グローバル・エイズ・アップデート

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2017年01月

第309号(第13巻第8号) 2017年(平成29年)1月29日

グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第309号(第13巻第8号) 2017年(平成29年)1月29日
No. 309 (Vol.13-No.8) Date: 2017/1/29
■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■
★「第309号」目次

●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
・グローバルファンド、2017年1月から3年間の地域別・国別配分額を発表
・(インドネシア、西パプア州)鉱業労働と軍事化がHIV拡大を招く
・(インド)マニプール州の女性の高い薬物使用率
・グローバルファンド「卒業」の負の影響=ボスニア・ヘルツェゴビナの場合

●アフリカの地域別記事
・(ジンバブエ)「5万のHIV自己テストキットが役立つ」
・(タンザニア)「母子間のHIV感染が20%減少」
・(リベリア)WHOが患者のHIV治療ギャップを埋める
・(ウガンダ)都議会リーダーがHIVへのファンディングを増加


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グローバルファンド、2017年1月から3年間の地域別・国別配分額を発表

【2016年12月15日 ジュネーブ発】途上国のエイズ・結核・マラリア対策に資金を拠出する国際機関、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(略称:グローバルファンド)は、支援を受ける各国に、2017年1月から3年間の間に拠出できる出来る資金額を通知した。続きを読む

(インドネシア、西パプア州)鉱業労働と軍事化がHIV拡大を招く

【2016年11月21日カンベレ(インドネシア)発】
鉱業と軍事化がインドネシアのパプア地域にどのようにHIVの流行をもたらしたのか

マティナ・ワナゴさん Martina Wanagoは、インドネシアのパプア地域(ニューギニア島の西半分)にいるHIV陽性者である。彼女は伝統的な暮らしをしており、他の大勢の人々と同じく自身の不調の原因を知らなかった。神に祈ることしかできなかった彼女だったが、近くの病院で治療を受けることができた。この病院は米国の「フリーポート・マクモラン」」Freeport McMoRanという世界最大の鉱業会社によって作られた病院で、この会社によって原住民にもたらされた数少ない発展のひとつである。
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(インド)マニプール州の女性の高い薬物使用率

【2016年11月17日マニプール(インド・マニプール州)発】インド東部のマニプール州に住む女性、ボイヌBoinu は結婚後、夫が家に女性を連れ込んだことが原因で、友人たちにヘロイン heroin の注射を勧められた時に使用した。現在29才の彼女は、薬物使用者のHIV予防を目的とした現地のNGO、ニルヴァーナ財団Nirvana Foundationのプロジェクトに登録された女性薬物使用者、236人のうちの1人である。6年間、セックス・ワーカーとして得た収入を薬物購入に充てる習慣から逃れられず、路上生活を送っていた。マニプール Manipur 州には、彼女のような薬物使用者が何百人といる。

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グローバルファンド「卒業」の負の影響=ボスニア・ヘルツェゴビナの場合

【2016年12月19日】東ヨーロッパのバルカン半島北西部に位置するボスニア・ヘルツェゴビナ(BiH)では、HIV感染率が一般人口で0.1未満、ハイリスクとされる集団でも0.5%未満と低い。同国を対象としたグローバルファンドの資金援助が2016年9月で終了した。この国では薬物の所有と性的サービスの提供は法律で禁じられている。続きを読む

(ジンバブエ)「5万のHIV自己テストキットが役立つ」

【2016年12月29日】(記者:ウォルター ニャムコンディワ)アフリカ南部の内陸国、ジンバブウェ政府が国家的また世界的な目標に沿ってHIVの検査の選択肢を拡大し、少なくとも5万の自己テストキットが国内に配布された、政府は、2020年までに人口の90%が自分の(感染しているかどうかの)状態がわかることをめざしている。続きを読む

(タンザニア)「母子間のHIV感染が20%減少」

【2016年12月29日 ダルエスサラーム(タンザニア)発】(記者:ダンスタン・ミル Dunstan Mhilu)保健データによるとHIV母子感染はこの5年間で20%減少した。

記者に対する概況説明において、タンザニア・エイズ委員会 Tanzania Commission for Aids(Tacaids) の幹部である、レオナルド・マボコ医師 Dr. Leonard Maboko は、この減少は2010年と2015年との記録の比較に基づいていると述べた。彼は、これは保健省、Tacaids、そしてNGOを含む鍵となる人々の尽力により国民の意識が向上したことによると説明した。

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(リビア)WHOが患者のHIV治療ギャップを埋める

【2017年1月3日】北アフリカのリビアで、数週間前、世界保健機関(WHO)は、長年切望されていた抗レトロウイルス薬 ARV を、リビアのHIV陽性者たちに供給し始めた。内戦開始後、リビアで医療サービスが崩壊し、生命維持の医薬品を患者に提供することができなくなった事後対応である。2011年にリビアで内戦が始まってから、HIV感染率は上昇を続けている。WHOによる最近の分析により、医薬品不足を含め、リビアの医療システムは崩壊していることが示された。

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(ウガンダ)都議会リーダーがHIVへのファンディングを増加

【2017年1月3日ジンジャ(ウガンダ)発】東アフリカの内陸国ウガンダにおいて、都市部の市長や市議会などでつくるリーダーたちの委員会が、エイズ対策に費やされる多額の年間予算をこれまで軽視されてきた人びとをターゲットとしたHIV/エイズ流行への闘いに費やすことを決意した。

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第308号(第13巻第7号) 2017年(平成29年)1月20日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第308号(第13巻第7号) 2017年(平成29年)1月20日
No. 307 (Vol.13-No.8) Date: 2017/1/20
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