【2017年10月27日】南部アフリカのナミビアで導入された新しい性教育のカリキュラムは人々からあまり高く評価されていない。内容があまりにおおざっぱすぎて、性行為に慎重になるだけでなく、いかがわしい性行為に関与することを子どもたちに教えるものであると理解されているようである。
これについては、今日子どもたちが直面している現実に対して、教育的で客観性のある方法で継続した議論とコンサルテーションが行われなくてはならない。

議論の重要な点は、子どもたちに性についての認識を教え、性教育を行う責任は単に教師や学校だけに課されているものではない、という事実である。両親も自分の子どもに関与しなくてはならない。結局、子どもにモラルを教えるのは教師や学校の仕事ではなく、親の役割であるからだ。

しかし、その役割を放棄している両親や、両親がいない家庭もある。そういうわけで教師や学校が子どもたちに性的虐待から身を守る基本的なスキルを教えなくてはならない。

そのような教育はレイプや近親相姦について教育し、若年の妊娠を回避する方法を子どもに教えることを含んでいる。もちろん、学校は子どもたちに未熟なセックスを奨励すべきではないことは皆が同意するところである。

総合的な性教育カリキュラムの議論は国を挙げて行う必要がある。最終的なカリキュラムはどのようなものであっても、キリスト教の伝統とその規範や文化の価値に誇りをもつナミビア社会に沿ったカリキュラムである必要がある。

過去の人々は、ティーンエイジャーの妊娠や青年期の混乱を抑制する権利を有していたであろう。しかし、今日の現代的な社会にとっては、過去のやり方は必ずしも正確でなく、また、厳しく非人道的であるため、我々は古いやり方を適用したりすることはできないかもしれない。だが、過去のやり方は、我々の社会としての価値に沿った新しい方法を考え付くことに役立つかもしれない。

我々は欧米人ではない。我々はまずアフリカ人であり、ナミビア人である。子どもたちへの性教育がどのようなものであっても、アフリカ人でありナミビア人であることのアイデンティティの確立を助けなくてはならない。

子どもたちは、欧米式の教育を受けていたとしても欧米人ではない。欧米式のカリキュラム全体を単に輸入するだけでなく、我々の問題を解決する方法を自身で発見することが重要である。

原題:Sex Education in School
出典 : NEW ERA
日付:2017年10月27日
URL: https://www.newera.com.na/2017/10/27/sex-education-in-school/