グローバル・エイズ・アップデート

世界のHIV/AIDS情報を日本語で配信中!

国連・国際機関関係

グローバルファンドと「ピンクリボン・レッドリボン」(=子宮頸がんなどの予防のための官民連携組織)が子宮頸がん予防で連携

【2017年5月16日】
2017年4月6日に、途上国の三大感染症対策に資金を供給する国際機関「グローバルファンド」は、子宮頸がんを予防するためのプログラムを連携して行うため、この問題に取り組む米国の官民連携組織である「ピンクリボン・レッドリボン」との協定を結んだと発表した。「ピンクリボン・レッドリボン」とは、アフリカの一部諸国とペルーを対象国として子宮頸がんと乳がんの予防及び治療のためのサービス提供を行う独立した官民連携組織である。
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リビア、国連機関が患者へのHIV治療のギャップを埋める

【2017年1月3日】内戦が続く北アフリカのリビアにおいて、医療サービスが崩壊し、命を救う医薬品の提供ができなくなっているため、数週間前から、世界保健機関 WHO がリビア内のHIV陽性者に必要とされる抗レトロウイルス薬(ARV)の配布を開始した。

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(リビア)WHOが患者のHIV治療ギャップを埋める

【2017年1月3日】北アフリカのリビアで、数週間前、世界保健機関(WHO)は、長年切望されていた抗レトロウイルス薬 ARV を、リビアのHIV陽性者たちに供給し始めた。内戦開始後、リビアで医療サービスが崩壊し、生命維持の医薬品を患者に提供することができなくなった事後対応である。2011年にリビアで内戦が始まってから、HIV感染率は上昇を続けている。WHOによる最近の分析により、医薬品不足を含め、リビアの医療システムは崩壊していることが示された。

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市民社会、国連事務総長「医薬品アクセスに関するハイレベルパネル」の報告書を支持

【2016年9月14日ニューヨーク(米国)発】
国連の潘基文 Ban Ki-moon(パン・ギムン)事務総長は、2015年11月に、医薬品や医療技術へのアクセスが十分でない問題について検討するために、「医薬品アクセスに関するハイレベルパネルHigh Level Panel on Access to Medicines(HLP)」を設置した。続きを読む

中国とアフリカでのHIV/エイズ対策のためにUNAIDSが中国との連携強化


【2016年7月29日】
国連エイズ合同計画 UNAIDS のミシェル・シディベ Michel Sidib!) 事務局長と世界保健機関 WHO のマーガレット・チャン Margaret Chan 事務局長は、7月28日に北京で中国のリュウ・エントウ Liu Yandong 国務院副総理と会談し、様々な問題について話し合った。
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世界は、努力次第でエイズを終わらせることができる=国連エイズ・ハイレベル会合から=


【2016年6月13日ニューヨーク発】
AIDS蔓延の減少やHIV陽性者への治療に関して世界は大きく前進した。しかし、HIV/AIDSは未だに深刻な脅威であり、昨年110万人がAIDS関連の原因で死亡、210万人が感染した。この5年で死亡者数は減少したが、新規感染の数は依然として横ばいだ。続きを読む

(米国)国連、「エイズの終息」から後退=市民社会声明


【2016年6月9日 ニューヨーク(米国)発】
国連が6月8〜10日に開催した、「エイズ終息についてのハイレベル会合」で「エイズ流行の終息に向けた高速対応」に関する政治宣言が採択されたが、この政治宣言の内容は、国際治療準備連合(ITPC)を失望させる結果におわった。LGBT、セックス・ワーカー、薬物使用者を代表する22の市民社会組織が、一部加盟国の反対で参加できなかった。また、宣言の交渉過程においては、加盟国の一部が、科学的根拠によるものではなく政治的、宗教的、文化的な価値観を基にした極端な立場を擁護するにいたり、加盟国は二極化した。続きを読む

(UNAIDS)国連エイズ・ハイレベル会合への市民社会組織の参加拡大を追求


【2016年5月18日 ジュネーブ(スイス)発】
2016年6月8日から10日の3日間、世界各国のリーダー、政府代表者、HIV対策プログラムの実施者、世界中の市民社会組織がニューヨークにある国連本部に一堂に会し、公衆保健にとっての脅威としてのAIDSについて、持続的な開発目標the Sustainable Development Goals(SDG)のターゲットに掲げられた通り、2030年までの終息 end を目指す計画を含む「政治宣言」を採択する。続きを読む

抑圧的な薬物政策へのオルタナティブ:世界の薬物問題に関する国連ハイレベル会合を踏まえて


【2015年5月4日】
中央ヨーロッパ、東ヨーロッパおよび中央アジアCentral and Eastern Europe and Central Asia: CEECAのほとんどの国において、薬物使用者は抑圧的な薬物政策のターゲットになる可能性が高い。そのような政策は、最初は不法な薬物マーケットを支配する組織犯罪を根絶する目的で作られたもので、薬物投与の経験者は、1回薬物を使っただけでも逮捕して構わないのがふつうである。血中に少しでも薬物が残っていれば刑事事件として扱う国もある。薬物の使用や所有による逮捕が、殺人を含む犯罪と同等に刑務所で扱われることになる。続きを読む

世界の薬物問題に関する国連総会特別セッション:その成果は?


【2016年4月26日】
4月19日から21日にかけて、米国ニューヨークの国連本部で、「世界の薬物問題に関する国連特別総会」UN General Assembly Special Session on World Drug Problemが開催された。世界の感染症対策や人権の擁護のために活動するリーダーたちにとって、この会議は半世紀にわたる「薬物戦争」の失敗に対してオルタナティブを示すための良い機会となった。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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