グローバル・エイズ・アップデート

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第291号(第12巻第12号) 2016年(平成28年)2月14日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第291号(第12巻第12号) 2016年(平成28年)2月14日
No. 291 (Vol.12-No.12) Date: 2016/02/14
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★「第291号」目次
●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
(スイス)UNAIDSとIPPF、HIV対応の迅速化に向け共同の取り組みを開始
(国境なき医師団声明)結核新薬、必要な人の2%にしか届いていない
(南アフリカ共和国)第21回国際エイズ会議、2016年7月18-22日に開催
(リトアニア)ハームリダクションなしにエイズへの効果的な対応はできない
●アフリカの地域別記事
(ザンビア)チルンドゥでHIV感染率が増大
(タンザニア)HIV/AIDSと子宮頸がんに気になる関係性(ナイジェリア)来るべきHIVの犠牲者増加に政府は無策―関係団体の嘆き
(ジンバブエ)即時感染症追跡システム導入の遅れ
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UNAIDSとIPPF、HIV対応の迅速化に向け共同の取り組みを開始


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【2015年12月11日、ジュネーブ(スイス)発】 国連合同エイズ計画 (UNAIDS) と国際家族計画連盟 the International Planned Parenthood Federation (IPPF) は、2020年に向けたHIVサービスへのアクセス拡大のスピードアップに関する協力を進めるための協定に署名した。このパートナーシップのもとで、UNAIDSとIPPFは、サハラ砂漠以南のアフリカの地域を焦点に、影響力のあるHIVアドボカシー、予防と治療サービスの浸透を支援していくつもりである。続きを読む

(国境なき医師団声明)結核新薬、必要な人の2%にしか届いていない -----------------------------------------


【2015年12月3日 ケープタウン(南アフリカ共和国)発】 結核治療のための新薬、ベダキリンbedaquiline(ジョンソン&ジョンソン社)とデラマニドdelamanid(大塚製薬)が半世紀ぶりに開発されてから3年になるが、実際にこの薬を使用した治療を受けられているのは、必要としている人たちのたった2%だけである。これらの新薬は、完治が難しいとされてきた「多剤耐性結核(MDR-TB)」の治療に有効で、その開発は多剤耐性結核に感染している患者に大きな希望をもたらした。国境なき医師団Medecins Sans Frontieres (MSF)は、製造元の製薬会社2社に対して、これら新薬の結核流行地域における認可登録を急ぎ、低所得国や中所得国において一般の人々に入手可能な値段で提供して、速やかにグローバルアクセスを実現するように求めた。続きを読む

分野3:菊池さん (南アフリカ共和国)第21回国際エイズ会議、2016年7月18-22日に開催


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【2015年11月4日 ダーバン(南アフリカ共和国)発】
国際エイズ学会(IAS)は、第21回国際エイズ会議(AIDS2016)を2016年7月18〜22日に南アフリカ共和国のクワズールー・ナタール州ダーバンで開催すると発表した。新しいアプローチとして、主となる会議のプログラムに会議の事前会合をいくつか組み込んだ構成となり、7月16〜17日に主会場にて会議の事前会合が開かれ、その後オープニングセッションと続く。続きを読む

ハームリダクション(健康被害軽減)なしにエイズへの効果的な対応はできない


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【2015年11月30日 ビリニュス(リトアニア)発】12月1日の世界エイズデーにあたり、東欧・中央アジア地域で薬物使用とHIV、ハームリダクション(健康被害軽減)に取り組むNGO「ユーラシア・ハームリダクション・ネットワーク」Eurasian Harm Reduction Network (EHRN)は、HIVとハームリダクションの関係について、これまでの経緯を振り返り、薬物使用者間に広がるHIV感染について、これを予防するための措置が重要であると主張している。続きを読む

(ザンビア)チルンドゥでHIV感染率が増大


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【2015年12月26日 ザンビア発】 アフリカ南部の内陸国、ザンビアの保健環境推進官のゴドウィン・ムサンジェ氏Godwin Munsanjeは、ザンビアとジンバブウェの国境にある町、チルンドゥChirundu周辺のHIV感染について、「ザンビア・チルンドゥ地区のHIV/AIDS感染数の増大は複数の人とセックスする住民がいるからである。ジンバブエ国境沿いの住民の中には売春をしている人もいる」と言った。彼はこのような状況でHIV/AIDSの感染率の上昇を減らすのは困難だと考えている。続きを読む

(タンザニア) HIV/AIDSと子宮頸がんの気になる関係 --------------------------------------

【2015年12月28日 タンザニア・ムワンザ発】 東アフリカの国、タンザニア北西部の主要都市ムワンザの病院の専門医が、HIV/AIDSに感染した女性は子宮頸がんにかかるリスクが高いことを明らかにした。地域の拠点病院であるセク・トゥーレ地域病院Sekou Toure Regional Hospitalの子宮頸がんの専門医のムワジュマ・マカラMwajuma Makala氏は、2015年に当病院で子宮頸がんと診断された22名の患者のうち15名がHIV感染者だったと述べた。しかし、マカラ氏は2つの病気を結び付ける特徴的な原因は上げられなかった。続きを読む

(ナイジェリア)来るべきHIVの犠牲者増加に政府は無策―関係団体の嘆き


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【2016年1月8日】西アフリカのナイジェリアでHIV/AIDS問題に取り組む市民団体は、海外からの援助プログラムが終了した後、同国の350万人以上いるHIV感染者や家族に対して政府が無策であると非難した。続きを読む

(ジンバブエ)即時感染症追跡システム導入の遅れ


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【2016年1月9日ハラレ(ジンバブウェ)発】 南部アフリカの内陸国ジンバブウェの保健・児童ケア省が計画している「感染症患者追跡システム」の導入が大幅に遅れている。無知や無責任さのために、人々が医療者の指示を無視し、結核などの感染症にかかる危険に家族や市民を晒していることは非常に遺憾だ。効果的な追跡システムは、省庁がそのような人々を追跡できるようにするだけでなく、治療を受ける人々に自制を教え込む助けにもなるだろう。続きを読む

第289号(第11巻第35号) 2016年(平成28年)1月10日

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第289号(第11巻第35号) 2016年(平成28年)1月10日
No. 289 (Vol.11-No.35) Date: 2016/01/10
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★「第289号」目次
●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
(90-90-90)市民社会、WHOのHIV治療ガイドラインに呼応
(アドボカシー)ビデオ・アドボカシーを伝わりやすく、効果的にする方法
(研究報告)スイスにおけるHIVケアへのアクセスの遅れの理由
●アフリカの地域別記事
(ナイジェリア)HIV感染者の70%以上が他に明かしたくない
(ケニア)カトリック教会によるコンドーム使用に反対する宣伝幕で紛争
(ジンバブウェ)抗レトロウィルス薬浸透で人口増
(ナミビア)住民のほとんどがHIV診断を希望しない

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AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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