グローバル・エイズ・アップデート

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南アフリカ共和国

暴露前予防(PrEP)が招くコンドーム使用減少はHIV感染リスクを上げるのか?南アフリカ共和国、ヒルブロウでの調査

【2017年9月20日 ジョハネスバーグ(南アフリカ共和国)発】経口でのエイズ予防薬の暴露前予防投薬 PrEP(pre-exposure prophylaxis)は、HIVに感染する可能性の高い人々にとって有望かつ新たな予防策である。しかし、これについては、特にコンドームの不使用といった、逆効果を引き起こす行動を招き、PrEPの予防的効果にが損なわれてしまうのではないか、という懸念が生じている。続きを読む

(南アフリカ共和国)副大統領、東ケープにHIV・エイズセンターを開設

【2017年9月18日 南アフリカ共和国発】
シリル・ラマポーザ南アフリカ共和国副大統領Cyril Ramaphosa は、HIVに感染した子どもを世話する人々に敬意を表した。副大統領は、「このコミュニティの中で、HIVに感染した子どもが疎外されることなく居場所があると確信できるようにしている優れた人々だ」と話した。彼は、東ケープ州のンデヴァナにあるヴヨ・ムブリ・エンピリスウェニHIV・エイズ孤児センターで述べた。続きを読む

(南アフリカ共和国)生まれつきHIVに感染した子どもでも症状を緩和できる

【2017年7月25日 パリ(フランス)発】
HIVと共に生まれた南アフリカ共和国の9歳の子どもが、8.5年もの間、薬なしでウイルスを制御できていると、研究者が国際エイズ学会において報告した。これはアフリカでは初めての事例である。この子どもは月齢1ヶ月のときに陽性と診断され抗HIV治療を開始し、今ではウイルスを征圧した状態にある。続きを読む

(南アフリカ共和国)もうHIV検査を受けるのは怖くない

【2017年6月20日、ケープタウン発】
 南アフリカ共和国の東部に位置し、国内第2位の人口を有する都市ダーバン出身のサムケリシウェ・チリザさんMs.Samkelisiwe Chilizaは、暴露前予防 PrEPについての話を聞いたとき、迷わず南アフリカ共和国エイズプログラム・調査センターthe Centre for Aids Programme and Research in South Africa (Caprisa) を通じてこの調査に参加した。

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(南アフリカ共和国)ズマ大統領の「エイズ対策進展」の宣伝は本当なのか?

【2017年6月14日】南アフリカ共和国のジェイコブ・ズマ大統領 Jacob Zumaは、議会で自身の政権によるHIV政策の成功を強調した。大統領は、HIV陽性の新生児の出生数が6000人以下に低下したと述べたが、これは正式なデータに基づいているのだろうか。続きを読む

(南アフリカ)新たな感染を防ぐためのセックス・ワーカーに向けたHIV国家計画

【2017年3月15日 ケープタウン発】
南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ副大統領Cyril Ramaphosaは15日、今年初めて全国州評議会National Council of Provincesに出席し、議員からの口頭質疑に応じた際、同国が新規のHIV感染との闘いに打ち勝つには、セックス・ワーカーに関するHIV国家計画National Sex worker HIV planが重要だと述べた。セックス・ワーカーに関するHIV国家計画は2016年に設置されている。

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(南アフリカ)治療薬が結核、AIDS患者に与える新たな希望

【2017年3月2日】結核やCD4細胞が極度に少ないAIDS患者のなかには、抗レトロウイルス治療を開始すると少なくとも一時的に症状が悪化することがある。

これは逆説的な現象で、免疫再構築症候群(TB-IRIS; Tuberculosis-Immune Reconstitution Inflammatory Syndrome)とよばれる。抗レトロウイルス治療が開始されると免疫システムが修復され始めるが、このことは病気に対する炎症反応を過剰にし、発熱やリンパ節の肥大などといった、結核の新たな、あるいは悪化した症状が現れてくる。
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(南アフリカ) 薬物使用者を犯罪者のように扱わないで

【2017年2月8日ケープタウン(南アフリカ共和国)発】南アフリカ共和国でHIVや結核に取り組んでいるNGO「結核・HIVケア協会」は、「『麻薬戦争』より『健康被害軽減』 Harm Reduction 政策をとるべきだ」と訴える。

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南アフリカ共和国、新たなHIV感染を抑制する国家開発計画

【2017年2月6日】現在、南アフリカ共和国では約700万人がHIV・エイズを抱えて生活し、その50%が抗レトロウイルス治療にアクセスしている。南アの中心部ハウテン州にある行政首都のプレトリア Pretoriaでは、2030年までに新たな感染者をゼロにという目標を掲げる。目標は国家開発計画 National Development Plan(NDP) に定められ、関係者や市民と協力し2030年までに達成を目指している。近年、国では「検査と治療 test and treat」協定を採用し、陽性の判断を受けた人は、抗レトロウイルス治療を開始できる。2030年までに平均寿命70才以上を目指すため、協定は重要なステップである。

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(南アフリカ共和国)シリル・ラマポーザ副大統領、HIV終息の鍵は看護師と発言

【2016年12月5日プレトリア(南アフリカ共和国)発】2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」SDGsは、そのターゲットの一つに「2030年までのエイズ・結核・マラリアの終息」を置いている。世界最大のHIV陽性者人口を抱える南アフリカ共和国も、この目標の達成に向けて努力している。同国のシリル・ラマポーザ副大統領は、この目標において、看護師は中心に位置する、と述べている。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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