【2017 年 12 月 22 日 ウィントフック(ナミビア)発】アフリカ南部の最近の NewEra 誌のインタービューで、前駐ナミビア米国大使のトーマス・ドートン氏 ThomasDaughtonは、ナミビアの学校での HIV 検査義務化の重要性について語った。
「我々は、学校での HIV 検査の義務化について保健省と話し合った。ナミビア政府は、HIV 検査の義務化に乗り気ではない。ボツワナは、同じくHIV の脅威に苦しむ国で防疫を達成しつつあるが、学校での HIV 検査を義務化している」とドートン氏は述べた。

ナミビア政府は、若者に生き方を伝授する介入方法には無頓着であるから、HIV 検査の義務化には熱心でない、と同氏は指摘した。HIV 対策でナミビアが直面している課題の 1 つは、15 歳から 29 歳までの男性が HIV 検査を自発的に受けないことだ。同じ年齢層の女子は HIV 検査に抵抗のない一方、HIV 検査を受ける 15〜19 歳の男子は非常に少ない。負傷したり症状が深刻になったりしない限り、10 代の男子は医療機関に行こうとしない。

大半の保護者は、子どもが HIV 検査を受けることに何ら不満を持っていない。HIV 検査について保護者に相談することは、保護者の目の届かないところで何をしているか遠回しに伝わることが、10 代の若者——特に、男子の HIV 検査の低い受診率に影響している。 ナミビアでは HIV が依然と死因の第一位を占め、平均 3,900 人の人びとが毎年命を落としている。15〜49歳の HIV 疾患率は、13.3%である。10 代の男子が HIV 検査を自発的に受けるよういくつか働きかけがある。HIV・エイズ問題の親善大使を務める歌手の TheDogg は、若いファンに HIV 検査を受けるよう呼びかけている。また若者が HIV 検査を受けるよう促すために、アメリカ政府は来学期に学校で教えるピースコープのボランティアが、HIV 検査の重要性を生徒に教えるようカリキュラムを組んだ。

課題はあるが、ナミビアは HIV・エイズとの闘いに大きな進歩を遂げ、エイズを管理下におくまであと一歩というところまできている。これまでに、主要人口に含まれるセックスワーカー、男性とセックスをする男性、トラック運転手に働きかけて HIV 検査を受けてもらうことに成功している。
原題:Namibia: Daughton Suggests Mandatory HIV Testing for Learners
出典:NEW ERA
日付:2017/12/22
URL:http://allafrica.com/stories/201712220547.html