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アンゴラ

(アンゴラ)政府がHIV陽性児童の積極的保護に乗り出す


【2015年5月12日ルアンダ(アンゴラ)発】南部アフリカで大西洋に面するアンゴラ共和国にある「エイズとの闘いのためのアンゴラ国立研究所」Institute of Fight against Aids(INLS)のドゥセリナ・セラーノ所長Ducelina Serranoは11日、HIV陽性の児童を保護する政策の推進と、彼らが直面するスティグマの減少は、HIV/エイズの課題に取り組む上で、アンゴラ政府が担うべき責任の一部だと話した。続きを読む

(アンゴラ)国軍がHIV/AIDS対策に取り組む

【2013年2月8日 ルアンダ(アンゴラ)発】南部アフリカの西側に位置するアンゴラ共和国軍(FAA)参謀総長ジェラルド・サチペンゴ・ヌンダ・フライデイ長官Geraldo Sachipengo Nunda Fridayは、アンゴラの首都ルアンダ市で、公衆保健の脅威に立ち向かうために軍隊内または地域社会間での予防と教育活動を倍加するよう、隊員らに呼びかけた。続きを読む

(アンゴラ)赤十字が9000のマラリア・ワークショップ開催

【2012年12月20日 カシト(アンゴラ)発】2004年から2012年にかけて、アンゴラ北部ベンゴ州では、アンゴラ赤十字社によるマラリア予防のワークショップが9198件開かれ、ベンゴ州に住む1万2531名の女性と9万7855名の男性が参加した。このことは、ベンゴ州の州都カシト Caxito でアンゴラ赤十字が開催した地域総会での赤十字からの発表で明らかとなった。また、性感染症の一種であるHIV/エイズに関する問題を描いた演劇が233回上演された。

原題:Red Cross Holds Over 9000 Workshops On Malaria
出典:Angola Press
日付:2012/12/20
URL:
http://www.portalangop.co.ao/motix/en_us/noticias/saude/2012/11/51/Red-Cross-holds-
over-9000-workshops-malaria,4bad402d-d547-4f65-9e80-02900d6c9a61.html続きを読む

(アンゴラ)HIV/エイズNGOネットワークの取り組み

南部アフリカの石油産出国、アンゴラの「アンゴラHIV/AIDS NGOネットワーク」ANASOは、予防とヘルスケアの観点でのコミュニティーの支援を目的としたプロジェクトを計画している。ANASOの代表によれば、1,500万米ドル規模のプロジェクトで、期間は4年。続きを読む

(アンゴラ)2015年よりマラリア対策で新プロセス開始

【2012年8月15日 ルアンダ(アンゴラ)発】アンゴラ全国マラリア抑制プログラム The National Programme of Fight Against Malariaの、フィロメノ・フォルテス事務局長Filomeno Fortesは、2015年以降、マラリア対策プロセスを同国南部で開始することを発表した。続きを読む

★アンゴラ: 議会がエイズ問題に取り組む委員会を設置

2009年4月1日、アフリカ南西部アンゴラ共和国の国民議会の ジョアン・ローレンソJoão Lourenço 第一副議長は、首都ルアンダ Luanda で開催された「HIV/AIDSのスティグマ撤廃に向けた女性の貢献」 "Women contribute to the elimination of the Hiv/Aids stigma" と題するワークショップの開会に先駆けて、エイズ問題に取り組む議員委員会の設置を提案した。

委員会は、国内外のエイズに関する情報を国会議員に提供する役割を担うほか、「国家エイズ対策委員会」 The National Commission on the fight against AIDSやNGOと緊密な関係を維持することも期待される。

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★アンゴラ:スポーツやコンサートで楽しくエイズと闘う

2009年3月12日、アンゴラの首都ルアンダで2つのサッカーチームが試合の準備をしていた。会場には350人の若者や子供たちが試合開始を待っていた。

その試合は「児童の保護者」Cuidados da Infância という名のNGO、ユニセフ、およびアンゴラ保健省が実施する「デスポシーダ」 Desposida というプログラムの一部として企画された。“Desposida”とはポルトガル語の「スポーツ」と「AIDS」を併せた造語で、スポーツを通じて子供たちへ友情や非暴力を教え、HIV/AIDSに関する情報を広めることを目的としている。
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アンゴラ:スティグマの前に沈黙するHIV陽性者と、困惑する保健職員

南部アフリカ西海岸に位置するアンゴラでは、スティグマによってエイズの事実が隠蔽されている。介護職員は患者を助ける準備ができているのだが、肝心の患者が現れない。コンゴ民主共和国領を隔ててアンゴラ本土と向かい合うアンゴラ領カビンダ飛び地に位置する人口35万人の北部の都市カビンダCabinda ではHIV陽性率が3.2%であり、昨年は16人の赤十字職員が在宅ケアのトレーニングを受けた。しかし、職員は赤十字の制服を着ないで患者宅に訪問するなど配慮をしているが、今のところ、そのうち5人の職員が合計12人のケアをしたのみに留まっている。

エイズによる心理的な影響は大きい。同国では、エイズは性行為によってもたらされる悪魔の病気であり、家族内でのエイズによる死は最大の恥であるとされている。そのため、家族に感染を伝えるHIV陽性者はごく少数であり、多くは、必死で家族に分からないようにふるまっている。職員も患者の気持ちを察しているが、病状を明らかにするよう求める職員を追及する家族もおり、対応に悩まされている。患者にとっては、教会が家族と共有できないことを話す場所となっている。

北部クワンザ・ノルテ州 Kwanza Norte の州都、ンダラタンド Ndalatando でも同様なことが起きている。ンダラタンドでは2ヶ月前に自発的カウンセリング・検査センターがオープンしたが、感染していることを明らかにする患者がおらず、患者を見つけることが赤十字の関心となっている。ンダラタンドから180km離れたドンド州 Dondo でも同じである。アンゴラの全人口は1400万人で、成人感染率は4%弱である。

アンゴラでの在宅ケアは始まったばかりである。アンゴラでのHIV感染拡大は、まだ最近のことであるが、患者数は増加しており病院での対応は難しくなっている。また、病院内でも患者に対する差別が激しい。そのため、赤十字は2007年に在宅ケアプログラムを全18州に拡大し、200人の職員が2,000人の患者と14,000の家族をサポートしようとしている。また、アンゴラ・エイズサービス組織ネットワーク the Angolan Network of AIDS Service Organisations (ANASO)も「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」の資金を活用して、85人の在宅ケア職員を養成する。これが地域内でのスティグマと戦う新たな方法になればいいとANASOの事務局長、アントーニオ・コエーリョAntónio Coelho 氏は述べている。

原題: ANGOLA: Enthusiastic caregivers and silent sufferers
日付: 13 Dec 2006
出典:IRIN Plus News
URL: http://www.plusnews.org/AIDSreport.asp?ReportID=6611

アンゴラ:エイズ対策急務、国連特使が視察

 国連事務総長エイズ特使アフリカ地域担当 Kofi Annan's special envoy for HIV/AIDS in Africa スティーブン・ ルイス氏 Stephen Lewis は、1週間アンゴラを視察し、最終日の2月28日、「アンゴラ政府はHIV/AIDSの予防・治療に最大限の努力を払うべき」と話した。
 アンゴラは、27年間続いた内戦のために、皮肉にもHIV感染率・エイズ発症率は地域で最も低く、2004年の最新データによると、2.8%(隣国のボツワナは37%、ザンビア17%、ナミビアは21%)であった。しかし、同国は今後HIV/AIDS問題に関して、流行拡大の深淵へと転がり落ちるか、低い感染率を保てるかの瀬戸際にある、とルイス氏は述べた。400万人の難民の多くが帰国し、紛争後の国内を移動すると、HIV感染率は増大すると考えられる。すでに近隣諸国との国境沿いなどでは、すでに感染率の上昇が見られている。
 また、人が国内を移動している間には、正確なデータが得られない。実際のHIV/AIDS有病割合は、伝えられているデータよりも遥かに高いだろうとみられている。例えば、ナミビアに接する南部クネネ州 Cunene の有病割合は約9%だが、実際に産婦人科を訪れている女性の12〜15%、最近数ヶ月間に検査やカウンセリングセンターに来た女性の18%がHIV感染者だった。また、昨年8月から12月の間に、州都オンジバ Ondjiva の国営病院へ入院した患者の24%は、エイズに関連した病気だったともいう。
 こうしたことから、ルイス氏は、HIV/AIDSの現状が見過ごされれば、内戦よりさらに恐ろしい結果がもたらされるのではないかと懸念している。最近、世界エイズ・結核・マラリア対策基金がアンゴラに約9,000万米ドルの資金拠出することを発表した。この資金は対HIV/AIDS国家戦略計画(1億6,000万ドル)の一部に充当される。ルイス氏は特に、帰国難民、トラックドライバー、性産業従事者、軍人やストリートチルドレンのようなHIV/AIDSの流行拡大に脆弱と思われるグループへの予防政策・情報提供にあてられるだろうと期待する。
 ユニセフの調査では、アンゴラの15歳から19歳の若者10人のうち9人は、病気に関する十分な知識がなく、3分の2以上は、コンドームの使用で性感染症を防げると知らない。ルイス氏は、アンゴラの効果的な予防対策の対象は15歳から 24歳の年齢層であり、彼らにドラマ、ドラム、歌、ダンスなど文化・芸術の分野を通じて性に関するメッセージを有効的かつ直接的に、伝えられるはずだと希望を見せている。また、1980年代末期、有病割合を30%から6%の大幅な低下に成功したウガンダや、HIV/AIDS問題を効果的にコントロールしてきたセネガルの成功例をアンゴラが見習えば、東のウガンダ、西のセネガル、南のアンゴラによる希望の三角地帯(3つの成功モデル)を作り上げられるだろうとも話している。

原題:ANGOLA: Govt must act now on AIDS, warns UN envoy
日付:28 February 2005
出典:IRIN Plus News
URL:http://www.aegis.com/news/irin/2005/IR050293.html

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