【2018年1月30日 リューデリッツ(ナミビア)発】アフリカ南西部のナミビア共和国にある大西洋に面した港町リューデリッツでは、青少年を収容する刑務所でHIV感染予防に向けた取り組みが行われている。
活動を行うのは、主に青少年を対象にダンスや創作活動を通してHIV予防の普及活動を行うNGO、「オンベジャ・イェヒンガ機構」Ombetja Yehinga Organisation (OYO)である。担当者のイワン・ミューゼ氏Ivan Muezeは、リューデリッツ刑務所で1週間にわたるHIV感染予防のためのワークショップを開催した。彼らは、全国にある刑務所でHIV感染予防とHIV検査や治療についての情報提供と教育を実施している。

リューデリッツ刑務所では、自助組織の教育役としてピアエデュケーターを養成し、新しく収容されてきた受刑者に対してHIV/AIDSについての情報を提供し理解してもらうことを目的としている。

HIV感染予防の知識や情報を提供するプログラムでは、ドラマやダンスを通してメッセージが効果的に伝わるよう工夫しており、薬物乱用についても理解できるよう構成されている。アートを取り入れることで、青少年が社会的意識を向上させ、それによってHIV感染拡大を防ぎ、さらにドメスティック・バイオレンスやレイプ、アルコールや薬物乱用のような問題も減らすことを視野に入れている。

OYOは、これまでにナミビア国内の至る所で同様の活動を行ってきた。「多くの児童・生徒や不登校の子ども、青少年受刑者を対象に、HIV感染予防のための活動をしてきたが、10代の妊娠やアルコール・薬物乱用、偏見と差別にも取り組んでいる」とミューゼ氏は述べた。

さらにOYOは学校教育にも力を入れ、生徒が自尊心を高め充実した学校生活を送れるように、自助教育を行ったり、過疎地域の青少年らを対象にした取り組みも行っている。

原題:Namibia: HIV Prevention Workshop Held for Offenders
出典:New Era
日付:2018/01/30
URL:http://allafrica.com/stories/201801300497.html