グローバル・エイズ・アップデート

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資金援助/ドナー関連

グローバルファンドはヴェネズエラの危機を救えるか

【2017年2月14日】世界エイズ・結核・マラリア対策基金(略称:グローバルファンド) The Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malariaが、最終的にヴェネズエラのNGOである「ヴェネズエラHIV陽性者ネットワーク」 Red Venezolana de Gente Positiva(RVG+)からの援助要請を拒否した。正式な返答には7か月を要した。しかし、ヴェネズエラのHIV陽性者は、他の機関を通じて援助を受けられるかもしれない。続きを読む

(ケニア)「グローバルファンドの支援対象国」を卒業する国々の三大感染症対策はどうなるのか

【2017年2月13日、ナイロビ発】グローバルファンドは、その支援を低所得で疾病負荷の重い国に重点的に拠出することを戦略的に定めており、中所得国は政府とグローバルファンドが共同で資金を出す「共同資金拠出」となるうえ、上位中所得国になると、一部の「対策のカギとなる集団」への対策の資金拠出を除いて、グローバルファンドの支援対象から「卒業」することとなる。こうした中所得国のことを「移行国」といい、グローバルファンドは、この「移行」プロセスを円滑に進めるための方針を定めている。続きを読む

トランプ政権は米国のエイズ援助をどう変えようとするのか?

【2016年12月1日】米国のドナルド・トランプ新政権は、まだ国際協力についてどのように取り組むかの判断を示していないが、HIV/エイズ問題に取り組む市民社会組織は、HIV/エイズに関する米国の財政拠出の削減について警鐘を鳴らしている。米国政府は国際的なHIV対策の最大の支援国であり、13年前、ジョージ・W・ブッシュ政権において発足した、「米国大統領エイズ救済緊急計画」 U.S. President’s Emergency Plan for AIDS Relief(PEPFAR)はHIV/エイズ対策のためにこれまで約600億米ドルを拠出している。続きを読む

グローバルファンド、2017年1月から3年間の地域別・国別配分額を発表

【2016年12月15日 ジュネーブ発】途上国のエイズ・結核・マラリア対策に資金を拠出する国際機関、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(略称:グローバルファンド)は、支援を受ける各国に、2017年1月から3年間の間に拠出できる出来る資金額を通知した。続きを読む

グローバルファンド「卒業」の負の影響=ボスニア・ヘルツェゴビナの場合

【2016年12月19日】東ヨーロッパのバルカン半島北西部に位置するボスニア・ヘルツェゴビナ(BiH)では、HIV感染率が一般人口で0.1未満、ハイリスクとされる集団でも0.5%未満と低い。同国を対象としたグローバルファンドの資金援助が2016年9月で終了した。この国では薬物の所有と性的サービスの提供は法律で禁じられている。続きを読む

(ウガンダ)都議会リーダーがHIVへのファンディングを増加

【2017年1月3日ジンジャ(ウガンダ)発】東アフリカの内陸国ウガンダにおいて、都市部の市長や市議会などでつくるリーダーたちの委員会が、エイズ対策に費やされる多額の年間予算をこれまで軽視されてきた人びとをターゲットとしたHIV/エイズ流行への闘いに費やすことを決意した。

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(ベラルーシ)2016年からエイズ対策を自国資金にシフト -----------------------------------------


【2015年9月29日 ベラルーシ発】 東ヨーロッパのベラルーシでは、世界のエイズ・結核・マラリア問題に取り組む「グローバル・ファンド」によって、今後3年間は資金供与を受けるものの、その後はすべての予防プログラムを自国資金で賄うようにするための移行プロセスが既に開始されている。続きを読む

(アメリカ)オバマ大統領の2016年度予算案で国際エイズ対策費が減額:活動家らは失望を表明


【2015年2月2日ワシントンDC(米国)発】 米国のAIDS活動家らは、2015年10月から始まる、米国の2016会計年度の世界AIDS予算から2億ドル削減するというオバマ大統領の提案に失望の意を表明した。「大統領エイズ救済緊急計画」(PEPFAR)に対する大統領予算は2011年度をピークに削減されており、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)への拠出削減額は2億5千万ドル近くに及ぶ。米国の世界AIDSプログラムへの予算は、実行中の15年度から更に削減されると、近年の資金不足が重なりPEPFARの事業運営をもっと難しいものにする。実際、2014年、PEPFARによる延命治療の受診者数は大きく減少した。続きを読む

グローバル・ファンドは人権にどう取り組むか?

【2014年8月7日】途上国の三大感染症対策に資金を供給するメカニズムである世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバル・ファンド)は2012年より、世界基金は人権擁護と啓発を戦略計画に組み込んでいる。同基金のマーク・ダイブル事務局長 Mark Dybul はHIV、結核、マラリアに感染しやすい状況にあるコミュニティに対して、確実に手を差し伸べるためには、人権擁護に取り組まなければならないという声明を発表している。それに加えて、ソドミーを犯罪とする新法を懸念する声明も出した。続きを読む

(米国)2013年の国際的なエイズ対策への援助資金が3%減少

【2014年7月22日】米国で保健の課題について調査や情報収集などを子なっている「カイザー家族財団」と国連合同エイズ計画UNAIDSの調査によると、2013年、援助国政府によるエイズ対策への援助資金は2012年に比べ3%減少したことが明らかになった。しかし、前年に米国が発表した公約により、実際の援助額は8%伸びた。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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