グローバル・エイズ・アップデート

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第325号(第18巻第1号) 2017年(平成29年)9月10日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第325号(第18巻第1号) 2017年(平成29年)9月10日
No. 325(Vol.18-No.01) Date: 2017/9/10
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★「第325号」目次

●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
・グローバルファンドの資金の国レベルでの受け手となる「国別調整メカニズム」の構造と役割の改革
●アフリカの地域別記事
・(ザンビア)エイズ検査がついに強制に!
・(マラウイ)植民地時代の同性愛法がHIV・エイズとの闘いを妨げる
・(ジンバブウェ)ARV薬の不足に至急対処する必要
------------------------------------Vol.18 No.01 ---------------

グローバルファンド、国レベルでの対応調整機関「国別調整メカニズム」の改革へ

【2017年8月22日】
途上国の三大感染症に資金を供給する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)は、案件形成の取りまとめ役となり、また、グローバルファンドの拠出資金について全体を「国別調整メカニズム」country coordinating mechanism (CCMs) の構造と役割の改革に乗り出した。この改革の鍵となる部分は、グローバルファンドのパートナーであるドイツ国際協力公社 GIZ の「バックアップ」部門(グローバルファンドによる資金拠出を国レベルでうまく機能させるためのイニシアティブ)や、英国のエイズ専門の国際NGOである「国際HIV/AIDS同盟」 the International HIV/AIDS Alliance、そしてフランスのグローバルファンドに対する技術協力のためのメカニズムである「イニシアティブ5%」 Initiative 5% などとともに組織化された国別のコンサルテーションである。続きを読む

(ザンビア)エイズ検査がついに強制に?

【2017年8月16日】
アフリカ南部に位置するザンビア共和国のエドガー・ルング大統領 Edgar Lunguは、エイズによる更なる犠牲を食いとめるために、公的保健機関におけるHIV検査を強制的に行うと発表した。続きを読む

(マラウイ)植民地時代の同性愛禁止法が、HIV/AIDSとの闘いを妨げる

【2017年8月17日 ブランタイヤ(マラウイ)発】
アフリカ南部の内陸国マラウイでは、刑務所内での性感染症増加に伴い、コンドーム配布の是非が問われている。続きを読む

(ジンバブウェ)ARV薬の不足に至急対処する必要

【2017年8月23日】
アフリカ南部の内陸国ジンバブウェにおいて、公衆衛生に関する機関で抗レトロウイルス薬(ARV)が不足し、HIV感染者やエイズを発症した人に影響を及ぼすことが深刻な懸念となっている。マルチセクターによる協力で何年間もHIVやエイズ関連の死亡を減少させてきたジンバブウェにとって、抗レトロウイルス薬のうち第2選択薬として使われているアバカビルAbakavirの不足は、通常なら3か月分の薬を渡すところ、1週間分の薬しか渡せない、という深刻な事態であり、痛恨の極みといえる。続きを読む

第324号(第16巻第23号) 2017年(平成29年)8月27日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第324号(第16巻第23号) 2017年(平成29年)8月27日
No. 324(Vol.16-No.23) Date: 2017/8/27
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★「第324号」目次

●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
・ジョージア、グローバルファンドからの「卒業」プランを形成
・グローバルファンドの革新的パートナー、UNITAID
・グローバルファンドの案件を実施する4つの国際NGO、厳しい資金管理で優位性
●アフリカの地域別記事
・(ジンバブエ)看護師がHIV研究賞を受賞
・(ナミビア)HIV調査への参加に対して白人住民は消極的
・(カメルーン)エイズ・フリー・ホリデー、ピアエデュケーションによってHIVに感作する
------------------------------------Vol.16 No.23 --------------------------------------------------

ジョージア、グローバルファンドからの「卒業」プランを策定

【2017年8月8日】
東欧・中央アジアの一部である南コーカサスに位置するジョージア(サカルトヴェロ)は、自国の三大感染症対策をグローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の資金から自国の資金での実施に移行していく「卒業プラン」を形成した。2022年までにHIVと結核(TB)プログラムを完全な国内資金による実施に円滑に移行させることがジョージアの移行計画の目的である。しかしながらこの計画は、政府がどのサービスをいつ引きつぐのか特定されていない。


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グローバルファンドの革新的パートナー、UNITAID

【2017年08月08日】
フランスを含め十数カ国が実施している「航空券連帯税」などを原資に、三大感染症にかかわる治療薬などの定期的・大量購入による価格の低下や、ジェネリック薬の開発などに積極的に活動している国際機関「UNITAID」(ユニットエイド)は、途上国の三大感染症対策に資金を拠出する国際機関であるグローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の戦略的パートナーであるといえる。続きを読む

(ケニア)グローバルファンドの案件を実施する4つの国際NGO、厳しい資金管理で優位性

【2017年8月8日、ナイロビ(ケニア)発】
途上国の三大感染症に資金を供給する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)における不正な資金管理などの防止・取締などの役割を果たしている総合監察官事務所Office of Inspector General(OIG)は4つの国際NGO(Catholic Relief Services、Population Services International、Save the Children、World Vision International)に対する資金の不正使用に関するレビューを行った。その結果、4団体すべてにおいて強力な不正使用防止対策が実施されていることが判明した。レビューの報告は7月21日付で公表された。続きを読む

(ジンバブウェ)看護師がHIV研究賞を受賞

【2017年8月6日】
南部アフリカの内陸国ジンバブウェの看護師 チェナイ・マサビル氏Chenai Mathabireが、本年の国際エイズ学会研究会議において、HIV・結核研究賞を受賞した。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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