グローバル・エイズ・アップデート

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2010年09月

2010年9月27日

■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第154号(第7巻第3号) 2010年(平成22年)9月27日
Vol.7-No.3 (No.154) Date: September 27, 2010

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★「第154号」目次
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地域情報
●アフリカ
南アフリカ:世界最大の検査キャンペーンが抱える問題
ボツワナ:HIVを理由とする解雇の禁止に向けて
ケニア:HIV陽性の子供たちが直面する苦痛緩和ケアの不足
アフリカ:薬物耐性がHIV治療の脅威に

●アジア・太平洋
中国:世界基金の資金、中国に過剰投資?
中国:中国のエイズ対策への資金投入は妥当
中国:23歳のエイズ活動家を拘禁

●北米
米国:MSMにおける行動変容プログラム

★米国:MSMにおける行動変容プログラム


米国において、男性と道具を用いた性行為を行う男性(MSM)のHIV感染のリスク行動を軽減するため、行動変容プログラムと、標準的なHIVカウンセリングとテストが実施されたが、両者の結果には大差が出なかった。この結果は、道具を用いた性行為を行うMSMの感染リスク行動を軽減させるための、より有効な治療の必要性を明らかにしている。続きを読む

★中国:23歳のエイズ活動家を拘禁


8月21日、中国のHIV活動家ティアン・シー氏が中国当局によって拘禁されたとの報道があった。ティアン・シー氏は23歳。輸血でエイズに感染して以来、エイズ患者のためにキャンペーンをしている彼は、彼と同じく輸血でエイズに感染した中国国内の何千万人という人々のために、国に対して賠償を要求するロビー活動を展開していた。続きを読む

★中国:エイズ対策への資金投入は妥当(論説)

以前、米国政府の世界エイズ大使を務めたジャック・チョウ氏Jack Chowが投稿した記事(上記の記事:「世界基金の資金、中国に過剰投資?」)において、中国が世界基金から多額の支援を受領しているがために、アフリカの多くの国が犠牲になっているという主張がなされているが、これは間違っている。確かに、中国は自国の資金を国内外の公衆衛生対策につぎ込むことができるし、そうするべきだが、一方、米国は、一受給国の利益が他国を苦しめるというゼロサムの見解を持つべきではない。続きを読む

★中国:世界基金の資金、中国に過剰投資?(論説)

2002年1月に発足した世界エイズ・結核・マラリア対策基金(Global Fund to AIDS, Tuberculosis and Malaria, 以下「世界基金」)は、先進国から拠出された資金を一元管理し、途上国が上記3大疾患の予防や薬の購入にその資金を利用できるようにする仕組みである。世界基金の最大の無償資金受領国の1つに、多くのアフリカ諸国や中南米諸国を差し置いて、外貨保有高2.5兆ドルを持つ中国が含まれているという事実は特筆に値する。続きを読む

★アフリカ:薬物耐性がHIV治療の脅威に


ヨハネスブルク ― ウイルスが突然変異する可能性や、治療薬に抵抗力を持ってしまう可能性があるため、抗レトロウイルス治療を開始しようとしているHIV陽性者は、薬を飲み忘れることがないよう注意を受ける。しかし、治療を受ける以前から薬物耐性のある場合はどうすればよいのか。続きを読む

★ケニア:HIV陽性の子供たちが直面する苦痛緩和ケアの不足=ヒューマン・ライツ・ウォッチ報告書=

ナイロビ ― ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は9月、ケニア政府は癌やHIV/AIDSを含む慢性疾患の苦痛緩和治療を積極的に提供していく必要があるとする報告書を発表した。「癌やHIV/AIDSなどに苦しむケニアの子供の多くは、苦痛緩和治療を受けられておらず、耐え難い痛みと闘っています。」子供の権利を専門とするHRW上級研究員、ジュリアン・キッペンバーグ氏は話す。

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★ボツワナ:HIVを理由とする解雇の禁止に向けて


南部アフリカのボツワナ共和国でこのほど、個人の性的指向やHIV陽性を理由とする解雇を禁止する、同国の「雇用法」 Employment Act の修正案が可決された。市民団体はこの動きを歓迎しながらも、HIV陽性者の職場での権利を守るために更なる法整備の必要性を訴えている。続きを読む

★南アフリカ:世界最大の検査キャンペーンが抱える問題

世界最大規模のHIV治療プログラムを実施している南アフリカ共和国で、世界最大規模のHIV検査キャンペーンが展開されている。しかし、この意欲的な試みは困難な現実に直面している。
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2010年9月13日

■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第153号(第7巻第2号) 2010年(平成22年)9月13日
Vol.7-No.2 (No.153) Date: September 13, 2010

■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■


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★「第153号」目次
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地域情報
●アフリカ
南ア: 抗HIV治療薬・ネビラピンがHIV治療の失敗に関係?
リベリア: 国連が新たな国家戦略を歓迎
アフリカ:男性亀頭包皮切除手術によってHIV感染可能性を66%軽減
スワジランド: 王子のエイズ誇張発言に怒りの声

●中南米・カリブ海
ハイチ: 次期大統領候補ワイクリフ・ジョンはエイズ対策を最優先課題にするか?

●欧州
ポルノを活用してセイファー・セックスへのメッセージを展開できるか?

●アジア・太平洋
結核・HIV治療の導入タイミングについて新たな研究結果

●北米
フロリダ州でのHIV陽性の黒人MSMの死亡率、白人の5倍に
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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