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コートジボワール

(コートジボワール)アフリカ開発銀行、西アフリカヘルスセクターへの後援を求めるパートナーシップ


【2016年3月4日アビジャン(コートジボワール)発】
2016年2月25日、西アフリカ保健機関the West African Health Organization(WAHO)とアフリカ開発銀行the African Development Bank(AfDB)の「人間および社会開発局」the Human and Social Development Department(OSHD)の代表団の会議が行われ、今後この二つの組織がどう協力していくか議論した。会議はコートジボワールのアビジャンにあるアフリカ開発銀行本部で行われた。
OSHDのスニタ ピタンバー局長代行Sunita Pitamberは、地域に大きな影響を及ぼしたエボラウイルスの流行をくい止めるために二つの組織が協力したことを賞賛した。続きを読む

(コートジボワール)コートジボワールのセックスワーカー、攻撃を受ける


【2014年3月10日 コートジボワール】1月26日、西アフリカの国、コートジボワールの最大都市のアビジャン北部にあるアジャメ・ブラコディ地区Adjame Bracodiでセックスワーカーが地元住民から2回目の攻撃を受けた。地域住民が激高し、セックスワーカーを追い出そうと彼女たちが働くパブを襲撃したのである。続きを読む

(コートジボワール)ゲイの団体が襲撃される: 同性愛に「寛容」な国との評判に疑問符

【2014年2月20日】1月27日、西アフリカのコートジボワールで男性とセックスをする男性(MSM)の団体である「オルタナティブ」Alternativeの事務所に200人ほどの人々が暴力的に侵入した。
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コートジボワール:児童文学作家、エイズに挑戦

 コートジボワールの著名な児童文学作家ファトゥ・ケイタ氏 Fatou Keita が新作「A Tree for Lollie(ロリーの樹)」を発表した。児童書には珍しく、エイズを発症した少女が主人公の物語である。ロリーは、自分がかかった病気を学校の友人たちに知られて、のけ者にされてしまう。しかし、教師や医師がHIV/AIDSについて正しい知識を教えると、児童たちは理解していく、というあらすじ。本の中でロリーは最後に亡くなるが、ただ悲しいだけに終わらせず、真剣に死とも向き合った内容になっている。
 作者によれば、ユニセフからの出版資金援助の申し出もあったそうだが、断ったという。性行為と避妊具の使用に関する記述を要求されたためだ。あくまでも6歳から11歳までの子供を対象とした物語にしたかったとケイタ氏は語る。
 他の西アフリカのフランス語圏諸国と比較すれば、コートジボワールの児童図書の市場規模は大きく、成人向け図書よりも需要がある。ケイタ氏の著作のほとんどは、初版5千〜1万部で、そのうちの数作はすでに売り切れている。本作品は、先月マリの首都、バマコにて開催された文学祭でも、好評を博した。ケイタ氏は「親が幼い子どもにHIV/AIDSについて話す機会になれば」と期待している。
 コートジボワールのHIV感染率は、西アフリカ地域でも極めて高い。国連統計によると1,600万の人口のうち感染者は7%で、政府統計ではそれよりも高い9.5%。医療関係者は実際の感染者数はもっと多いのではないかと懸念している。

原題:COTE D IVOIRE: Children's book tackles AIDS, death and rejection for under-11s
日付:2005年3月8日
出典:IRIN Plus News
URL:http://www.plusnews.org/AIDSreport.asp?ReportID=4566&SelectRegion=West_Africa&SelectCountry=COTE_D_IVOIRE

コートジボワール:コンドームカフェはいかが?

 西アフリカの一国コートジボワール、アビジャンのあるカフェでは、レシートと一緒に、レッド・リボン、エイズについてのリーフレット、コンドームが入ったエイズグッズが入ったバッグが渡される。アビジャンの郊外アジャメ Adjame 地区にある Kpote Kiosque いうこのカフェでは、ここ3年間にわたって軽食と一緒に無料コンドームとだけでなく、トレーニングを受けた若い従業員よるHIV/AIDSや安全なセックスの知識も提供してきた。従業員の中にはHIV感染者もいる。若者に検査と治療の助言を与える環境も充実させてきた。
 HIV/AIDSの知識がある人にとっても、このカフェは草の根エイズ活動に参加する大切な場所だ。「金銭的な寄付ならば一度限りで終わってしまうが、カフェに来て話をすることで、お腹が空く度に支援できる機会があるわけだ。」と常連客は語る。
 コンドームを正しく使用し、自分自身の守り方を伝えていくことは、エイズ対策の重要なポイントであり、カフェでもメインの活動だ。
 「コンドームをテーブルの上に置くと、しばしば驚かれるんだ。当惑して床に落とそうとする人もいる。だけど最後には、会話が始まる。これが大事な点だよ。お互いに話し合うことが必要じゃないかな」とマネージャーは語る。カフェは、コートジボアールのNGO、Ruban Rouge (Red Ribbon)が企画した。このカフェの成功を受けて、3月にはアビジャン郊外およびセネガル、ニジェール、ベナンにも支店を開設予定である。
 西アフリカでは、コートジボアールは最も感染率が高く、流行拡大に対する取り組みが精力的に行われている。最近の政府調査は、感染率を9.5%と発表しているが、2年半に及んだ内戦の影響で、多くの医療関係者は感染拡大を懸念している。

原文表題:COTE D IVOIRE: Condom Cafe at front-line of awareness campaign
日付:18 January 2005
出典:IRIN Plus News
URL:http://www.plusnews.org/AIDSreport.asp?ReportID=4373&SelectRegion=West_Africa

コートジボワール:エイズ予防対策が反乱軍占領都市で崩壊

 現在コートジボワール西部の町マンは新たな侵略者、エイズに立ち向かっている。正確な感染者数は不明だが、かなり高い感染率だろうといわれている。マンはコートジボワールの中心都市アビジャンから550km北西に位置し、新反乱軍運動 the New Forces rebel movementの本拠地でもある。新反乱軍は、2002年クーデターの失敗以来国土の北部半分を占領しており、その占領地ではHIV/AIDSは全く気にかけられていない。エイズキャンペーンは中止され、新たな活動を開始することもできない。わずかなデータは深刻な傾向を示している。例えば、エイズ感染率の指標の一つである妊娠が12〜19歳の少女の間で非常に多い。通常、一つの高校では2,3人の妊婦がいるのみだが、80人もの少女が妊娠している例があった。
 国際NGOのCAREは100万ドルの予算でコンドームの配布と知識向上プログラムを始めた。しかしマンを含め反乱軍の占領している地域では経済が反乱軍に管理され、人々の生活は厳しい状態にある。それゆえ、少女たちにとってお金を持つ兵士は魅力的であり、コンドーム使用やエイズには関心がない。
 2003年5月に反乱軍が一掃作戦を展開した後、フランス平和維持軍と国連軍のバングラデシュ部隊がパトロールとして派遣されたが、ある少女はフランス軍兵士に性交渉を撮影され、そのテープが町で売られているという。フランス平和維持軍のスポークスマンは噂にすぎないと否定するが、マンでフランス軍が不品行を行ったことは明らかである。本来警護すべき町で12人のフランス兵が銀行強盗の容疑で逮捕され、現在本国で裁判を受けている。
 国境なき医師団(MSF)は紛争開始以来マンで病院を維持しており、輸血の際にHIVテストを実施しているが、治験者の感染率は14%にのぼる。治療は無料だが、エイズ検査は実施していない。マンでの活動期間は未定のため、抗レトロウイルス剤を使っての治療は医師の長期の観察が必要である以上、人々にHIV陽性と知らせても治療を行わないのは倫理に反するからだ。マンでの長期滞在が可能になればテストと治療を開始する予定である。その際最も重要なのは感染率を知ることだと、MSFプログラム代表のイブス・リチャード氏は Yves Richard語っている。

原文表題: COTE D IVOIRE: AIDS prevention measures collapse in rebel-held city
日付:2004/10/7
出典: IRINPLUS 
URL: http://www.irinnews.org/pnprint.asp?ReportID=3972
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