グローバル・エイズ・アップデート

世界のHIV/AIDS情報を日本語で配信中!

法律関係

(米国)「キーとなる人口集団」に対する刑罰法規はエイズ対策をどの程度妨げているか:調査研究

【2017年3月17日ニューヨーク発】国連のグローバルなHIV/AIDS対策計画は、男性とセックスをする男性MSM やセックス・ワーカーなど、HIV/AIDS対策の「カギとなる人口集団」を犯罪化するような刑罰法規を持つ国を減少させることを明言している。これについて研究グループは、グローバルなHIV/AIDS対策計画が設定している各種の目標についての各国の実績と刑罰法規との関連性について調査を行った続きを読む

(ウガンダ)エイズ対策の地元のリーダー、飲酒を厳しく取り締まる

【2013年10月7日 カンパラ(ウガンダ)発】ウガンダ国内のある地方自治体のリーダーがHIV感染や食糧不足への対策として日中の飲酒を禁止する取り組みを始めた。

地方のリーダーは10月1日にウガンダ中央部に位置するムニョニョMunyonyoにあるスペケ・リゾート・ホテルSpeke resort hotelに集まり、エイズ対策を強化するために地域で飲酒を厳しく取り締まることに合意した。この会議はHIV/エイズ関連の市民社会組織によって開催された。ウガンダ北部のグル県Guluの議長であるマーチン・オジャラ氏Martin Ojaraは「我々はアルコールの過剰摂取を控えるために昼間の飲酒を制限しようとしている。人々は飲酒すると自分の生命のことを気にかけなくなるので、制限することでエイズの罹患率が自然と下がるはずだ」と述べた。
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(ジンバブウェ・米国)HIVを故意に感染させた咎で男性に懲役120年

【2013年8月31日 バーミンガム(英国、イングランド地方)発】アメリカに不法滞在していたジンバブウェ人の男が、テキサス州の西部に住む女性4人に意図的にHIVを感染させたとして、懲役120年が科せられた。続きを読む

ラテンアメリカで進むHIV感染の犯罪化:HIV対策に取り組むNGOが抗議声明

【2012年11月29日】ラテン・アメリカおよびカリブ海地域で活動する、国際NGO「国際HIV/AIDS同盟」International HIV/AIDS Alliance 関連のNGO、およびその戦略パートナーである「ラテン・アメリカおよびカリブ海トランスジェンダー・ネットワーク」REDLACTRANSと「ラテン・アメリカおよびカリブ海セックス・ワーカー・ネットワーク」RedTraSexは、世界エイズデー2012において、他人にHIVを移す可能性のある人々に対する法的な規制の負の効果について注意を喚起するための機会として活用した。続きを読む

(ウガンダ)クリスマス前に反同性愛法案が成立見込み?

(編集部注:このウガンダの「反同性愛法案」は2009年から議員立法の提案として提出され、その都度却下されてきました。今回については、かなり厳しい情勢でしたが、結局、法案は時間切れで来年春の国民議会に持ち越されることになりました)

【2012年11月13日 カンパラ(ウガンダ)発】ウガンダ国会は、同性愛を厳しく禁止する法律をクリスマス前に通過させる見込みだ。この法案は、現行の刑法の適用範囲をさらに広げ、同性愛の人々だけでなく、同性愛を「推進している」とみなされる人も厳罰に処することとしており、議論を呼んでいる。中でも、HIV陽性者による同性愛行為や、未成年者に対する同性愛行為などの「悪質な同性愛行為」を行った者と、これらの行為を連続して違反した者に対して、死刑と定めている。続きを読む

(カナダ:論説)最高裁判所、HIV陽性者がHIVを他人に感染させないための法的義務を負うと判断

【2012年10月17日 オタワ(カナダ)発】 10月5日、カナダの最高裁判所は、HIV陽性者がHIV感染を性行為の相手に伝えないことが犯罪の要件に相当するかどうかについて、二つの訴訟事案をもとに決定を下し、これを発表した。これによると、HIV陽性者はセックスパートナーに、感染の確率がゼロに近い閉鎖された環境以外では、自らのHIVの感染を打ち明ける法的義務を持つという。続きを読む

(ロシア語記事)モスクワでHIV感染者の移住制限

【2012年11月14日 モスクワ(ロシア)発】モスクワ市議会では、HIVに感染した外国人移住者を制限するためのリストの作成を許可する法案を立案している。法案では、モスクワに入ろうとする外国人出稼ぎ労働者がHIV感染している場合、国境で止められることになるという。また、移住者のHIV感染について、公共広告を利用した情報提供も計画されている。続きを読む

(ケニア)薬物使用の犯罪視がHIV予防の妨げに


【2012年6月27日 ナイロビ】

 薬物が引き起こす危害を低減する科学的根拠に基づいた方策を唱道する、薬物政策に関するグローバル委員会 Global Commission on Drug Policy は最新の報告書で、麻薬戦争に象徴されるような、法律による薬物の厳格な取り締まりはHIVの予防と治療の妨げにしかならないと発表した。
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HIVと法律・人権に関する報告書を発表

【2012年7月9日 ニューヨーク発】
世界的指導者・専門家からなる独立団体、HIVと法律に関する世界委員会the Global Commission on HIV and the Lawは、刑罰法規と人権侵害は人命と資金を無駄にし、世界のエイズ対策を阻んでいるとしているとし、同委員会の報告書「HIVとリスク:リスク、権利と健康」"HIV and the Law: Risks, Rights and Health" では、世界の全ての地域ではHIVと戦う為の法制度が無駄にされており、証拠と人権に則った法律は地球規模のHIV対策を強化すると結論づけている。続きを読む

★ケニア:パートナーに自分のHIV感染の有無を隠せない新保健法案

東アフリカのケニアでは、今後3ヶ月を目処に、新しい保健法案が可決される見込みである。この法案では、個人の健康に関する情報が非公開とされるのは、HIVやその他性交渉により感染する病気以外となっている。よって、パートナーが保健機関で情報公開を要求すれば、相手のHIV感染の有無が伝達されることとなる。続きを読む
おすすめ(AJF関係者の本)
AJF代表・林達雄著作。治療薬アクセス問題を患者の側から描き、真の国際協力とは何かを問う、HIV/AIDS関係者必読の一冊
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