2009年9月25日、南部アフリカに位置するモザンビーク共和国の保健省は、HIV陽性者及び結核等を含むその他の慢性疾患患者に対する食料提供サービスを開始した。
同国保健大臣イヴォ・ガリド Ivo Garrido 氏によると、支援の対象者らは、6ヶ月間、食料提供を受け、1ヶ月あたり、米3キロ、メイズ粉9キロ、植物油半リットル、砂糖1キロ、ラッカセイ1キロ、塩1キロ、豆2キロ、魚類3.6キロ、青野菜類3.4キロ、果物3.6キロであるという。この支援は、国家予算から拠出されるが、合計コストについては見通しが立っていない。

サービスを受けることができるのは、HIV陽性者又は結核等を含む慢性疾患患者の中で、専門の医療従事者らが定めた基準に該当する人びと。既に抗レトロウイルス薬(ARV)を服薬しているHIV陽性者や結核陽性者らでも栄養不良の状態にある人々を対象としており、全ての患者に適用されるわけではない。

このサービスは、栄養不良状態にあるエイズ患者がARV治療を中断してしまうという問題やARVの副作用等に対し、十分にビタミン及びたんぱく質摂取ができるように導入された。

サービス期間が6ヶ月間であるのは、栄養不良状態にあるHIV陽性者らが、サービス開始4ヶ月後に自力で食料を手に入れることができるようになるまで回復すると見込まれているためである。

このサービスは、まず首都マプート Maputo 及び10の州都に住む3,500人に食料が提供され、今後支援地域を拡大する見通し。来年1月には全国的にサービスを広げる方針という。 9月25日に行われた本サービスの開始セレモニーでは、50人が6ヶ月分の食料引換券を受け取った。

原題:Basket of Basic Goods for Aids Patients
出典:all Africa.com
日付:2009/9/25
URL:http://allafrica.com/stories/200909250791.html