グローバル・エイズ・アップデート

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第301号(第12巻第19号) 2016年(平成28年)9月20日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第301号(第12巻第19号) 2016年(平成28年)9月20日
No. 301 (Vol.12-No.19) Date: 2016/9/20
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★「第301号」目次

●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
ダーバン国際エイズ会議=「最善の治療へのアクセスは夢ではない」
(UNAIDS)中国とアフリカでのHIV/エイズ対策のためにUNAIDSが中国との連携強化
(インド)インド政府が大手製薬企業の圧力に屈する?市民社会が抗議
(Global Fund)タタ財閥、グローバルファンドと連携して「インド保健基金」設立

●アフリカの地域別記事
(エリトリア)HIV/AIDSをコントロールするための持続的な努力
(ナイジェリア)もしもエイズ対策が不十分なら:深刻な予測
(ジンバブウェ)すべてのHIV陽性患者が抗レトロウイルス薬を手にする

ダーバン国際エイズ会議=「最善の治療へのアクセスは夢ではない」


【2016年8月3日】
7月18日から22日まで南アフリカ共和国のダーバンで、第21回国際エイズ会議が開催された。今回の会議では、世界のHIV陽性者やHIV治療の普及を求める活動家らで作るネットワーク「国際治療準備連合」International Treatment Preparedness Coalition (ITPC)の活躍が際立っていた。ITPCは、開催期間の5日間に渡り、参加者に「最善の治療へのアクセスは夢ではない」という明白なメッセージを送り、サテライト・セッションやワークショップでホスト役を努め、WHOや国境なき医師団とも共催した。また、会場内の治療ネットワーキング・ゾーンでは、先導的役割を果たした。続きを読む

インド政府が大手製薬企業の圧力に屈する?市民社会が抗議


【2016年7月21日 ダーバン(南アフリカ共和国)発】
南アフリカ共和国のダーバンで開催されていた国際エイズ会議で、エイズや人権問題に取り組む市民社会の指導者たちが、インド政府がこれまでの政策を転換し、エイズに対する世界的な取り組みを危機的状況に追いやろうとしていることについて警告を発した。ここ最近、人権問題やエイズに取り組んでいる法曹関係者のNGOである「法律家連合」the Lawyers Collectiveは、インド政府の攻撃の的となっているのだ。さらにインド政府は外からの圧力に屈し、これまでインドを「発展途上国の薬局」としてきた政策を打ち切ることをも示している。続きを読む

中国とアフリカでのHIV/エイズ対策のためにUNAIDSが中国との連携強化


【2016年7月29日】
国連エイズ合同計画 UNAIDS のミシェル・シディベ Michel Sidib!) 事務局長と世界保健機関 WHO のマーガレット・チャン Margaret Chan 事務局長は、7月28日に北京で中国のリュウ・エントウ Liu Yandong 国務院副総理と会談し、様々な問題について話し合った。
続きを読む

タタ財閥、グローバルファンドと連携して「インド保健基金」設立


【2016年8月3日 ムンバイ【インド】発】
インドの主要な財閥であるタタ財閥と世界エイズ・結核・マラリア対策基金が「インド保健ファンド」 Indian Health Fund を立ち上げた。続きを読む

(エリトリア)HIV/AIDSをコントロールするための持続的な努力


【2016年8月29日 アスマラ(エリトリア)発】
アフリカ北東部の国、エリトリアの首都アスマラの中央州Central Regionにある保健省の「HIV/AIDS・性感染症管理ユニット」のユニット長であるメハリ・ウェルデゲブリール氏Mr.Mehari Weldeghebriel は、エリトリアではHIV/AIDSの蔓延を阻止すべく持続的な取り組みがなされていると述べた。また、現在中央州には30を超える検査やカウンセリングのできるセンターがあり、HIV/AIDSのケースに対してボランティアサービスを提供していること、またすべての性感染症を根絶するために、様々な試みが計画され実施されている、と述べる。続きを読む

(ナイジェリア)もしエイズ対策が不十分なものにとどまったら?厳しい将来予測


【2016年8月26日アブジャ(ナイジェリア)発】
エイズに取り組む国際的なNGOであるエイズ保健ケア協会AIDS Healthcare Foundation (AHF)は、世界中の指導者たちに、HIV/AIDS対策のための資金の不均衡を是正しようと呼びかけた。またナイジェリア政府に対して、ドナーに依存するのではなく、HIV/AIDS対策の主導権を握るよう投資を促した。続きを読む

(ジンバブウェ) すべてのHIV陽性患者が抗レトロウイルス薬にアクセス


【2016年8月30日】
南部アフリカの内陸国ジンバブウェでは、最新の世界保健機関のHIVの治療とケアガイドラインの施行に手を付けており、6月に検査でHIV陽性と判明したマニカランドやマタベレランド南部地区の全員が、CD4数に関係なく即座に抗レトロウイルス治療ARTを開始することが出来るようになる。ムタレで週末に行われた、「ジブリカダンス祭」 Jibilika Dance Festivalで行われた会見では、ガイドラインの予備調査をするために政府を支援している「公衆保健協力・開発機構」 the Organisation for Public Health Interventions and Development (OPHID)の政策提言・広報責任者のラブネス・ムランボ・チモンベ氏 Mrs Loveness Mlambo-Chimombeは、試験的事業は、7つの地域で実施されていると述べた。続きを読む

第300号(第12巻第18号) 2016年(平成28年)8月7日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第300号(第12巻第18号) 2016年(平成28年)8月7日
No. 300 (Vol.12-No.18) Date: 2016/8/7
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★「第300号」目次

●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
(リトアニア):「対麻薬戦争」とその犠牲者たち

●アフリカの地域別記事
(ケニア)三人の夫婦がスティグマに立ち向かい、安全な性行為を促す
(南部アフリカ)モザンビークでHIV予防を支援するSMS
(マラウイ)ブランタイヤの市民たちはHIV/AIDSの犠牲になった人々を忘れない
(ナイジェリア)シェブロン社、バイェルサ州のHIVキャンペーンに140万ドルを拠出
(ガーナ)HIV/AIDSの終結に向けて進捗を報告
(ウガンダ)国連エイズ・ハイレベル会合で政治宣言採択を支持

(リトアニア)「対麻薬戦争」とその犠牲者たち


【2016年6月24日ヴィリニュス(リトアニア)発】
6月26日は「薬物乱用・不法取引に反対する国際デー」International day against drug abuse and illicit trafficking である。30年以上前からこの日は世界中で麻薬問題が話題にのぼる。現在、「麻薬戦争」は、薬物使用者に対する「戦争」へと変わりつつある。研究者や政府高官、活動家の中では、この戦争は無意味で死者や莫大なコストを生むと考える者が増えている。一方、新たなHIV感染、C型肝炎、薬物の過剰投与、残酷な刑罰によって犠牲者も増えている。この状況は、組織犯罪の増加や違法な薬物市場での混合薬物の登場により悪化している。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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