2015年06月
2015年06月29日
気になるのよねえ、、、
小説とか落語とか、物語の筋が「尻切れとんぼ」のまま終わって、
「あの先、どうなるのだろう?」
と気になるものがあります。
先日聴いた落語もそうでした。
「たが屋」っていうお話です。
江戸時代、両国橋で花火大会が開かれています。
お伴を連れた威張った侍が、無理やり町人を掻き分けて通ろうとしている。
そこへ「たが屋」が通りかかり、うっかり道具箱を落とし、タガがはじけて、なんと侍の笠を弾き飛ばしてしまう。
怒ったお伴の侍が、たが屋を手討ちにすると斬りかかるが、刀を落としてしまう。
その刀を拾ったたが屋が、侍を斬り殺してしまう。
主侍が槍で突きかかってくるが、たが屋が侍の首をはねる。
侍の首が宙に飛ぶ。
「♪〜たァーがァーやァ〜♪」
ここで「ワハハ」と笑って、お話は終わり。
威張る侍を懲らしめる「痛快」なお話です。
でもね、笑い事じゃないですよ。
この後、「たが屋」はどうなったのでしょう。
あろうことか、町人が侍を二人も殺したのですよ。
ただじゃ済まないでしょうよ。
このお話、ここで終わるなんて尻切れとんぼだよねえ。
ああ、気になる、、、、。
aisan88 at 05:21|Permalink│Comments(4)
2015年06月28日
病院は選ぼう
友人宅で女子会しました。
友人は最近、ホームセンター「コメリ」で転んで、腕を骨折し手術したのですが、大変治りが良くて、ほとんど不自由がないようでした。
骨折した際の、「コメリ」の店長さんや販売員の対応がとても親切で、感激したそうです。
最初に行った病院では
「腫れてるから今は手術できません。1週間後に手術しましょう。入院期間は1週間以上かかります」
しかしそれでは都合が悪いと、君津病院に行ったそうです。
「このまますぐ入院してください。手術は早いほど良いです。明日手術しましょう。翌日は退院です」
病院によって、えらく違うものなんですねえ!
女子会はいつものように、美味しいものを持ち寄って、おしゃべり沢山して、大変楽しかったです。
ヤマモモをいただいたので、帰ってすぐジャムにしました。
茹でて種を取り出すのに大変でしたが、出来上がったジャムを一口食べたら、
「ワオーッ!」
と思わず歓声を上げたほど、甘味と酸味のバランスが絶妙のジャムができあがりました。
ヾ(^O^)ノ
aisan88 at 10:21|Permalink│Comments(2)
2015年06月26日
たまァーに、でいいから、、
この水墨画「春景山水図」(鑑貞作)は、ピーター・ドラッカーという有名な経営学者のお気に入りだったそうです。
日本経済新聞の記事によると、
「絵の中に入り込んでしまう。その中で別の人間になる」
「世界への視野を正すために、私は日本画を見る」
と言ってたそうです。
社会的にも重要な地位とか役割を持ち、人間関係も広く深くで、きっと毎日肉体的にも精神的にも多忙を極めていた方でしょう。
だから、この絵の幽玄な世界の中で、
「♪〜♪ ごわさんで願いましては、シャアーッ!」
とグチャグチャになった心を、初期化していたのかもしれません。
私も真似して、ジィーッとこの絵を見つめましたが、「別の人間になる」ってことはありませんでした。
何故か?
だって、重要な地位とは全く無縁で、身も心も疲れるほど多忙じゃないし、こんな水墨画の景色なんて、そこいらじゅうにありますからね。
逆に、たまには、ええ、「たまに」でいいですからは、「別の人間」、つまり「富と地位」を手に入れたピーター・ドラッカーのような人になってみたいものです。
「たまに」でいいですよ、ええ。(*^-゜)b 〜♪
aisan88 at 18:23|Permalink│Comments(2)
2015年06月24日
ずっと前に知りたかったわ
友人の一人に、幼児のような綺麗なお肌をお持ちの方がいます。
「何かお肌のために特別なことしてるの?」
「お米の研ぎ汁を塗ってるのよ。 下の方に沈んだ濃い汁ね。 1回お米研げば、3回分くらいあるよ。冷蔵庫に保存するの。」
「あら、じゃ、ヌカでもいいわけ?」
「ヌカでも良いよ。でもヌカはわざわざお店に買いに行かなくてはならないでしょ」
「塗ってからどうするの?」
「肌に塗って、しばらくすると、乾いてパリパリになったら洗い流す」
お米は日本人の身体に親和性があるのかも知れません。
なにしろ2千年も食べてきたのですから。
あのねえ、もっともっとずっと前に教えて欲しかったなあ。
あそうか、貴女と知り合って、まだ一年もたってなかったわねえ、、、。
┐(´へ`)┌
aisan88 at 22:33|Permalink│Comments(6)
2015年06月22日
生の落語
落語を聴いてきました。
アマチュアですが、プロなみに上手い六人による落語です。
演目は「そば清」「たがや」「へっつい幽霊」などです。
テレビで聴く落語と違って、生の落語は語り手と聴き手が協力しあって面白さを作り上げていく、という感じがします。
しばらくの間、古き良き時代の江戸の人々に会ってる想いがしました。
「えぇッ!」
と思ったのは、始まる前に
「携帯電話は切るかマナーモードに。もし切ることがお出来にならない方は、私が切って差し上げます」
と、一人の男性が
「はい、お願いします」
と、携帯を差し出された方がいたことです。
「本当に頼まれたのは初めてでございます。今までどうなさってたのでしょう」
と言いながら、切った携帯を返しました。
東京から来られた演者の方々、きっと、田舎での落語会はアットホームな雰囲気で楽しいと思われたことでしょう。
aisan88 at 15:02|Permalink│Comments(4)
2015年06月19日
「オヨヨッ!」のプチホテル
伊豆に行ってきました。
「オヨヨッ!」
とびっくりしたペンション(プチホテルというのかもしれない)がありました。
まず玄関周りが雑然。
広ーいロビーに入ると、ソファでいっぱい。
しかし座るには、
「ちょっと、お詰め願います」
と言ってしまいそう、、、、クマさんに。
ソファは沢山あるけど、クマさんやワンちゃん(ぬいぐるみ)も沢山いました。
そして、壁と言う壁には、海、ヨットの絵がいっぱい。
ホテルのオーナー柏原勲氏の絵です。
印象派のような爽やかで気持ちの良い絵でした。
もうひとつのビックリは、食事が豪華で美味しかったこと。
もともとこの宿は、クーポンを買って予約したものです。
「50%OFF(7,900円)海鮮フルコースディナー、ビール、ワイン、お酒、ソフトドリンクが、飲み放題、貸切露天風呂利用付き」
の宣伝のとおり、本当にお得でした。
お刺身は、伊勢海老、サザエ、アワビ、その他いろいろ。
それになんと、網焼き牛ステーキまでありました。
なんで、こんな安くできるのかな?
多分この宿は、ほとんど柏原さんのご家族だけで働いていらしゃるからかな、と思いました。
雑然として大雑把なところも、ホッとするものを感じました。
aisan88 at 22:24|Permalink│Comments(4)
2015年06月15日
最後の逃げ道
えッ、スイスには「自殺幇助」公認団体が6つもあるの?!
雑誌「文芸春秋」の記事によると、
スイスでは「安楽死」は認められてないが、第三者が処方した薬を患者が飲んで自殺することは合法。
希望者の「幇助」を受けたい理由は、病気による耐えがたい苦痛から逃れるためとか、尊厳ある死を望むため。
6つの団体のうち、外国人も利用できるのは4団体。
費用は団体によって違い、4千円〜100万円位。
ある団体によると、毎年何千人も入会を希望するそうですが、実行する人は2割くらい。
取り止める理由は新しい治療法が見つかったとか、今の治療の効果をみたいとか。アルツハイマーの人はその決断に「正しい判断ができると認められるタイミング」をつかむのが難しい。
世界で安楽死が認められてるのは、自殺幇助による安楽死が認められてるスイスの他、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、アメリカの一部の州。
このヨーロッパの4カ国は、何故か大国に挟まれた小さな国。
これらの国民性に、何か共通点があるのでしょうかねえ。
耐えられない苦痛からの逃れる「最後の手段」があるって、羨ましいことだと思います。
aisan88 at 13:34|Permalink│Comments(2)
2015年06月13日
「お返し」「おつり」
お惣菜とかお赤飯とか、頂いた時、その容器に何かちょっとしたものを入れて「お返し」をすることがあります。
でも、その「お返し」にちょうど良いものが無い時に口に出る言葉が
「おつりがなくて、、、、」
その「おつり」、お店で何か買い代金を払ったと時にもらう「おつり」から来てるのかと思っていました。
どうも違うらしい。
昔は赤飯など頂いた時、空になった容器にマッチ棒を入れて返していたそうです。
何故マッチ棒か。
マッチ棒の先の硫黄を「祝う」に転じるために入れました。
その習慣を「御移り(おうつり」と言われたそうです。
何かちょっとしたものを頂いた時、また、ちょっとしたものをお返しする、このことを「おつり」と思いこんだのは私だけの勘違いなのかもしれません。
今はその「御移り(おうつり)」「おつり」とも言わず、ただ「お礼」とか「お返し」と言うほうが多いように思います。
全国的にそうなのかなあ。
aisan88 at 16:51|Permalink│Comments(4)