グローバル・エイズ・アップデート

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2012年09月

第205号(第9巻第1号) 2012年(平成24年)9月23日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第205号(第9巻第1号) 2012年(平成24年)9月23日
Vol.9-No.1(No.205) Date: September 23, 2012
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*本メールマガジンは9月14日をもって祝8周年を迎えました。これからもご愛読よろしくお願いいたします。

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★「第205号」目次
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<通常記事>
●アフリカ
(アンゴラ)2015年よりマラリア対策で新プロセス開始
(ケニア)宗教はHIV治療の妨げにならない
(ナミビア)結核ガイドライン公表

●アジア・欧米
(インド)ジェネリック製薬企業、エイズ治療薬四剤のセットを供給開始
(バングラデシュ)世界基金の資金1900万ドルが不正使用
(ロシア)カレリア共和国でHIV/AIDSが急速に蔓延
(米国)膣トリコモナス症によるHIV感染拡大

●国際
世界基金第27回理事会:新規資金拠出メカニズムをめぐる議論は第2ラウンドへ
世界基金が「需要主導」の原則を放棄?新資金メカニズム

------------------------------------ Vol.9 No.205----

(アンゴラ)2015年よりマラリア対策で新プロセス開始

【2012年8月15日 ルアンダ(アンゴラ)発】アンゴラ全国マラリア抑制プログラム The National Programme of Fight Against Malariaの、フィロメノ・フォルテス事務局長Filomeno Fortesは、2015年以降、マラリア対策プロセスを同国南部で開始することを発表した。続きを読む

(ケニア)宗教はHIV治療の妨げにならない

【8月22日 ナイロビ(ケニア)発】在ロンドンのアフリカ系の人々 black Africans の間では信仰による癒しが広く信じられているが、そういった信仰がHIV検査や抗レトロウイルス薬治療へのアクセスを妨げることはない。このことを明らかにした論文が医学雑誌『HIV治療研究 HIV Medicine』(2012年6月号)に掲載された。調査では246人のうち97%が、自分はキリスト教徒あるいはイスラム教徒だと答えた。続きを読む

(ナミビア)結核ガイドライン公表

【8月20日 ウィントフック(ナミビア)発】南部アフリカの国、ナミビアで8月中旬、全国結核管理ガイドラインが発表された。同時に、カートリッジ・ベースの結核検査システム「ジェネキスパート」 Gene Xpertの導入も発表された。この検査システムを使うと結核の迅速な診断ができるだけでなく、最も重要な結核薬に対する耐性も検知することができる。これまでの検査方法だと、結核菌を既に持っている患者が検知されないことが多く、それだけに、HIV陽性者の結核診断に適したシステムが世界中で強く求められていた。
続きを読む

(インド)ジェネリック製薬企業、エイズ治療薬四剤のセットを供給開始

8月14日、エイズのジェネリック治療薬製造で有名なインドの大手製薬企業シプラ社が、エイズ治療薬の四剤セット「Qビル」Qvirを1セットあたり158ルピー(約220円)で供給開始したと発表した。続きを読む

(バングラデシュ)世界基金の資金1900万ドルが不正使用

【2012年8月15日 ダッカ(バングラデシュ)発】2012年7月初旬、世界基金内に設置された独立監察機関である総合監察官事務所Office of Inspector General (OIG) は、バングラデシュで副資金受託団体 Sub-Recipient (SR) となっている団体の一つが世界基金の資金190万ドルを不正に使用したと報告した。調査は2011年5月から2012年3月まで実施され、HIVの助成金に関係するバングラデシュのNGOであるPadakhep Manabik Unnayan Kendra (PMUK)、副資金受託団体、およびSRから資金を受託して事業を実施している下位資金受託団体Sub-SRを対象に行われた。続きを読む

(ロシア)カレリア共和国でHIV/AIDSが急速に蔓延

【2012年9月11日 カレリア共和国(ロシア)発】ロシア連邦の西北端に位置しフィンランドと国境を接するロシア連邦内の共和国、カレリアで現在、HIV/AIDSが急速に広がっている。2011年に165件の新たなHIV感染があった一方、12年7月末には新たに97件の感染が記録された。HIVが蔓延しているにも関わらず、フィンランドからカレリアへのセックス観光は絶えない。続きを読む

(米国)膣トリコモナス症によるHIV感染拡大


【2012年8月25日】米国・ノースカロライナ州で行われた研究で、女性によるHIV感染の23%が膣トリコモナス(TV)感染によるものだということがわかった。続きを読む

世界基金第27回理事会:新規資金拠出メカニズムをめぐる議論は第2ラウンドへ

【2012年9月14日 ジュネーブ発 グローバル・エイズ・アップデート編集部】世界エイズ・結核・マラリア対策基金の第27回理事会が9月13-14日の二日間の日程でスイスのジュネーブにて開催された。通常、世界基金の理事会は5月と11月の2回開催されるが、今回の理事会は、特に、世界基金の新しい資金拠出モデルについて決定するために特別に開催されたものである。続きを読む

世界基金が「需要主導」の原則を放棄?新資金拠出メカニズム

(編集部注)本記事は、世界基金の第27回理事会に向けて、上記記事のうち「C案」を支持する先進国市民社会の立場から書かれたものです。市民社会が「A案」について、どのような懸念を持っているかについて理解する手がかりとなるかと思います。

【2012年8月20日】HIV/AIDSに取り組むラディカルな市民活動家のネットワークである「保健への世界的行動プロジェクト」 Health Global Action Project (Health GAP)は、世界基金が提案する新資金メカニズムに対して以下のような緊急声明を出した。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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