グローバル・エイズ・アップデート

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2010年08月

世界エイズ・結核・マラリア対策基金に関するシンポジウム開催

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グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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号外 2010年(平成22年)8月24日
Out of Number : August 16, 2010

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世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)
第3次増資会議向け 緊急シンポジウム

グローバル・エイズ危機は終わっていない
=エイズ・結核・マラリアと闘う世界基金に資金を:市民社会の取り組み=

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2010年8月16日

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グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第151号(第6巻第24号) 2010年(平成22年)8月16日
Vol.6-No.24 (No.151) Date: August 16, 2010

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★論説:エイズ・ワクチン開発の現状はいかに?

(編集部注:本件記事は、国際エイズ・ワクチン推進構想(IAVI)の代表であるセス・バークレー氏らがニューヨーク・タイムズに投稿した論説文の要約です)

国際エイズ会議が開催された2010年になっても、エイズ・ワクチンの開発について、めぼしい進展が聞こえてこないのは大きな問題である。


毎年、世界で270万人以上が新たにHIVに感染している。しかし、現在のHIV治療薬では病気を治すことができないため、HIV感染者は一生、高価で複雑な治療薬を飲み続けなくてはならない。続きを読む

★インドネシア:HIV陽性者の重い治療負担


インドネシアの研究機関が、HIV陽性者の治療費の自己負担額と彼らの経済力への影響について調査した。データは、インドネシアのジャカルタ、ジョグジャカルタ、メラウケの3都市で複数機関の調査によって353人のHIV陽性者から集められた。

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★ウクライナ:HIV感染原因の最も多くが性行為による感染


東欧で最大のHIV感染率を記録しているウクライナ共和国では、ここ10年間、HIV感染の主流は、注射針を共有しての麻薬の回しうちであった。しかし近年、この傾向は大きく変わり、ウクライナにおける新規HIV感染者の多くは、薬物注射による感染ではなく、性行為によって感染している。一方、抗レトロウイルス療法の利用拡大により、死亡率は下がってきている。続きを読む

★ウィーン:国際エイズ会議、ダイ・インで波乱の幕開け

2010年7月にオーストリー(オーストリア)の首都ウィーンで開催された国際エイズ会議の開会式において、エイズ活動家たちの大規模な「ダイ・イン」が行われた。このダイ・インは、各国政府がエイズ治療を誰もが受けられるようにする努力を怠っていることへの憤りをエイズ活動家たち表現したものである。続きを読む

★ジンバブウェ:HIV感染予防に向け、若者の80パーセントへの男性亀頭包皮切除手術 (MC)実施を目指す(編集部注)


4年前に包皮切除手術がHIV感染の可能性を60%も減らすことが明らかになって以来、ジンバブウェでは若い男性の80%に手術を受けさせようという運動が推進されている。続きを読む

★南ア:内閣がマイクロビサイド研究を賞賛


南アフリカ共和国のジェイコブ・ズマ政権は、女性のHIV感染リスクを低減することが明らかになったマイクロビサイド(膣用ジェル)の研究について、「革新的なニュース」であるとして、賞賛した。続きを読む

★アフリカ:現金を持たせることがHIV感染のリスク低下につながる

世界銀行の最新の研究によると、若い女性に小額であれ、定期的な現金支給を行うと、年上男性との性的関係への依存度が減り、HIVリスクが低減するという。続きを読む

★ジンバブウェ:スティグマへの恐怖からHIV治療を避ける妊娠中の若者たち


アフリカ南部の内陸国ジンバブウェの南西部の主要都市、ブラワヨの郊外で、クリニックの助産婦たちが、15歳の少女に出産前のHIV検査の必要性を必死に説明していた。少女は苦しそうに咳をしているが、HIV陽性だと診断されるのを恐れ、頑なに拒否していた。HIV検査受診は彼女が処方箋を得る唯一の方法だ。それは咳の治療だけでなく、寿命を延ばしお腹の子どもの成長を見守ることができるということだ。家族も彼女の説得を続ける――。

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おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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