グローバル・エイズ・アップデート

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女性

(ナイジェリア)青年期の女の子のHIV感染率上昇への警鐘

【2017年11月9日】西アフリカの人口大国ナイジェリアの首都アブジャを拠点に若年層のHIV問題に取り組むNGO、「セーフ・ラブ・インターナショナル」Safe Love Internationalは、新たにHIVに感染する若年女性が増えていることに懸念を示している。国連合同エイズ計画(UNAIDS)が公表した統計によると、青年期の男性よりも女性のほうがHIV陽性者が多く、HIV感染者の22%を占める。世界でHIV陽性者は3,500万人で、15歳から24歳までの若い女性の陽性者は300万人となっている。続きを読む

(ジンバブウェ)HIV予防の取り組みはHIV感染に陥りやすい女性や若い女性に届かなければならない

【2017年10月10日】直近のデータによると、南部アフリカの内陸国スワジランドの5人に1人の大人はHIV陽性であり、女性の間で最も高くなっている。この状況にもかかわらず、若者-特に若い女性-は自らの安全を確保するための情報とサービスを得られていないことが多い。続きを読む

(マラウイ)妊娠中の女性は2回HIV検査を受けるべきである

【2017年10月9日 ブランタイヤ(マラウイ)発】アフリカ南部の内陸国マラウイのブランタイヤ県の保健省に勤めるメドソン・マチャヤ医師 Medson Matchayaは、マラウイ・ニュース機関 Malawi News Agencyとのインタビューで、妊娠中の女性はHIV検査を2回受けるべきであると話した。これは、マラウイの最大都市ブランタイヤから北方にある郊外の町、ルンズにあるカディディ・ヘルス・センターで、産科クリニックを受診する妊婦が出産前にHIV検査を2回行っていたという報告を受けての発言である。続きを読む

HIV陽性の10代の妊産婦をどうサポートすべきか

【2017年8月4日】
HIV陽性の10代の妊婦や母乳で子育てをしている10代の母親に対して、必要なサービスを提供し母子感染を防ぐためには、特別な配慮とサポートの改善が必要である。本稿は、低所得国におけるHIV陽性の10代の妊産婦に対する産前ケアサービスの提供とその成果について公表されたエビデンスを精査し、知識とプログラム・サービスの間の隔たりを確認し、HIV陽性の10代の妊産婦という弱い社会集団に対してより効果的な治療を提供するためには、何が必要なのかを明らかにしようとするものである。続きを読む

グローバルファンド、ジェンダー平等に関する案件が少なく、政策と実施に大きなギャップ

【2017年6月27日発】
 途上国のエイズ・結核・マラリア対策に資金を拠出する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)は、独自のジェンダー戦略 gender strategy を有しているが、これについて英国の研究機関が「内容は強固なものの、実施案件が少なく、戦略作りの意図が生かされていない」と評価した。続きを読む

(インド)マニプール州の女性の高い薬物使用率

【2016年11月17日マニプール(インド・マニプール州)発】インド東部のマニプール州に住む女性、ボイヌBoinu は結婚後、夫が家に女性を連れ込んだことが原因で、友人たちにヘロイン heroin の注射を勧められた時に使用した。現在29才の彼女は、薬物使用者のHIV予防を目的とした現地のNGO、ニルヴァーナ財団Nirvana Foundationのプロジェクトに登録された女性薬物使用者、236人のうちの1人である。6年間、セックス・ワーカーとして得た収入を薬物購入に充てる習慣から逃れられず、路上生活を送っていた。マニプール Manipur 州には、彼女のような薬物使用者が何百人といる。

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(タンザニア)「母子間のHIV感染が20%減少」

【2016年12月29日 ダルエスサラーム(タンザニア)発】(記者:ダンスタン・ミル Dunstan Mhilu)保健データによるとHIV母子感染はこの5年間で20%減少した。

記者に対する概況説明において、タンザニア・エイズ委員会 Tanzania Commission for Aids(Tacaids) の幹部である、レオナルド・マボコ医師 Dr. Leonard Maboko は、この減少は2010年と2015年との記録の比較に基づいていると述べた。彼は、これは保健省、Tacaids、そしてNGOを含む鍵となる人々の尽力により国民の意識が向上したことによると説明した。

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女性への暴力と薬物:警察は人権を守る方向で積極的な取り組みを


【2015年11月25日】
「女性に対する暴力撤廃の国際デー」である11月25日から、世界各地で「ジェンダーに基づく暴力」gender based violenceの撤廃を求めるキャンペーンが始まった。国際人権デーの12月10日までの16日間、女性の権利を求める活動家たちが、暴力の根絶を呼び掛ける様々な活動を行う。東欧・中央アジア地域で薬物使用者と保健の問題に取り組んでいるユーラシア・ハームリダクション・ネットワークEurasian Harm Reduction Network (EHRN)は、東欧や中央アジアで薬物を使用する女性が受けている暴力に目を向けるよう呼び掛け、この問題における市民社会と警察との協力を求める。

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(カナダ)不十分な研究成果:欧米在住黒人女性のスティグマ軽減の課題


【2015年4月8日ジュネーブ(スイス)発】HIV陽性のアフリカ系女性は、人種差別や性差別、同性愛者に対する差別やHIVに関する差別のように多様なスティグマによって、その健康や幸福に悪影響が及ぼされていると言われる。しかし、このような状況に置かれている女性に対するスティグマ軽減のプログラムや介入効果を証明する研究結果は限られている。こうした問題について、これまでの研究におけるスティグマの軽減プログラムや介入効果を評価する総合的な研究評価が行われ、その成果が論文にまとめられた。続きを読む

(エチオピア)女性の障害者にとってHIV問題はますます深刻に



【2015年4月24日アディスアベバ(エチオピア)発】「HIV感染の女性障害者に平等な機会を保障する会」Equality Opportunity Association for Women with Disabilities Living with HIV (EOA) の創設者で会長のメセレト・ムルシュ氏Meseret Muluseは、同団体の創立10周年を迎え、この機会に4月23日首都アディスアベバで政府や国民へ国内のHIV罹患率の増加、特に障害者における増加に関心を持ってもらうよう呼び掛けた。
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おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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