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ケニア

ケニアの結核/HIV案件、「カギとなる人口集団」重視で高評価

【2018年1月23日】途上国の三大感染症に資金を提供する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の技術審査パネル(TRP)は、「カギとなる人口、および、この場合はHIVと結核の複合感染者対策の資金提供を優先させる政策は、高い効果をもたらし、深刻な地域での医療サービスの拡大につながる」と、ケニアの結核/HIV補助金要請を高く評価した。この記事では、ケニアの補助金要請に対するTRPと案件承認委員会(GAC)の評価を総括する。続きを読む

(ケニア)受診の遅れがHIV陽性の子供の致死率を高める

【2018年1月10日 ナイロビ(ケニア)発】HIV陽性者の子どもが抗レトロウイルス治療を利用できるにも関わらず病院で早期に死亡していることが最近の研究で問題として挙げられている。先週の英国の医学誌「ランセット」の論文で明らかになったことは、抗レトロウイルス治療は陽性者の子どもの生存率を増やしていないということである。定期的なHIV検査をしないため、多くの子どもが病院に受診して初めてHIV感染していることを知ることもわかった。さらに、多くのHIV陽性である子どもは、入院している間に深刻な重感染を診断され、高い死亡率を引き起こしていると述べている。続きを読む

(ケニア)大きな進歩と残された課題

【2017年12月27日発】
世界保健機関(WHO)は、世界的なHIV /エイズの感染拡大を終わらせるため、 2020年までに、HIV陽性者のうち90%が自らの感染を知り、そのうち90%が抗レトロウイルス治療を受け、さらに治療を受けている人の90%が体内のウイルス量を検出限界以下にするという、明確な目標を提示している。また2030年までには、新規感染をなくし、エイズ関連死をなくし、そして差別へ偏見をなくす、とも述べている。
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(ケニア・ウガンダ)ケニアとウガンダで注射できるHIV薬の試用が行われる

【2017年12月20日 ナイロビ(ケニア)発】
ウガンダとケニアで性活動が活発な女性に向けて、長期作用のある曝露前予防薬(pre-exposure prophylaxis: PrEP)の注射による投与が試験的に実施されようとしている。HPTN084と呼ばれるこの試験はボツワナ、マラウイ、スワジランド、南アフリカ、ジンバブエでも実施され、抗レトロウイルス薬であるカボテグラビルを8週間に1度注射することでHIV感染のリスクのある女性を守ることができるかどうか調査する。
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(ケニア)グローバルファンドの資金と援助吸収能力の課題:アフリカからの声

【2017年9月5日、ナイロビ(ケニア)発】 
途上国の三大感染症対策に資金を攻究する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の資金で三大感染症多作案件を実施している国の一部においては、事務局および各国の両方に存在する能力不足によって、その資金が十分に活用されていない事態が続いており、結果としてグローバルファンドの資金によって提供されているサービスの適用範囲が狭くなり、また、プロジェクトの質の低下も招いている。続きを読む

(ケニア)グローバルファンドの案件を実施する4つの国際NGO、厳しい資金管理で優位性

【2017年8月8日、ナイロビ(ケニア)発】
途上国の三大感染症に資金を供給する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)における不正な資金管理などの防止・取締などの役割を果たしている総合監察官事務所Office of Inspector General(OIG)は4つの国際NGO(Catholic Relief Services、Population Services International、Save the Children、World Vision International)に対する資金の不正使用に関するレビューを行った。その結果、4団体すべてにおいて強力な不正使用防止対策が実施されていることが判明した。レビューの報告は7月21日付で公表された。続きを読む

(ケニア) グローバルファンドの資金の現場での不正使用などの通報を促す「私は告発する!」キャンペーンが第2フェーズに移行

【2017年6月27日、ナイロビ(ケニア)発】
途上国の三大感染症に資金を供給する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の汚職防止キャンペーン「私は告発する!」が第2フェーズに突入しようとしている。本キャンペーンの目的は、グローバルファンドの資金によって運営されているプログラムにおいて資金使用団体や事務局が資金の不正使用や汚職、人権侵害を問題にすることを促進することにある。続きを読む

(ケニア)ケニア人弁護士が権利への戦いで先頭に立つ

【2017年5月23日 (ナイロビ)発】
7年前、アラン・マレーシュ氏 Maleche は、一流法律事務所の弁護士から、人権活動家に転身した。現在マレーシュ氏は、ケニア倫理・法律・問題ネットワーク(KELIN)の事務局長を務めている。KELINは1994年にケニアの法律家グループによって設立され、HIV/エイズとともに暮らす人びと、結核、性と生殖に関する健康、女性の土地の権利と相続権、主要な影響を受けた人びとの権利擁護を目的とした慈善団体である。KELINは、大統領や政府を相手に訴訟を起こし、HIV/エイズを含めた人権擁護のために奮闘している。彼は、ハーバード大学のフェローであり、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)の役員会メンバーでもある。
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(ケニア)ロシア語圏の市民社会組織のために、結核とHIV/AIDSに関する学習ポータルサイトが設置される

【2017年5月16日、ナイロビ発】途上国の三大感染症対策に資金を供給する国際機関「グローバルファンド」(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)の支援で事業を行っている地域プログラム「地域市民社会・コミュニティ支援・調整・コミュニケーション・プラットフォーム」Regional Civil Society and Community Support, Coordination and Communication Platformは、ロシア語圏の市民社会向けにオンライン上にHIV/AIDSと結核に関する学習ポータルサイトを開設した。このサイトの目的は、コミュニティが自らの能力を強化して国家のHIV/AIDS及び結核対策に関してより大きな役割を果たせるようにすることにあり、2016年よりウクライナの市民団体「公衆保健同盟」Alliance for Public Healthのホームページ上で利用可能となった。続きを読む

(ケニア)米国の海外援助削減方針、開発援助業界を震撼させる

【2017年3月13日】米国のドナルド・トランプ大統領が示した、軍事関連予算を大幅に増額する一方で、グローバルファンドなどへの拠出を含む海外援助予算を削減する方針が、開発援助業界を震撼させている。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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