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さつまいもを蒸し器でふかして、うちのコリー達に
与えようと思ったら、蒸し器の中蓋が見つからず、
急遽、サツマイモ入りご飯になりました。画像に
写っている線の入った粒は大麦です。

レックスが、数ヶ月前から自分で自分の皮膚を噛んだり
掻いたりして、どんどん悪くするので完全手作り食を
与えていましたが、それでも改善しなかったので、
先月、アレルギー検査と皮膚検査を受けました。
やっと上がってきた検査結果を見ると、鶏肉、ダック、
ターキー、米、小麦、ライ麦、オートミール、ジャガイモ、
青魚などに対してアレルギー陽性であると分かりました。

鶏肉だけに陽性なら、使えるドッグフードは何種類も
あるのですが、オートミールやポテトまで駄目となると、
簡単に使える穀類がありません。唯一、大丈夫だった
穀類がビール原料である大麦でした。

それで、レックスの為だけに大麦を買っているのですが、
その大麦と父母宅で犬用に使えと押し付けられた古米と
買い置きのサツマイモとを一緒に入れて炊き、レックス
以外のコリー達のトッピングに使うことにしました。


今は、レックス用の大麦ごはんと他の犬達用の米飯と
2種類を炊いているので、手間が要ります。穀類に対して
アレルギーがあるというのは大変厄介で、使える市販の
ドッグフードが1種類(病院用)しかありません。
が、それとて、加水分解を行った家鶏のレバーが入って
いるので、私は使っていません。

獣医さんに聞いたところでは、加水分解をすることで
アレルギー反応が起きないほどに粒子を細かくしている
のだそうです。でも、イベルメクチンが適量だから大丈夫と
いうことで、イベルメクチン入りのフィラリア予防薬の
カルドメックを使いたくないのと同じように、いくら粒子を
小さくしていてもレックスの身体に合わない食材なら、
使わないでおこうと考えました。
それで、レックス1頭だけアレルゲンを避けた100%の
手作り食にしました。

ところが、繁殖に使う種牡にはある程度の高脂質&
高タンパクが必要で、あまりに低脂肪低タンパクだと
精液量が激減するため、繁殖に使えないのです。
でも、繁殖の為にとタンパク質が25%以上のフードを
使っていると、アレルギー陽性物質を排除していても、
痒みが治まらず、ホットスポットを作ったり、下痢をして
逆効果、かえって状態が悪化します。

(注)ホットスポットというのはゴールデンレトリバーなどでは
珍しくないのですが、栄養過多、あるいは栄養消費が
不十分な為、皮脂が多くなって皮膚に痒みが生じやすくなり、
そこを犬自身が噛んだり掻いたりすることで炎症を起こす
ことを言います。



かといって大麦や牛肉や野菜や果物だけの低脂肪食を
与えていたのでは、とてもじゃないですが、種牡としての
繁殖能力を維持できません。
結局、レックスは6歳で繁殖を早期引退させ、身体の
痒みと炎症を抑えるべく療養生活に入りました。


私は、今まで1頭もレックスのような皮膚トラブルを
起こすコリーにあたっていないので、レックスのことで
頭をかかえています。
消化できない脂肪分が毛に付いてべたつき油焼けの
ようになってしまい、3回シャンプーしてもべたつきが
取れず、ごわごわしています。、
自分で噛んだり掻いたりして患部をどんどん悪くして
しまうので、常在菌である空中の細菌やカビに対して
反応したりして二次感染を起こすので、シャンプーも
週一でしないといけなくなりました。

大型長毛犬のオスを毎週洗うような時間は、人工哺乳で
赤ちゃんを育てなければならない私にはありません。
そこで、思い切ってバリカンで刈り上げました。だから、
現在、レックスはスムースコリーのようになっています。

これなら2胎の子犬達の世話をしなければならない
時期でも簡単にシャンプーができます。トリマーさんに
頼めばコリーは7000円以上かかりますから、そんな
贅沢なことやってられません。
たぶん冬場も刈り上げます。馬着風の犬服はいっぱい
持っているので、それを着せます。ウールは駄目でも
アクリルやナイロンはアレルギー陰性なので、レックスは
チワワやウィペットみたいな服を着た大型室内犬に
変身です。ショードッグだったので、シャンプードライの
時のマナーが良いのだけが救いです。

一昨年亡くなったコナンのアレルギー検査でも、鶏肉や
小麦やウールは陽性や擬陽性反応が出ていたのに、
コナンは皮膚トラブルは何一つ起こしませんでした。

結局、アレルゲンに対して、どういう反応が、どういう風に
出るかは、持って生まれた体質や免疫力によって決まるの
だろうと思います。

レックスをまだボーディングに出している時ですから、
2007年のことですが、当時、購入したあと、一度も
引き取らずに預けっぱなしにしていた9月生まれの
ピュアセーブルの子犬が、免疫性と思われる皮膚病が
完治せず、ショーにも出せず、繁殖にも使えないので、
結局、ブリーダーに買い戻してもらいほっとしたのですが、
その直後にレックスの同胎にも似たような子が居たと
聞き、内心ぎょっとしました。

どうかレックスにはそのような素質が入り込んでは
いないようにと祈るような思いでいましたが、今年の3月
だったか4月だったか、もう1頭のレックスの同胎犬の
オーナーさん(コリーの複数飼育の家庭)のブログの
1月と3月の記事で、レックスの同胎のオスの皮膚の
炎症が再発したと書いているのを見ました。

これでレックスの兄弟5頭のうちの3頭に皮膚トラブルが
出たことが分かり更に不安は募りましたが、その時は
レックスの痒みは食事を手作りにすることですぐに治る
だろうと思っていました。

でも、100%の手作り食にしてみても治らなかったので、
高額なアレルギー検査を受ける決心をしたのです。
皮膚の炎症が単純な2~3ヶ所の噛み傷だけのホット
スポットだけではおさまらず、全身の痒みに発展したのは、
満6歳を過ぎた今年になってからです。

中年になり、体力が落ちて、隠し持っていた弱い部分が
顕在化したのでしょう。
レックスを含めて同胎5頭のうちの3頭に皮膚トラブルと
いうのは、1頭も皮膚の弱いコリーに当たったことのない
私にとっては衝撃的でした。

うちの犬達は非常に皮膚が丈夫でしたので、レックスが
ショーに出す為に高カロリー食を与えて体幅を出そうと
しても太れずに、肩や腰にホットスポットを作るので、
他の犬は高カロリーで下痢をしても皮膚はなんとも
ないのに、なんでレックスだけが・・・という思いが
ありました。

でも、5分の3の確率だったと分かった今、レックスが
持って生まれたものだから自分でどうこうできるものじゃ
ないし、管理が悪いからではないのだしと、ある意味、
すぱっと諦めることができました。5頭のうちの2頭は、
たぶんなんともないのでしょう。ブリーダーの所に居る
種牡はどんどん交配に使っているようですから。

レックスを選んで購入したのは私ですし、運が無かったと
思って諦めるしかないですが、大枚はたいてJKC-CHに
までした種牡の6歳での早期引退(最後の交配は去年の
秋なので、実質的には5歳代で引退ですが)と、生涯を
終えるまで作り続けねばならないアレルゲン除去食の
費用と手間は非常に痛いです。うちは1頭飼育ではなく、
14歳過ぎの老犬の世話も含めての20頭飼育プラス
子犬の飼育ですから、そこに皮膚疾患のオスの世話が
加わるので時間や金銭的な負担はとても大きいのです。

そして、それ以上に気が滅入るのは、一日中、不快な
様子で身体を掻いているレックスを見続けねばならない
ことで、私もレックス同様、ストレスが溜まります。

ただのホットスポットから二次感染へ進行し、人間の
アトピー性皮膚炎のような状態ですので、たとえ合わない
食材を除去してもすぐには痒みが取れず、抗生剤と共に
痒みを取る薬も処方してもらい、なんとか十分な睡眠が
取れるようにしています。レックスは、眠れないせいで
余計に痩せてしまったみたいですから。

うちに居るレックスの娘たちや孫達はなんともないですが、
譲渡先の子供たちが心配ですし、この先、レックスの血が
濃くなるような繁殖はできません。その為もあって、これは
生まれ持った体質のせいだと確信が持てた時点で、種牡を
早期引退させました。


頭部の形は外産系100%より悪くなるかもしれませんが、
また元の皮膚の丈夫な血統に戻すべく、元々持っていた
血統を多く配した繁殖をすることにしました。レックスの
おかげで頭部が改良されはしましたが、過敏な体質という
悪しきものも入り込んでしまった可能性があります。

レックスを繁殖に使った回数は少ないですし、現時点では
レックスの子で同じような全身性の痒みや、ホットスポットが
出たという報告は頂いていませんが、やはり心配です。


もし譲渡先のレックスの子で、レックスのように若い頃から
何度もホットスポットができ、自分で噛んで悪くし、痒みが
取れない子が居れば、極力、低脂肪のドッグフードを与えて
飼育して下さい。間違ってもユカヌバやヒルズなどは使わない
ようにして下さい。
他のメーカー品の場合も成犬ではタンパク質が23%以下、
脂肪分も12%以下に留めて下さい。運動量が少ない子は
もっと下げて下さい。そして、それでも痒みが取れない場合、
申し訳ないですが、アレルギー検査を受けてみて下さい。

(注)ドッグフードは低脂肪低タンパク質でも、おやつに
牛皮のガムなどを与えていたら、高脂肪高タンパクに
なってしまいますので、オヤツにも御注意願います。


アレルゲンがあっても皮膚がなんともないコナンのような
体質の子もいますが、レックスのような過敏なタイプは、
アレルギー物質を除外してやらねば、アトピーのような
状態になり、自分自身で悪化させてしまいます。

こういう過敏な体質の犬だと初めから分かっていれば、
繁殖には使わなかったのですが、6歳を越した今年に
なってから、生まれつきの体質面の弱さ(血液検査では
内臓はどこも悪くはありませんでした)に起因する皮膚の
疾患なのだと分かったので、手の打ちようがありません
でした。

ただ、レックスの交配相手には、1度も軽症の皮膚の
炎症さえ起こしたことのない台メスを使っていますので、
全ての子供がレックスのようになるわけではありません。
でも、運悪く、体質がレックスに似ていれば、レックスの
子供のオーナーさん達には御迷惑をおかけするかも
しれません。

その為、レックスの子供のオーナーさんには、常日頃から
低脂肪食を心がけ、シャンプーをまめにし、もしおかしいと
思ったら、こちらへ御連絡の上、アレルギー検査を受けて
みることをお願いします。
アレルゲン除去食の作り方に関しては、分かる限りで
サポート致しますので、どうかよろしくお願い致します。
1歳までにホットスポットを作らないような体質の子ならば、
レックスのようにはならない可能性も高いです。




今日のメニューは妊娠犬用の昼食なので、ドライフードは
少なめです。
サツマイモと大麦入り米飯、茹でたジャガイモと人参、
小松菜と干しシイタケとイリコ入りの、白味噌を使った
薄めの味噌汁をトッピングしました。

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◆トッピング料理をモリモリ食べた母犬から生まれた
 子犬たちは元気に育っています。

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