【2014年7月22日】米国で保健の課題について調査や情報収集などを子なっている「カイザー家族財団」と国連合同エイズ計画UNAIDSの調査によると、2013年、援助国政府によるエイズ対策への援助資金は2012年に比べ3%減少したことが明らかになった。しかし、前年に米国が発表した公約により、実際の援助額は8%伸びた。



14の援助国からの新しい援助額は、前年比3%減の81億ドルであった。この数値は、低所得国および中所得国に対する二国間援助と、低所得国でのHIV/AIDS、マラリア、結核を対象とした治療や検診のための資金調達を行っている「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」並びにユニットエイドUNITAIDへの拠出を反映している。

カイザー家族財団及びUNAIDSの調査によると、2013年における援助額の3分の2に当たる56億ドルは、米国が拠出した援助金であることが分かった。カイザー家族財団の副財団長ジェン・ケイツ氏Jen Katesは、今後米国がこの援助額を維持することができない可能性を示唆した。「提供者側と受領者側を含めた他の国も、従来の世界的な規模の援助を保持するために、更なる協力をしなくてはならない」とケイツ氏は述べた。

●原題:HIV Funding from Donors Slips in 2013, UNAIDS and Kaiser Report
●出典:International AIDS Society
●日付:2014/07/22
●URL:http://www.iasociety.org/Article.aspx?elementId=15927