グローバル・エイズ・アップデート

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2013年09月

第230号(第10巻第1号) 2013年(平成25年9月15日)

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第230号(第10巻第1号) 2013年(平成25年9月15日)
Vol.10-No.1(No.230) Date: Sep 15th, 2013
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★「第230号」目次

●対策・課題別記事
(アルゼンチン)HIVの日和見感染症であるサイトメガロウイルス網膜炎に女性団体が注意喚起
(イギリス)デヴィッド・カトー・ヴィジョン&ボイス賞の募集を開始
(マレーシア)低用量の治療薬でも効果あり?
(米国)米国のMSM、半数以上が無防備なアナルセックスを経験

●地域別記事
(南アフリカ)幼児早期治療、更なる発展の可能性へ
(ウガンダ)女性用コンドームの普及活動
(タンザニア)ドナーに揺さぶられるタンザニアのHIV活動


------------------------------------ Vol.10No.1号----

HIVの日和見感染症であるサイトメガロウイルス網膜炎に女性団体が注意喚起

【2013年8月5日 ブエノスアイレス(アルゼンチン)発】HIV陽性の女性の国際的なネットワークである「HIV/AIDSと共に生きる女性国際コミュニティ」ICW は、医薬品特許プール the Medicines Patent Pool(編集部注1)とロシュ社Roche(スイスの製薬会社)が、HIVの日和見感染症であるサイトメガロウイルス網膜炎 CMVR の治療薬を、最も必要とされている貧困国で利用可能となる見込みを立てたことに対し、これを賞賛する声明を出した。続きを読む

デイヴィッド・カトー・ヴィジョン&ヴォイス賞の募集を開始

【2013年7月31日 ロンドン(英国)発】2011年1月、東アフリカの内陸国ウガンダの首都カンパラで、ゲイの人権活動家デイヴィッド・カトー氏 David Kato が何者かに虐殺された。このカトー氏の生前の業績を記念し、世界各国の性的少数者の権利を守るために、デイヴィッド・カトー・ヴィジョン&ヴォイス賞 David Kato Vision and Voice Award が設置された。続きを読む

(マレーシア)低用量の治療薬でも効果あり?

【2013年8月6日クアラルンプール(マレーシア)発】 去る7月、マレーシアのクアラルンプールにて国際エイズ学会International AIDS Society (IAS)会議が開催された。その会議の中で、一般的に利用される抗レトロウイルス薬であるエファビレンツ Efavirenz の服用に関しては、低用量での服用でも、高用量の場合と同じ効果があり、副作用はより少ないことが臨床試験で明らかになったと発表された。「この便利な薬が少量で効くということは、とても重要なことであり、さらに多くの患者を治療できるようになる。」と米国軍HIV研究プログラム US Military HIV Research Programのキース・クロフォード氏 Keith Crawford は述べた。
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(米国)米国のMSM、半数以上が無防備な肛門性交を経験

【8月13日、ジュネーブ(スイス)発】米国で行われている「HIV外来患者研究」HIV Outpatient Study: HOPS に参加した、男性とセックスをする704名の男性(MSM)のうち、54%がコンドームを使用しない無防備な肛門性交を行っていたことが分かった。しかし、ウイルス量が検出可能なレベルにある人は、そのうちの15%のみだった。続きを読む

(南アフリカ)幼児の早期治療とARVの「一時休止」の効果

【2013年8月22日 ケープタウン(南アフリカ)発】南アフリカ共和国では、HIVに感染して抗レトロウイルス治療(ARV)を受けている乳児にたいして、健康をそこなわずARVを一時休止することで、有害な副作用や薬剤耐性ウイルスの発生を回避することが可能となるかもしれないと発表された。続きを読む

(ウガンダ)女性用コンドームの普及活動

【2013年8月22日 カンパラ(ウガンダ)発】東アフリカの内陸国、ウガンダでは、コンドームが不足し、継続的な使用が不確実となっている。この問題について、現在実施中のキャンペーンではより多くの若者にコンドームを使用してもらうととともに、現在、ほとんど使われていない女性用コンドームの認知度を向上したいと考えている。続きを読む

タンザニア:ドナーに揺さぶられるタンザニアのHIV活動

【2013年8月22日 ダルエスサラーム(タンザニア)発】東アフリカのタンザニアでは、エイズ対策の資金をほとんど外部のドナー国・ドナー機関に依存しており、カナダやデンマーク、アメリカ合衆国等の主要なドナーの支援金が減額された場合、HIV/エイズ対策活動の継続が難しくなってしまう。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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