2007年3月13日から15日にかけて、ベルギーの首都ブリュッセルで、「子どもとHIV/AIDSアドボカシー・サミット Children and HIV/AIDS Advocacy Summit 」が開催された。このサミットには、世界各国から40人の活動家や専門家らが一堂に会し、子どもたちからエイズの影響を軽減させるための議論が行われた。世界の子どもたちは、エイズの感染拡大によって、生命や人権を脅かされているにもかかわらず、未だに国内外の政策から見放されている。参加者は、こうした子どもたちの置かれている困難な事態を変えるべきである、という意見で一致した。

今回のサミットでは、政策を変えるための枠組みを定義し、若者とともに積極的に活動し、より多くの人たちと協力関係を築き、かつ世界中のより多くの関係者に、エイズの影響を受けている子どもたちの声を届ける必要があることを確認した。そして、こうして協働してゆくことで、エイズに影響されない世代を作ることは、早急かつ現実的な達成目標となる、としている。
前述の目標を達成するため、サミットでは以下のような決議が採択された;
● 初等教育をすべての子どもへ(特に女子の教育の必要性)
● 若者のHIV感染予防教育の推進(性教育、女性の地位向上、男女平等)
● HIVの母子感染の防止(家族を中心とした対策、廉価な治療・医薬品提供)
● 社会保護の確立(スティグマや差別に対するケア)
● エイズのない世代への十分な資金援助

サミットの参加者・団体らは、次世代を担う子どもたちから、エイズによる影響を減らせるように、国際機関やNGOと協力体制を築き、活動を続けていく。

原題: MOBILIZING ACTION FOR AN AIDS FREE GENERATION
日付: March 15, 2007
出典: Global Aids Alliance
URL: http://www.globalaidsalliance.org/Mobilizing_Action_for_an_AIDS_Free_Generation.cfm