グローバル・エイズ・アップデート

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2013年11月

第235号(第10巻第6号) 2013年(平成25年)11月25日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第235号(第10巻第6号) 2013年(平成25年)11月25日
Vol.10-No.6(No.235) Date: Nov 25, 2013
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★「第235号」目次

●対策・課題別記事
(ブラジル)知的財産権によるエイズ治療薬の高騰に苦しむ
WHOの新しい世界結核報告書への「アクション・プロジェクト」の声明
HIV/AIDS対策を行う上で望まれる各国のオーナーシップとは
(米国)ミシシッピ州でHIVが「完治」した幼児、HIV陰性の状態が継続

●地域別記事
(ブルキナ=ファソ)同性愛者、セックス・ワーカーのエイズ対策に本腰
(中国)女性とも性交渉を持つMSMの傾向とは?
(ナイジェリア)下院、企業採用時のHIV感染の有無の申告義務を廃止
(ナミビア)民間財団がより一層のエイズ遺児支援を呼びかけ

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(ブラジル)知的財産権によるエイズ治療薬の高騰に苦しむ

【2013年10月11日】ブラジル連邦共和国では、1996年より抗レトロウイルス薬(ARV)の無料提供が開始され、2010年までにはARVを必要とする人の70%をカバーするまでにいたったが、現在、政府は治療薬の高騰に苦しんでいる。現在使用されている第2、第3世代薬のうち、ダルナビルdarunavirとラルテグラビルraltegravirはそれぞれ6,000人ずつが服用しているが、これらの治療薬による治療は一人当たり年間5,000ドルもかかる。ブラジルでは、製薬会社が何らかの方法で特許を更新すればさらに20年間の専売権が保証されることから、価格下落のために同国の知的財産権法の改正によって患者の権利と製薬会社の特許権のバランスを取ろうとしている。続きを読む

WHOの新しい世界結核報告書への「アクション・プロジェクト」の声明

【2013年10月23日発】2013年10月23日―世界保健機関(WHO)は同日、結核tuberculosis (TB) について新しいデータを発表し、結核の空気感染対策は以前より遥かに進展した一方で、新薬の開発などが、病原体である結核菌の変異速度に追いついていない旨をその中で明らかにした。続きを読む

HIV/AIDS対策を行う上で望まれる各国のオーナーシップとは

【2013年10月17日】HIV/エイズの感染拡大と闘う被援助国の自助努力や主体性、いわゆるオーナーシップは、HIV対策において十分な規模のサービス提供をする上で重要だ。オーナーシップの概念は2005年の「援助効果に関するパリ宣言」によって国際援助の基盤として確立し、2008年の「アクラ行動計画」によって再確認された。オーナーシップの定義は様々であるが、被援助国が保健プログラムの計画や実行そして資金調達における役割を拡大することであると一般的に考えられている。続きを読む

(米国)ミシシッピ州でHIVが「完治」した幼児、HIV陰性の状態が継続

【2013年10月24日 ミシシッピ(米国)発】アメリカ合衆国南部ミシシッピ州で、HIVに感染して生まれ、緊急の治療によってHIVが検出されなくなり、「機能的な意味で完治した」functional cure の宣言を受けた乳児がいる。続きを読む

同性愛者、セックス・ワーカーのエイズ対策に本腰:ブルキナ=ファソ

【2013年10月22日】アフリカ西部に位置する内陸国ブルキナ=ファソの首都ワガドゥグ市で、HIVエイズ対策 をセックス・ワーカーと同性愛者というグループを重点対象として行うことが検討されている、と、ワガドゥグ市長が記者会見で明らかにした。
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(中国)女性とも性交渉を持つMSMの傾向とは?

【2013年10月25日】中華人民共和国で実施された520名の男性を対象とした調査結果によると、男性と性交渉する男性 Men who have sex with men (MSM)においては、女性との既婚者もおり、また特に年配者、低学歴層は、男性とだけでなく女性とも性交渉する傾向がある。
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(ナイジェリア)下院、企業採用時のHIV感染の有無の申告義務を廃止

【2013年10月31日 アブジャ(ナイジェリア)】アフリカ大陸西部のナイジェリア連邦共和国は10月30日、下院で可決された法律により、一般企業や公的企業で就職を希望する応募者たちが、採用プロセスにおいて、会社側にHIV陽性であるという申告をする義務を廃止すると発表した。続きを読む

(ナミビア)民間財団がより一層のエイズ遺児支援を呼びかけ

【2013年10月29日 ウィントフック(ナミビア)発】アフリカ大陸南西部にあるナミビア共和国には現在、孤児などの子供が8万人おり、その75%はエイズで親を失った遺児である。ナミビアでエイズ遺児の支援をしている「クリスティナ・スウォート=オッパーマン・エイズ信託基金」Christina Swart-Opperman Aids Foundation Trustの設立者は、ナミビアの首都ウィントフックWindhoek市内で開かれた同財団の10周年記念の晩餐会で、あらゆる地位にあるナミビア人に向けて、こうした子どもたちを支援することをよびかけた。続きを読む

第233号(第10巻第4号) 2013年(平成25年)10月27日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第233号(第10巻第4号) 2013年(平成25年)10月27日
Vol.10-No.4(No.233) Date: Oct 27th, 2013
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★「第233号」目次

●対策・課題別記事
(米国)知的財産権と保健に関する人権アプローチについての論考をエール大学の研究グループが発表
(ベトナム)注射器のデザインでHIV感染を減らせるか
(ボリビア)ボリビアでHIV陽性のセックスワーカーが起訴、自宅軟禁
HIV/エイズの疾病の疾病負荷、「障害調整生命年」で測ると世界第5位に

●地域別記事
(ケニア)女性用コンドームの認知拡大でHIV新規感染を減らせるか ?
(ジンバブウェ)若者がHIV/エイズについて語るセッション開催
(ウガンダ)エイズ対策の地元のリーダー、飲酒を厳しく取り締まる
(南スーダン)南スーダン、エイズに対する国家としての取り組み強化

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おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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