グローバル・エイズ・アップデート

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女性

(インド)マニプール州の女性の高い薬物使用率

【2016年11月17日マニプール(インド・マニプール州)発】インド東部のマニプール州に住む女性、ボイヌBoinu は結婚後、夫が家に女性を連れ込んだことが原因で、友人たちにヘロイン heroin の注射を勧められた時に使用した。現在29才の彼女は、薬物使用者のHIV予防を目的とした現地のNGO、ニルヴァーナ財団Nirvana Foundationのプロジェクトに登録された女性薬物使用者、236人のうちの1人である。6年間、セックス・ワーカーとして得た収入を薬物購入に充てる習慣から逃れられず、路上生活を送っていた。マニプール Manipur 州には、彼女のような薬物使用者が何百人といる。

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(タンザニア)「母子間のHIV感染が20%減少」

【2016年12月29日 ダルエスサラーム(タンザニア)発】(記者:ダンスタン・ミル Dunstan Mhilu)保健データによるとHIV母子感染はこの5年間で20%減少した。

記者に対する概況説明において、タンザニア・エイズ委員会 Tanzania Commission for Aids(Tacaids) の幹部である、レオナルド・マボコ医師 Dr. Leonard Maboko は、この減少は2010年と2015年との記録の比較に基づいていると述べた。彼は、これは保健省、Tacaids、そしてNGOを含む鍵となる人々の尽力により国民の意識が向上したことによると説明した。

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女性への暴力と薬物:警察は人権を守る方向で積極的な取り組みを


【2015年11月25日】
「女性に対する暴力撤廃の国際デー」である11月25日から、世界各地で「ジェンダーに基づく暴力」gender based violenceの撤廃を求めるキャンペーンが始まった。国際人権デーの12月10日までの16日間、女性の権利を求める活動家たちが、暴力の根絶を呼び掛ける様々な活動を行う。東欧・中央アジア地域で薬物使用者と保健の問題に取り組んでいるユーラシア・ハームリダクション・ネットワークEurasian Harm Reduction Network (EHRN)は、東欧や中央アジアで薬物を使用する女性が受けている暴力に目を向けるよう呼び掛け、この問題における市民社会と警察との協力を求める。

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(カナダ)不十分な研究成果:欧米在住黒人女性のスティグマ軽減の課題


【2015年4月8日ジュネーブ(スイス)発】HIV陽性のアフリカ系女性は、人種差別や性差別、同性愛者に対する差別やHIVに関する差別のように多様なスティグマによって、その健康や幸福に悪影響が及ぼされていると言われる。しかし、このような状況に置かれている女性に対するスティグマ軽減のプログラムや介入効果を証明する研究結果は限られている。こうした問題について、これまでの研究におけるスティグマの軽減プログラムや介入効果を評価する総合的な研究評価が行われ、その成果が論文にまとめられた。続きを読む

(エチオピア)女性の障害者にとってHIV問題はますます深刻に



【2015年4月24日アディスアベバ(エチオピア)発】「HIV感染の女性障害者に平等な機会を保障する会」Equality Opportunity Association for Women with Disabilities Living with HIV (EOA) の創設者で会長のメセレト・ムルシュ氏Meseret Muluseは、同団体の創立10周年を迎え、この機会に4月23日首都アディスアベバで政府や国民へ国内のHIV罹患率の増加、特に障害者における増加に関心を持ってもらうよう呼び掛けた。
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(アフリカ地域) HIV陽性のパートナーや子どもの参加により、女性のケア・プログラム脱落率が減少

【2014年12月9日】研究によると、サハラ以南アフリカで抗レトロウイルス治療ARTを開始した女性たちについて、HIV陽性のパートナーや子どもを、女性と同じケア・プログラムへ参加させた場合、サハラ以南アフリカでARTを開始した女性のプログラムからの脱落率が有意に低下した。

研究者らは、HIV陽性の女性におけるARTの効果に対して、HIV陽性の家族を共同参加させることの影響力を評価した研究がほとんどないことに言及している。続きを読む

(スワジランド)性行為を慎んだ少女に現金給付?スワジランドの新エイズ対策プログラム

【2014年10月8日 ムババネ(スワジランド)発】南部アフリカの小さな王国、スワジランドの政府は十代の少女に対し、性交渉を慎んだ場合、月額200リランジェニ(約$20)を提供する新たなHIV対策プログラムを発表した。続きを読む

(マラウイ) 大統領が妊産婦の抗レトロウイルス治療の拡大を呼びかけ

【2014年9月1日  ブランタイヤ(マラウイ)発】アフリカ南部の内陸国、マラウイで先日就任したピーター・アーサー・ムタリカ大統領Arthur Peter Mutharika は、「我が国は、HIV陽性のすべての妊婦や母親が、CD4値に関係なく抗レトロウイルス治療が受けられるようになる、世界で初めての国となるだろう」と述べた。続きを読む

(アフリカ地域)暴露前投薬予防の有無と妊娠率に大きな差見られず

【2014年8月27日】東アフリカのケニアとウガンダで行われた「パートナーズ暴露前投薬予防(PrEP)」研究によると、テノホビル(TDF)またはTDF/エムトリシタビン(FTC)を用いた暴露前予防投薬(PrEP)を服薬した女性は、薬理作用のない薬(プラシーボ剤)を服用した女性と比較して、妊娠率、及びその妊娠の結果について、顕著な差異は見られなかった。続きを読む

(ウガンダ共和国) 10代の妊娠に対する取り組みが非難の的に

【2014年7月24日 カンパラ(ウガンダ)発】アフリカ東部の内陸国、ウガンダで導入された新たな性教育キャンペーンは、10代の妊娠、妊婦死亡率、中絶後の医療ケアにかかる費用を減らすことを目的としているが、これが同国の世論の中で議論を呼んでいる。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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