マリでは、HIV/AIDSの感染拡大を抑えるための新たな手段として、携帯電話を使用した取り組みが始まっている。国際的なNGOであるポピュレーション・サービス・インターナショナルPopulation Services International (PSI)は、マリの人々にこの感染症に関しての教育を行うため、携帯の技術を使ったキャンペーンを始めた。地方の携帯電話会社の協力で、PSIが作った健康スローガンが、無料のテキスト・メッセージとして月に2度、各社の顧客35万人に配信される。また、このキャンペーンの一部として、HIV/AIDSとマラリア予防のスローガンが、100万枚以上のプリペイドカードに印刷されることになっており、低収入の顧客の利用が期待されている。「誰でもHIVになる可能性があるが、また誰でもそれを防ぐことができる」「殺虫処理した蚊帳で、マラリアからあなたの家族を守る」といったメッセージは人々の注意を喚起し、予防への意識を促進することになるだろう。PSIは、マリで提示された製品やサービスによって約3200のHIV感染と、7万8千の望まない妊娠を防ぐことができると予測している。

原題:MALI: Using telephones to fight HIV/AIDS
日付:2004年12月7日
出典:IRIN Plus NEWS
URL:http://www.plusnews.org/AIDSreport.asp?ReportID=4233&SelectRegion=West_Africa&SelectCountry=MALI