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Category: アニメ感想

今年の終わりと同時に秋アニメの1クールが終わりました。

年末になると、一年あっという間だったなぁと思います。
2X歳になって大学生やってると年末のような機会には不安に駆られてしまいますw

今回でアニメ感想の記事は3回目になりました。どれくらいの人が見てくれているかわかりませんが例に倣って独断と偏見で感想を書いていきます。

今季、見たアニメは以下の作品になります。

  つうかあ
  ブレンドS
  鬼灯の冷徹 第弐期
  宝石の国
  ラブライブサンシャイン!! 第二期
  ボールルームへようこそ
  妹さえいればいい。
  クジラの子らは砂上に歌う
  干物妹!うまるちゃんR
  UQ HOLDER!
  このはな綺譚
  僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件
  Just Because!
  いぬやしき
  少女終末旅行
  キノの旅
  魔法使いの嫁

以上、17作品になります。
この中から、下線をつけた6作について少し詳しめの感想を書いていきたいと思います。

 ※なお、一部原作を読んだものを含みますが、それとは切り離してアニメのみの感想とします。

 
つうかあ
 
 レーシングサイドカーのアニメ。通常の二輪レースと違いサイドカー付きのバイクで女子高生の搭乗員二名でTTレースに出るという、モタスポ好きなら頭がぶっ飛んでるんじゃないかと思ってしまいそうな...。面白いというよりは好きって感じで見てました。
 百聞は一見に如かず、TTレースがどんなものかはリンクに貼りますので是非ご覧ください。
 レーシングニーラーとバイクのものを張っておきます。

レーシングニーラー


バイク


宝石の国

 今季の僕の一押しの作品です。
 体が宝石でできた女の子?が月から自身らを攫いに来る月人と戦うというのがこのアニメの簡単なあらすじ。
 フルCGということもあり映像はすごく綺麗で、キャラクターの綺麗さが際立たされていました。キャラデザだけでなく戦闘シーンもCG特有の良さがあって迫力がありました。そしてショーパン好き、太ももフェチには堪らない良さがありました()。個人的には月人を最初に見たときは、竹取物語で月からかぐや姫を迎えに使者が来るシーンが連想されました。すこし気になったのが、途中でキャラクターのデザインが少し変わったのかなと思うようなところがあり、違和感を感じたりもしました。
 1クールではまだ中枢にあたるような場面は描き切れていない感じで、2クールで行くのかなと思っていましたが1クールで終わってしまいました。原作のストックはまだありそうですし、続編希望の声もよく聞くので二期以降の続編が待ち遠しく思います。


ラブライブサンシャイン‼ 第二期

 おそらく多くの人が期待していたサンシャインの第二期。しかし、あまり楽しめませんでした。最後に優勝するかどうかは書かずとも想像はつくでしょう。
 楽しめなかった理由は無印の二期と同様、演出が濃すぎると感じてしまったからだと思います。ジャンプ漫画のボス戦だけを毎回見せられている感覚です。さらに、無印も含めて思い返してみると、努力して積み重ねていく美しさがあるように見えて、よく見るとほとんどそれが感じられず、決まったレールを走っていく感があり、展開が読めてしまう。もしドラやヒロアカのような前置きがあれば、そういうお話だと見れたと思うのですが...。劇場版の制作も決まっているようですが、何となく内容も読めてしまいそうな気もします。


妹さえいればいい。

 ラノベ作家のお話。
 一話を見たときは、とんだクソアニメだと思いましたが、後にクジ砂があったからという理由で見てました。すると、案外おもしろい。そしてキャラクターがかわいい。
 よくある妹大好きシスコンラブコメかなとタイトルを見たときは思いましたが、実は主人公に妹はいなく(主人公自身、妹の存在を認知していない)、想像していたものとは違うものでした。ラノベ作家のお話と書きましたが、主人公グループがラノベ作家というのはサブ設定のような感じで、内容的には大学生の日常を描いたのような雰囲気でした。
 一話切りはやはり愚行だなと再確認できたアニメでした。


このはな綺譚

 このはな亭という旅館に努める仲居さんの狐の女の子が主人公の作品です。
 きらら枠っぽさがありましたが、きららではありません。タイトルには綺譚となっており、本来言葉としては奇譚なのでしょうが、内容はタイトル通りまさに奇譚で綺譚、不思議さと綺麗さを含んだ稀にみる面白さがあるアニメでした。タイトルを決めた人のセンスに憧れます。
 2017年冬アニメの中でもお勧めしたい作品です。機会があれば是非見てほしいです。


キノの旅

 タイトル通りキノがバイクでいろんな国を旅するアニメです。国といっても、現実のような国ではなく、それぞれが自治する町と言った方がいいかもしれません。
 このアニメを一言で言うなら、星の王子様の出向くverでしょうか。いろんな国を訪れ、その国のルールや人々に触れ、様々な考えに出会う。時に良いこと、時に悲しいことを体験しまた、次の国へ行く。哲学的とまでは言いませんが、いろいろ考えるところがあるアニメでした。続編が出るなら、また見てみたい一作です。



 以上、2017秋アニメで視聴したもののうち、6作品について触れました。
 これら以外にも、面白いアニメはありました。
 例えば、少女週末旅行、続編があるなら絶対に見たいですし、Just Becausseもオリジナルでキャラデザもよく面白かったです。
 
 そして冬アニメも、ものによっては2話まで放送され、順々に始まってます。今季は日常系が映えているような印象があります。楽しみです。

byらいぶら
 



 
 

2クールの作品を除き、今年の夏アニメが終了しました。

大学生にとっては夏休みと被るので、「明日の一限目の授業、起きれるか心配だ~」なんて気にせず、リアタイ視聴に勤しめたことでしょう。

今回も前季と同様、独断と偏見で夏アニメの感想をいくつか簡単に書いていこうと思います。

今季、僕が見たアニメは以下の通りです。

賭ケグルイ
ゲーマーズ!
恋と嘘  
時間の支配者
地獄少女 宵伽
戦姫絶唱シンフォギアAXZ
天使の3P!
ナイツ&マジック
NEW GAME!!
はじめてのギャル
プリンセス・プリンシパル
ボールルームへようこそ
メイドインアビス
ようこそ実力至上主義の教室へ
RWBY
アホガール
  徒然チルドレン

以上、16作品を視聴しました。
このうち、下線を引いた6作品について少し詳しい感想を書いていきます。
では、上から順に前回同様、ガゼッタデロスポルト風点数付きで参りましょう。

※なお、原作については全く読んでおらず、アニメ視聴のみの感想となります。


賭ケグルイ 7.0

 学校における地位、立場を金、ギャンブルによって決まるという、オイオイって感じの設定でしたが、面白かったですね。高い確率で2期が製作されると思われるし、待ち望むオタクも多いことでしょう。
 作中では、トランプ、タロット等を用いた、さまざまなオリジナルゲーム・ギャンブルが登場し、勝てば大金を得、負ければ借金、人間未満の扱いが待っているのが基本的なギャンブルの結果構図で基本的にイカサマを破ってどう勝つかという形で話が進んでいきます。イカサマなしの真剣勝負を少しくらい見たかった(小声)。
 そして、注目すべきはOPとEDですね。あの謎アニメーションを考えた人の顔を一度見てみたいですね。


地獄少女 宵伽 5.5

 僕が大好きな佐藤聡美さんを知るきっかけとなった作品なので、地獄少女シリーズは大好きですが、今回のはちょっと残念でした。新作は前半6話のみで内容は面白かったですが、何かパッとしない感じで、後半6話は無印~三鼎の再放送という形でした。過去作は全て2クールでそれぞれ大まかな形があったのに…。そしてもう一つの残念ポイントはOP曲のテイストが過去作と少し変わってしまった事でしょうか。
 
 各話の流れは変わらず、人間関係の縺れから恨み相手を地獄へ流すというのが基本。すこしリアル社会の問題ををつまんでいるようなところに面白みは感じました。
 そして、能登麻美子さんは流石でした。最初は、声変わったなと思ってましたが、うまく修正しているように感じ、回想録とあまり違いを感じることなく楽しめました。パチンコマネーで5期の製作を少し期待してますが、その時は2クールできっちり作ってほしいですね。


ナイツ&マジック 6.5

 現代人が異世界に転生する、冬アニメにあった幼女戦記のショタverのような始まりから、ロボオタクの彼がその世界で次々に新型ロボットを開発していく、ロボ同士の戦いというよりはロボ開発に焦点を置いた作品でした。といっても戦いと開発の描写は半々くらい、ロボものにしては十分多いですが。
 序盤の流れから圧倒的火力の兵器をどんどん作り、無双するのかと思いきや、敵側の開発者もそれに対抗すべく新たな技術・ロボット・兵器を開発していき、そんな簡単ではありませんでした。
 ロボットのデザインもすごっく良かったです。特に最後に作られた「斑鳩(いかるが)」という期待の顔は最高でした。名前に違わず、鎧武者のような顔つきで、何処か日本的な外見にして最強の火力。いいですねぇ。
 そして、何よりエル君が可愛い。


・プリンセス・プリンシパル 7.5

 今季、僕が一番推したい作品です。BDも買っちゃいました。
 女子高生がスパイとして活躍する…。これだけ聞くと、萌えに媚びたような感じがしますが、全くそうではなかった…。キャラクターはみんな可愛くて全員推せました。
 
 舞台は19世紀、革命により東西に分裂したロンドン。東西の各々の陰謀や策略の下、「チェンジリング作戦」(詳しくはアニメを見てください)を成功させるべく、女の子たちがスパイとして情報収集・亡命の手助け・暗殺などを遂行していく。中には重めの話もあったりとスパイアニメとしては見ごたえのある内容でした。
 登場人物たちのスパイとしての動きやちょっとした仕草が細かく描写されており、一回の視聴では気づかない様なものも多々あり、考察動画やBD付属の資料、公式ツイッターのスタッフコメントを参照にしながら見ると視聴の幅が広がります。
 
 この作品を見るうえで一番心配だったのは、制作にガルパンやレガリアでお馴染みのアクタスの名前がある事でした。せっかく面白い作品なのに途中で放送延期になっては勿体無い。ですが、今回は延期されることなく全話終えていました。ありがとうございます。二期若しくは劇場版で東西の統一までの続編が待ち遠しいです。


・メイドインアビス 7.0

 アビスという謎の深い大穴を母を求めて探検するというもの。アビス内で謎の機械の少年レグと主人公リコとの出会いからストーリーが始まっていく。
 続きが気になって原作コミックを買おうかなと思うくらい面白かったです。ナウシカのようでナウシカでない、原作者の設定を考える力が羨ましく感じます。
 
 キャラクターデザインは可愛らしい感じですが、それを思わせないくらい、正に冒険という雰囲気で話が進んでいきます。見ているこっちまで未知の領域に足を踏み入れるような気持ちで見ていました。
 終盤の展開からして、この作品もおそらく続編が制作されるでしょうね。楽しみです。


・ようこそ実力至上主義の教室へ 4.5

 今季、僕が見た中では最低な感じでした。まれに見る気持ち悪い(?)作品でした。
 タイトルからしてちょっと面白そうだなと思って見始めたんですが、なんだこれは!?おっぱいしか見所がないじゃないか。実力主義ってなんだ?
 キャラクターは個性的というより変人が多く、最初から最後まで人間関係がハッキリしないというかあやふやというか…。
 
 劇中と僕個人での実力に関する定義に差があったっぽいというのが、この酷評の理由かもしれない。実力至上主義という割には、実力だけでなく過程が重視される劇中での設定に違和感を感じ始めた。作者は俺ガイルのような内容にしたいのではと勝手に推測しているが見事にスベッているように思った。それが上記の気持ち悪いという言葉につながっている。続編が出てもおそらく見ないだろう。



以上、下線6作についての感想でした。



最後に、、、
 秋アニメも順次始まりました。
 うまるちゃん2期やラブライブ!サンシャイン!2期などの続編が期待されていた作品、以前からコミック・ラノベ原作で注目されていた作品といろいろあります。
 そして12月にはガルパン最終章の1作目の公開が予定されています。
 いろいろ楽しみな秋冬になりそうです。

byらいぶら


 

『月がきれい』は中学生同士の恋愛模様を描いたものだ。そう、中学生同士なのである。だから、その中には、もどかしさ、気恥ずかしさ、そして得難い純粋さが織り込まれている。このアニメを見ていると、ついつい中学生時代のことを思い出してしまうのは恐らくそのせいだ。楽しかったことや面白かったこと、嫌なことや辛いこともあった。それらを拭って、忘れて私は「大人」になろうとしている。「子供」のままでは生きていけないなどということは誰でもわかっていることだ。そのため、私たちは少しずつ「大人」になっていく。そうして、少しずつ純粋な気持ちを忘れていく。他人に率直な想いを伝えることを恥ずかしいと考えるようになってしまったのは何時からだろうか。たった一言、その一言を紡ぐことができなくなってしまったのは何時からだろうか。

二度とそのような純然たる気持ちを取り戻すことは叶わない。しかし、思い出すことはできる。そんな気持ちをふと思い出したとき、人は心動かされる。きっとそのとき、私たちは何か満たされるように感じる。全13話を見終わったとき、私は確かにそう感じた。忘れてしまった気持ち、捨て置いてきた心を確かに感じ取ることができた。そんな想いを思い出したい人にはぜひともこの作品を視聴してみてほしい。

このアニメの魅力はこれだけではない。もう一つ、とても大きな魅力がある。ヒロインが半端ないくらい可愛いのである。「可愛すぎてヤバない?ヤバあるな」というくらい可愛い。声が可愛いのはもちろんなのだが、演技が自然体でとても良い。変に演技するのではなく、ちょうど女子中学生といった具合なのである。他にも、表情が豊かであることも魅力的だ。初めのほうが消極的な印象を受けたのだが、徐々に表情が豊かになっていき、積極的な面も見られて、本当にかわいい。ここでは書ききることができないが、本編12話、前半の総集編1話のたった13話には収まりきらないほど可愛いので、ぜひ視聴してみてほしい。

『月がきれい』は日頃アニメを見ない人にもオススメできる良作となっている。一気見するほど引き込まれる迫力あるアニメではないが、ゆっくりとしていることがこの作品の魅力でもある。主人公とヒロインの関係が少しずつだが、確かに進んでいくので、中弛みも感じない。上記に紹介したこの作品の二つの魅力は一部でしかないので、視聴しているうちに私が紹介していない、若しくは気づけなかった魅力を発見できると思う。百聞は一見に如かずで、とりあえず3話、4話くらいまで見てもらいたい。そうすればこの作品の魅力を感じ取ることができると思う。視聴したことを後悔することは決してないと断言できるオススメ作品なので、是非視聴してみてください!
by 山本サトシ

今季も1クール終了しようとしています。
率直な感想を言えば、これは面白い!といえる作品は少なかったというのが個人的な感想です。
しかし、かわいい女の子キャラが多かった印象があります。くーちゃん、紗霧、ルミア、搖さんetc...
挙げればキリがないですが…

そんな中、僕が見たアニメの感想を独断と偏見で良い悪い素直に書いていきたいと思います。
視聴アニメは以下の通りです。
   
   エロマンガ先生
   アリスと蔵六 
   リトルウィッチアカデミア
   ゼロから始める魔法の書
   ロクでなし魔術教師と近畿教典
   終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
   武装少女マキャベリズム
   サクラクエスト
   月がきれい
   冴えない彼女の育て方
   ひなこのーと
   正解するカド KADO:The Right Answer
   ツインエンジェルBREAK
   ソード・オラトリア

以上、14作品です。
ここから、印象に残った6作品を選んで書きたいと思います。
それでは上から順にあらすじとガゼッタデロスポルト風点数付きで簡単にいきましょうか。
 
 ※なお、原作は全く読んでおらず、アニメのみの視聴なので、その前提での感想です。



エロマンガ先生 7.0
 
  高校生ラノベ作家の和泉マサムネ先生のラノベイラストを担当する謎の絵師が実は妹の和泉紗霧だった!というのがストーリーの始まり。原作が俺妹と同じ伏見つかさ先生でOPも同じClariSが担当し、これまた同様、兄妹間での軽いラブコメを描いた作品で劇中にも俺妹の一行が登場した。 
 キャラがかわいいというのが第一印象。そして少しエロい!自分事ですがリアルお兄ちゃんという立場なので、妹とのガチ恋愛というのはちょっと…というのはありますが、まぁアニメなのでそこは良いでしょう。
 原作を読んでおらず、アニメだけの視聴なのでストーリーがどう違うか同じかとかは全然知らないですが、幼馴染キャラの影が薄い感じでした。僕っ娘+巨乳といいキャラなのに勿体ない。そこが俺妹との一番のポイントではないでしょうか。恋敵が同じラノベ作家のみという構図は少し残念に思ってしまいました。
 全体としてはおもしろかったです。


アリスと蔵六 6.0
 
 不思議な世界ワンダーランドから生まれ、アリスの夢という不思議な力を持った女の子紗名と花屋を営む普通のお爺さん蔵六が中心にストーリーが展開されていく能力モノです。
 
 絵が特徴的で可愛らしい感じでした。
 初回のみ1時間放送され、能力の研究をする組織が登場し、それとの対決が描かれ、それを1クールで描くバトル系かと思っていたら、これは前半のみ。後半は同じく不思議な能力を得た、女の子との人間ドラマを描く二部構成でした。2クールでのんびりやってもいいんじゃないか…とも思いましたが、こちらも原作を知らないので何とも言えません。
 個人的には、大塚明夫さん、芳忠さんのコンビ、そして能登麻美子さんのああいうキャラが見れたので大満足です。


リトルウィッチアカデミア 8.5
 
 昔見た魔法ショーを機に魔法使いに憧れ、魔術学校に入学したアッコ。長年憧れていた魔女シャイニィシャリオとの意外な関係とその正体は…
 今季、僕が最も推したい作品です。前季、今季を含めて個人的No.1です。一月からの2クールでの放送で退屈な回が全くと言っていいほどなく、製作トリガーらしい勢いのあるストーリーとキャラクターが大暴れする感じです。
 
 twitterのTLやサークル内であまり話題にならず、それが少し苛立ちを感じ、残念に思えるくらいの面白さ。週末を締め括るに相応しい一作といえたでしょう。主人公アッコを取り巻くキャラクター全員の回が上手く散らされていてどれも楽しく見ることができ、ストーリー根幹に関する回をすごく良く引き立てているようでした。
 この作品の始まりは、若手アニメーター等人材育成事業「アニメミライ」で製作され、トリガー製作の続編映画を経て、今回のアニメに続きました。こういった事業からどんどん面白い作品がうまれてほしいですね。そして、以前の会報誌に書きました「ずんだホライずん」も同様の事業から生まれたアニメです。こちらにも注目です。


終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? 5.5

 人間がほぼ滅び、生き残った人間ヴィレムと戦う兵器として存在する少女たちとの物語。妖精兵のひとりクトリがヴィレムとともに大切なことを含め様々なことを少しずつ忘れていってしまうという記憶障害やさまざまな戦いを描いた作品、そして悲しいラスト…。

 キーボードで入力するにも長く、一見すごく目を引くタイトルですね。率直に一言で感想を書けば、微妙と言いたいです。
テンプレートな導入、展開を用意しつつ、少しイレギュラーな結末を迎えるという流れはレアケースなのかもしれないが、ある程度結末は見えていたような、そこそこ狙っていたような感じが中盤あたりから見え隠れしえた気がしました。好きな人には怒られそうですが。二期があるやらないやら、噂が飛び交ってるようですが、あるなら見てみたいですね。
 そして、一番気になったのがクトリの中の人の演技が少し残念だったことです。棒とまでいかないが新人さんかな?と思っちゃうところがありました。


サクラクエスト 6.0

 就活に失敗した小春由乃ちゃんが手違いで間野山の国王を一年間引き受けることから始まります。地方創生のために、いろいろな試行錯誤を繰り返し、間野山に人を集めようと頑張る、というのが物語の大筋です。
 
 PA Worksらしい富山が舞台となっており、キャラクターが個性的でかわいい。アニメが地方創生に貢献するというのは聞きますが、劇中でそれをする地方創生系アニメという新しい分野を見た気がします。ただ、間野山の人口は5万人…人口だけから定義すると都市と呼ぶこともできてしまうんですけどね…。日常の中にほんの少しの非日常を混ぜて楽しむことができるのはアニメの醍醐味の一つでもあると思うし、
広い意味では日常系に属するのかはわからないですが、日常系としては楽しく見れました。
 しかし、PA特有といってもいい、感動するレベルの自然描写が見れなかったのが少し残念なところでした。



ひなこのーと 6.5

 進学に伴い田舎から引っ越してきたひなこ。舞台劇に憧れ、カフェ・書店を併設する下宿先ひととせの住人で劇団ひととせを作る。学校では演劇部で部隊の練習をしながら、ひととせでの舞台を行うという日常系アニメです。

 一言で感想を言うなら、かわいいエロい!原作者の三月先生のpixivを覗いてみてもエロい!
 一話を見た時点では、ごちうさのような物を想像していましたが、いろんな意味で全く違った作品でした。キャラクターはみんな可愛く、いい感じにエロさがあり、終わってしまうのが悲しくなりました。二期もやってほしいです。少し気になったところは、キャラのデフォルメが多かったことでしょうか。印象では放送時間の40パーセントほどはデフォルメキャラで展開されていたと感じました。
 そして、注目すべきは予告絵ですね。何を狙っているのかわからないような謎にエロ絵で、フェチ心を擽るようなものばかり…。よかったです。
 



以上、印象に残った6作品に関する感想でした。
他の幾つかの作品にも少し触れるなら。。。

・ツインエンジェル、マキャベリズム(6.5)…この二つは見るからに低予算(ごめんなさい)なのにすごく楽しめた作品でした。

・ロクアカ(6.0)…これは良かったですね、特に制服が。キャラも可愛かったです。

・正解するカド(7.0)…全体的にあまり動きのないアニメでしたが、不思議と退屈は感じずに楽しめました。異方存在への憧れがあるからでしょうか。



次は、夏アニメですね。
NEW GAMEの二期、待ちに待った地獄少女の続編、徒然チルドレンctc…
と楽しみな作品がちらほら。期待してしまいます。。。

by らいぶら

 
 
 
 

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