グローバル・エイズ・アップデート

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2015年03月

第267号(第11巻第13号) 2015年(平成27年)3月8日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第267号(第11巻第13号) 2015年(平成27年)3月8日
Vol. 267 (No. 11-No.13) Date: 2015/03/08
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★「第267号」目次
●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
(米国)世界エイズ政策停滞における政治的背景
(西アフリカ)エボラとHIVの劣悪な組合せ - エボラ発生国でのHIV対策の必要性
(イタリア)ローマのMSMにおけるHIV感染の変遷
(フランス)世界中の市長がエイズ流行終結に向け取り組むと宣言
●アフリカの地域別記事
(マラウィ)HIV対策強化に向けた諸課題
(ジンバブウェ)全HIV陽性者にARV治療
(ルワンダ)安価に十数分でHIV/梅毒検査が可能に
(アフリカ)エイズ・フリー世代の実現へ 新たにチャンピオンを任命
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(米国)米国のグローバル・エイズ政策の停滞にはどんな政治的背景がある?

【2015年1月20日 ニューヨーク発】 HIV感染の抑止には、抗レトロウイルス治療(ART)の促進が最も効果があることを受け、アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領Barack Obamaは2011年、AIDS感染を早期に終わらせるためアフリカでのHIV治療の支援を大幅に強化するという、大きな政策転換を発表した。2011年から2013年まで、「大統領エイズ支援緊急計画」US President's Emergency Plan for AIDS Relief (PEPFAR)は迅速な治療の拡大を支援することによって世界のHIV感染拡大を阻止し、近年の新規HIV陽性者数の減少に貢献した。
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(西アフリカ)エボラとHIVの最悪の組み合わせ - エボラ発生国でのHIV対策の必要性


【2014年1月13日 アビジャン(コートジボワール)発】 エボラ・ウイルス病 Ebola virus disease (EVD)はギニアからリベリア、シエラレオネ、ナイジェリアと広がり、西アフリカの4ヶ国で7,000人を超える人が亡くなった。世界保健機関(WHO)はこれを未曾有の大流行とした。感染被害のある西アフリカ諸国、特にシエラレオネでは、もともと脆弱で資金・人手不足の状況にあった医療制度が、エボラ流行によりさらに悪化している。シエラレオネの国立エボラ対策センターの情報によれば、初めて症例が報告された2014年5月以降、7,696件の症例があり、そのうち2,630件の死亡が確認されている。続きを読む

(イタリア)ローマのMSMにおけるHIV感染の変遷

【2015年1月21日 ローマ(イタリア)発】 イタリアの首都ローマで、男性とセックスをする男性(MSM)のHIVの新規感染率は、1986年から1992年に上昇し、その後2001年まで低下、それから2009年まで再び大幅に上昇した。HIVが流行するようになってから、西欧や北米では、同性間の性行為が新規HIV感染の最大の原因となってきた。研究者らはローマでのMSMのHIV感染率の動向について、長年、年齢別追跡調査をしてきた。続きを読む

(フランス)世界中の市長がHIVの流行終結に向け取り組むと宣言

【2014年12月1日 パリ/ジュネーヴ発】 12月1日の世界エイズ・デーに全世界の主要都市の市長たちがパリに集まり、地球規模のエイズ感染症 AIDS Epidemicの終結宣言に署名した。この「2014パリ宣言」への署名により市長たちは、可能な限り迅速にエイズ流行に終止符を打つべく、各々の首長を務める地方自治体をリードすることを約束した。これには、HIV陽性者の90%が自らの感染を自覚し、さらにそのうちの90%が抗レトロウイルス治療を受け、治療によりウイルス増殖の抑制に成功したHIV陽性者のうち90%が、健康を保ち新たなHIV感染のリスクを低減させるという、国連合同エイズ計画 Joint United Nations Programme on HIV/AIDS (UNAIDS)の掲げる、「90-90-90目標」の達成も含まれている。続きを読む

(マラウィ)HIV対策強化に向けた諸課題

【2015年2月9日 ホーヴ(イギリス)発】 南部アフリカの内陸国、マラウイ共和国政府は、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバル・ファンド)からの5億7千4百万ドル(約680億円)のHIV対策費の新たな配布先を決めた。国家エイズ委員会 National AIDS Commissionの前事務局長が数十万ドルを不正流用していたことが明らかになり、国家エイズ委員会は主要資金受入機関Principal Recipient の地位を駆逐され、同委員会の属する保健省、および国際NGOであるアクション・エイド Action Aidとワールド・ヴィジョン World Visionが主要資金受入機関として資金を受給することになった。続きを読む

(ジンバブウェ)全HIV陽性者にARV治療


【2015年2月9日 ハラレ(ジンバブウェ)発】 南部アフリカの内陸国、ジンバブウェの政府はHIV陽性と判定された国民全員に抗レトロウイルス(ARV)治療を完全実施しようとしている。続きを読む

(ルワンダ)安価に十数分でHIV/梅毒検査が可能に


【2015年2月5日 ニューヨーク(米国)発】 HIVや梅毒を血液一滴で検出できる安価な検査機材がアメリカとルワンダの研究者によって開発された。スマートフォンやコンピューターに接続して電源としながら簡単に使える小型で軽量のものである。
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(アフリカ)エイズ・フリー世代の実現へ 新たに「チャンピオン」を任命


【2015年1月23日 ジョハネスバーグ(南アフリカ共和国)/ハボローネ(ボツワナ共和国)発】 アフリカ連合サミットを前に、マラウイ共和国、マリ共和国、ナイジェリア連邦共和国、そして南アフリカ共和国の元首脳4人が、サハラ以南の地域での「HIV予防への加速戦略 Fast Trackingアクセス」を推進する「チャンピオンたち」に加わった。続きを読む

第266号(第11巻第12号) 2015年(平成27年)2月22日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第266号(第11巻第12号) 2015年(平成27年)2月22日
No 266 (Vol. 11-No. 12) Date: 2015/02/22
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★「第266号」目次

●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
(スイス)恒常的なモニタリングとケアがHIV治療効果向上に有効
(カナダ)次々回国際エイズ会議(2018年)の開催都市、アムステルダムに
(カンボジア)UNAIDSによるカンボジア政府とコミュニティの支援
(オランダ)高齢のHIV陽性者と生活習慣病
(タイ)村の代表がHIV陽性者のケア施設に立ち退きを要求

●アフリカの地域別記事
(アフリカ地域)4つの対策でARTのアドヒアランスが向上
(マラウイ)若者のHIV/AIDS感染を減らす取り組み
(エチオピア)コーヒーセレモニーでHIV教育を
(カメルーン)児童教育におけるHIV/AIDSの取り組み

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おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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