北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして

ピエモンテ州ノヴァーラ県の稲作地域での暮らし。 バローロ、モンフェラート、ゲンメのワイナリー、ピエモンテ料理ときどき地域猫のぴーちゃん

シードル

ピエモンテのシードル

昨夜の雷雨で何度か目が覚めました。隣町の薬局の電光掲示板は15℃とあり
涼しい朝ですが、再び日中の気温が高くなる予想です。

いつも通勤で一緒で、途中ノヴァーラから乗車する病院や学校の給食の栄養士をしている女性も
今日から2週間、夏休暇に入るとのことで、

”次は、26日に会いましょう。”と言って、昨日の帰り道、別れました。
私と同じようにお昼過ぎまでの仕事で、行きも帰りも同じバスなのです。

いつものように、今日もまた、出発前の準備で遅くなり
駐車場からバス停まで、高速道路の地下道を重いリュックを背負って全力疾走です。

今日は、朝、出発時の天候で、長袖を着て出勤。
実は、メンズシャツで、イタリアの男性用の服やカバンは、デザインも好きで、
このリュックもメンズ用コーナーで買いました。

涼しい朝の通勤中の短い更新です。
写真は、今、車窓から。

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写真は、ピエモンテ州ロエロ地方のブドウ畑で。

夏2

5月の一時帰国で長野県の農家訪問のコーディネートしてくださった方のおかげで
若手農業生産者の方々とお会いする機会がありました。

美味しいシードル造りに力を入れるリンゴ農家の方と出会い、
その素晴らしいシードルが忘れられないでいました。

綺麗なリンゴの酸味、それは、ブドウでも同じで 
果物の持つ酸味が素晴らしいと思うようになったのは
イタリアをはじめ、海外で果物を食べる機会が多くなってからのことです。

そこで人々が美味しいと評価するものは決して甘い果物でなく、
酸が綺麗でバランスがとれているものであることに気が付きました。

ノヴァーラ県のワイナリーのフランチェスコは、家の正面にリンゴの木を植えています。
これは家族用の小さなリンゴ畑で、家族の食卓での生食用ですが、

北イタリアのリンゴの産地で
(特にPiemonte、Trentino Alto-Adige、Friuli Venezia-Giuliaの3州)
造られるリンゴを発酵したアルコール飲料、シードルがあります。
ピエモンテの言葉ではvin d’ pum (vino di meleのこと。リンゴのワイン)と呼ばれています。

ピエモンテ州ロエロ地方のシードル。

シードル

2圓離螢鵐瓦魄戯颪靴1リットルのリンゴジュースができます。に
そして微発泡であるのは、リンゴジュースが発酵する時に、二酸化炭素もできますが
発酵する容器の蓋を閉め、その自然に生まれる二酸化炭素を封じ込めているからです。

*小さな特殊文字の入力ができず、化学式がわかりにくく申し訳ありません。
アルファベットの右の数字は、右下に表記される小さな数字です。
C6H12O6 → 2 C2H5OH + 2 CO2+熱

1分子のグルコース(果物に含まれているブドウ糖)からエタノールと
二酸化炭素が2分子ずつに化学変化。

ワインの発酵も同じです。酵母を加えることによって変化するのですが
フランチェスコなど天然酵母のみですべてのワインを醸造しているので
このメカニズムについては、今、自分自身勉強中です・・・。

このシードルの酸は、5.7g/リットルあります。冷たくして食前酒に。アルコール度数は、4.5%

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お知らせコーナーです。
雑誌"料理王国"の最新号(9月号)に小さくですが
輸入しているピエモンテのオリーブオイルが紹介されました。

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日本アルプスに囲まれた街で。

今朝も気温が低く春のコートを着て出勤。日本から帰ってくると、雨で肌寒い日が続いていました。

今、高速道路バスの車内は、うっすらと暖房がついていますが
今朝は、太陽の光が眩しく、アルプスの山々が、くっきりと見えています。
モンテローザだけでなく、モンテビアンコまで見える朝。

【モンブラン:イタリアとフランスの国境にあるヨーロッパアルプスの最高峰 4807m,一方、
いつもノヴァーラ県から見えるモンテローザは、ここから、そう遠くなく、
スイスとヴァレダオスタ州、ピエモンテ州の境にあり、そのデュフールシュピッツェが最高峰で
モンブランに次いでアルプス第2位】


通勤中の短い更新です。
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今日は、スマートフォンに残っていた日本の想い出から。

日本の中央アルプス、南アルプスに囲まれ、水田、リンゴ農園のある長野県飯田市でのワイン会は
この土地で、様々な分野で活躍している魅力的な人々との交流会でもありました。

この日は、東京の自宅から新宿経由でなく、仕事の関係で車内にコンセントがあり、
パソコンが使えるように、東京から新幹線で愛知県、豊橋まで行き、
そして豊橋から飯田まで列車で天竜川の広がる景色を眺めることを楽しみにしていました。

天竜川
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飯田市に到着し、ホテルにチェックイン後、現地をコーディネートしてくださった愛子さんと
ホテルで信州ポークのグリルのランチ。
ビュッフェになっているお野菜から、私は、山菜、こごみを選ぶ。
その後、念願だった飯田市のよこね田んぼへ。

よこね田んぼ(長野県飯田市)
農業生産条件の難しい傾斜地に作られた棚田が広がっています。
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周囲から蛙の鳴き声、そして時折り、キジの鳴き声が響き渡る。

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その後、りんご農家の西賀志農園さんへ
木下さんの後について、水色のかごを持って、山菜こごみ採りに挑む私の後姿。。。

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りんご農園の木下さん

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山菜こごみと農園のりんごで造られたシードル。

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ワイン会で、最初のピエモンテのスプマンテの前に、冷たくしたこのシードル(微発泡りんごワイン)で
乾杯することにしたのは、いうまでもありません。

信州の果物の持つ心地よい酸味が広がり、その素晴らしいシードルと
農園の木下さんが楽しそうにワインで農業の夢を語っている姿を見て楽しい時間が過ぎていきました。

木下さん、シードルの名醸地であるフランス・ノルマンディー地方を思い出しました。
とても素晴らしかったです。

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