【2018年1月29日 アディスアベバ(エチオピア)発】1月29日、エイズに取り組むアフリカ元首夫人連合 Organization of African First Ladies on AIDS (OAFLA) は、「フルー・トゥ・シャイン」Free To Shineキャンペーンを開始した。2030年までにアフリカにおける子どものエイズを終結させ、母親の健康を維持するねらいがある。OAFLAの総会で開始されたこのキャンペーンは、地域レベル、世界レベルで人々や組織を団結させ、子どものエイズを終結できる医療を進めている。この目標を達成するために、「母子感染の根絶を目指す2020世界目標」に焦点を当てている。
ロマン・テスファイエ Mrs. Roman Tesfayeエチオピア大統領夫人・OAFLA代表は、「アフリカは、エイズの蔓延への対応で前例のないほど進歩を見せている一方で、子どものエイズへの対策は遅れている。アフリカでのエイズを終息させるためには、知識の活用や今ある方法の実施を優先し、子どものHIV感染をなくして母親の健康を維持するように行動しなければならない。新たなHIV感染を防ぐことで、アフリカの保健や開発アジェンダが転換し、子どもたちの未来は健康で希望のあふれるものになる。」と語った。

アフリカのサハラ以南の地域で、HIVに感染している子どもは140万人にのぼる。これは、全世界の子どもの感染者の半分を超える。子どもは他の年齢層に比べて潜在的に命の危険を招く可能性が高い。しかしながら、検査や治療のレベルは低いままである。HIVに感染している子どものうち、約50%は治療を受けておらず、治療を受けていない子どもの50%が2歳になる前に死亡している。

アフリカ連合委員会エイズ・結核・マラリア局長のマリ・ゴレッティ・ハラケイェ博士 Dr. Marie-Goretti Harakeyeは、「女性と子どもに焦点を当てなければ、2030年までにエイズを終結させることはできない。このキャンペーンでは、投資の増加を促して、医療体制を強化し最大の効果を達成するようにする。アフリカ連合は、2030年までに公衆衛生の脅威であるエイズを終息させることに尽力し、社会経済開発や構造転換のための『アフリカ・アジェンダ2063』の基盤を築く」と語った。

今回のキャンペーンは、地域レベル、世界レベルで人々や組織を団結させ、子どものエイズを終結させることに対する個人や集団の理解を助けるものである。母親の健康を維持し、母子感染を防ぎ、HIVに感染した子どもを迅速かつ効果の高い方法で特定・治療することを確実に行えるように、医療を効果的に届けその活用を促していく。

原題:African Leaders Join Forces to Help End Aids in Children By 2030 Oafla and the African Union Launch the 'Free to Shine' Campaign That Aims to Help Prevent New HIV Infections and Childhood Deaths
出典:AllAfrica
日付:2018/1/29
URL: http://allafrica.com/stories/201801300254.html