グローバル・エイズ・アップデート

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2014年02月

第240号(第10巻第11号) 2014年(平成26年)2月9日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第240号(第10巻第11号) 2014年(平成26年)2月9日
Vol.10-No.11(No.240) Date: Feb 9th, 2014
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★「第240号」目次

●対策・課題別記事
(インドネシア)パプア州でHIV対策に教会が協力
(スイス)大手製薬企業ブリストル・マイヤーズ=スキッブと「医薬品特許プール」、
途上国での医薬品アクセス拡大のために協定を調印
(米国)米国の地球規模エイズ調整官にデボラ・バークス氏
(前米国疾病予防対策センター グローバル・エイズ・プログラム・ディレクター)が就任
(米国)C型肝炎の新薬承認、しかし価格は高く
(米国)薬剤耐性HIVの感染拡大の可能性はどのくらいある?米国での調査
●地域別記事
(ケニア)男子亀頭包皮切除手術でがHIV感染リスク減少=ケニアで6年間の追跡調査=
(ケニア)アフリカの各国政府、未だに健康問題への資金不足
(ウガンダ)同性愛者を弾圧する新しい法案、HIVへの対応を妨げる可能性

------------------------------------ Vol.10 No.11----

(インドネシア)パプア州でHIV対策に教会が協力

【2013年12月2日 ヨカ(インドネシア・パプア州)発】インドネシアのパプア州(パプア島(ニューギニア島ともいう)の西部、インドネシア領となっている地域の大半を占める州)では、イスラム教徒が大半を占めており、キリスト教徒は孤立して住んでいる。この州は、インドネシア国内でもHIV感染率の高い同地域だが、キリスト教会が、HIV/AIDSをなくすために重要な役割を果たしている。続きを読む

(スイス) 大手製薬企業ブリストル・マイヤーズ=スキッブと「医薬品特許プール」、 途上国での医薬品アクセス拡大のために協定を調印

【2013年12月13日 ジュネーブ(スイス)発】110の発展途上国において、抗レトロウイルス薬の一種であるアタザナビルへのアクセスを拡大するために、航空券連帯税を原資として医薬品の知的財産権の公共的活用を目指す機関「医薬品特許プール」 Medicines Patent Pool と大手製薬企業ブリストル・マイヤーズ=スキッブが使用許可契約に調印した。この協定により、世界中のメーカーが廉価版のアタザナビルを製造できるようになり、アタザナビルと他の薬を併用することで治療を容易にし、発展途上国における治療へのアクセスを拡大することができるようになる。続きを読む

米国)米国の地球規模エイズ調整官にデボラ・バークス氏 (前米国疾病予防対策センター グローバル・エイズ・プログラム・ディレクター)が就任


【2014年1月9日、ワシントン(米国)発】米国大統領府(ホワイトハウス)は、1月9日、免疫学やウイルス研究、国際保健の分野に30年間従事していた米国疾病予防対策センターのグローバル・エイズ・プログラムThe Centers for Disease Control and Prevention, Global AIDS Program (CDC-GAP) のディレクターであるデボラ・バークス氏 Dr. Deborah Birx を、米国の国際的なエイズ対策のトップである「地球規模エイズ調整官」 Global AIDS Coordinator(大使級)に指名した。続きを読む

(米国)C型肝炎の新薬が実用化。しかし価格は高いまま


【2013年12月23日 ニューヨーク(米国)発】米国とヨーロッパのC型肝炎の新薬承認を受け、活動家たちは途上国での治療が実現できるよう取り組んでいる。世界保健機関 World Health Organization (WHO) は1億8500万人もの人々がC型肝炎に感染していると予測している。肝炎は、ウイルス感染後、症状も無く何年間も診断されないまま症状が進行していくため「ウイルス時限爆弾」とも呼ばれる。続きを読む

(米国)薬剤耐性HIVの感染拡大の可能性はどのくらいある?米国での調査

【2014年1月7日 ノースカロライナ州(米国)発】米国で行われていた、HIVの薬剤耐性に関する、244人のHIV陽性者を対象とした遡及研究の結果が発表された。それによると、調査の対象となった人のうち、ノースカロライナ在住者の場合、10人に1人が抗レトロウイルス薬に耐性のあるHIVに感染するリスクにさらされている。続きを読む

(ケニア)男子亀頭包皮切除がHIVリスク減少=ケニアで6年間の追跡調査=


【2014年1月9日 キスム(ケニア)発】ケニアの異性愛者男性を対象に、直ちに男子亀頭包皮切除手術(男子割礼)を行ったグループと後で行ったグループとに無作為に分けて、その後のHIV感染状況について追跡調査を行った研究で、6年後においても、手術の効果が継続して存在していることが判明した。研究者らは、この結果について、計画的な切除手術を推進することの効果を裏付けるものと考えている。続きを読む

(ケニア)アフリカの各国政府、未だに健康問題への資金不足

【2013年7月23日 ナイロビ(ケニア)発】 アフリカ連合 African Union(AU) 加盟国が、2015年までに国家予算の15%を保健医療分野に配分することを約束した「アブジャ宣言」から十数年が経過したが、これまでに目標を達成したのはわずか6カ国のみだ。世界保健機関 World Health Organization(WHO) によると、目標を達成したのは、リベリア、マダガスカル、マラウイ、ルワンダ、トーゴそしてザンビアの6カ国で、他に、5カ国が少なくとも国家予算の13%を保健医療に予算配分している。続きを読む

(ウガンダ)同性愛者を弾圧する新しい法案、HIVへの対応を妨げる可能性

【2013年12月23日 カンパラ(ウガンダ)発】12月23日、ウガンダ議会は極めて厳しい反同性愛法案を可決した。もしヨウェリ・ムセベニ大統領Yoweri Museveniがこの法案に署名すれば、ウガンダのHIV/エイズ対策は大きな打撃を受けると活動家らは警告する。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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