グローバル・エイズ・アップデート

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資金援助/ドナー関連

ザンジバルでの教訓、他国が次のチャンスを得るための手がかりへ

【2017年4月27日 ザンジバル(タンザニア)発、執筆:ジェマ・オーベルト記者 Gemma Oberth 】2017年3月20日、東アフリカ・タンザニアの沖合に浮かぶザンジバル島の自治政府は、グローバルファンドに対して結核とHIVのプログラムの継続のために640万ドルを申請した。このうち50万ドルが、「優先的資金手当要望」 Prioritized Above Allocation Request: PAAR とされた。しかし、その詳細については、案件形成過程でしか明らかにならないことになっている。

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新たなHIVへの資金を調達するビール税

【2017年5月1日 カンパラ(ウガンダ)発】東アフリカの内陸国ウガンダの政府は、「エイズ信託基金」 Aids Trust Fund(ATF)の財源確保のために、アルコール飲料やソフト飲料に2%課税する法案の検討を開始した。これは主に国外からの援助に依存している現状を改善するとともに資金不足を解決するためである。
エイズ信託基金は2012年に国会で可決され、HIV感染拡大に対処するために保健省の予算とは切り離されて創設された。
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グローバルファンドの「触媒投資」とは何か?

【2017年4月17日(AIDSPAN)】途上国のエイズ・結核・マラリア対策に資金を供給する国際機関、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)は、2016年11月の第36回理事会で、新規資金拠出モデル New Funding Model 導入に伴って始まった新たな資金スキームである「触媒的投資」 Catalytic Fund に8億ドルを充てることを承認した。続きを読む

(ケニア)米国の海外援助削減方針、開発援助業界を震撼させる

【2017年3月13日】米国のドナルド・トランプ大統領が示した、軍事関連予算を大幅に増額する一方で、グローバルファンドなどへの拠出を含む海外援助予算を削減する方針が、開発援助業界を震撼させている。続きを読む

(ジンバブウェ)アメリカの援助削減の危機下にあるHIV対策資金

【2017年4月10日発】米国政府の社会福祉予算から給付金を受ける多くの非政府組織は、南部アフリカの内陸国ジンバブウェを含む多くの途上国で、HIV / AIDS対策の主要な資金拠出を行っている。しかし、ドナルド・トランプ大統領 Donald Trump率いる新政権は、先日予算を180億ドル削減すると発表した。非営利団体への助成金も削減対象となっており、HIV/AIDSへの持続的な資金供与が脅威にさらされている。続きを読む

「グローバルファンド、米国の予算カットの影響をそれほど受けない見込み」

【2017年4月3日ナイロビ(ケニア)発・AIDSPANデイヴィッド・ガーマイズ記者執筆】米国の新政権を率いるドナルド・トランプ大統領が3月に米国議会に提出した「切り詰めた予算」計画 skinny blueprint によると、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)the Global Fundを始め、米国大統領エイズ救済緊急計画PEPFAR、米大統領マラリアイニシアティブthe U.S. President’s Malaria Initiative: PMI、そしてGaviワクチン・アライアンス(旧・ワクチンと予防接種のための世界同盟 Global Alliance for Vaccines and Immunisation)などに対しても、国内のHIVプログラムと同等の重要性に基づいて資金が確保される。続きを読む

グローバルファンドのタンザニアへの資金拠出、LGBTへの弾圧が理由で停止

【2017年3月14日発】

★タンザニア政府がガイドラインを改訂したことにより、男性とセックスをする男性(MSM)に対するHIV予防治療プログラムが保留に★
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グローバルファンドはヴェネズエラの危機を救えるか

【2017年2月14日】世界エイズ・結核・マラリア対策基金(略称:グローバルファンド) The Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malariaが、最終的にヴェネズエラのNGOである「ヴェネズエラHIV陽性者ネットワーク」 Red Venezolana de Gente Positiva(RVG+)からの援助要請を拒否した。正式な返答には7か月を要した。しかし、ヴェネズエラのHIV陽性者は、他の機関を通じて援助を受けられるかもしれない。続きを読む

(ケニア)「グローバルファンドの支援対象国」を卒業する国々の三大感染症対策はどうなるのか

【2017年2月13日、ナイロビ発】グローバルファンドは、その支援を低所得で疾病負荷の重い国に重点的に拠出することを戦略的に定めており、中所得国は政府とグローバルファンドが共同で資金を出す「共同資金拠出」となるうえ、上位中所得国になると、一部の「対策のカギとなる集団」への対策の資金拠出を除いて、グローバルファンドの支援対象から「卒業」することとなる。こうした中所得国のことを「移行国」といい、グローバルファンドは、この「移行」プロセスを円滑に進めるための方針を定めている。続きを読む

トランプ政権は米国のエイズ援助をどう変えようとするのか?

【2016年12月1日】米国のドナルド・トランプ新政権は、まだ国際協力についてどのように取り組むかの判断を示していないが、HIV/エイズ問題に取り組む市民社会組織は、HIV/エイズに関する米国の財政拠出の削減について警鐘を鳴らしている。米国政府は国際的なHIV対策の最大の支援国であり、13年前、ジョージ・W・ブッシュ政権において発足した、「米国大統領エイズ救済緊急計画」 U.S. President’s Emergency Plan for AIDS Relief(PEPFAR)はHIV/エイズ対策のためにこれまで約600億米ドルを拠出している。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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