グローバル・エイズ・アップデート

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2016年10月

第303号(第13巻第03号) 2016年(平成28年)10月23日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第303号(第13巻第03号) 2016年(平成28年)10月23日
No. 303 (Vol.13-No.03) Date: 2016/10/23
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★「第303号」目次

●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
市民社会、国連事務総長「医薬品アクセスに関するハイレベルパネル」の報告書を支持
HIV感染予防リテラシーの向上のために
エイズ治療薬「ドルテグラビル」の製造許可をインドのジェネリック企業が確保

●アフリカの地域別記事
(ナイジェリア)ナイジェリアは抗レトロウイルス薬の生産を開始すべき
(ジンバブウェ)高等教育機関で高い新規HIV感染
(モーリシャス)薬剤やHIVに関する若者向けのワークショップの開催

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市民社会、国連事務総長「医薬品アクセスに関するハイレベルパネル」の報告書を支持

【2016年9月14日ニューヨーク(米国)発】
国連の潘基文 Ban Ki-moon(パン・ギムン)事務総長は、2015年11月に、医薬品や医療技術へのアクセスが十分でない問題について検討するために、「医薬品アクセスに関するハイレベルパネルHigh Level Panel on Access to Medicines(HLP)」を設置した。続きを読む

HIV感染予防リテラシーの向上のために

 【2016年9月30日】
コロンビア大学のリチャード・G・パーカー教授らのチームは、2015年1月から10月までの間、治療リテラシーとヘルス・リテラシー(健康面での適切な意思決定に必要な、基本的健康情報やサービスを調べ、理解し、効果的に利用する個人的能力の程度)とは何かを明らかにし、HIV予防関連のリテラシーに現在どれ程ニーズがあるのかを見極めるために、学術的な文献や、それ以外の、刊行や所在の確認・入手が困難な資料、政府や学術機関などによる非商業出版物などの文献をレビューした。医学文献データベース MEDLINE 、心理学文献データベース PsycINFO 、医学系雑誌文献データベース PubMed 、グーグル・スカラー Google Scholar といったウェブ上のデータベース検索もレビューした。「治療リテラシー」、「治療教育」、「ヘルス・リテラシー」、「予防リテラシー」といったキーワードも検索した。更なる論文検索のために、検索された論文のタイトル、要旨、文献表をレビューし、これらの文献やウェブサイトの歴史的意味内容も分析した。続きを読む

(インド)「エイズ治療薬「ドルテグラビル」の製造許可をインドのジェネリック企業が確保」

【2016年9月22日 ハイデラバード発】
インドの誓約企業オーロビンドAは、HIV治療のための「ドルテグラビル」50mgについて、アメリカ食品医薬品局FDAから製造許可を受けたことを発表した。このことにより、この治療薬は米国大統領エイズ救済緊急計画PEPFARにおいて活用されるようになった。ドルテグラビルは、抗レトロウイルス薬の新しいタイプである「インテクラーゼ阻害剤」の一種であり、このジェネリック医薬品がFDAから認可されたのは初めてである。同治療薬は、米国疾病予防管理センター CDCやWHOから、これまで抗レトロウイルス治療を受けたことのないHIV陽性者に対して使用するように推奨されている。同治療薬のジェネリック版をオーロビンド社から出すイニシアティブは、英グラクソ・スミスクライン社と米ファイザー社が設立したエイズに特化した開発系製薬企業であるヴィーブ・ヘルスケア社と、クリントン財団のプロジェクトであるクリントン・ヘルス・アクセス・イニシアティブの画期的な協力によって可能となった。これにより、ドルテグラビルは2016年末にはサブサハラ・アフリカの市場に出ることになる。
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ナイジェリアは抗レトロウイルス薬の生産を開始すべき

【2016年10月3日アブジャ(ナイジェリア)発】
西アフリカの大国ナイジェリア連邦共和国の政府は、HIV/AIDSの障壁を減らすために、ナイジェリア国内での抗レトロウイルス薬の生産を促進するべきだと、保健省のアイザック・アデウォレ博士 Prof. Isaac Adewoleは、アブジャで先週末に行われた、「ナイジェリア科学実践連合」 the Nigeria Implementation Science Alliance (NISA)の第2回年次会議で語った。
彼はまた、HIV/AIDS関連製品に対する政府関係の資金増額が重要であるという。続きを読む

ジンバブウェ、高等教育機関で高い新規HIV感染

【2016年10月3日ハラレ(ジンバブウェ)発】
南部アフリカの内陸国ジンバブウェで保健・子どもケア省のデイヴィッド・バレリニャトゥワDr David Parerinyatwa博士は、国家が新規感染の原因を無視し続ける限り、HIV/AIDSの蔓延という戦いに勝つことはないだろう、と警告した。続きを読む

モーリシャス、薬剤やHIVに関する若者向けのワークショップの開催?大臣が共同活動への要求


【2016年9月29日 ポートルイス(モーリシャス)発】
マダガスカルの沖合、インド洋に浮かぶ島国、モーリシャスにおいて、9月28日、薬物使用とHIV/エイズに関するワークショップが開幕した。英国のランカシャー中央大学UCLANとモーリシャス大学の提携で出来た、UCLANエベネ・キャンパスにて開催されたワークショップは、青少年スポーツ省、フランス語圏青年・スホ?ーツ閣僚会議CONFEJESとインド洋青年・スポーツ委員会CJSOIの協同主導権イニシアティブによる。3日間に渡るワークショップには、およそ20人の参加者が出席する。ワークショップの中心人物は、CONFEJESとCJSOIに所属している。

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第302号(第12巻第20号) 2016年(平成28年)10月11日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第302号(第12巻第20号) 2016年(平成28年)10月11日
No. 302 (Vol.12-No.20) Date: 2016/10/11
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★「第302号」目次

●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
(ハイチ)若者に親切なHIVクリニックの成果
グローバルファンド増資会議、目標をほぼ達成
(UNAID) G20のファーストレディーたち、若者のエイズ予防に焦点を当ててキャンペーン
(インド)口腔液を使用したHIV迅速セルフテストの実行可能性:インド地方の妊娠女性に対する横断研究

●アフリカの地域別記事
(アフリカ諸国)グローバルファンドへの拠出を増やす
(ウガンダ)AMDA医療キャンプで5000人以上へ無料医療サービスを提供
(ボツワナ)未だ続く行動の変化への挑戦
(タンザニア)、国全体でエイズフリー世代を心に描く

------------------------------------ Vol. 12 No. 19 ---

ハイチ:若者に親切なHIVクリニックの導入が一定の成果を上げる

【2016年7月4日、ポルトープランス(ハイチ)発】

カリブ海に浮かぶ島国、ハイチにおける新規HIV感染の40%は若者が占める。本研究では、ハイチの首都、ポルトープランスにおける若者向けHIVクリニックの設置に際し、そのインパクトを検討した。

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グローバルファンド増資会議、資金目標をほぼ達成

【2016年9月17日、モントリオール(カナダ)発】

途上国のエイズ・結核・マラリア対策に資金を供給する国際機関「グローバルファンド」(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)は9月16-17日の二日間にわたり、2017-19年の3年間の資金確保のための「第5回増資会議」を開催した。先進国のみならずアフリカ諸国などの途上国、民間財団、民間企業などもグローバルファンドへの資金拠出を表明、総額は129億米ドルと、目標の130億米ドルをほぼ達成する形となり、エイズ・結核・マラリアの「終息」に向けた強い意志が示された。
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おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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