通勤の朝に、ブログをすべて書いて送信できなかったので、帰りのバスで続きを書いて送信です。
ピエモンテの農業家と再生可能エネルギーについて
そして最後に、いつものねこのコーナーです。

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夏の爽やかな朝の風景の中で、車窓から広がる農業地域を眺めていました。
この田舎の町で暮らして感じていたことは、
時間がゆったりと流れる中で自然と美味しいお米、ワインなどを造る農家の人たちの情熱でしたが、

最近になり、強く感じるのは、そこに留まることなく、
常に新しい世界を切り開こうとしている農業経営者の姿です。

先日、農産物だけでなく環境を重視し、そして経営者として、
その事業を拡張させ、環境を重視した方法で発電したエネルギーを電力会社に
買い取ってもらうということまで行われていることを知りました。

日本の震災後、特に太陽光パネルが目立つようになりました。
ゲンメでは、ワイナリーの友達が近くのセージア川を利用した水力発電を行い、
個人用でなく電力を供給するために第2の仕事として起業して、
イタリアの複雑で煩雑な手続きを行っていたことを覚えています。

今回は、新エネルギーであるバイオマスについて。

私の暮らす地域では、このように緑色の大きなドームを見かけます。
ここは、とても美味しいノヴァーラのサラミ Salame della duja(サラメ デッラ ドゥーヤ)と
レバーの入ったFideghina (フィディギーナ)のサラミ工房、養豚農家の敷地内です。

ずっと飼料のためだと思っていた周囲の約100へクタールのとうもろこし畑は、
それだけでなく、エネルギーを生み出すためにも栽培されていました。

2011年12月から稼動しました。
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サイロに貯蔵されたトウモロコシとこの養豚農家1400頭の豚の排出するし尿が養豚場から
管を通ってこの施設に運ばれます。

パソコンの画面にバイオガス(メタンガス)を発生させるタンクであるダイジェスター
そしてエネルギー変換後の残滓分が入るタンクが見えます。
この農家では、この残りかすを有機肥料として使用したことによって
化学肥料を使わないことで、土壌が豊かになり、生産量も多くなりました。

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発酵設備は、3500立方メートル、豚のし尿タンクは、55立方メートル

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オフィスからエネルギーのための技術室に続いています。
現在 出力は637kw

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このBiogas( ビオガス)の装置は、トーマスエジソンによって設立されたJenbacher gas engine社製。
この施設の機械は、ドイツ製とのことです。

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養豚農家内にある豚肉加工をするための工房にある大型冷蔵施設で毎日、莫大なエネルギーが
必要になっていますが、自宅や施設内の電力は、すべてこれでまかない
しかも電力を供給する施設として、買い取ってもらい、この収益が養豚農家にとって大部分にあたります。

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ここで暮らすようになったばかりの頃、稲作農業家であるヴィクトリオから
州の自然保護地域にある水田のため、将来的には、すべてバイオマスにしたいと聞いていましたが
実現までは、遠いと聞いていました。

この養豚農家では、すべて農場内にあるものを使うことができますが、ヴィクトリオなどは
現状では、再生可能エネルギーでなく、化石燃料である石油から作られるエネルギーを使用しています。

同じく稲作農家でも多くの電力を消費します。
特に、大きいのが、秋の収穫後、貯蔵できるようお米の水分を
約12%まで乾燥させるため莫大なエネルギーを使います。

このような施設は、イタリアでも北イタリア、ポー川流域の農業地域に集中しています。

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いつものねこのコーナ―です。
かなり痩せましたが、少しずつ回復。元気になりました。

ねこは、写真のように絶食時に自分自身で食事が食べれなかった日々もありました。

ぴ

肉食動物のねこが水や点滴などだけで食べれないでいたことがかわいそうだったので
私もしばらく肉類を食べないでいましたが、この農場を訪問する日の朝に、
元気になって食べようとしたねこの姿があり
私も帰宅してから、この養豚農家の加工したサラミ、ハムを美味しく食べました。。。

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