

フランチェスコさん、私は、鋏でなくてブドウ畑が見たかったのです。。。


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エルバルーチェ2014の試飲

私が家を出る時に、起きてしまった2匹のねこも外に出たがって飛び出してしまいました。
教会のライトアップのオレンジの光の下で、私が車の窓の氷を削っているのを
ねこのぴーちゃんがそばでじっと眺めていました。

氷点下4℃だったので、再び戻って家の木のドアをたたいたり、押してみたり
小さな音をたててぴーちゃんなりに、家に入りたいサインを送っていることでしょう。
明るくなるまで、うちの中でゆっくり眠っていけばいい。

通勤中の短い更新です。
******************
ブログの更新がとても遅れてしまっていました。
最近に出来事は、ミラノで開催された旅行博で訪日旅行を促進するための日本の観光局の
出展ブース会場で働いていました。

5月からミラノ万博が開催されることもあり、国際展示会場の鉄道の最寄駅名が
Rho Fiera(ロー・フィエラ)からRho Fiera Expo Milano 2015と駅名が変わっていました。

出展者の入場時間10分前に到着しゲートが開くまで待っていました。
まだ誰もいない会場に向かう通路で。

fiera

先日、帰り道に立ち寄ったノヴァーラ県スーノのワイナリーで。

春のボトル詰めの前に、ワイナリー内にあったステンレスタンクから
ワイナリーの外に設置されたステンレスタンクにワインを移し替え(Travaso)したワインをボトルに取って
ワイナリー内の作業テーブルに運び、2014年のエルバルーチェのワインを試飲。
朝が冷え込むこの地方では、外に白ワインのエルバルーチェを置くことによって、より美味しくなるという。
そういえば、ゲンメのワイナリーのアントネッロも同じことを言っていて、
やはり旧市街の奥まった中庭にあるステンレスタンクにエルバルーチェを移していたのを思い出しました。

スーノにあるこのワイナリーでは、白ワインは、ワインに厚みをもたせるためにも
澱を引かないでそのままステンレスタンクに保管していて、移し替えで澱が撹拌され
濁った色あいになり、やがて澱が沈殿して澄んだ色になった上澄みをボトル詰めにします。

色が濁っているのは、移し替え後2日目、
そして次第に白ワインらしい色合いになっている方は、移し替え後10日目。

20150210_160040 (2)

フランチェスコと2014年のエルバルーチェを試飲。

2014年は、夏、ピエモンテ北部ノヴァーラ県は、気温が低く、晴れていても
夜間、早朝と雨が降ることも多い年でした。

葉で育成された光合成生成産物を有効にするために、
また場所によって予期していましたがperonospora (べど病)が発生していることもあり、
ワイナリーのフランチェスコは、この状況で良質なワインを造るために
成長して高くなっていく枝を切り落としていきました。

フランチェスコは、お父さんと家族2名で手作業でブドウを間引きして収量をかなり少なくして
この状況で最良なものにしようとできる限りのことをしたと笑っていたのを思い出しながら試飲。

"香りも良く思ったよりも悪くない。美味しい。アルコール度数が若干低くなって
ほんの少し酸味が高くなったけれど。"というと分析の結果を見せてくれました。
フランチェスコは、"この気まぐれの年だったが、どうにか美味しくできたから自分でもびっくりしたよ。"

ただ、倉庫には、収穫年2013年の残りのウーヴァ・ラ−ラ、ヴェスポリーナ、そして
このエルバルーチェが別に保管され、今年も昨年からと同様に、日本で2013が販売できるように
フランチェスコが確保してくれていました。
それでも、このワインは、人気があるので、いつかは完売してしまうので
今年の終わりには、2014年を入荷するようになるかもしれません。

その頃には、ワイン会で、2013と2014の比較試飲をして多くの方に
この自然と気候の違い、そして難しかったこの2014年のブドウ栽培を知ってもらえるようにしてみようかと
私はこの澱で濁ったワインを眺めながらいろいろな夢が静かに広がっていきました。

口に含むだけでなく美味しいので全部飲んでしまおうと言うと
笑いながら、フランチェスコがサラミとチーズを持ってきて、切り始めました。

******************
ミラノが近づくといつの間にか、次第に早朝の風景となり日の出が早くなったようです。
もう春が近づいています。

1日の始まりの時間は、何気ない日常なのですが、そこには、希望が感じられてとても素敵な時間帯です。

今日は、先週末まであった仕事の展示会の報告書などの書類関係の仕事の目処がついたので
午後は、ゲンメのワイナリーなどゲンメ周辺で過ごします。
そしてゲンメでワインだけでなく、美味しいお菓子を買って帰ろう。

皆さんもどうか良い1日をお過ごし下さい。

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バローロ2010を試飲していた日のこと

最近、朝の気温は、ノヴァーラ県の中でも低く、北のワイン産地ゲンメよりも低い日々が続いています。

氷点下7℃の明け方、カフェの準備をしていると
ねこのみーちゃんがキッチンのドアを押して、隙間から覗いて、私を呼んでいました。
おなか空いたのかなと急いで行ってみると、何事もなかったかのように、お皿の上に残っていた食事の続きのカリカリを無心に食べていました。
みーちゃんは、ただ私を呼んでみただけだったようです。

私は、2杯目のカフェを飲んで温まると出発。
日中は、晴れて暖かくなるので、雪は、ほぼ解けてなくなりましたが
日陰の駐車場には、ほんの少し残り、朝は固く凍って黒く光っていました。
無数の星が輝いている朝で、きっと今日も晴れてアルプスの山々がくっきりと見えることでしょう。

通勤中の短い更新です。
*******************
2015年は、雪が降ったものの昨年のように穏やかな冬です。
写真は、雪の降った先週末に送られてきました。
ピエモンテ州ロエロ地方のワイナリーDEMARIEの所有するヘーゼルナッツ畑の様子です。

ヘーゼルナッツ畑

イタリアの仕事の方で、今週イベントを控えていて、どうしてもいつものように、
仕事の帰りにワイナリーまで行くことができず
ピエモンテの人々との日々の様子が少なくて申し訳ありません。

今週末までは電話で生産者の方たちと食品分析結果などから考えて相談することで進めていて
ミラノから夕食前に帰る日々でも、ゆっくりワインの試飲の時間は、いつものようにあります。

週末から3日間に分けて試飲したのは、この2本の自然の味わいのある伝統的バローロ。
1本は、私が輸入しているバローロのシルヴィアさんの家族のワイナリー
Borgogno Francesco(ボルゴーニョ フランチェスコ)の
Barolo Brunate バローロ ブルナーテ 2010(左)

そして、老舗ワイナリー、Cavallotto(カヴァロット)社 の
Barolo Bricco Boschis バローロ ブリッコ・ボスキス 2010(右)
ともに2010年で比較して、違いを確かめながら確認して試飲。
wine

シルヴィアと今年には市場に出荷予定のBarolo Brunate 2011について電話で語る。
私は、同じくブルナーテ(Brunate)の畑からのLanghe Nebbiolo 2011が素晴らしかったので
バローロ2011もとても楽しみにしていることなど話し、シルヴィアとワインの話で夢中でした。

"RIEが2011のランゲ ネッビオーロの残りのワインが全部欲しいと言って倉庫で保管していたわね。"

"でも、もう全部、日本に送ってしまったから、一部のバローロだけで私のスペースはなくなったわ。
長い間、預かっていてくれてありがとう。"

"それが今、まだRIEのスペースのところに保管しておいているものが数百本ある。
きっと必要だと思ってとっておいてあるワインがある。実はね・・・"

それは、、家族や親戚、知人用に白ワインを造っている自然な味わいの白ワインで、オ−ストリアと
私が輸入する他は、すべて家族、親戚で消費していた
Langhe Favorita (ランゲ・ファボリータ)2013のことでした。

収穫年2014の試飲をした上で、まだボトル詰めされていない春以降の入荷は、
ランゲ・ネッビオーロなどと同様の高級なコルクにしたいとシルヴィアに相談中だったワインです。

2014年の夏、このランゲ フォボリータを栽培している、家族が昔から持っていた
ロエロ地方、ソンマリーヴァ ぺルノに0.8ヘクタールの畑は
雹の被害があり、収量が少ないと聞いていましたが、
結果的に2014年のランゲファボリータを販売できる状態にはならなかったと話していました。

シルヴィアとの電話を終わった時、キッチンの窓からの風景は、霧で暗い空が広がっていました。
もう、そろそろ雨戸を閉めようかと考えながら、バローロの2本のボトルを眺め
グラスに注いでみました。
美しい濃いガーネット色でバローロらしい輝きが綺麗で、こんな冬の夜の入り口の時間には
ぴったりだと、とても嬉しく華やかな気持ちになっていくのを感じていました。

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日本からの更新です。モンフェラート、そしてゲンメへ

更新がすっかり遅れてしまい申し訳ありません。
その間、私は、マルペンサ空港からフランクフルト経由で東京に。
そして昨日から北海道で、今、札幌のホテルから写真ばかりの短い更新です。

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帰国前に訪れたモンフェラート。ここにオリーブ農家があり、時々訪れる場所です。

20141118_160515 (2)


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オリーブ農家には、とうもろこし畑もあり
とうもろこしの粉(ポレンタ)になる前の様子を見せてもらいました。

20141118_161905 (2)

覆われたシートを外すオリーブ農家のヴァレンティーノ ヴェリオさん。

天日干しで乾燥したトウモロコシが見えました。
これをピエモンテ州クーネオにある農家の臼で挽いて粉にしていきます。

20141118_162010 (2)


20141118_162148 (2)

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そして、その翌日、仕事の帰り道、ゲンメに立ち寄りました。

20141119_173505

Ghemmeのワイナリー ROVELLOTTI(ロヴェロッティ)で完成した
Erbaluce Spumante Metodo Classico

何度も試飲して意見交換、先月仕上がった120本の状態のままでは、輸入できないと思っていました。
今年もダメかもしれない。
最後の仕上げが間違った方向に行ってしまったという思いがあり、話し合いに行こうと思っていたら
アントネッロも同じことを考えていました。

ポテンシャルの高い品種、エルバルーチェのままにしておきたいと気持ちでいっぱいでした。

帰国直前に用意してくれたワインを一口飲んで、アントネッロと目があって笑みがこぼれる。
美味しく完成です。

20141119_174258

現在、輸入に必要な食品分析結果の書類を待ち、そして12月には日本へ。

20141119_174126

これからホテルを出発して、札幌駅に向かいスーパーカムイで滝川に向かいます。
札幌の仕事仲間で大切な友人と滝川のイタリアンレストラン ラ・ペコラ (La Pecora)さんでランチ。

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暖炉の前でグラッパ

日曜日から再び強い雨が降り、グレーの空となりました。
晴れた日よりも気温が高く11月であるけれど
私は、20代の頃、小雨で寒かったロンドンで買ったトレンチコートを着て出勤。

こんな天気なので、冬のコートというのでなくレインコートとしてタンスから選ぶ。
考えてみたら雨が続いていた先週もずっとこのコートでした。
通勤中の短い更新です。
*******************
ブドウ畑の葉が落ちてしまう前、ちょうど今の時期、最後の美しい姿を見せてくれます。

3 (1)

夕暮れ後室内で、暖炉のオレンジ色の光を眺めながら
ホテルのラウンジでグラッパを。

4

選んだのは、蒸留後すぐに瓶詰めされて透明なものでなく、木樽で熟成させた琥珀色のグラッパ

5

ホテルだったので、有名なワイン会社 GAJAのラベルのつけられたエレガントなグラッパにしました。

ワインを造った後に残る葡萄の搾り粕を蒸留して造られるグラッパは、法律の関係で
醸造所であるワイナリーで造られず、蒸留所にその搾り粕が販売され運ばれていきます。

地元でいつも飲むグラッパは、ビエッラの蒸留所のものやゲンメ近郊のグラッパが多いです。
ゲンメのワイナリー、ロヴェロッティのアントネッロのところでも、
各品種ごとに丁寧に搾り粕を清潔な入れ物に入れ
プラスチックの袋で香りが逃げないようにして覆って、地元の蒸留所運ばれていきました。

そのほんの一部が戻ってきて、自分たちのラベルROVELLOTTIとつけて販売しています。

そしてノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコもムッツィフロンのブドウ畑から
COLLINE NOVARESI NEBBIOLO "MotZiflon (コッリーネノヴァレージ ”ムッツィフロン”)のラベルの
グラッパがワイナリーに数本ありました。

ピエモンテ北部(アルトピエモンテ)では、グラッパを飲む人が比較的多いです。
ローマから引っ越してきたばかりの頃、その違いがとても興味深かったです。
ここが北イタリアであることを実感した時かもしれません。

バッサーノ・デル・グラッパやヴェネツィア近郊などヴェネト州がとても多いと思っていましたが
昔からこのゲンメ地域でもグラッパが多かったようです。

私はというと、それは、お料理が終わった後の食後酒としてでなく、
寒い冬の日に、地元のおじ様に混じってバールでくいっと飲んでしまうこともあるのです。

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PACE di GHEMME del 1467

星が綺麗な朝、左右に田園が続く街灯がない道が続き
ヘッドライトをハイビームにして高速バスの停留所まで急ぎました。

朝の高速バスの車内は、すでに暖房が入っていて
急に先週の今頃のことを思い出しました。

気温が高かった東京、スーツで仕事は、少し暑かった。
汐留から、ゆりかもめに乗ってお台場に向かう風景、レインボブリッジと次々に目の前に現れる風景を
見ながら、いつもと少し違った分野の仕事だったので、どんな風に話そうかとシュミレーションしたり
車窓のお台場を撮影したり、今、考えてみると素敵な時間の流れがありました。

通勤中の短い更新です。
*******************
東京に出発する前日、私は、エルバルーチェのスプマンテが眠る
中世の建物の倉庫の暗い空間にいました。

アントネッロと話していると、外から大きな声がしてきました。

”劇の練習が始まったな。あいにく、RIEが東京に行っている間で残念だ。”
とアントネッロが言って、扉を開くと明るい陽射しが差し込み目の前が舞台になっていました。

それは、中世の頃ロンバルディアとピエモンテの戦いが終わり
ゲンメの旧市街に平和が訪れるようになった年を記念してその当時の逸話を劇にしているのです。

La Rievocazione della PACE di GHEMME del 1467
20140921_144457

戦いがあった頃、ゲンメ市民の要塞として築かれた旧市街の農民たちの"古城"に
現在、エルバルーチェ、ヴェスポリーナ、ネッビオーロ、
そして高級ワイン、ゲンメとなるネッビオーロが静かに眠っています。

窓のないこの空間の地上階は、家畜がいて井戸がありました。
そして開閉できる天井穴からはしごをおろし、行き来していた上の階の空間で
ゲンメ市民は、隠れて暮らしていました。

やがて、ゲンメに平和が訪れると中世の農民の敵から身を守るために造られた
石造りの要塞がワインの香りでいっぱいになっていきます。

当時、 ゲンメの旧市街は、数多くのワイン生産者が存在していました。
その生産者数は300近くあったとのことです。

現在では、この中世の農民の敵から身を守るために造られた石造りの避難所だった空間に
今でもあるのは、アントネッロのワイナリー、ROVELLOTTI(ロヴェロッティ)だけとなりました。

この劇が上演されたイベントの日には、もちろんゲンメの旧市街でワインの試飲会が行われました。
それは、品種ネッビオーロでなく、1460年代にミラノを支配していたスフォルツァ家(Sforza)から
ノヴァーラの丘のワイン特にゲンメの丘のワインの注文があった
品種ヴェスポリーナばかりの試飲会でした。

****お知らせ****
10月になりましたが、先週の東京の気温を考え、9月末までのワインの配送の冷蔵便期間を
もう少し延長し、ヤマト運輸のクール便、または、ゆうパックのチルド便でお届けします。

アントネッロのヴェスポリーナは、先月、レストランさんへの入荷を最後に完売となりました。
エルバルーチェのスプマンテと一緒に今月下旬か来月(日程は、スプマンテの状況次第。。。)の
入荷予定です。
ノヴァーラ県のワイナリー、フランチェスコのヴェスポリーナも残り数本のみになっています。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、どうかよろしくお願いします。


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アルネイスの収穫

いつの間にか、朝の通勤時間が真っ暗になり、星が見えるようになりました。

出発時、教会前の駐車場まで一緒に走った、ねこのぴーちゃんが
座ってじっと見送ってくれました。
バックミラーに映ったその姿を見て出発。
ぴーちゃんと出会ったのは、何年か前の夏の日のことでした。
また夏がひとつ過ぎていきました。

通勤中の短い更新です。
*******************
昨日、ロエロのワイナリーでは、白ブドウ、アルネイスの収穫を始めました。
ロエロ アルネイス2014になっていくことでしょう。

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そして、私の暮らすアルト・ピエモンテ(ピエモンテ北部)にあるノヴァーラ県のワイナリーでは、
同じく白ブドウの地場品種、エルバルーチェが収穫時期なのですが
こちらは、9月末、場合によっては、10月に入ってから収穫を予定しています。

2014年 冷夏で雨が多く無農薬の畑では、雑草は、いきいきとしていますが
ブドウは、水分を含んで果実が少し膨らみ、果皮の色が
まだ本来のエルバルーチェの特徴であるオレンジ色を帯びていないです。

上の写真は、昨日のブドウ畑。
その下の写真は、昨年、同じ時期に同じ畑で撮影
このブドウは、COLLINE NOVARESI BIANCO "Mottobello"
(コッリーネ ノヴァレージ ”モットベッロ”)になります。

2014年9月15日
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2013年9月16日
IMG_6373 (2)

10月2週目頃には、赤ワインとなるバルベーラ、ウーヴァ・ラーラ、ヴェスポリーナ、
そして最後にネッビオーロの収穫が続きます。

ブドウの収穫を遅らせることになりましたが、霧で寒い日々が来る前までに
限られた人数ですべての品種の収穫をしなければなりません。
フランチェスコは、"他のオフィス勤務の友達が休日、手伝おうかと声をかけてくれたけれどね。
そうはいかないから。このままやっていくよ。"と言って
2013年のエルバルーチェのワインをグラスに注いでくれました。

収穫は、誰でも手伝うわけに行かず、たとえ1日だけだったり、無償であったとしても
イタリアでは、法律で季節労働者としての手続き、それに伴う保険など
許可書をもらうまで、膨大な書類が必要になってきます。

それは、その労働をする人々を守っていることでもあり、
フランチェスコの家族が代々、ずっと依頼してきた現在、90代の男性も
また再び、自転車に乗ってワイナリーに来ることでしょう。

昨年のブログに、収穫中のこの男性が登場しています。
2013年10月10日 バルベーラの収穫
この90代の男性は、フランチェスコのおじいちゃんの代から何十年も、
このノヴァーラの丘に立って、毎年、ブドウを見守ってきたのです。

******************
ブログを書いている今、バスは ピエモンテ州からロンバルディア州に入り、
次第に、空が明るくなり景色が見えてきました。
まだ収穫の終わっていないとうもろこし畑と遠くの雑木林が霧に覆われ、幻想的な風景が続いています。

もうミラノが近づいています。
そのうち、工事中のミラノ万博会場が見えてくることでしょう。

今日も大切に良い1日をお過ごし下さい。

帰宅後は、ゲンメのワイナリーへ行く予定です。
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ブドウの収穫前に(ROERO)

ロエロにあるワイナリーでは、ブドウの他にヘーゼルナッツを栽培しているので
ブドウの収穫より早い時期で、例年、8月15日の聖母被昇天祭の祝日が終わってから
夏の休暇終了して、ヘーゼルナッツの収穫の準備を始めています。

昨年のこの時期のブログを見てみると 昨年は8月23日頃からヘーゼルナッツを収穫したようです。
この時に書いたブログのように、収穫されたへーゼルナッツは、日本でも知られている
チョコレートとヘーゼルナッツの甘いスプレッドのヌテッラ(Nutella)を作っている
ピエモンテ州アルバにあるフェレロ社にも多く送られています。

2013年8月23日のブログ

8月16日のヘーゼルナッツ畑の様子。熟成して落下した実 

nocciole

これが終わると、最初に白ブドウのアルネイスの収穫が始まるのですが
今年は、どうなっているかワイナリーのパオロに聞いてみると

ブドウは2014年の天候は、日照時間が少ないもののほぼ白ブドウ アルネイスが熟しているので、
すでに収穫の準備を始めているとのことです。

ロエロのワイナリーのブドウ畑の様子です。 (DEMARIE 2014  品種:アルネイス)

ロエロ

*************************
ここで昨夜深夜近くの夏祭り会場のキッチンから。

夜中1時まで続く夏祭り、この日は白い大きなテントの下のテーブル240席は19時半には満席
その後、人々が入れ替わったり、外の移動遊園地に子供連れの家族が多く来ていたので
おそらく500人弱が集まったことでしょう。町の人口は約1000人だけです。

ヴィクトリオは、休む間もなくキッチンでトマトソースを次々に作っていて、やっと落ち着いた
24時近くに、話すことができました。
”Rie、キッチンに入っておいでよ。今年の夏祭りのワインの感想を聞かないと。”

IMG_7718 (2)

"今日、赤ワインがロベルトたちのテーブルに運ばれていったから、Rieが注文したんだろうと思って。
今年は、この地域のワインにしたんだよ。
チーズは、すべてノヴァーラ県のカーメリにあるチーズ工場からだよ。食べたかい?”

今年の夏祭りは、ゲンメ(Ghemme)にある Antichi Vigneti di Cantalupo 社のワイン3種類でした。

白ワイン Carolus
こちらは、3種類の品種を使っています。醸造は3種類別々のステンレスタンクで発酵させています。
割合は、その収穫年によって多少変わってきていますが、50%以上が地元ノヴァーラ県の品種
エルバルーチェが使われています。

品種:エルバルーチェ(Greco di Ghemme),アルネイス ,シャルドネ

IMG_7726

ロゼワインは、ネッビオーロです。
Il Mimo Colline Novaresi Nebbiolo 2013 
品種:ネッビオーロ100%

IMG_7724

赤ワインは、Primigenia Colline novaresi 2011
これは、私が夏祭り会場でロベルトたちと飲んだワインになります。
品種は、ネッビオーロとウーヴァ・ラーラの2種類を主体に
割合は、その収穫年によって多少変わっていて、2011年に関してはヴェスポリーナも使われています。

IMG_7722

ノヴァーラ県カーメリで造られたチーズの盛り合わせ(ゴルゴンゾーラ3種類のうち、
ひとつはヤギのミルク、中央はマスカルポーネ、そしてトーマチーズ)とパンが夕食になりました。

20140830_211209

そして赤ワイン Primigenia Colline novaresi 2011のハーフボトル分を注文

20140830_214028 (2)

運んでくれたのは、高校生のルクレッツィアちゃん。
(ブログで自分の写真を見ると楽しみにしていたので登場です。)

IMG_7686 (2)

*************************
まだまだ今夜もお祭り続きます。

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今夜から夏祭りが始まります。

帰宅のバスの中で今朝、送信したつもりの記事が下書きで残っていることに気づきました。
ピエモンテに向かうバスから追加して急いで更新します。

静かな夏の夜は、昨夜で最後でした。今夜から月曜日まで教会裏の敷地内では、
深夜1時まで大音響のミュージックが聴こえるコンサート会場となり
その4日間が過ぎると、町は、収穫が近づいた秋の空気でいっぱいになります。

********************
今朝、高速道路バスの車窓から。

20140829_063244

下の写真は、同じ時間にバスから撮影した7月11日の写真です。
大きな樹の位置から50mくらい違うようですが、ほぼ同じ場所になります。

毎日の通勤で眺める朝の車窓は、次第に季節が移り変わっていきました。

20140711_063146


最近、仕事が終わって帰りのバスまで20分でも余裕があれば、
ミラノを散策して別の地下鉄駅からバスターミナルに向かったり、

綺麗なパッケージに入った食材、ステーショナリー専門店で素敵なデザインの文房具
美味しそうなパン屋さんなど、時間的にいつも1箇所のみなのですが
テーマを決めてミラノを散策していつもと違った空気を楽しむようにしています。

昨日は、ロンバルディア州庁舎のビルに立ち寄ってみました。

kaerimichi1

そして、風景がミラノから大きく変わりますが、まだこの日の帰宅途中の写真です。

ミラノからトリノ行き高速バスから降りて、自宅に向かう途中、
警察からしばらく停車するように合図されて、エンジンを止めて待っていると自転車レースでした。

kaerimichi 2

ちょうど近郊の町もそして私の町も夏祭りの時期で、様々なイベントがお祭り期間中に行われます。

********************
9月以降、ピエモンテの農業地域は、収穫で忙しくなり、一方、様々な収穫祭が各地で行われます。
現在、稲作農家の友人と参加予定の稲作の品種に関する農業視察をはじめ
ピエモンテの人々が楽しむ様々な収穫祭にも行く予定です。

昨日のアペリティーボは、ビエッラのチーズ、そして先日、ノヴァーラ県のワイナリーで
フランチェスコたちと試飲した地元の品種 ウーヴァ・ラーラ(Uva Rara  Bonarda Novareseのこと)

現在、日本にあと少しある収穫年2012年の表示は、数字でなく、イタリア語で
ANNATA  DUEMILADODICI と書かれていましたが、アメリカでも輸入するようになったので
2013と数字に変わりました。
ラベルは、品種名が書かれているだけでしたが、他のワインと同じように畑の名前を
つけるようになりました。
2013年4月25日のブログに昨年のラベルの写真があります。
昨夜のワイン


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ここから帰りのバスで追加しています。

まちぶせねこ、時々、のぞきねこ。
今日も帰ったら、みーちゃんは、辛抱強くドアの前で待っていて
家に入ると、こんな風に、覗くことでしょう。

20140820_180443 (2)

遊んであげず、ワインを飲んでいる姿を目撃して怒っていそうだ…。
はーい。今、行きます。。。

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夏だけれど赤ワインの日々

雨の予報で傘を持って家を出ました。

曇っているせいもありますが、まだ辺りは薄暗く、教会のライトアップが輝き
大通りの街灯のオレンジ色の光のラインが高速道路の入り口まで続いていました。

白く儚い色の満月も見えていて、いつの間にか日の出の時間が遅くなっていることに気付きました。

今週は、15日の祝日のある週なので、休暇を取る人が多く
今朝の高速道路バスは、私ひとりだけを乗せて出発。
通勤仲間の歯科助手のシモーナも夏のバカンス休暇中。

私のバカンス休暇は、いつも日本に帰国してワイン会なので11月末から12月にかけてで、
たくさんの方々にお会いできるその日を楽しみに今日も張り切っていきましょうか。

通勤中の短い更新です。
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ロエロのワイナリーで。
バカンスシーズンで、まるで海水浴に行くような服装になっちゃっているなあと笑うパオロ。

paolo

いつもなら、夏のこの時期は、冷たい白ワイン、ロエロ・アルネイスばかりだけれど
今年は、夏でも秋のように熟成した偉大な赤ワインも多く飲みます。

この日に購入したロエロ・リゼルヴァが夏の夜にとても美味しく感じられ、
そして、昨夜は、ゲンメでした。(今日も帰宅後は、コルクを開けて3日目のゲンメが待っています。)

*現在、販売中のピエモンテの白ワインは、ロエロ・アルネイス、ランゲ・ファヴォリータ、
そしてアルトピエモンテ地方のエルバルーチェとも収穫年2013年になっています。

白ブドウは、一番最初に収穫、その後、ドルチェット、バルベーラと続き
(ノヴァーラ県では、ウーヴァ・ラーラ、ヴェスポリーナ)
そして、最後にピエモンテの高級ワインとなっていくネッビオーロの収穫が10月中旬以降で
霧の季節、気温が低くなる前に行われます。

白ブドウに続いて順番に赤ブドウがその時期を待っているのです。
家族経営で収穫の人数も限られているので
(労働の届出、保険が必要なので誰でも収穫できるわけでないのです。)
収穫は、ブドウが完熟前になり繊細で複雑な北イタリアのワインの面白さがあります。

今年の天候、そして白ブドウの収穫まで約1ヶ月であることを考えると
個人的には、2014年のエルバルーチェの酸味がどのようになっているか
楽しみではありますが、来年も引き続き2013年が販売できるように
ワイナリーの残りの白ワインを購入して準備しておくことを考えています。

(業務連絡:日本で倉庫を管理してくださっている方、そんなスペースはないと心配すると思いますが
ワイナリーにあるRIEスペースでピエモンテで保管して必要に応じて日本に輸送するので大丈夫です。)

********************************
夏祭りももうすぐ。広場前のカフェにジェラートを買いに行くと
町のおじ様たちに呼び止められます。

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"RIEのおすすめのワイン試飲会をしようと話し合っていたんだ。
いつできるんだ。日本では、ピエモンテの夕べの試飲会をしているらしいが
近くに住んでいる僕たちのワイン会は、ないのかい。"

ノヴァーラ風リゾット作りなら任せてほしいと自称名人であるニコラさんがパニッシャを
カフェのパオロが地元のチーズやサラミを用意するとまで、いつの間にか決まっていました。
ニコラさんの自慢のパニッシャは、ノヴァーラのサラミの中でも、豚の肝臓、脾臓の使われた
Fideghina (フィディギーナ)だけを使って作るそうです。

ジェラートもワインもご馳走になってしまったので、町のワイン会も開催したいけれど
ヴィクトリオやルイージなどお米の収穫時期もあるので、時期が少し難しい。
お米の収穫前か収穫後の秋の終わりに。

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今夜は、バローロのワインにしよう。

日中は、晴れていましたが昨夜も強い雨が降り続き、気温も低い朝でした。
明け方3時過ぎ、ドアを開けると、ねこのぴーちゃん、そしてみーちゃんは、
雨宿りのできる家のドア付近で、じっと私が起きるのを待っていました。

今日は、帰宅の高速バスからの短い更新です。
ミラノのオフィスを出た時は、晴れて暑くなりそうでしたが
スマートフォンで自分の町の天気を見たら16℃で雷雨の表示。

高速バスがミラノ郊外を通過する頃、激しい雨でフロントガラスは、何も見えない状態で
すべての車が徐行運転になってしまいました。

***************************
日中、晴れて日差しが強かった昨日のバローロのワイナリーの畑の様子です。
ワイナリーのジュゼッピーナさんが生まれた農家の廃墟が残るブルナーテの畑に向かいました。
建物を境に、フォンタナッツア(Fontanazza)の畑が広がり、主に品種ドルチェットが栽培されています。
以前、町の夏祭りの記事で、お祭りワインとして登場したワインがそれです。

主に地元で消費され、バローロから約150厠イ譴親韻犬ピエモンテ州ノヴァーラ県の町に
このワイナリーを町の友達のヴィクトリオが気に入って
一年中で最も大切な夏祭りで提供するワインとして選ばれたワイン。

ドルチェットのブドウの樹は、1973年に植樹。

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20140728_124017

そして、そのすぐ横にバローロのブルナーテの畑は、ラ・モッラにある南西向きの畑が広がっています。

ワイナリーの位置が、バローロとラ・モッラという2つの市(村)の境にあるので
ワイナリーの家族の家と醸造施設は、バローロにあり、
そこから上の丘に登った彼らのブルナーテのブドウ畑ところは
ラ・モッラ市(村)の行政区域となっています。

ブルナーテ(Brunate)
20140728_124430

ラ・モッラとバローロのそれぞれの村の有名な畑が並行に位置しています。
ラ・モッラのブルナーテに立って、正面は、バローロを代表する有名な畑 カンヌビ(Cannubi)です。
* 多くのカタカナの表記は、カンヌビ、カンヌービなので、そのように記載しましたが
地元バローロのシルヴィアたちと話しているとカヌッビと . いう音が近いです。

この畑名は、Cannubio または、Canubbioと書かれていることもあり、1700年代から
偉大な畑として知られ、この畑の名前がついた有名な古いラベルに
“Cannubi 1751”というのがあると醸造家でもワインジャーナリストでもアルバ出身の人が書いています。

20140728_124823

19世紀に"Il Re dei Vini ,il Vino dei Re" ワインの王、王たちのワインと
バローロが呼ばれるようになったので、“Cannubi 1751”というラベルは、それ以前のもの。

この日のランチは、ホロホロチョウのグリル (Faraona Alla Griglia) と野菜炒め
ランゲ・ネッビオーロのグラスワイン、グリッシーニ。

20140728_141930

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ノヴァーラ県のブドウ畑

今日は、遠くが霞んでいるものの晴れて柔らかな光で淡い朝の色彩で、素敵な1日になりそうです。
朝は、涼しいのでやはり長袖のカーディガン、
通勤仲間ののシモーナは、ジーンズのジャケットを着ています。
このままだとノヴァーラ県ゲンメ近郊のブドウの収穫時期が遅れてしまうでしょう。

朝のこの時間、きっとノヴァーラの丘のブドウ畑でフランチェスコは、
ノロジカたちと出会っているかもしれません。

通勤中の短い更新です。
*******************
そんなフランチェスコが少し前の初夏に送ってくれた写真です。
とても近くにモンテローザが見えて気持ちの良かった1日というメッセージが添えられていました。

francesco

無農薬の畑には、品種ごとに土壌が異なり、一緒に歩きながら教えてくれました。
ほんの7,8mのところで土壌が変わっている地域になりそれぞれの特性を生かして
畑の名前を分けていて
MotZiflon は、南西向きで粘土の多い土壌。ネッビオーロを栽培。
Motfrei は、南向きで泥灰岩の多い土壌。ネッビオーロを栽培
Campazzi は、西向きで砂の多い土壌。バルベーラを栽培。

これらは、すべて コッリーネ ノヴァレージ(COLLINE NOVARESI)というワインになり
畑の名前がそれぞれワインの名前になっています。

MotZiflonは、ネッビオーロ(Nebbiolo)85%、 ウーヴァ・ラーラ(Uva Rara)5% 
ヴェスポリーナ(Vespolina)10% スラヴォニア産オーク材 30ヘクトリットルの大樽で約18ヶ月熟成

Motfreiでは、ネッビオーロ(Nebbiolo)100%
フランス産オーク材500リットルの小樽の新樽(Tonneaux)で約18ヶ月熟成。

Campazzi は、バルベーラ100% 
フランス産オーク材500リットルの小樽の新樽(Tonneaux)で約6ヶ月熟成。
書いていたら、今すぐにブドウ畑に行きたくなりました。
週末は、フランチェスコにコンタクトして気候とブドウ畑の状態を知るために勉強時間に。

*MotZiflon(ムッツィフロン)は、人気があって日本の倉庫に在庫があと少しだけになってしました。
残り少ないフランチェスコの造る白ワインのエルバルーチェとともに
来月末〜9月にかけて再入荷の予定です。

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そして週末は、ミラノまでの通勤時間がない分、少しだけ時間が取れるので
保存食を作ることもあります。

夏は、ルイージの家の裏庭の菜園でたくさん収穫できるという
パセリを大きな袋3つ分もらったことがあるのですが、
今週は、まだ、自宅にもパセリが残っているのでそれを使ったピエモンテの緑のソースを作る予定。

Bagnet (Bagnetto verde piemontese)
7月16日のトリノ散策時のブログの写真で前菜にも登場していた
バニェット・ヴェルデ(Bagnetto verde)
写真では牛タン、そしてアンチョビにかかっています。

以前、アグリツーリズモのレストランを手伝っていた時、
ピエモンテのクーネオ出身の女性の料理人マリータさんにも教えてもらったピエモンテのソースです。
アグリツーリズモで作っていた時の材料は
イタリアンパセリ、にんにく、ゆでたまごの黄身、アンチョビ
ケーパー、オリーブオイル、ワインビネガー、塩。

私は、自宅では、たくさん作っておいて保存して長く使うので、
ゆでたまごやパプリカを入れずに密封した瓶の中に入れておくのは、
イタリアンパセリ、アンチョビ、ワインビネガー、オリーブオイルだけ。

いわしのグリルやパンなどに。
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昨日、帰宅後、教会前の駐車場で遠くから三毛猫、みーちゃんが呼ぶ声がして
辺りを見渡すと近所のアパートの屋根の上からこちらを見ています。
”みーちゃん、危ないよ。"

MI

あっ、急いで降りてくるみたい。
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Barolo Brunate

2,3日、夏らしい暑さがあったものの、昨日も強い雨が降ったり
朝は、過ごしやすい気温で、私も通勤仲間のシモーナも長袖のカーディガン、
そしてやはり通勤仲間の男性は、ウィンドブレーカーを着ています。

アルプスの山の方だけは明るいですが、厚い雲に覆われた夏の朝、静かで落ち着いた1日で帰宅後、
そして地下鉄の中でワインや稲作の本をじっくり読めそうです。

通勤中の短い更新です。
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夏なので、特に日中暑い時間帯に買い物に行くといろいろな果物を買いたくなります。
週末は、桃をたくさん買いました。

こちらは近郊の町のレストランでデザート。

デザート

日本では、今日が祝日と知らずにいろいろと手配してしまったため、
ずっとピエモンテの倉庫に置いてあったワインの搭載をいったん取り消して
今週の貨物便で成田空港に向かうことになったワインのうちのひとつ

バローロ ブルナーテ 2010

1

2010年のバローロ2種類(ボルドー色のラベル ブルナーテの畑、緑色のラベル べッリの畑)とも
新しい大樽で熟成されたので、50年に一度の大樽の新樽にあたりますが
まだ買い換える必要のない古い大樽もあります。

*バローロのブルナーテの畑は、ラ・モッラにある南西向きの畑、
シルヴィアさんの家族のワイナリー、ボルゴーニョ フランチェスコの持つ畑は、
標高350mのところにおよそ3.4ヘクタール。
ここでは、すべてネッビオーロが栽培され、バローロ、そして一部ランゲ ネッビオーロのワインになります。
ランゲネッビオーロは、黒のラベル
収穫時期は、ネッビオーロが最も遅く、例年10月中旬

これは、初夏の時、ちょうど日本に私が帰国する前の写真になりますが
バローロの大樽を背景にワイナリーのシルヴィアの子供たちのアンナちゃんとルチアちゃん。
この古い樽は、2011の一部、2012年が熟成されているようなので、
また2010とは、違った味わいになることでしょう。楽しみです。

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中世の時代、ゲンメからミラノにワインが届けられるまで

行きの通勤のバスの中で書ききれなかったので、少し追加して帰りのバスから短い更新です。

ワインがワイナリーからテーブルに届くまで。
それは、日本にワインの輸入をする時に、ワイン代と輸送費と税金だけでなく

イタリアから日本に到着、そして日本到着後からも保冷倉庫の保管料、
食品届けの厚生省への手続き、そのためのイタリアでの公的な食品分析の証明書の作成、
通関の手続きの費用、その後関税、酒税、消費税などの納税、
貨物倉庫から保冷車で会社の倉庫までの輸送、

倉庫で働くスタッフさんへの費用、梱包料、日本国内の送料など
ワインがテーブルに届くまで、国際輸送後、日本到着してからも多くの費用と
そこで働くそれぞれの人への人件費がかかっていきますが

それは、中世の時代も同じだったようです。

今日は、中世の時代の注文書に残っていた記録から
ゲンメの旧市街のワイン醸造所を出発してミラノの貴族の邸宅に届くまでにかかっていた費用について

写真は、現在のゲンメの旧市街、修復などしていますが中世の時代のまま残っています。

旧市街にあるこの建物は、ロンバルディアとピエモンテの戦いの頃
ここは、1300年代に築かれた農民の避難所で戦いが終わり、
避難所としての役目が終わった1400年代から古代から有名なワインの生産地であったゲンメの丘から、
旧市街にブドウが運びこまれてワイン醸造のための空間に変わっていきました。

日本の室町時代の頃のこと。
その当時から、ゲンメのアントネッロの祖先もこの地でワイン造りを行ってきました。

それから約200年後、(日本では江戸時代)にミラノの貴族の邸宅にワインが運ばれていった記録について

1


2 (1)


2 (2)


時々、ブログでミラノ行きの高速道路バスの車窓でピエモンテ州からロンバルディア州に変わる時
通過するティチーノ川の写真を掲載しました。

ティチーノ川は、マルペンサ空港から車にノヴァーラ県に向かう時にも通過して
ノヴァーラ県のオレッジョという街に入っていきます。

中世に、ゲンメからミラノにワインが運ばれていったのは、この川が使われました。

6 brente、時には12 brenteという単位で運ばれていました。
単数形では、brenta(ブレンタ)は、地域、年代によってその容量に差があるようです。
約50リットル(49,30リットル)ですが、ミラノでは、75,55リットルだったともあります。

brenta:ブレンタ 
1


1622年12月にミラノへ送った時の明細です。:やコンマなどは、本の記述のまま記載します。

ワイン生産者への支払い 1 brentaにつき 7:11:6
ゲンメからオレッジョの港までの荷車(牛車)Lire 6:10
ワインを運搬した責任者にLire 12
ワインを船に積むポーター代 Lire 0:15
オレッジョ(Oleggio:マルペンサ空港の近くの街です。ノヴァーラ県)の港を出発、
トゥルビーゴ(Turbigo:ロンバルディア州ミラノ県 )からナヴィリオ運河(Naviglio Grande)に入り
ミラノに到着、ミラノまでの船の運送料 Lire 6
ピエモンテのワインがミラノに運ばれていくので通関料はLire 25
ナヴィリオ運河からミラノの邸宅まで Lire 7:10
ミラノの貴族の邸宅に到着するまでの約7日間の管理 Lire 28

ワインの輸送料 Lire 84,35
その他の税金で6 brenteにつきLire 10、その他にも領主に支払う税金もありました。
この時のワイン代が Lire 90とあるので、ミラノまでの輸送代と税金が高かったのです。

ミラノの貴族の中にはゲンメのワイン産地や丘の上にあるお城など所有していることもあり
当時、ワインの産地としてゲンメは、ノヴァーラ、そしてミラノで有名な土地でした。

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夕方になるので、これからサイクリング、そしてメールなどの仕事に戻ります。
青空でとても気持ちがいいので、夜までいい時間を過ごせるようにしたいです。
それでは、また。

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ヤギのチーズと

朝、高速道路バスに乗る前、駐車場で。

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バスが遅れてしまっているとの情報で、通勤仲間で集まって直接運転手さんに電話しています。

次のバスは、もうビエッラの街の入り口の高速出口を出発しているから、
ここで待たないで、そのバスに乗るようにしようと話し合い
その場合、停留所が違うので、これから、高速道路の地下道を歩いて移動しなければなりません。

今日は、青空でモンテローザもくっきり見えていて爽やかで気持ちのいい1日になりそうです。
通勤中の短い更新です。
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スマートフォンに残っていた写真から。

アスティ県カネッリのワイナリーで試飲。
ワインを入荷する前に、いろいろと話を聞いたり、楽しく過ごす午後のひととき。

朝に造ったばかりだという新鮮なヤギのチーズと地元のサラミとワイン。

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商工会議所で、ワイン名を登録する前の審査のワイン。

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商工会議所の職員、その証人、ワイナリーの立会いのもとにワインが封印され、食品分析所に提出。
これは、以前にゲンメ2005の誕生をブログに書いた時と封の仕方が異なっていますが
仕組みは、同じでこの封印されたワインだけでなく、農地、ブドウに関する調査の書類も提出します。

これは、Barbera d'Asti DOCG Superiore Nizza
今までスプマンテ2種類のみ輸入していましたが、
スプマンテやモスカート・ダスティだけでなく、この地方のバルベーラも入れたいと予定しているワイン。

バルベーラを栽培している丘で春に家族みんなで新しく植樹しているところを見て
日本にも届けたいとずっとそうしたいと思っていました。

私もそのために今日も少しずつ進んでいけるように1日を大切に過ごしていきます。
それでは、今日もどうか素敵な1日を。
もうミラノに到着。それでは、行ってきます。

*このワインは、イタリアのグルメ専門出版社 ガンベロロッソ2014でトレビッキエーリを受賞しています。
13- tre bicchieri 2014

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週末は、白ワインで。

青空が広がったり、突然、雷の音で急にグレーの空となって、
強い雨が降ったりを何度か繰り返しています。
朝の気温は、16℃で雨雲で覆われた暗い空の下、出発しました。

高速道路バスの窓から

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雨雲の下で低空飛行でマルペンサ空港に向かっていく飛行機。

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カバンの中には、日本の軽量で綺麗なデザインの傘が入っています。
これは、ちょうど1ヶ月前に梅雨入りしたばかりの福岡でワイン会の準備に向かう途中に
雨が降ってきて、会場だったフレンチレストランのすぐ近くのデパートで買ったもの。

日本滞在の日々から約1ヶ月が経過しようとしていて
私は、もっと新たに活動していかないといけないことを実感する。

今日は、月曜日。10日までに終わらせなければならないオフィスの報告書も多く
こちらも頑張って終わらせて、帰り道に猫たちのごはんを買って帰ろう。

通勤中の短い更新です。
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写真は、バローロ村の入り口から眺めるバローロ城(Il Castello Falletti di Barolo)

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週末は、教会と空を眺めながら、自宅で仕事をしていました。
時々、ワインで休憩。

爽やかな夏の日々なので、冷たくしてあった白ワインです。
これは、もともとは、バローロのワイナリーが家族や親戚、知人用に造っていた白ワインで
ワイナリーのすぐ近くのブルナーテの畑でなく、

ロエロ地方、クーネオ県ソンマリーヴァ ぺルノ(Sommariva Perno)にある0.8ヘクタールの畑で
栽培されたピエモンテの地場品種フォヴォリータ(Favorita)100%

最初にこのワインに出会った時に、フランチェスコさんが
"ロエロ地方にある畑だから美味しい白ワインを家族に造ろうと思って"
と言っていたことを思い出すのです。

女性が好きなワインだからと女神様をイメージしたというフランチェスコさんが描いたデザインが
今では、家族を超えて日本、オーストリアに輸出するようになって
ランゲ ファヴォリータ(Langhe Favorita ) DOCとなり、ラベルも変わってしまったけれども

私は、この時、最初に家族以外にもワインが出て行くきっかけを作ることができた時の気持ちを
ずっと忘れないでそんな風に何かひとつひとつ新しいことを始めてみたいと思う。

軽井沢の地下の倉庫の拡張などで少し遅れていたワインの輸入。
日本への到着の準備もあり、ワイナリーのシルヴィアに連絡していました。
バローロ2種類が日本に到着する。

"でも夏だから白ワインの方が動きがあるわね。今、私も家で飲んでいるもの。"と言うと

シルヴィアが笑って

"夏だからそうね。でもRIEは、フォヴォリータの次に
きっとバルベーラ飲んで、最終的にはバローロだと思う。"

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もうすぐミラノの万博会場の工事現場にさしかかろうとしています。

次第に空が明るくなってきました。
ミラノは、きっと晴れでしょう。

それでは、行って来ます。どうか良い一日を。

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モンフェラートでアペリティーボ

来週の月曜日から一時帰国で日本滞在となるので
それまで今週は、ワインのあるピエモンテの初夏の風景をお送りします。

今日も雨上がりでグレーの空が続く車窓を眺めながら、通勤中の短い更新です。

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昨日は、仕事が終わってからモンフェラート地方に向かいました。

建物の敷地内から見えるブドウ畑、そして丘の上の街。
この時、雨が降ってきてみるみるうちに暗くなっていきます。

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雷が空一面に光り始めて、辺りは、湿った草木、地面の香りでいっぱいになり
ワインの香りの表現でも使われるこの言葉は、自然の状況を表しているので
その香りを想像や暗記するよりも、いつもの暮らしの中で身近に感じることができるのです。

毎日、そんな自然の多い農業地域でワインを楽しむことが出来るのは
人生の中で、とても贅沢な時間かもしれません。

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建物の敷地内のオレンジの光で優しい空間、みんなでアペリティーボ。
地元のサラミ工房のスライスされたサラミと一緒に農園の白ワイン。

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お知らせ

6月6日(金)福岡のフレンチレストラン、ルモンド・ガーデンさんでのワイン会のワインが
facebookのぺージでご一緒の方にしかお知らせできなかったので、こちらにも記載します。
すでにこれらのワインが福岡に向けてのワインの発送準備が整っています。

スプマンテ
ROERO ARNEIS Metodo Classico 2010
*これは、以前、ロエロのワイナリーで私がプロデュースしてワイナリーに造ってもらったものになります。
当時は2008でした。その後、このワインは、アメリカ、北欧、ドイツなどでも人気のワインとなりました。
FOR YOUという名前が付き、プレゼントにも人気です。

白ワイン
COLLINE NOVARESI BIANCO Mottobello 2012
アルトピエモンテ地方ノヴァーラ県北部のワイン。
ピエモンテ湖水地帯オルタ湖から20分のところにあるワイナリーのエルバルーチェ
LANGHE CHARDONNAY SCAPULIN 2012
バルバレスコのシャルドネのバリック(フランス産小樽で熟成)
今回、フランス料理なので、次の赤ワイン バルベーラもバリックから選んでいます。

赤ワイン
BARBERA D'ALBA MORASSINA 2011
バルバレスコのワイナリーのバリック(フランス産小樽で熟成)
GHEMME 2010 Oltre il Bosco
アルトピエモンテ地方ノヴァーラ県北部のワイナリーのゲンメです。
スラヴォ二ア産の中樽で造り、バリックと違い木をトーストした香りをつけずに、伝統的な醸造法です。
年間1000本のみ。
2013年12月に市場出荷後、すでに2月でワイナリーの方では、完売となっているワインです。
BARBARESCO RABAJA 1997
こちらもスラヴォ二ア産の大樽で造る伝統的なバルバレスコ。ラバヤの畑のワインです。
1997は、私がピエモンテで暮らすようになって最初にこのワイナリーを訪問した際に
試飲したのがこの1997でした。

デザートワイン
BIRBET
ブドウの品種:は、ブラケット・ダル・グラッポロ ルンゴ・デル・ロエロ
微発泡のルビー色のワインです。 

写真は、今回のワイン会のスプマンテです。
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カネッリの丘から

アスティ県カネッリの街が一望できる丘の上にあるワイナリーに行っていました。

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ワイナリーの建物の周囲は、 ネッビオーロ(Nebbiolo), ドルチェット(Dolcetto),
ピノ・ネロ(Pinot Nero), シャルドネ(Chardonnay),モスカート(Moscato)の畑、
そして建物から少し離れ車で約5分弱の丘にバルべーラ(Barbera)の畑があります。
全部で7ヘクタールの家族経営のワイナリー。

すべてのネッビオーロ、シャルドネ、ピノ・ネロは、スプマンテ メトド・クラシコになります。
スプマンテのAlta Langa DOCG(シャルドネとピノ・ネロ)
そしてロゼのスプマンテ Rose Spumante Brut (ネッビオーロ)

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現在、葉を取り除く作業をしているのは、モスカート。
このブドウは、アスティ地方のデザートワイン Moscato d'Asti DOCG になります。

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外は、眩しい日差しで初夏を感じさせる1日、ワイナリーの地下では、静かにワインが眠っていました。

ワイナリーのパオロさん
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電気を点けて光を翳してみると瓶内2次醗酵で
その役目を終えた酵母がボトルに溜まっているのが見えます。

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スプマンテの王冠を外し(sboccatura)、コルク栓を打ち込み、針金をかけて
スプマンテとなる日をを待つネッビオーロ。

1日に2回 8分の1ずつ回転させ、澱となった酵母を少しずつ瓶口に集めていきます。
準備が整うと、以前、ブログで動画で紹介したように、

昔ながらのやり方で、瓶口を凍らせることなく、栓抜きでひとつひとつ王冠を外し、
手作業で行いすぐにコルク栓を打ちこみ、針金をかけていきます。

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このロゼのスプマンテは、今まで何度かワイン会にも登場しました。
最初は、ピノ・ネロのロゼでしたが、アルタランガの白のスプマンテでピノ・ネロが必要なことから
ここ1,2年は、ネッビオーロ100%のロゼのスプマンテとなりました。

帰りに見送ってくれたワイナリーの犬。

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*次回のブログでワイン会のお知らせあります。
6月の帰国では、倉庫、事務手続きなどの仕事が中心なのでワイン会は少ないですが
6月3日(北海道滝川)6月5日(札幌) 6日(福岡市) 7日(福岡県田川郡)の日程が決定です。
8日以降は、東京と倉庫のある軽井沢周辺で仕事なので都内にも多くいる予定です。

気が付いたら、日程的に、北海道でワイン会の翌日は、九州となってしまいました。
6日の朝 始発便で札幌から羽田空港で乗り継ぎで福岡まで移動。午前中には、福岡に到着できます。

**************
久しぶりに、いつものねこのコーナーです。
帰ってくると、石の中庭でお昼寝中のぴーちゃんの後ろ姿。
耳がぴーんと立って、時々しっぽを大きくゆっくりゆらゆらと動かしています。

何か思索にふけっているみたいなので、そのままにして私は、そっと家に入る。

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Profile

RIE

ピエモンテ州のお米とワイン産地ノヴァーラ県にある人口1000人弱の小さな町で暮らし、主にピエモンテ州北部(アルトピエモンテ地方)のワイナリー、ノヴァーラ県の稲作、養豚、酪農などの農業地域で過ごしながら、年に3,4回日本に帰国。日本では、2008年から酒類販売免許を持ち、2017年からは、個人の方やレストランさんへの小売販売免許の他、ワインショップ、酒屋さんへの卸売販売免許も取得。
ピエモンテワイン、オリーブオイルなどの直輸入販売。東京、軽井沢からゆうパックで全国に発送しています。

農業視察や農業調査、ワイナリー訪問の他、日本帰国時にピエモンテワイン会、試飲会など企画しています。
ローマにてイタリアソムリエ協会ソムリエ資格。上級コースであるマスターコースも修了。
得た知識をできるだけ多くの方に伝え、皆さんにピエモンテのワイン、農業地域での暮らしを楽しく読んでいただければと思います。

http://www.wineart-piemonte.com/

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