August 2005

August 29, 2005

生きてるなぁ。

昨日は休日でTVをつけると24時間テレビが。
この番組も恒例になっていますよね。

たしか、僕が20代の頃スタートしたと思うんですが、
最初はね、「良い事を良い」と言うのに照れもあって、
観ているのに観てないとか、
思ってもいないのに、批判なんてしたりで、
自分としては「話題」に、あえてしない番組でした。

それが30代も半ばに差し掛かった頃から、
この番組の持っているテーマがリアルに思えてきて
毎年、観ては感動や共感を頂いています。

「愛は地球を救う」
ほんとに年を追うごとに僕は実感しています。

今年は「生きるとは?」というテーマでしたね。
壮大かつ永遠のテーマです。

いろいろなコーナーで、
たくさんの方の生きるを紹介しておられましたが、
僕が一番心に残ったのは、
癌で余命半年を告知された、奇跡のフォークシンガーのお話。

44歳の時に癌で余命半年と告知され、
手術・入院で延命を取るか、
何もせず家族と暮らして死ぬのを取るかの選択をされた男性。

彼は結局、後者を選択し、
残りの時間を家族と幸せに暮らす事と、
自分のやり残した事をやる暮らしを選んだんです。

それは、大好きなフォークソングを思いきり歌う事。
それを実現させる事と、家族を養うために、
会社を辞め、ライブスペースのある小さなBARを開きます。

そこで何とか働きながら、時間を見つけてはライブで歌う。
そんな暮らしを続けて行くうちに
その生き方に共感した仲間たちが集い、
エネルギーを酌み交わしあい、店は盛況となりました。
中には、同じ癌と戦う同世代の常連も...

途中、この生き方を選択した際、
死を覚悟し残した彼が、
家族への遺言テープも紹介されていました。
死の告知後の自分の身の振り方で、
迷惑をかけるであろう妻への感謝と謝罪。
まだ小さな子供達への、
父として見守り続けられない事への謝罪と、
自分の死後の子供達への希望の言葉たち。

そうしているうちに奇跡が起こります。
なんと、癌細胞が成長を止め、逆に小さくなっていたのです。
彼曰く「生きたい」「生きたい」と思いながら、
歌い続けていただけで......

余命半年の宣告から、
すでに6年が経過していました。

このVTRを観ながら、
僕は自分にスイッチが入った気がしました。

「覚悟」を決めて生きる事を考える。

言葉にするとそんな感じでしょうか。
今、何でもできるはずの自分は、
何かを理由にしては、留まっていた気がしました。

自分と同世代で「死」を宣告された彼は、
そこで自分の選択で
覚悟を決め手「生きて行く」本当の理由を知った。

健康で会社勤めをしている時には、
自由に歌いながら家族を養う。
それが、自分の人生という選択はできなかった。
しかし、「死」に直面した時、
それは一種の覚悟となって現実化し、
命を延ばすエネルギーとなり、
そして、その事が人に勇気や希望を与えている。

同じ酒場で働き、同じ歌を歌っている彼と
今、僕が置かれている現実で、
ひとつだけ違ったのは、僕が「健康」である事。

気付いたのは普通に暮らしていれば、
生きられる保証に甘えている事実。

今朝起きて、またいつもの暮らしがあります。
昨日観た大きな気付き。
今日からどんな風に自分を人生を変えるか。
今はまだ知る由もありませんが、
生きていられる感謝と、
何でもできる事への感動は、
しっかりと持ち続けていたいと思います。

僕は僕なりに、
僕の選んだ人生を生きている。

彼が教えてくれたのは、
「生きた目」をした自分でいる覚悟。




ajara at 14:40|PermalinkComments(3)TrackBack(1) ちょっと深呼吸。 

August 25, 2005

旅先のBAR[白浜にて]5

e6896dc3.gif休暇を利用して、
和歌山県の南端・南紀白浜へ行ってきました。

今回は、いつもの酒紀行と違って
あくまで家族旅行。
家族と楽しめる場所ばかりを訪れたんです。

ホテルに帰って、夕食・温泉と
日頃の疲れを充分に癒しました。

子供達も旅の疲れからか、
午後10時を過ぎたあたりで就寝。
家内に、相談しました。

「なぁ、さっき見つけたBARへ行けへん?」

そうなんです。
夕方、町を散歩してたら、
手作りであろう、ギネスのパブサインを発見。
準備中のお店を外から眺めると、
樽生ギネスが置いてあるのを発見したんですよ。

「もう顔洗ったから、お父さんだけで行ってきたら?」

と行ってくれたので、いそいそとホテルを抜け出し、
白浜の夜の町へひとり繰り出しました。
そのBARへは、温泉街のメイン通りから
「銀座通り」という路地を入ります。

足湯や居酒屋さんが立ち並ぶ路地を進むと、
さっきのパブサインとともにお店の看板が。

「ミルク&ビアホール 九十九」

お店の中には5~6人のお客様がいました。
早速、ドアを開けて店内へ。

「いらっしゃいませ。」

柔和な表情のマスターが案内してくれました。
ひとりカウンターに座り、
ギネスを注文しました。
サーバーから丁寧に丁寧に注がれるギネス。

サージングが終わるまでゆっくり店内を見渡すと、
古そうなピアノ。その上に蔵書とウクレレ。
店の奥にはジャズのLPが...。
耳を傾けると静かにジャズが流れています。
手作り感溢れる柔らかな店内は、
古いPUBを思わせてくれます。

バックバーには、それほどたくさんではないですが、
マスターの好みであろうお酒が。

そうこうしている間に、サージングを終えたギネスが。
にっこりと微笑むマスターがサーヴしてくれます。

その後、ゆっくりと話しかけてくれました。
それで僕は、旅行に来ている事、大阪でBARをやっている事、
自分の店にもギネスがある事など、
いろいろと、自然に話させてもらいました。
なんでしょう。マスターの温和な口調にのせられて、
こちらも穏やかな気分で話が弾みました。

しばらくして、マスターが店の常連さんに
僕を紹介してくれます。
「堺でBARをやってはって、ギネスを扱ってはる方なんですよ。」
これまた、厭味無く自然に。

ほんと、旅先で立ち寄った僕のような飲み手を、
まるで地元の人と変わらぬように扱ってくれるんです。
これは、嬉しかった。すごく気が安らぎました。

その後は、マスターのこの店を作った経緯や、
お酒のチョイス、白浜の町のことなど、
たくさん、たくさん楽しい話を聞かせてくれました。

気持ち良くて小一時間で4杯も飲み、
上機嫌で上がり。
最後は握手をして店を後にしました。

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旅先で、しかも決して都会ではない町で
こんなに素敵な夜が楽しめた事は、ほんとに幸せ。
旅の思い出が一層、深まりました。
マスターの古久保寿樹さん。
ほんとに、ありがとうございます。

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皆さんにも、是非ご紹介したいのでDETAを。

「ミルク&ビアホール 九十九(つくも)」
和歌山県西牟婁郡白浜町3309-22
TEL 0739-43-0702
http://www.lalabeach.net/tsukumo/
白良浜海水浴場から歩いて2分くらい。
「浜通り」の白浜館を曲がって「銀座通り」へ。
写真は、僕が撮ったのではないんです。
僕のは、酔っていてボケボケ。
よって他のものを僕的加工で使わせて頂きました。
古久保さんごめんなさい。




ajara at 18:36|PermalinkComments(9)TrackBack(3) マスターの酒紀行 

August 17, 2005

せっせと煮込む。

僕の店は、BARとしては料理が多いんです。
酒肴という範囲をはるかに越え、
パスタにピッツァにご飯もの、
果てはスイーツまで作っているのですよ。

バーテンダーになった頃、
こんなに包丁やフライパンを動かすなんて
思ってもみなかったんですがね....

何でもやってみると、
ズブズブとハマってしまうタチでして、
11年も経過した今では
カウンターより厨房にいる時間が長い時もあります(笑)

個人的に、大好きな料理はやっぱり煮込み料理。
これは、やっぱり「達成感」が大きい!
素材をカットして、下ごしらえして、
炒めに入ったり、ソースを別に作ったり
アクをこまめに取ったり。

で、コトコトコトコト。
時間をかけてゆっくりゆっくり仕上げる。

最後に味を整えて出来上がった時の「至福」....
面倒くさいなんて、コロッと忘れてしまうでしょう?
(料理好きの方、わかりますよね? ウンウン。)

今も丁度、牛バラ肉のビール煮と、牛スジのどて焼きを
コツコツと仕込んでおる途中。

ビール煮込みは、シンプルなんですけど、
牛肉を焼いた肉汁とバターで、
玉ねぎをたっぷり飴色に炒めて
甘ーくなったところにビールと
少々のデミグラスを入れて煮込む。
この甘さがなんとも言えんのですよ。
仕上がると玉ねぎの効果で肉も柔らかくなり、
ソースに玉ねぎが溶けて、旨いんですよ。

スジ肉も、茹でこぼしして綺麗に洗うところから始め、
生姜と一緒に柔らかくなるまで煮ます。
約2時間もかかるんですけど、
これが味噌と砂糖だけで仕上げると
臭みがとれて、これまた旨いんです。

あー、仕込みながらお腹減ってきたー。
いやいや、これはお客様用。
つまみ食いは、●ブの元......
それでなくても、中性脂肪だらけやのに。

ajara at 17:26|PermalinkComments(1)TrackBack(1) ちょいと料理など。 

August 15, 2005

もうすぐまた1年。

ちょっいとブログをいじっていたら、
デザインフォーマットの新作がいろいろ。
気分も変えてみよっと思って、
オーシャンズ12風のデザインに。

書いてる本人とは似ても似つかぬ格好良さ。
まぁ、実像を知らない人もいるので、
お許しいただこうっと。

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8月も半ばに入ると僕は1年を振り返ります。
何故なら、僕の店は9月創業だからです。
1994年9月4日創業。
4と9ばかりで「49なる=よくなる」
なんて語呂あわせですが。

この1年もいろいろとありましたね。
ほんと毎年毎年の事ですが。
まずウチはイベント事が多いので、
それだけでも、滅茶苦茶思い出が増えます。

書き綴るととんでもなく長くなるので
やめておきますが、
写真やこのブログを読み返すたび、
楽しい記憶が蘇ります。

個人的には、
とっても今年は気持ちがフラットになりました。
焦りというか苛つきみたいなものが、
だんだん薄れて、だんだんゆったりとした気持ちに。

何故かなぁ。
仕事をしていても、飲んでいても、
遊んでいても、家にいても。
何故か「怒る」とか「悲しむ」とかが、
ホント少なかった1年でした。
特に後半半年は、老仙人のような暮らしぶり(笑)。

ある時、友人に言われた、
「今を受け入れればいい。」
と言う言葉から変わって行ったのかなぁと
自己分析しておりますが、
それほど、達観している訳でもない。

やっぱり、人かなぁ。人に恵まれている事。
手前味噌ですが、
スタッフは伸長著しいし、
何をする時でも、いつも誰かが助けてくれる。
ホント今年は、助けられっぱなし。
新しい事をする時でも、出会いがあるし。

どれも、すごく求めた訳ではないんですけどね。
不思議と欲のないところに結果が生まれています。

そういえば、ちょっと前までは、
結構ギラギラしてたもんなぁ、僕は(笑)。
そういうところが無くなってきて、
自分のペースで歩けた時は、人にも求めないもんでね。
するとちょっと人に救われると、
嬉しさが倍増するんですよ。ホント。

それでは今年の総括。

「たくさんの人、すべての物事との、出会いに感謝。」

やっぱりこれしか浮かびませんでした。
(最近、ボキャブラリーが飲んだ酒の分だけ
 減ってきている気が....)

9月からの僕と僕の店の新年も、
ぼちぼちこつこつです。
(毎年、これやんか.....)







ajara at 15:26|PermalinkComments(6)TrackBack(0) ちょっと深呼吸。 

August 12, 2005

さよならカラー5

おー、久々にブログを書こうとしたら、
ライブドアのブログフォーマット一新。
顔マークなんぞで、気分を表示できるとな。
面白いので最高点の5個でスタート。

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今回も音ネタです。
僕の住む大阪のメジャーFM・FM802で
近頃、ヘビロー並にオンエアされる曲。

SUPER BUTTER DOGの「さよならカラー」。

厳密には、彼等のこの曲をモチーフに、
あの竹中直人氏が監督した同名映画の
サウンドトラックにある、
元SUPER BUTTER DOGの永積タダシ氏のユニット
「ハナレグミ」とゲストによるセルフカヴァー。
こちらがよくオンエアされているんですが、
僕はオリジナルのほうが好きですね。

永積氏の書く歌が僕は大好きで、
僕よりひと回りも若い人ですけど、
ちょっと刹那的ででもどこかほのぼのする
そんな詩と、曲のセンスの良さがいいんです。

この曲もくたびれた感じのギターリフに、
なんとも言えぬ詩の展開。

竹中直人氏まで引き込んでしまうなんて
やっぱり天才ですねぇ。

映画ももうすぐ公開らしいですが、
原田知世はじめとする主役陣に、
斉藤和義やスカパラのメンバー、
そして件の永積氏もちょい役で出演していて、
見終わった後、すーっと感動が押し寄せると
とある方のレビューでも評価されていました。

映画もチェックしようっと。
そしてこの曲も僕の弾き語りリストに入れちゃいましょ。




ajara at 15:27|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 唄屋・ニシオの音ネタ 

August 06, 2005

ギター侍。

少し前に、弾き語りを始めたと書きました。

あれから数カ月。
進歩はと言うと......。

うーむ。楽譜だけはいっちょ前に集まったんですが。
肝心の手のほうが、上達しませんわ。

今、9月の友だちのお店の周年パーティ出演に向け、
猛特訓をしているんですけどねぇ。
ちなみに曲目はというと

・家族の風景(ハナレグミ)
・胸が痛い(憂歌団)
・海(サザンオールスターズ)
・Knock On your hevens door(エリック・クラプトン)
・stand by me(ベン・E・キング)

という具合ですが.....
どれも、コードが意外に簡単なのに、
歌に表情が付けやすいのが選択理由。

さすがに歌は長い事歌っているので、
そこそこなんとかなるんですけどね。
ギターは、ほんとに難しいです。

余談ですが、先月あたりから15歳になる息子が、
僕のススメでギターを弾きはじめました。
幼少の頃からピアノを習っていたので、
まぁ、楽譜には嫌悪感はなく
楽しそうにやっております。

でも、端で見てるとメキメキ上達してる...
オヤジの苦戦をよそにですよ。
やっぱり「真っ白」なものは、
何者にも染まりやすいんですね。

あっという間に先を越されそうな気配に、
オヤジの威厳を保とうと、
姑息にも、「おっ、なかなかやるやん」
などとうそぶく僕。

そう言えば息子の名は「奏(かなで)」。
音楽をやるためにつけたような名前です。
名は体を表すとはよく言ったもんです。

さぁ、明日の休日は、
息子と弦でも買いに行きますか...

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PS・どなたか、ノラ・ジョーンズの楽譜や歌詞が
載っているサイトを知りませんか?
いろいろ探しているんですけどね。


家族の風景

ajara at 18:08|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 唄屋・ニシオの音ネタ 
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