グローバル・エイズ・アップデート

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データ・統計

暴露前予防(PrEP)が招くコンドーム使用減少はHIV感染リスクを上げるのか?南アフリカ共和国、ヒルブロウでの調査

【2017年9月20日 ジョハネスバーグ(南アフリカ共和国)発】経口でのエイズ予防薬の暴露前予防投薬 PrEP(pre-exposure prophylaxis)は、HIVに感染する可能性の高い人々にとって有望かつ新たな予防策である。しかし、これについては、特にコンドームの不使用といった、逆効果を引き起こす行動を招き、PrEPの予防的効果にが損なわれてしまうのではないか、という懸念が生じている。続きを読む

トランスジェンダー女性におけるHIV検査からケアへの継続=リオデジャネイロでの調査

【2017年9月19日】「HIVの影響を強く受けた、対策のカギとなる人口集団」Key Affected Populations (KPs)とされる人々のコミュニティのうち、トランスジェンダー女性が世界中で最もHIV疾病負荷が高いコミュニティであると示唆されている。 しかし、トランスジェンダー女性が、一連のケア(HIV検査を受けた後、治療へ繋がり、ウイルス抑制へと導く)を受けられているのかについてほとんど知られていない。またケアの成果についても、ほとんど知られていない。

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(レソト)HIVとの闘いで大きな進歩

【2017年9月22日マセル(レソト)発】南アフリカ共和国の内部に位置する小王国、レソトではHIV陽性者の90.2%が現在抗レトロウイルス薬(ARV)の治療を受けているという大きな進展がみられた。これは、現在、国連が掲げている「90-90-90目標」のうち二つ目の「90」を上回っている。

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1996年から2015年までのカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州のエイズ政策の変遷をみる

【2017年9月19日】
カナダ西部のブリティッシュ・コロンビア(BC)州は、1996年に高活性抗レトロウイルス治療(Highly Active Antiretroviral Therapy:HAART)が入手できるようになってからHIVの予防および治療が劇的に進展した。しかしこのHAARTの導入からHIVの蔓延にどう対応し、予防や治療がなされてきたか、その変遷がまとめられた文献がない。このため、ある研究者グループが、社会生態学的枠組みにそって、生物医学的かつ保健的なサービス、またコミュニティや社会構造への介入についての、その歴史的変遷をレビューした。
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(ナミビア)HIV調査への参加に対して白人住民は消極的

【2017年6月14日】
南部アフリカに位置するナミビアの保健省のプロジェクトコーディネーターであるカレン・バンダ氏 Karen Banda によると、ナミビア初の人口ベースのHIV効果調査に参加することに対して白人住民は消極的であるという。続きを読む

生まれてすぐHIV治療を受けた子ども、9歳になっても新たに治療を必要とせず

【2017年月7月24日】
母子感染よりHIVに感染して生まれた子どもが、生後すぐに短期間の治療を受けた後、9年間治療を受けていなかったが、何ら問題なく健康を維持していたことが、パリで開かれた学会にて発表された。ウイルスをもって生まれた子どもに希望を与えるだろう。続きを読む

(南アフリカ共和国)生まれつきHIVに感染した子どもでも症状を緩和できる

【2017年7月25日 パリ(フランス)発】
HIVと共に生まれた南アフリカ共和国の9歳の子どもが、8.5年もの間、薬なしでウイルスを制御できていると、研究者が国際エイズ学会において報告した。これはアフリカでは初めての事例である。この子どもは月齢1ヶ月のときに陽性と診断され抗HIV治療を開始し、今ではウイルスを征圧した状態にある。続きを読む

(ザンビア)H IV感染率が11%に低下

【2017年7月3日、ルサカ(ザンビア)発】
 南部アフリカの内陸国ザンビアのエドガー・ルング大統領 Edgar Lunguは、第7次国家開発計画(7NDP:2017-2021)が開始され、今後5年間で新規HIV感染率の削減に取り組むと提示した。この計画は「誰一人取り残さない、ビジョン2030へ向けた開発努力の加速」をテーマとし、統合的な開発アプローチを追求している。HIV/AIDSは世界経済に悪影響を及ぼしているため、ザンビアもHIV/AIDSの問題を開発アジェンダに組み込んだのだ。続きを読む

HIVの「治癒」に関する研究の低中所得国での少なさ

【2017年6月5日】HIVの治癒に関する研究は主に高所得国で行われている。低所得国と中所得国 low- and middle-income countries(LMIC)では、HIVに感染しているものの、HIVを複製しない細胞である「休眠HIV保有細胞」 latent HIV reservoir の規模や、感染への免疫学的対応などに大きな具体的影響を与える要素が存在しているかもしれない。HIVに感染している個人すべてに治癒的な戦略が適用できるようになった場合には、こうした要素について理解しておく必要がある。続きを読む

HIV自己検査と従来の検査方法との効果比較

【2017年5月15日】HIV自己検査 HIV self-testingは、HIV検査を受けていない多くの人々を含め、HIVに感染していると知らない陽性者の人々が、自分の感染を把握するために便利な方法である。シェリル・ジョンソン氏 Cheryl C. Johnson らの研究チームは、世界保健機関(WHO)の指針を通知するため、検査の普及や実施頻度、HIV陽性者の特定、ケアへの連携、社会的損害、リスク行動に対するHIVSTの影響を評価した。

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おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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