ミルキーな彼女

来年のミルキークイーンのラベルづくりを始めている。

頭の中にイメージは出来ているのだが、漫画家でない僕にとって絵に落とすのは並大抵でない。

最初、本屋さんに行って単行本の表紙でイメージに合う絵がないか隅から隅まで見て回った。

イラスト関係の本も見たが、これっていうのはなかった。

ただ写真でイメージに近いのがあったので、カメラに収め家でイラストレータで拾ってみた。

ところが、どうもうまくまとまらない。

マネキンのようである。気持ち悪い。

これを書くのに１０時間ほどかかったが、気持ち悪いだけなのでヤメ。

今度は、コミックのを見て回った。

個人的には、「バガボンド」の井上雄彦さんの画風が好きだが、イメージに合わない。

ほとんどが「萌え」的な目の大きすぎる絵がほとんどで、「北斗の拳」のマリアや「こち亀」の麗子はキャラが有名過ぎで使えない。

誰かに頼もうか考えたが、イメージと合わないものが出来てきたら却下できないので、結局自分で書いてみることにしてみた。

イメージ通りのものが書けたわけではないが、遠からずというところで今後これをリメイクしていこうと思います。

なんか「俺の空」の本宮ひろ志さんっぽくなった。

今の少年誌は成人誌との区別がなくなっているが、僕の思春期で唯一男女のからみがあったのが、この漫画だった。

 

おまけ

今回、漫画を色々見て回って思ったことは、絵に個性が無くなって来ているのと、ストーリーも複雑でありながら中身がない。

それと同じように歌謡曲の歌詞についても、かっこいい言葉でデコっているが、情景が頭に浮かんでこない。

何か何もかもが無機質化しているように感じる今日この頃です。