グローバル・エイズ・アップデート

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2012年06月

第198号(第8巻第21号) 2012年(平成24年)6月17日

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グローバル・エイズ・アップデイト
GLOBAL AIDS UPDATE
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第198号(第8巻第21号) 2012年(平成24年)6月17日
Vol.8-No.21(No.198) Date: June 17, 2012
■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

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★「第197号」目次
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地域情報
●アフリカ
(アフリカ)オンラインゲーマーがマラリア対策に参加
(ウガンダ)HIV/AIDS - 禁欲、コンドーム、「おかず」?
(ジンバブウェ)国家エイズ評議会が医療費不足を憂慮「金に余裕があるなら自費で」
(ナミビア)奨学金申請におけるHIV/AIDS差別を批判

●ロシア
モスクワのセックス・ワーカーとHIV
チュメニ地方、82人に1人がHIVに感染

●アジア
インドネシアを訪れるオーストラリア人観光客と性行動
ニューデリーで「スタブジンはもういらないフェスティバル」

●国際
世界基金事務局、市民社会チームを廃止

------------------------------------ Vol.8 No.198----

世界エイズ・結核・マラリア基金事務局、市民社会チームを廃止

「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」は、2002年の発足当初から、市民社会が世界規模、また、国家規模で、三大感染症対策において十分な影響力を持つように取り組んできた。しかし、最近の世界基金の改革で、市民社会の影響力が減退するのではないかと懸念されている。特に、事務局内の「市民社会チーム」 Civi Society Team が解体されたことは、市民社会団体の間で不安を引き起こしている。続きを読む

★ニューデリーで「スタブジンはもういらないフェスティバル」



【2012年5月18日 ニューデリー発】
インド・ニューデリーで、初期に開発された抗レトロウイルス薬の一つであるスタブジン Stavudine(d4T)の副作用を経験した80人強のHIV陽性者が「スタブジンはもういらないフェスティバル」に集まり、スタブジンを国のARVプログラムから排除するよう求めた。続きを読む

(インドネシア)国内を訪れるオーストラリア人観光客と性行動

インドネシアのリゾート地、バリ島のビーチリゾートの一つであるサヌールSanur でセックスワーカーをしているリリーさんLilyは、「オーストラリア人?よくないね」という。彼女がいる小さな部屋には、リリーさんのビキニ姿の写真が散らばっている。オーストラリア人の若者はいつも「マブーク」(インドネシア語で「酔っ払い」の意味)だと彼女は説明する。 そして、彼らはしばしば乱暴である。続きを読む

(ロシア)シベリア西部の都市チュメニでは、82人に1人がHIVに感染

ロシア連邦、シベリア西部の都市チュメニでは市民の82人に1人がHIV陽性者である。チュメニの医師団が2012年度に出した長期的予測は思わしいものではなかった。患者数は30%増加する見込みであるとチュメ二市エイズ・センターの主任医師・パプコフ氏は記者会見で述べた。チュメニ市では7439人がHIV感染者登録をしており、そのうち84人は幼児である。続きを読む

(ロシア)モスクワのセックス・ワーカーとHIV

【2012年5月18日 国際エイズ学会ウェブサイト】モスクワにおける女性セックス・ワーカー(FSW)のHIV感染率がほぼ5%に達した。アナル・セックスや顧客の多さ、警察官によるセックスの強要などがHIVや性感染症(STI)の感染リスクを上げている。続きを読む

★(ナミビア)奨学金申請におけるHIV/AIDS差別を批判

【2012年5月12日 ウィントフック(ナミビア)発】アフリカ南部のナミビアで、人権の確立のための法的支援に取り組む非営利団体「法的支援センター」Legal Assistance Centre(LAC)は、複数の国の政府が、奨学金の交付に際しHIV検査を要求していることを非難した。LACのAIDS法律ユニットのプロジェクト・コーディネーターであるアモン・ンガヴェテネAmon Ngavetene氏は「中国の奨学金受給の条件が、中国政府教育部(教育省)のウェブサイトに掲載されている中国の奨学金の条件に、ある身体的条件が含まれていることに非常に失望している」と述べた。続きを読む

★(ジンバブウェ)抗レトロウイルス薬 金に余裕があるなら自費で

【2012年5月15日、ハラレ(ジンバブウェ)発】ジンバブウェ・国家エイズ評議会は、HIV感染者に対する抗レトロウイルス薬提供の費用不足を憂慮している。続きを読む

★(ウガンダ)HIV/AIDS - 禁欲、コンドーム、「付け合わせの料理」?

1990年代、ウガンダはAIDSとの闘いに関してアフリカの模範国とされていた。しかし、最近発表されたAIDSに関する2011年の調査結果によれば、現在のウガンダはHIV感染者が増加する東アフリカの一国にすぎない。何が起こっているのだろうか。続きを読む

★(アフリカ)オンラインゲーマーがマラリア対策に参加

【2012年5月7日 ワシントンDC(米国)発】
米国のカリフォルニア大学ロサンジェルス校 University of California, Los Angeles (UCLA) の研究者が、途上国のマラリア対策に貢献するためのコンピューターゲームを開発した。この斬新なゲームには「クラウドソーシング」という方法が採用されている。クラウドソーシングとは、商品等の開発においてネット上の不特定多数の人々に商品の評価やアイデアの提供などの開発作業に無償で参加してもらうもので、業界ではその実績が評価されている。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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