エチオピアは2005年、米国大統領エイズ救済緊急計画(President's Emergency Plan for AIDS Relief, PEPFAR)から拠出された4300万ドルを使い、1万5千人のHIV感染者に抗レトロウイルス薬(ARV)を無償配布する。これにより20の病院で、これまでARV薬を入手できなかった患者に配布し、以後5年で21万人にARV薬を配布し、2000万人のHIV抗体検査が可能になりそうだ。
 同国政府は2004年9月より患者一人当たり月30ドルでARV薬の販売を開始したが、PEPFAR基金を使うことで、公レトロウイルス薬について、ジェネリック薬ではない、ブランド薬(特許権をもつ多国籍製薬企業が製造・販売する薬)を無料供給する「数少ない」アフリカの国の一つになる。それは、単にARV薬を供給するだけではなく、ヘルスケアのインフラやシステムー人材の確保などーを構築・実施していかなければならないことを意味する。
 米国は更に、エチオピアにおいて、いわゆる「ABCアプローチ」(禁欲(Abstinence), 貞操(Be faithful), コンドーム使用(use Condoms)によるエイズ予防啓発アプローチ)の一環として6000万個のコンドームを配布する。

原文表題:Ethiopia To Begin Distributing Antiretroviral Drugs With PEPFAR Funding
日付:14 Dec 2004
出典:Medilexicon website
URL:http://www.pharma-lexicon.com/medicalnews.php?newsid=17777