グローバル・エイズ・アップデート

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2017年06月

第319号(第13巻第18号) 2017年(平成29年)6月18日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第319号(第13巻第18号) 2017年(平成29年)6月18日
No. 319(Vol.13-No.18) Date: 2017/6/18
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★「第319号」目次
●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
・グローバルファンドからコミュニティへの支援の減少をUNAIDSのプログラム調整理事会でNGO代表団が報告
・ザンビア、グローバルファンドの資金を地域のヘルスワーカーの育成・定着に活用
・HIV/AIDSと薬物使用に関する総合的レビュー
●アフリカの地域別記事
・(ナミビア)HIVと戦うためのアメリカからの資金援助
・(ボツワナ)全員でモラルの腐敗に立ち向かうべきだ
・ケニア人弁護士が権利への戦いで先頭に立つ
------------------------------------ Vol. 13 No.18 ---

グローバルファンドからコミュニティへの支援の減少をUNAIDSのプログラム調整理事会でNGO代表団が報告

【2017年5月30日、ジュネーブ発、David Garmaiseデイビッド・ガーメイズ執筆】
経済が発展しつつある国からドナーが撤退、この問題は2016年11月に行われた国連合同エイズ計画(UNAIDS)のプログラム調整理事会(PCB)のために準備された報告書に記されている。この報告書はNGO代表者らによる地域別コンサルテーションをもとに作成された。この地域別コンサルテーションは30の鍵となるステークフォルダーらに対して行われた構造化インタビューからなり、60カ国以上の156団体からの回答があった。

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(ザンビア)グローバルファンドの資金を地域のヘルスワーカーの育成・定着に活用

【2017年5 月30 日 ザンビア発、ジェマ・オーベルトGemma Oberth 執筆】
2017年5月23日、ザンビアは世界エイズ・結核・マラリア対策基金「グローバルファンド」に対して、結核・HIV、そしてマラリア対策への資金を、合わせて4億ドルを超える額を要請した。結核・HIV資金は3億3800万ドル、そのうち1億9440万ドルは配分される資金申請内のもので、これに1億1240万ドルが優先的資金手当要望(Prioritized Above Allocation Request: PAAR)として上乗せされている。別枠で申請しているマラリアへの資金は8,670万ドルであった(うち、6,900万ドルが資金申請内、1,770万ドルがPAAR)。さらに700万ドルのマッチングファンドを申請しており、このうち400万ドルは思春期にある少女達や若い女性(AGYW)を対象としたHIV対策プログラムに、300万ドルは保健医療人材のような総合的なサービス提供のためにあてられることになる。

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HIV陽性者向けと薬物使用者向けサービスの統合に関する体系的レビュー

【2017年5月30日】
 薬物使用者はHIV感染リスクが高く、薬物使用もHIV感染も特定の社会的に弱く軽視されている人びとに集中している。対処法は異なるが、薬物使用者向けとHIV陽性者向けサービスの統合は可能だ。本報告はHIV陽性者向けと薬物使用者向けケアの統合に努める諸調査の結果を体系的にレビューするものである。
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(ナミビア)HIVと闘うためのアメリカからの資金援助

【2017年5月22日 ウィントフック(ナミビア)発】
米大統領エイズ救済緊急計画The United States President’s Emergency Plan for AIDS Relief(PEPFAR)は、アフリカのナミビアにおいて今年度HIV/エイズ対策に10億ナミビアドル(約85億円)を拠出した。前年度は7億3186万ナミビアドル(約62億円)だった。
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(ボツワナ)全員でモラルの腐敗に立ち向かうべきだ

【2017年5月29日 マハラピェ(ボツワナ)発】
国家エイズ協同機関 National AIDS Coordinating Agency (NACA)の調節役である、リチャード・マトハレ(※苗字の読み方不明)氏 Mr Richard Matlhareは、最近マハラピェで行われた、国家エイズキャンドルライト追悼礼拝で、モラルの衰退、十代の妊娠、学校からの中退や薬物乱用などの問題を解決するように、保護者や地域、村の権力者たちに呼びかけた。
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(ケニア)ケニア人弁護士が権利への戦いで先頭に立つ

【2017年5月23日 (ナイロビ)発】
7年前、アラン・マレーシュ氏 Maleche は、一流法律事務所の弁護士から、人権活動家に転身した。現在マレーシュ氏は、ケニア倫理・法律・問題ネットワーク(KELIN)の事務局長を務めている。KELINは1994年にケニアの法律家グループによって設立され、HIV/エイズとともに暮らす人びと、結核、性と生殖に関する健康、女性の土地の権利と相続権、主要な影響を受けた人びとの権利擁護を目的とした慈善団体である。KELINは、大統領や政府を相手に訴訟を起こし、HIV/エイズを含めた人権擁護のために奮闘している。彼は、ハーバード大学のフェローであり、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の役員会メンバーでもある。
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第318号(第13巻第17号) 2017年(平成29年)6月4日

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グローバル・エイズ・アップデート
GLOBAL AIDS UPDATE
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第318号(第13巻第17号) 2017年(平成29年)6月4日
No. 318(Vol.13-No.17) Date: 2017/6/4
■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■

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★「第318号」目次
●対策・課題別記事、アフリカ以外の地域別記事
・ロシア語圏の市民社会組織のために、結核とHIV/AIDSに関する学習ポータルサイトが設置される。
・グローバルファンドと「レッドリボン・ピンクリボン」(=子宮頸がんなどの予防のための官民連携組織)が子宮頸がん予防で連携
・HIV自己検査と伝統的な検査方法との効果比較
●アフリカの地域別記事
・(エチオピア)もう一度HIVに対する綿密な監視を
・(モザンビーク)上昇するHIV罹患率
・(ジンバブウェ)アメリカからの資金援助が増額される見込み
------------------------------------ Vol. 13 No.17 ---

(ケニア)ロシア語圏の市民社会組織のために、結核とHIV/AIDSに関する学習ポータルサイトが設置される

【2017年5月16日、ナイロビ発】途上国の三大感染症対策に資金を供給する国際機関「グローバルファンド」(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の支援で事業を行っている地域プログラム「地域市民社会・コミュニティ支援・調整・コミュニケーション・プラットフォーム」Regional Civil Society and Community Support, Coordination and Communication Platformは、ロシア語圏の市民社会向けにオンライン上にHIV/AIDSと結核に関する学習ポータルサイトを開設した。このサイトの目的は、コミュニティが自らの能力を強化して国家のHIV/AIDS及び結核対策に関してより大きな役割を果たせるようにすることにあり、2016年よりウクライナの市民団体「公衆保健同盟」Alliance for Public Healthのホームページ上で利用可能となった。続きを読む

グローバルファンドと「ピンクリボン・レッドリボン」(=子宮頸がんなどの予防のための官民連携組織)が子宮頸がん予防で連携

【2017年5月16日】
2017年4月6日に、途上国の三大感染症対策に資金を供給する国際機関「グローバルファンド」は、子宮頸がんを予防するためのプログラムを連携して行うため、この問題に取り組む米国の官民連携組織である「ピンクリボン・レッドリボン」との協定を結んだと発表した。「ピンクリボン・レッドリボン」とは、アフリカの一部諸国とペルーを対象国として子宮頸がんと乳がんの予防及び治療のためのサービス提供を行う独立した官民連携組織である。
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