【2012年8月25日】米国・ノースカロライナ州で行われた研究で、女性によるHIV感染の23%が膣トリコモナス(TV)感染によるものだということがわかった。
性感染症(STIs)はHIV感染の危険性を引き上げる。研究者は、HIV感染におけるTVの影響度を調査するために、2つの二次予防研究に登録されたHIVクリニックの患者を調査した。全ての患者に対して尿核酸増幅検査におけるSTI感染検査を行い、STI感染リスク要因についてインタビューを3回実施。HIV感染の原因を評価するために数値モデル化した。

調査中のTV有病率は7.4%、新規TV感染率は2〜3%だった。ウイルス量が400copies/mL未満のHIV陽性の女性は、TV感染の可能性が68%低かった。そして、13年以上もの間HIV/AIDSなどに関する教育を受けた女性は、それより短い女性よりもTV感染の可能性が76%低かった。

数値モデルによって、100名のTV感染していないHIV陽性女性に対して、HIV感染の割合が0.062に対して、TV感染している場合は0.076になると予測される。そして、女性からHIV感染した23%はTVが原因ということになる。

研究者たちはこの結果を受けて、「TV感染の診断の改良が必要であり、HIV感染した女性はより進歩した検査や治療を求める」ように提案する。

原題:Trichomonas May Explain 23% of HIV Transmissions in US Women
出典:International AIDS Society
日付:2012/08/25
URL:http://www.iasociety.org/Default.aspx?pageId=5&elementId=14690