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ブルキナ・ファソ

(ブルキナファソ)資金不足はエイズ患者に何をもたらすか?


【2015年5月14日ワガドゥグー(ブルキナファソ)発】西アフリカの内陸国、ブルキナファソではここ数年、HIV陽性者かどうかが見た目でわかることはなかったが、今は容易に判断できるようになってきた。食糧支援の縮小により、彼らが栄養不足に陥っているからだ。資金が必要額に達しなければ、今年度、支援を受けている約12,000人のHIV陽性者が食糧不足と健康被害の危機に瀕すると、国内外の支援団体は警告する。続きを読む

同性愛者、セックス・ワーカーのエイズ対策に本腰:ブルキナ=ファソ

【2013年10月22日】アフリカ西部に位置する内陸国ブルキナ=ファソの首都ワガドゥグ市で、HIVエイズ対策 をセックス・ワーカーと同性愛者というグループを重点対象として行うことが検討されている、と、ワガドゥグ市長が記者会見で明らかにした。
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(西アフリカ)ARVの地産地消:西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、2013年目標

【2013年1月22日 ブルキナ・ファソ発】「HIV/AIDSとの闘い、持続的な発展〜抵レトロウイス薬の生産における民間セクターの役割〜」というテーマで、西アフリカ保健機構 の第5回専門家会議が西アフリカの内陸国ブルキナ・ファソの第2の都市ボボディウラッソで1月16日に開かれた。事務局長のプラシド・カルドーソ博士 Placido M. Cardoso は、各国政府の多大なHIV/AIDS対策への努力にもかかわらず、依然として人々の健康は脆弱な状態に置かれている現状を説明し、「決定的な解決策はないが、バランスの取れた保健政策を進め、地域の人々の健康を実現し、持続的な人間の成長を保証するためのイニシアティブをとっていく必要がある」と訴えた。続きを読む

ブルキナ・ファソ:HIV/AIDS概況

 西アフリカの内陸国ブルキナ・ファソは世界最貧国の一つに数えられる。この国におけるHIV感染率は、政府のデータによると1.8%、UNAIDSのデータによると2.7%で、インフラや人材も不足していることから、医療サービス環境は劣悪な状態である。人口1300万人に対し、医師は400人しかおらず(32,500人に医者1人)、HIV/AIDS治療や日和見感染症にあたる地方のヘルスセンターは、わずかに23しかしない。2007年までに現在ARV治療を受けている人の5倍に相当する1万5千人にARV(抗レトロウイルス薬)を届けるとしているが、それは、WHOが「2005年までに2万7千人の人にARV治療を」という目標には依然として達していない。
 この問題に対処すべく、援助関係者は地元のエイズ活動団体を、HIV/AIDS感染拡大防止運動に入れるべきだと口をそろえる。しかし、地元団体はHIV/AIDS情報キャンペーンや偏見をなくす試みが制約されているし、公にARVの配布もできない。「希望・声明・連帯ネットワーク」(REVS+:Reseau Espoir, Vie, Solidarite)という団体は、海外ドナーの支援を受けてブルキナ・ファソ第2の都市ボボ・ディウラッソ Bobo Duoulasso で79人に無料でARVを配布しているが、それに必要な政府の認可はおりていない。2004年9月、政府はHIV感染者・エイズ患者をケアする活動を草の根レベルで続けている20前後の団体のうち、4団体に施療権限を与えたが、ARVを処方する許可までは与えなかった。それでもREVS+はARV薬の配布を続けており、700人がキャンセル待ちである。「ボボの病院ではここ6ヶ月ほどARVを入手できず、医者がこちらに人を回すという状態。そうした中でHIV感染者・エイズ患者らにとっては我々が最後の望みなのです。」とREVS+責任者のソマダ Martine Somada は言う。
 今年、世界銀行から拠出される約460万ドルはすべてエイズに関する活動を実施している地元のNGOに送られる。UNAIDSは、NGOの自国のHIV/AIDS対策の力強いパートナーであるとし、政府とNGOとの連携を期待している。

原題:BURKINA FASO: government needs help to increase numbers on ARV, aid workers say
日付:December 31, 2004
出典:IRIN Plus News
URL:http://www.irinnews.org/report.asp?reportID=44870&SelectRegion=West_Africa
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