グローバル・エイズ・アップデート

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2009年10月

2009年10月18日

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グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第130号(第6巻第29号) 2009年(平成21年)10月18日
Vol.6-No.3 (No.130) Date: October 18, 2009

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★(南部アフリカ):一件のHIV感染を予防するためには、5-15人の割礼が必要?

「南部アフリカのHIV感染率の高い国々で、男性亀頭包皮切除手術によって一件のHIV感染を予防するためには、今後10年で5人〜15人の男性に手術を行う必要がある。」

この報告は、国連合同エイズ計画UNAIDS、WHO、南アフリカ疫学分析センター South African Centre for Epidemiological Analysisによる専門家らが、男性亀頭包皮切除手術 (Male Circumcision:MC) の効果を数学的モデルで測った結果を再検証したものである。
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★(ジンバブウェ):UNDPが200万米ドルを国会憲法制定特別委員会の福祉活動へ供出

国連開発計画(The United Nations Development Programme:UNDP)は、ジンバブウェ国会の憲法制定特別委員会に対し、福祉計画の実施のため200万米ドルの資金援助を行った。この特別委員会はテーマごとの分科会からなっており、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟=愛国戦線Zanu-PF(Zimbabwe African National Union-Patriotic Front)および野党の民主変革運動ツァンギライ派MDC-T(Movement for Democratic Change)がそれぞれ7つの分科会、さらにMDC非ツァンギライ派が2つの分科会の、それぞれ議長を務めることになる。続きを読む

★(ニジェール):HIV差別禁止法、施行体制不備のため女性に打撃

中部アフリカのニジェールでは、HIV感染者への差別を処罰し、HIV感染者個人が保健サービス・雇用・社会保障・教育・健康保険を受ける権利や移動の自由を保障する、「差別禁止法」が2007年4月に制定されたが、HIV陽性の女性らからは依然として、HIV陽性という理由のために標準以下の保健サービスしか受けられない、仕事にありつけない、あるいは子どもを失う憂き目に遭っているなどの声があがっている。続きを読む

★(南アフリカ共和国):母親、姉妹、パートナーを守ろう−女性用コンドームの未来

南アフリカ共和国のNGOは、南アフリカにおける女性用コンドームの不足により、HIVの新たな感染を防ぐ試みが十分に機能していないとし、懸念を示している。

南アフリカ国家エイズ評議会 South African National AIDS Council (SANAC)女性部長、ノンフンド・エランド氏 Nomfundo Eland は、「わが国では、毎日1,000人以上が新たにHIVに感染している。その多くは女性である。予防に関するアドボカシー活動も十分ではなかった。」と、ヨハネスブルグで開催された「女性のためのHIV予防サミット」で講演した際に述べた。
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★(中国):失敗に終わった中国の保健医療制度の民営化

民間援助団体であるオックスファムOxfam’sは、保健医療制度の民営化が失敗に終わった貧困国についての報告書である「手放しの楽観主義:保健医療制度の民営化についての神話に挑戦する」Blind Optimismという報告書を出した。

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★(米国)大統領エイズ救済計画、家族計画とリプロダクティブ・ヘルスに歩み寄る

7月、米国のオバマ政権は米国最大の保健援助プログラムである「米国大統領エイズ救済緊急計画」President’s Emergency Program for AIDS Relief; PEPFARを改革することをけってい、家族計画およびリプロダクティブ・ヘルス(FP/RH)と母子保健(maternal and child health;MCH)政策に関して再度歩み寄ることとした。同政権は、保健政策に関する年次国家運営計画 the Annual Country Operational Plan(COP)ガイダンスのなかで、HIV/AIDSの効果的な予防・ケア・治療には、他の保健分野、教育、そしてジェンダー・イニシアティブとの協調が必要であることを明確にした。今回の待望の国家運営計画ガイダンスの再検討によって、PEPFARはHIV/AIDSに関わる援助に加えてFP/RHとMCH政策にも援助の動機付けが与えられたことになる。続きを読む

2009年10月5日

■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第129号(第6巻第28号) 2009年(平成21年)10月5日
Vol.6-No.3 (No.129) Date: October 5 2009

■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

★HIVとC型肝炎の複合感染:より積極的な取り組み必要

【2009年8月10日バリ(インドネシア)発=グローバル・エイズ・アップデイト編集部】2009年8月、インドネシア共和国・バリで開催されたアジア太平洋国際エイズ会議(ICAAP9)では、4,000名以上の参加者らが集い、エイズに関する新たな報告や参加者らが対峙している課題について討議をする機会となった。しかし、事態の深刻さにも関わらず「HIVとC型肝炎ウイルス(HCV)の複合感染」については、公式の議題はほとんどなく、国際機関や各国政府の理解の低さを物語る結果となった。続きを読む

★南ア:ウィッツ大学「農村のための保健センター」設立へ

南アフリカ・ジョハネスバーグのウィットウォータースランド大学(略称ウィッツ大学) Wits University による「農村のための保健センター」Centre for Rual Health の設立式がこのほど行われた。センターの設立は、農村部の保健医療への大きな後押しとなるだろう。

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おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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