グローバル・エイズ・アップデート

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人権

国連が定める「エイズ差別ゼロの日」:差別・スティグマをなくすために

【2017年3月1日】3月1日は国連が定める「エイズ差別ゼロの日」Zero Discrimination Dayである。HIV/AIDS対策を主導する国連機関は、医療現場における差別ゼロのために「声を上げよう」と訴える。

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長 Michel Sidibeは、「医療現場は安全に援助を行える環境でなければならない。差別が受療の妨げになることは容認できない。医療現場における差別をなくす努力は重要であり実現しなければならない」と述べた。

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(ジンバブウェ)受刑者がチクルビ刑務所での7年を振り返る

【2017年2月28日】アフリカ南部の内陸国ジンバブウェの刑務所は、定員超過と深刻な資金不足に苦しんでいる。刑務所の食費には、本来、年間1300万ドルが必要であるが、2016年の国予算からは310万ドルしか与えられなかった。医療供給と関連サービスに充てられたのは、たったの301,000ドルで、必要資金である520万ドルの6パーセントにしか満たない。深刻な資金不足によって食料不足や暴動、人間としての生活の侵害などの問題を引き起こしている。続きを読む

(アドボカシー)ビデオ・アドボカシーを伝わりやすく、効果的にする方法 -----------------------------------------


【2015年11月12日 リトアニア発】 ビデオ・アドボカシーは、アドボカシーを目的とする映像ジャーナリズムの要素を用いた新たな芸術ジャンルだ。最近では、ハームリダクション(被害軽減)への予算配分をその政策決定者に呼びかける地域的な取り組みにも、このジャンルが用いられるようになった。しかし、ビデオは観客の心を動かす素晴らしい手段にいつもなっているのだろうか。ビデオ・アドボカシーは常に政策決定をしやすくしているのだろうか。続きを読む

(UNAIDS)カメルーンのHIV・人権活動家ジョエル・ナナ氏死去=UNAIDSが追悼声明


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【2015年10月1日 ジュネーブ(スイス)発】 国連合同エイズ計画(UNAIDS)は、ジョエル・ナナ氏Joel Nanaの急逝に対し深い哀悼の意を表する。ナナ氏は、「アフリカ男性のための性の健康と権利」African Men for Sexual Health and Rights (AMSHeR)の初代事務局長であり、UNAIDSの最高決定機関であるプログラム調整理事会にNGO代表として参加していたメンバーでもあった。享年33歳。続きを読む

(TPP)アジア太平洋のエイズ関連団体、TPPの人権に与える影響について調査するよう要求


【2015年6月24日 バンコク/ハノイ/クアラルンプール(タイ/ベトナム/マレーシア)発】 アジア太平洋のAIDS関連団体[「アジア太平洋地域HIV陽性者ネットワーク」Asia Pacific Network of Positive People(APN+)、「マレーシアHIV陽性者治療アクセスとアドボカシー・グループ」Positive Malaysian Treatment Access & Advocacy Group (MTAAG+)、「ベトナムHIV陽性者ネットワーク」Vietnam Network of People living with HIV(VNP+)]は、一般に入手可能な価格のジェネリック医薬品へのアクセスが妨げられる恐れがあるとして、米国主導のTPP(環太平洋経済連携協定)に警鐘を鳴らしている。TPP交渉の一時停止も呼びかけている。TPP交渉は最終段階に入ったと見られており、人権に悪影響を与えるとして国連の専門家が関心を寄せている。
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(ベラルーシ)HIVにかかわる入国規制を撤廃


【2015年4月9日ジュネーブ(スイス)発】東ヨーロッパに位置するベラルーシ共和国はHIV陽性者に対して入国や滞在、居住することを規制していたが、このたび、この規制を撤廃すると発表した。国連合同エイズ計画UNAIDSは、これを歓迎している。また同国は、抗レトロウイルス治療を含む医療サービスに外国人も平等にアクセスできるようにするという。この発表は、いくつかの国で実施されている、HIV陽性者に対する入国や滞在、居住を規制する法律や政策が、公衆衛生や人権の世界標準から逸脱していることを示唆するものである。続きを読む

(国際エイズ会議)障害のある人々の高いHIV感染リスク

【2014年7月29日 メルボルン(オーストラリア)発】障害のある人々people with disabilities (PWD:以下、「障害者」とする)は、保健サービスが行き届かない現状におかれているうえ、社会的な偏見と暴力が結びつき、高いHIV感染リスクに直面している。障害者が、HIVに感染しやすい現状をそのままにしてはならない、埋めなくてはならないギャップである、と保健問題の専門家や活動家は述べている。続きを読む

オーストラリア、移住労働者のHIV対策で非差別方針を明確化

【2014年7月10日 ジュネーブ(スイス連邦)発】オーストラリア連邦政府は、HIV陽性の外国人が同国への入国、滞在、居住のビザを申し込む際に、感染を理由に自動的に排除、或いは不公平な扱いを受けることがないことを明言し、国連合同エイズ計画(UNAIDS)はこのことを歓迎した。
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(ネパール)帰国した移住労働者によるHIV感染の拡大

【2014年7月2日 バジュラ(ネパール連邦民主共和国)発】南アジアの内陸国、ネパール連邦民主共和国の西部に位置するセティ県バジュラ郡 Bajura, Seti のエイズ調整委員会District AIDS Coordination Committee(DACC)によると、同郡には、HIV陽性者が子供も含めて男性が43名、女性が29名で合計72名いる。
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(ウガンダ共和国)予算不足と人権無視の法律がウガンダのH IV対策を阻む


【2014年6月25日 カンパラ(ウガンダ共和国)発】アフリカ東部の内陸国、ウガンダ共和国のHIV対策におけるこれまでのエイズ対策の成果が、予算の不足と同性愛者を対象とした厳しい法律によって失われかねないと、活動家たちが警告している。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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