グローバル・エイズ・アップデート

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2012年02月

第188号(第8巻第11号) 2012年(平成24年)1月30日

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グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第188号(第8巻第11号) 2012年(平成24年)1月30日
Vol.8-No.11 (No.188) Date: January 30, 2012
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★「第188号」目次
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地域情報

●アフリカ
ケニア:義務的なHIV検査を計画中
ザンビア:ホーム・ベースド・ケアの家族にとっての意味
ガンビア:若いHIV陽性青年がエイズ啓発のために全国を行脚
ナイジェリア:HIV感染を懸念する人のHIV感染率は低く、懸念しない人の感染率は高い
●知的財産権・医薬品アクセス
米国の市民グループ、カレトラ(リトナビル/ロピナビル)のアボット社による独占に反対するキャンペーンを開始
●国連・国際機関関係
UNAIDS技術支援機関、世界基金のCCMに関するワークショップ開催
●米国・カナダ
米国下院、ハーム・リダクション・プログラムへの連邦資金拠出に反対の意向
●東南・南アジア
インド・プネーの性感染症クリニックにおけるトランスジェンダー高いHIV感染率

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インド・プネの性感染症クリニックでトランスジェンダーに高いHIV感染率

【2012年1月2日 インド発】インド西部のマハーラーシュトラ州第2の都市で約500万人の人口を擁するプネにある3つの性感染症(STI)クリニックで、ケアを求めているヒジュラの人々、男性とセックスをする男性(MSM)、そして異性愛の男性のHIVおよび性感染症(STI)の感染率とリスク要因を調査するため、同クリニックで研究を行なった。被験者は、1993年から2002年にかけてデモグラフィック(人口統計学的属性、つまり性別、年齢、住んでいる地域、所得、職業、学歴、家族構成などその人のもつ社会経済的な特質データ)、社会経済および性行動に関するアンケートに答え、STI検査のために血液サンプルも提供した。
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★米国下院がハーム・リダクション・プログラムへの連邦予算拠出に反対の意向

【2011年12月16日 ニューヨーク発】 米国エイズ研究財団amFARは、米国下院が大統領エイズ救済緊急計画PERFARのハーム・リダクション(健康被害軽減)プログラムへの資金拠出を制限する見込みであることを受け、非難声明を出した。2012年度の支出法案が通れば、注射器の回し打ちを防ぐ注射器交換プログラムSyringe Programmeの資金が滞ることとなる。現行の支出法案では、保健福祉省の資金によるアメリカ国内外の公衆衛生プログラムを禁止するものとなっている。
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★UNAIDS技術支援ファシリティ、世界基金のCCMに関するワークショップ開催

【2011年12月19日】国連合同エイズ計画 UNAIDSの「南アジア技術支援機関」 Technical Support Facility for South Asia, TSF South Asia がNGOの「メートル」Maitreと共同で、世界基金の国別調整メカニズム Country Coordinating Mechanism (CCM) をテーマに2日間にわたるワークショップを開催した。
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★米国の市民グループ、カレトラ(リトナビル/ロピナビル)のアボット社による独占に反対するキャンペーンを開始

【2011年11月9日 アメリカ ワシントンD.C発】 本日、世界各国の公衆衛生に関するグループが、抗レトロウイルス薬であるロピナビル・リトナビルRopinavir/Litnavir (商標名カトレラ Kaletra。冷蔵が不要な新配合薬が「アルビア」Alluvirとして開発された)に対するアボット・ラボラトリーズ社(アボット社)の独占に対するキャンペーンを立ち上げた。キャンペーンの目標はジェネリック薬製造メーカによる競争に拍車をかけ、更には治療薬の値段を下げること、そして複合的な治療の為にロピナビル・リトナビルの成分に対する規制を解く事も目標としている。
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★HIV感染を懸念する人のHIV感染率は低く、懸念しない人の感染率は高い


【2012年1月5日 ナイジェリア発】 ナイジェリアで実施された研究において、HIV感染の危険性が高いと懸念していた被験者はHIVに感染しておらず、反対に危険性が低いと考えていた被験者の感染率は、3〜4%という結果が出た。
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★ガンビア:若いHIV陽性青年がエイズ啓発のために全国を行脚

【2012年1月3日 ガンビア発】 アフリカ西部のガンビアで、20歳のHIV陽性の青年が、国中を行脚するという大胆なHIV/エイズの啓発キャンペーンに乗り出した。
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★ホーム・ベースド・ケアの家族にとっての意味

【2012年1月3日 ザンビア発】 当たり前のことだが、HIV陽性者はただ陽性者であるというだけではなく、家庭の中では、親だったり、兄弟・姉妹だったり、子どもだったりする。ホーム・ベースド・ケア Home based care (HBC) は、コミュニティで行われる保健・医療の中で、不可欠なものであり続けるだろう。病院が患者に医学的治療を行う場である一方、家庭は、特に抗レトロウイルス治療 Antiretroviral therapy (ART) を受けているHIV陽性者にとって、所定の医療やサポートを効率的に受けられる場となる。
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★ケニア=義務的なHIV検査を計画中


【2011年9月26日 ナイロビ発】アフリカ東部のケニアでは、マラリアや腸チフス、その他の病気で治療を受ける人々に対し、HIV検査を義務付けることが計画されている。
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おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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